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【2025】YoutubeでAutoCADは学べる?効果的な学習方法を紹介

「AutoCADを学びたいけれど、Youtubeで学習できる?」と疑問に思う方も多いでしょう。

Youtubeは無料で手軽に始められ、視覚的に操作手順を学べるため、初心者でも理解しやすいのが魅力です。しかし、動画の選び方や学習の進め方を間違えると、効率的にスキルを身につけることが難しくなります。

そこで本記事では、AutoCADをYoutubeで学習する際のおすすめチャンネルを初め、AutoCADを効果的に学ぶ方法を紹介します。また、学習するメリットやデメリットも解説していますので、併せてご覧ください。

YoutubeでAutoCADを学習する際のおすすめチャンネル

YoutubeでAutoCADを学習する際のおすすめチャンネル

ここからは実際にAutoCADを学習する際のおすすめチャンネルについて主に以下5つ紹介します。

チャンネル名 チャンネル登録者数
(※2025年1月時点)
特徴
キャド研 3,740人
  • 初心者にもわかりやすい内容で、短時間で学べる動画が多い
  • AutoCADの基本から応用まで幅広く解説
AutoCAD作図・モデリング効率向上委員会 6,030人
  • 建築図面を通じた効率的な作図・モデリング方法を紹介
  • AutoCAD歴9年の一級建築士が運営
CAD Channel 6,490人
  • 超初心者向けに基礎から丁寧に解説
  • 36分で学べるロードマップ動画あり
BIM CHANNEL 6,600人
  • 建築業界の実務者向けにAutoCADをわかりやすく解説
  • 15〜20分の30本の動画でスキルを習得できる
アヴニールCADシステムズ 5.03万人
  • 現役インストラクターによる2D/3DCADの実践解説
  • オートデスク認定トレーニングセンターの代表が運営

キャド研

「キャド研」は、AutoCADの基本から応用までを幅広く扱っているYoutubeチャンネルです。今回紹介するチャンネルの中で登録者数は少ないものの、初心者にもわかりやすく解説されているのが特徴。また、動画の長さも比較的短いため効率よく学習したい方におすすめです。

AutoCAD以外にも「Autodesk Fusion」や「Revit」など様々なCADソフトの解説動画もアップされています。CADをしっかりと学習したい方は登録しておきましょう。

AutoCAD作図・モデリング効率向上委員会

「AutoCAD作図・モデリング効率向上委員会」は、初心者から上級者まで、実務で役立つAutoCADの使い方をわかりやすく解説するチャンネルです。建築図面を通して、効率的な作図・モデリングの方法やあまり知られていない便利機能を紹介しています。

運営者は、建築設計の実務経験を持つプロで、AutoCAD歴9年・一級建築士資格を保有。日々の業務で培ったノウハウをもとに、実践的で即戦力となる情報を発信しています。

CAD Channel

「CAD Channel」はAutoCADを触ったことがないといった超初心者向けで、コマンドや機能1つひとつを丁寧に解説しています。また、動画の中には、36分でAutoCADの基礎を学習できるロードマップ動画も。

また、実務で役立つ作図テクニック、便利機能の解説、時短テクニックなども投稿されており、建築や設計分野での活用方法に重点を置いています。

BIM CHANNEL

「BIM CHANNEL」は、建築業界での経験をもとにAutoCADの操作方法を初心者にわかりやすく解説しているチャンネルです。主に建築図面の作成で、投稿者は1級建築士や宅地建物取引士の資格を所有しています。

AutoCAD講座は約15分〜20分の動画が30本投稿されており、基礎的なスキルから実務レベルまで身につけることが可能。建築業界でAutoCADを使用して活躍していきたい方におすすめです。

アヴニールCADシステムズ

「アヴニールCADシステムズ」のYouTubeチャンネルは、現役のCADインストラクターが2DCADや3DCADについて、初心者から実務者まで役立つ解説を提供するチャンネルです。

オートデスク認定トレーニングセンターの代表が、豊富な経験を活かし、実践的なスキルや業界ノウハウを分かりやすく解説。チャンネル登録者数も5万人を超えており、安心と実績のあるチャンネルです。

以下の記事では、AutoCADに限定せずCADを学習できるおすすめのチャンネルを紹介していますので併せてご覧ください。

【2025】CADを学べるYouTubeチャンネル3選!メリットも解説

YoutubeでAutoCADを学習するメリット

YoutubeでAutoCADを学習するメリット

ここからはYoutubでAutoCADを学習するメリットについて解説します。メリットは主に以下の3点です。

  1. 自分のペースで学習できる
  2. ネット環境があれば場所を選ばない
  3. 無料で学習できる

自分のペースで学習できる

YouTubeは、AutoCADの学習を自分のペースで進められるのがメリットです。初心者でも、動画を一時停止したり、再生速度を調整したりして、理解しながら着実にスキルを身につけることができます。

