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UV硬化インクジェット方式の小型フルカラー3Dプリンタ「3DUJ-2207」販売開始へ!

こんにちは!Chisatoです。
本日のtopicsは、1,000万色以上のフルカラー造形を実現する小型フルカラー3Dプリンタのエントリーモデル『3DUJ-2207』をご紹介します。

産業⽤インクジェットプリンタ、カッティングプロッタ、3Dプリンタを手掛ける株式会社ミマキエンジニアリングは、2021年1月より全世界で販売を予定しています。

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開発背景

グローバルでの3Dプリンタ市場は年々規模を拡大しており、本体・プリント材料合計で、向こう数年で6千億円を超える規模に成長するものと予想されています。フルカラーでプリント・造形が可能な3Dプリンタへの需要は、ますます高まるものと期待されていますが、一方で従来の高精細フルカラー3Dプリンタは高額であり、かつ大型で設置面積も広いため、手軽に導入できる機器ではありませんでした。
『3DUJ-2207』は、UV硬化インクジェット方式で1,000万色以上のフルカラー造形を実現する3Dプリンタであり、一般的な石膏方式に比べて約2倍の高精細な色表現を実現します。本製品は小型設計で、本体を分解することなくエレベーターを使って搬入できる上、設置面積が狭く静音設計で脱臭機を備えているため、オフィス環境への設置に最適です。

『3DUJ-2207』概要

『3DUJ-2207』であれば、フルカラーでの出力ができるため、着色の手間を省いた試作品をオフィスですばやく造形し、内製化することが可能です。また、外部に発注する必要が無いことから、新製品や設計・技術情報の漏洩リスクを低減できます。
さらに、1,000万色の高画質・高精細な造形で、フィギュアやおもちゃのグッズデザインをはじめ、建築模型、家電製品など、工業デザインのわずかな色の違いにより印象を左右させる精密な試作品を求められる分野でも、活用できます。

・3DUJ-553と同等の色数および造形精度を発揮!
・造形領域を『3DUJ-553』のW:508mm x D:508mm x H:305mmからW:203mm x D:203mm x H:76mmへと縮小!
・『3DUJ-553』に比べて約1/5となるお求めやすい価格帯を実現したことで高精細フルカラー3Dプリンタの導入が現実的に!
・エレベーターに乗せて高層階に搬入可能(分解搬入が不要)な省スペースマシンへ!
・静音設計かつ脱臭機の搭載(オプション)によりオフィス環境にも設置可能!
・造形品はオーバーコートや穴あけによるネジの取り付けといった後加工が可能!

■販売予定価格 3,480,000円(税別)
■販売開始       2021年1月(予定)
■販売予定台数    300台/年(全世界)

主な特長

このたび発表した『3DUJ-2207』は、当社のUV硬化インクジェット方式3Dプリンタの上位機種『3DUJ-553』と同等の色数および造形精度を発揮します。

1.高発色なフルカラー造形

カラーインク(C,M,Y,K,ホワイト,クリア)で造形・着色することでJapan Colorに対して89%の色域をカバーしています。一般的な石膏方式の3Dプリンタでは表面に粉体(石膏)が出るため白っぽい発色になりますが、UV硬化インクジェット方式の『3DUJ-2207』では、透明度の高いカラーインクで造形するため美しい色彩表現を実現します。

2.フルカラーインク×クリアインク

クリアインクを用いた透明表現はもちろん、クリアインクとカラーインクを同時に使用することで、半透明のカラー表現が可能です。カラーインクとクリアインクを組み合わせることで、デザインの可能性が大きく広がります。

​3.Mimaki技術を結集。精巧な造形表現

高画質が求められる産業用インクジェットプリンタ開発で培ってきた、当社独自の波形コントロール技術と高精度なインク吐出技術により、狙った場所に正確にインクを着弾させます。この高い着弾精度により、ディテールまでこだわった精巧な造形を実現します。

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4.粒状感の少ない造形へ導くバリアブルドット機能

一度に3つのドットサイズにインクを打ち分けるバリアブルドット機能を搭載し、常に最適なドロップサイズで造形します。これにより、粒状感の少ない美しいグラデーション表現や高精度なフルカラー造形を可能にします。

5.オーバーコート・穴あけも可能。優れた後加工性

インクは、アクリル系樹脂を使用し、ABS樹脂同等の強度を実現しているため、ドリル等を使用した穴あけやネジの取り付けが可能です。また、オーバーコートも使用できるため、最終製品としてより美しく仕上げることが可能です。

6.造りやすさを追求したユーザビリティ

造形の過程で必要となるサポート材には、水溶性のサポート材インクを採用。水に浸けることでサポート材を除去でき、削り取る必要がありません。繊細なデザインも造形物を破損することなく簡単にサポート材を除去できます。

ミマキエンジニアリングが販売を予定している、高精細・省スペースを実現したフルカラー3Dプリンタのエントリーモデル『3DUJ-2207』に注目です!

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