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【2025】Unityの始め方を解説!インストールできないときの原因についても紹介

Unityは、ゲームやアプリの開発に幅広く活用されている、人気の高いプラットフォームです。
直感的に操作できるため、初心者でも扱いやすく、初めてのゲーム開発に最適です。

しかし、Unityを始めようとしても、ダウンロードやインストールの際にトラブルが起きることもあります。

本記事では、Unityの始め方についてステップごとに解説しています。
また、始め方以外にもダウンロードできない場合の原因と対処法も紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

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Unityとは

Unityとは引用:Unity

Unityは、Unity Technologiesが開発している、マルチプラットフォーム対応のゲームエンジンです。Microsoftが開発したプログラミング言語であるC#を使うことで、本格的なゲーム開発ができます。

Unityはゲーム開発のイメージが強いですが、ゲームだけではなく、アプリやVRやARなどのXRコンテンツの開発も可能です。
個人での開発だけでなく、ポケモンGOや原神といった人気タイトルのゲームも、Unityで開発されています。

Unityの特徴

Unityの始め方の前に、Unityの特徴について確認しておきましょう。
Unityの特徴は以下のとおりです。

  1. 手軽にゲーム開発ができる
  2. マルチプラットフォームに対応している
  3. アセットの素材が充実している

特徴①手軽にゲーム開発ができる

手軽にゲーム開発ができる

Unityはゲーム開発を簡単に始められるとして、初心者に人気のあるプラットフォームです。
プログラミングに不慣れな人でも、複雑なコードを書くことなくゲームを作れるのが特徴です。
また、わかりやすいインターフェースによって、開発に必要な要素を直感的に配置・編集できるのも魅力です。

さらに、チュートリアルが豊富で、公式サイトやYouTubeには初心者向けのガイドが多数用意されています。これにより、初めてゲーム開発を試みる方でも、スムーズにプロジェクトを進められるでしょう。

特徴②マルチプラットフォームに対応している

Unityはマルチプラットフォームに対応しているのが特徴です。
マルチプラットフォームとは、一つの開発データをほかのプラットフォームに流用して利用できるプログラムのことです。マルチプラットフォームを使って、iOS向けに開発したアプリをAndroidでもリリースできると、ゲームやアプリの開発コストを大きく下げられます。

また、開発段階でプラットフォームごとの違いを意識しなくてすむため、開発の労力も抑えられるでしょう。

さらに、UnityはVRを活用したゲームやアプリの作成も可能です。以下の記事で、UnityでVRを作る方法について解説しています。

【2024】UnityでVRを作る方法!活用事例や作るコツを徹底解説

特徴③アセットの素材が充実している

アセットの素材が充実している引用:Unity Asset Store

Unityでは、Asset Storeから2D・3Dモデルやテクスチャなどのアセット素材を購入できます。
これにより、プログラミングが得意でない初心者でも高クオリティな開発を行えます。

また、Asset Storeには無料でダウンロードできる素材もあるため、気軽に利用できる点も魅力です。

Unity基礎セミナーの詳細はこちら

Unityの始め方

Unityの始め方として、以下4つの手順を踏む必要があります。

  1. Unity Hubをインストールする
  2. Unityのアカウントを作成する
  3. Unityをインストールする
  4. プロジェクトを新規作成する

Unityの始め方をステップごとに詳しく見ていきましょう。

①Unity Hubをインストールする

Unity Hubをインストールする

Unityの始め方の最初のステップとして、Unityのバージョンやプロジェクトを管理できるUnity Hubのインストールを行いましょう。

お使いの検索エンジンから「Unity ダウンロード」と検索すれば、Unity Hubをダウンロードできる公式のページがヒットするので、アクセスします。

  1. 「Unity Hubをダウンロード」ボタンをクリック
  2. PCにUnity Hubをダウンロード後、フォルダー内に「UnityHubSetup」というアイコンが追加
  3. アイコンをダブルクリックしセットアップ画面が開く
  4. 指示に従って画面を進め「インストール」ボタンをクリック

②Unityのアカウントを作成する

Unityのアカウントを作成する

Unity Hubがインストールできたら、Unityアカウントを作成します。

  1. 「Sign in」の下にある「Create account」をクリック
  2. メールアドレスやパスワードを登録する画面に移行
  3. 必要な情報を入力し「Create a Unity ID」ボタンをクリック

このとき、Googleアカウントを持っている方は、Googleアカウントを紐付けすることで簡単にログインができます。

メールで登録した場合は、登録したアドレス宛にメールが届くので、メール内の「Link to confirm email」をクリックしてアドレスの確認が完了すればUnity IDの作成は完了です。

③Unityをインストールする

Unityをインストールする

Unity のアカウントを作成ができたら、Unityにサインインされるので、続けてUnityの本体をインストールします。
Unity Hubが立ち上がったらUnity Editorをインストールするかを問うポップアップが現れるので、