また、繰り返し視聴することで、難しい操作も自分の納得がいくまで練習できるため、忙しい社会人や学生でもスキマ時間を活用して学習を継続しやすい点が魅力と言えるでしょう。

ネット環境があれば場所を選ばない

YouTubeはネット環境さえあれば、どこでもAutoCADの学習が可能です。自宅やカフェ、移動中など、場所にとらわれずにスマートフォンやタブレットを使って学べるため、時間を有効活用できます。

特に、忙しい社会人や学生にとっては、空き時間を活かして効率的にスキルアップできるのがメリット。オフライン環境でも事前に動画をダウンロードすれば、通信制限を気にせず学習できます。

無料で学習できる

YouTubeはAutoCADの基礎から応用まで無料で学習できるのが魅力です。

参考書や講座はお金がかかりますが、Youtubeであれば現役のプロやインストラクターが解説する実践的な動画を視聴でき、コストをかけずにスキルアップが可能。また、動画の本数も多いため、初心者から実務者まで幅広いユーザーが活用しやすい環境が整っています。

YoutubeでAutoCADを学習するデメリット

YoutubeでAutoCADを学習するデメリット

YoutubeでAutoCADを学習するのはメリットだけではありません。ここではデメリットについて解説します。

  1. チャンネルによって手順が異なる
  2. 広告が多く集中力が途切れやすい
  3. バージョンが古い動画も多い

チャンネルによって手順が異なる

YouTubeには多くのAutoCAD解説チャンネルが存在しますが、投稿者によって手順や操作方法が異なるため、どの手順が一番効率が良いのか混乱しやすいのがデメリットです。同じ機能でも解説の内容が異なり、どの手順が最適なのか判断するのが難しくなることがあります、

複数のチャンネルをはじめに見て、どの動画が自分にとってわかりやすいのか見極めて学習すると良いでしょう。

広告が多く集中力が途切れやすい

YouTubeは無料で使用可能ですが広告が挿入されるため、学習の集中力が途切れやすいというデメリットがあります。

中には1動画につき広告が数個入っている場合もあるため、意欲を削がれてしまう可能性も。有料のプレミアムサービスを利用すれば広告なしで視聴できますが、追加のコストが発生してしまうため、注意しましょう。

バージョンが古い動画も多い

YouTubeに投稿されている動画は古いバージョンのAutoCADをもとに作成された動画が多く、現在のバージョンとはインターフェースや機能が異なることがあります。

そのため、最新バージョンとの使い方が異なり、正しく学習できないこともあるでしょう。業務で最新機能を活用したい場合は、公式サイトや最新の教材と併用する必要があります。

YoutubeでAutoCADを学習する際の効果的な方法

YoutubeでAutoCADを学習する際の効果的な方法

YoutubeでAutoCADを学習する際の効果的な方法は主に以下の3つです。

  1. 投稿している人が信頼できるか確認する
  2. コメント欄を活用する
  3. 動画を見ながら実際に手を動かす

方法①投稿している人が信頼できるか確認する

YouTubeでAutoCADを学習する際に重要なのは、情報を発信している人が信頼できる人物かどうかを判断することです。誤った知識を身につけてしまうリスクを抑えることができます。

信頼できるかどうかは以下の点を確認してみるのがおすすめです。

  • チャンネル概要
  • 視聴者の評価
  • チャンネル登録者数

また「顔出しをしている」「企業のURLが貼っている」なども信頼性が高いかどうかの指標です。

方法②コメント欄を活用する

Youtubeで学習する際は動画を視聴するだけでなく、コメント欄を活用するのも1つの方法です。コメント欄は、疑問点を解消したり、他の学習者と交流したりする場として活用できます。また、自分が思っていない疑問点を質問している人もいるため、新しい発見ができる可能性も。

ただし、誹謗中傷などは避け、発言や言い方には注意しましょう。

方法③動画を見ながら実際に手を動かす

YouTubeの動画を見ながら、ただ見ているだけではAutoCADのスキルは向上しません。実際に手を動かし、動画の内容を再現することが重要です。例えば、AutoCADで作図を行う際は、最初は簡単な図形から始め、徐々に複雑な図形に挑戦していくようにしましょう。

実際に簡単な作図を解説します。まずは構築線を引いていきましょう。構築線は画面左のコマンドから描くことが可能です。

構築線

作図は四角形を使用していきます。まずは構築線を基準に四角形を作成していきましょう。

四角形

また、動画を見ながら実際に手を動かせれば自然と作図ができるようになるでしょう。以下の記事では、AutoCADの基本操作をコマンドや機能の使い方も併せて紹介していますので、併せてご覧ください。

【2025】AutoCADの基本操作を徹底解説!コマンドや機能の使い方

AutoCADを効率よく学習するならセミナーがおすすめ

AutoCADを効率よく学習するならセミナーがおすすめ

Youtubeは無料で効率よく学習できますが、短期間で実務レベルを身につけたい人には向いていません。そこでおすすめなのがセミナーです。ここからはおすすめのセミナーを2つ紹介します。

