facebook
AI

WindowsにPythonをインストールする方法!

プログラミングをする時に用いられるプログラミング言語は、様々な種類があります。どの言語から学べばよいか迷っている人におすすめなのが、Pythonです。Pythonは色々な分野で活用されているプログラミング言語ですし、意外と簡単に導入ができます。今回はWindowsにPythonをインストールする方法を、詳しく解説していきます。

WindowsにPythonをインストールする手順を解説!

WindowsでPythonを使うためには、まず公式サイトからPythonをダウンロードし、パソコンにインストールする必要があります。ここでは、細かなインストール手順を解説していきます。

公式サイトにアクセスしてPythonをダウンロード

まずは、Pythonの公式サイトにアクセスしてください。上部のメニューに「Download」という欄があるので、その中からWindowsを選択します。使っているOSによって、ダウンロードするべきファイルが変わるので注意してください。Windowsを選ぶと、Windows向けのPythonが多数表示されます。色々なファイルがあるのは、それぞれバージョンが異なるためです。基本的には最新版を選べば問題ないので、「Latest Python」と記載のあるものを選択しましょう。

バージョンを選択すると、ダウンロード用のリンクが記載されたページに飛びます。32bitや64bitなどいくつか種類があるので、自分が使っているOSに合ったものを選びます。Windows11の64bitを使っているのであれば、「Windows installer(64-bit)」を選択してください。選ぶとダウンロードが開始されるので、自分が分かりやすい場所に保存します。以上で、Pythonのダウンロードは完了です。

パソコンにPythonをインストールする

公式サイトからダウンロードしたファイルをダブルクリックすると、インストーラーが起動します。まず最初に表れる画面は、デフォルト設定でインストールするか、自分が好きなようにカスタマイズしてインストールするかの選択です。初心者の方や特にこだわりがない場合は、「Install Now」をクリックして、デフォルト設定でインストールすれば問題ありません。「Customize installation」をクリックすると、保存場所など細かな設定を変更可能です。

画面の下部に「Add python.exe to PATH」という項目があるので、そこにチェックを入れておくのも忘れないでください。これは、Pathを自動的に設定してくれるものなので、基本的にチェックを入れておいたほうがよいです。「Install Now」を選んだ場合は、そのままインストールが始まります。もしデバイス変更の許可の確認画面が出た場合は、「yes」をクリックしてください。「Customize installation」を選んだ場合は、ログインしているユーザーのみ使用可能にするか、ショートカットを作成するかなどの選択をする画面が表示されるので、好みのものにチェックを入れて下部の「Install」ボタンをクリックすれば、インストールが始まります。

インストールにはある程度時間がかかります。画面が切り替わり、「Setup was successful」の画面が表示されれば、インストールは完了です。

しっかりインストールされているか確認してみよう!

Pythonのインストールが終わったら、まずは正常にインストールされているかチェックしてみましょう。確認はコマンドプロントから可能です。Windowsの画面下部にある検索窓に、「コマンドプロント」と入力すると、コマンドプロントのアプリケーションが表示されるので、それをダブルクリックして開きます。黒い画面が表示されたら、「python –version」というコマンドを打ち込みEnterキーを押してください。「Python 3.10.5」のように、Pythonとバージョンがしっかり表示されれば、正常にインストールされています。

Pythonの基本的な使い方を紹介!

Pythonの基本的な使い方になるのが、「.py」というファイルを作りプログラムを入力する方法です。まず自分が好きな場所に、テスト用のフォルダを作成します。そのフォルダの中に、「test.py」のようなファイルを作ってください。ファイル名は自分が好きなもので問題ありません。作成したファイルを開発エディタで開き、プログラムを打ち込んでいきます。例えば開発エディタ上で「print(‘Hello’)」のようにプログラムを入力し、ファイルを保存します。次にコマンドプロントを開き、先程作成したフォルダのパスとファイル名を入力しましょう。コマンドは、「cd 作成したフォルダのパス」と「ファイル名.py」となります。ただしく入力されていれば、「Hello」と表示されるはずです。

Pythonをインストールすると何ができる?

基本的なPythonの使い方を紹介しましたが、慣れてくると様々なことができるようになります。ここからは、Pythonをインストールすると、どのようなことができるようになるのか詳しく見ていきましょう。

AIの開発

PythonはAIの開発にもよく使われています。機械学習用のフレームワークが多くあるということで、Pythonを用いれば様々なAI開発を行うことが可能です。一般的によく行われている機械学習はもちろん、深層学習と言われるディープラーニングにも活用できます。

アプリケーションの開発

スマホやWebなど様々なアプリが開発されていますが、Pythonを使って開発されたものも多いです。例えばChromeなどのブラウザ、YoutubeやInstagramなどのアプリも、Pythonが利用されています。Pythonはアプリ開発をする上で欠かせない、様々な機能を備えたフレームワークが充実しているのが魅力です。将来アプリを開発する仕事をしたいと考えている人は、Pythonをインストールして扱えるようにしておくと、色々な場面で役立つでしょう。

データの収集や解析・分析にも役立つ

データの自動収集も、Pythonが得意とする分野の1つです。クローリングやスクレイピングなど、HTMLの情報を取得したり情報を抜き出したりするプログラムも、Pythonを用いることで作成できます。ネット上にある膨大な情報の中から求めている情報を集めたいという時、Pythonを活用すれば作業効率が大幅にアップするでしょう。株価の情報を収集したり、自動売買をしたりする時にPythonが用いられることも多いです。

Pythonは情報を集めるだけではなく、解析や分析をすることもできます。自動収集した膨大な情報を、1つ1つ自分で解析するのは大変です。データ処理や解析、分析をするためのフレームワークが充実しているので、それを利用すれば情報の収集から解析・分析までをすべてPythonで完結できるようになります。

ブロックチェーンも開発できる

仮想通貨などで使われる技術、ブロックチェーンをPythonで開発することが可能です。Pythonを用いてブロックチェーンを開発すれば、新しい通貨を発行する、改ざんできない信頼性の高い通信システムを実現するといったことができるようになります。

Pythonをインストールする時は自分の環境を確認しておくことが大切!

Pythonの導入する時の手順は、公式サイトからファイルをダウンロードしてインストールするだけなので、それほど難しくはありません。しかし、自分の環境に合ったものをインストールする必要があるので注意してください。Windowsを使っているか、Macを使っているかでもダウンロードするファイルは変わります。まずは自分の環境を把握しておくことが大切です。Windowsを使っているのであれば、32bitなのか64bitなのかも確認しておきましょう。キーボードにあるWindowsのロゴマークと「X」キーを同時に押すと、システムが開きます。そこの「システムの種類」という欄にOSの詳しい情報が書かれているので、Pythonをダウンロードする前にチェックしてみてください。

Pythonをインストールして開発環境を整えてみよう!

Pythonは、Webアプリの開発など様々な用途に用いられている、メジャーなプログラミング言語です。WindowsにPythonをインストールすれば、自分でも色々なものを開発、実装できるようになります。ネットの情報収集などにも役立つので、プログラマーを目指している人はもちろん、プログラミングに興味がある人は環境を整えてみてはどうでしょうか。

最新情報をチェックしよう!