  1. インストール先の場所を選択して「Install Unity Editor」ボタンをクリック
  2. Get Unity Personalのポップアップが開いたら「Agree」ボタンをクリック
  3. Unityのインストールが始まるので、完了するまで数分程度放置

インストールのポップアップが立ち上がらない場合

また、インストールのポップアップが立ち上がらない場合は以下の方法を行ってください。

  1. 左側のインストールメニューをクリック
  2. 右上にある「エディターをインストール」から手動でインストール

④プロジェクトを新規作成する

プロジェクトを新規作成する

Unityをインストールできたら、左側のプロジェクトメニューから、右上にある「新しいプロジェクト」をクリックしましょう。すると、2Dや3Dなどさまざまなテンプレートが表示されます。
作りたいテンプレートを選択して、右下の「プロジェクトを作成」ボタンをクリックすることでUnityの作業画面に移行できます。

ここまでがUnityの始め方の手順です。

また、UnityのUIについて知りたい方は、以下の記事を参考にしてみてください。
インストール後に使い方を迷わないためにも確認しておきましょう。

【2024】UnityのUIを解説!基本の操作画面も詳しく紹介

Unityをインストールできないときに考えられる原因

Unityをインストールできない原因

Unityでは、適切な始め方の手順を踏んでもインストールに失敗する場合があります。
Unityで始め方に問題がなくてもインストールができないときに考えられる原因は以下のとおりです。

  1. パソコンのスペックが足りていない
  2. セキュリティソフトにブロックされている
  3. インストールに時間がかかっている

これらの原因について見ていきましょう。

原因①パソコンのスペックが足りていない

始め方が合っていても、Unityをインストールするパソコンのスペックが足りていないと、Unityがダウンロードできない場合があります。
推奨スペックは公式サイトで確認できるので、自分のパソコンのスペックが足りているかは事前に確認しておきましょう。

また、ストレージに関しての明言はありませんが、快適に作業するためには512GB以上あると安心です。スペックの低いパソコンだと満足に作業できない場合も多いので、状況によってはパソコンの買い替えも検討しましょう。

原因②セキュリティソフトにブロックされている

適切な始め方をしてもUnityがインストールできない場合、セキュリティソフトによってブロックされている可能性があります。
お使いのセキュリティソフトから、Unityがブロックされていないか確認しましょう。

ブロックされていた場合は、セキュリティソフトの設定画面から、Unity HubとUnity本体のインストールをブロックしないように設定しなおすことで、問題なくインストールできる場合があります。

原因③インストールに時間がかかっている

始め方は合っていて、単純にインストールに時間がかかっているケースです。
Unityは容量の大きなソフトであるため、インストールに数十分程度かかる場合があります。

そのため、Unityのインストールが始まったら気長に待つことが大切です。
しかし、長時間待ってもインストールが終わらない場合もあるでしょう。

その際は、一度パソコンを再起動してみてください。
再起動でも状況が変わらない場合は、再度始め方を一から行って、ソフトのインストールからやり直してみましょう。

Unityのプラン

Unityには4つのプランが用意されており、それぞれの価格は以下の表のとおりです。

プラン 価格(税込み)
Personal 無料
Pro
  • 302,940円/年
  • 27,500円/月
Enterprise カスタム価格
Industry
  • 735,900円/年
  • 66,880円/月

引用:Unityプランの比較

Unityは、個人利用かつUnityで制作したゲームの年間収益が10万ドル以下という条件に当てはまる場合、無料のPersonalプランを利用できます。
無料プランは一部機能の制限はありますが、一般的なゲーム開発であれば問題なく行えるため、基本は無料プランから始めましょう。

Unityの始め方として講座の受講もおすすめ

Unity基礎セミナー

Unityの始め方として、講座を受講する選択肢もあります。
Unityは感覚的なゲーム開発ができるプラットフォームですが、C#のように専門的な知識も必要になります。
そのため、体系的にUnityの知識を身につけられる講座を受講することで、効率的にスキルを習得できるでしょう。

Unity基礎セミナーでは、ゲーム開発に欠かせない3D背景やキャラクターの作成方法について学べます。ほかにも、スクリプトや物理演算を活用してサイコロゲームを作ったり、当たり判定を付与したダンジョン探索ゲームを作ったりと、さまざまなジャンルのゲーム開発に挑戦できます。

Unityの始め方としてなにから手をつけてよいかわからないという方は、ぜひUnity基礎セミナーをチェックしてみてください。

スケジュール/お申し込みはこちら

Unityの始め方についてのまとめ

今回はUnityの始め方について紹介しました。Unityは初心者でも簡単にゲームやアプリの開発ができる便利なプラットフォームです。

まずは公式サイトからUnity Hubをダウンロードし、インストールするところから始めましょう。インターフェースは直感的で扱いやすく、初めてでも迷うことなく始められます。

また、マルチプラットフォームに対応しているため、さまざまなデバイスに向けて開発を進められるのも魅力です。ゲーム開発を行ってみたい方は、ぜひ本記事で紹介した始め方を参考にしてみてください。

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