  1. AutoCAD基礎セミナー講習
  2. AutoCAD自動化セミナー

AutoCAD基礎セミナー講習

AutoCAD基礎セミナー講習

AutoCAD基礎セミナー」は未経験者から実務レベルを目指す方におすすめな2日間の集中セミナーです。会場受講、ライブウェビナー、eラーニングの形式から選択可能で、基本操作から実務で使える応用まで網羅。全国どこに住んでいても受講が可能です。

また、受講後は228ページの復習用PDFも配布されます。短期間で確実にスキルを身に付けたい方におすすめのセミナーです。

受講形式 会場/ライブウェビナー/eラーニング
受講価格
  • 会場/ライブウェビナー:38,500円(税込)
  • eラーニング:27,500円(税込)
講義内容
  • AutoCADの画面操作と初期設定
  • オブジェクトの作成(線分/円/円弧/ポリライン/長方形/中心線など)
  • オブジェクトの選択(基本/クイック選択/類似選択)
  • 作図補助機能の使い方(グリッドとスナップ、オブジェクトスナップトラッキングなど)
  • オブジェクトの編集(移動/オフセット/回転/トリム/フィレット/ストレッチなど)
  • 画層とプロパティ(画層の設定/オブジェクトのプロパティ)
  • コンテンツ(図形)の再利用(ブロック定義/配置/編集/属性定義)
  • 図面への注釈:文字(文字記入/マルチテキスト/編集/スタイル設定)
  • 図面への注釈:寸法(寸法記入/マルチ引出線記入/編集/スタイル設定)
  • 図面への注釈:ハッチング(作成/編集)
  • レイアウトの使い方(ページ設定/ビューポートの作成/コントロール)
  • 異尺度対応注釈(注釈尺度の設定)
  • 図面比較機能
  • テンプレート(図面テンプレートの作成)
  • データ管理・活用(外部参照・DWGファイルのリンク)
持ち物 特になし(筆記用具程度)
会場住所
  • 東京都千代田区内神田3-18-2 アドミラル神田ビル4階
  • 愛知県名古屋市中区錦3丁目8-7こまビル6階
  • 大阪府大阪市淀川区西宮原1丁目4-25 NLC新大阪12号館3階

AutoCAD自動化セミナー

AutoCAD自動化セミナーAutoCAD自動化セミナー」は、初心者から最速で自動化のプロを目指す短期集中の2日間講座です。アクションレコーダーやスクリプト、AutoLISP、VBA、Excel連携を活用して、効率的な図面作成や自動化技術を学べます。

こちらも上記のセミナー同様に会場/ライブウェビナー/eラーニングの形式から選べ、場所を問わずにどこでも受講が可能。受講後はオリジナル教材「AutoCAD自動化完全攻略セミナーガイド」をPDFにて配布されるため、復習にも活用できます。

受講形式 会場/ライブウェビナー/eラーニング
受講価格
  • 会場/ライブウェビナー:38,500円(税込)
  • eラーニング:27,500円(税込)
講義内容
  • AutoCAD自動化の準備と設定(アクションレコーダ)
  • スクリプトを使った複数ファイルの一括追加(画層の設定/文字記入など)
  • スクリプトを利用した図面要素の自動配置(ブロック読み込み/配置など)
  • AutoLISPを利用した図面作成の自動化(変数/AutoCADコマンド実行/ユーザー入力など)
  • AutoLISPを利用したプロパティの自動編集(関数作成/AutoCADコマンド作成/DXFコードなど)
  • AutoLISPを利用した図面要素の自動配置(フォルダのユーザー選択/複数配列/パターン分け/算術演算など)
  • VBAとユーザーフォームを使った自動作図(フォームモジュール/条件分岐/繰り返しなど)
  • Excelと連携した図面/表の自動作成(Excel起動/値の取得/貼付/ポリライン/テーブル作成など)
持ち物 特になし(筆記用具程度)
会場住所
  • 東京都千代田区内神田3-18-2 アドミラル神田ビル4階
  • 愛知県名古屋市中区錦3丁目8-7こまビル6階
  • 大阪府大阪市淀川区西宮原1丁目4-25 NLC新大阪12号館3階

YoutubeでAutoCAD学習についてのまとめ

AutoCADの学習をYouTubeで行う際は、チャンネルの信頼性や動画の内容を確認することが重要です。また、コメント欄を活用したり、実際に手を動かしながら学習することで、より効果的にスキルを習得できるでしょう。

しかし、YouTubeだけでは、手順の違いや古いバージョンの情報など、デメリットも存在します。短期間で効率的にAutoCADを習得したい場合は、セミナーに参加することも検討してみてください。

AutoCAD基礎セミナー講習の詳細はこちら

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