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製造業の展示会6選!展示会に行くメリットやおすすめサービスを紹介

日本では毎年、製造業に向けた展示会が開催されています。
製造業向けの展示会は非常に数が多いため、迷ってしまう方は少なくありません。
そこで、数ある展示会の中から代表的なものを、展示会に行くメリットや、おすすめのマーケティングサービスと共に紹介していきます。

製造業の展示会の特徴

製造業の展示会の特徴

製造業の展示会は、ひとつの会場内で行われるのが基本です。
会場はいくつかのブースに分かれていて、出店する企業はそのブース内に、自社製品や技術に関する展示を行います。製品が小さいサイズであり、なおかつ大きな音を出さないのであれば、ブースに直接展示することも不可能ではありません。
製品が会場に持ち込めない程大きい場合は、部品だけを展示することもあります。

製造業の展示会は、BtoB形式で行われることが多いです。
そして、ブースにはスタッフが常駐し、訪れた人の質問に答えたり、資料を提供したりしていきます。製造業の展示会には、専門的な知識を持った人も大勢訪れるため、展示会に参加するスタッフは、豊富な知識を持った広報担当や現場で働くエンジニアであることが多いです。
また、名刺交換によって、企業同士の繋がりが生まれることも珍しくありません。

製造業の代表的な展示会6

それでは早速、製造業の代表的な展示会を紹介していきます。

メカトロテックジャパン

1987年から続く長い歴史がある展示会で、奇数年に名古屋で開催されます。
工作機械からナノテクノロジーまで、幅広い製造業が対象です。
毎回数百の企業が出展し、ブースの数は1000以上となります。
自動車産業を始めとする、数多くの製造業が展開している中部地方で開催されるので、注目を集めやすいです。そのため、毎回数万の人が訪れます。
そして、大規模な会場を使用するため、大型の製造機械が展示されることも珍しくはありません。

インターモールド/金型展/金属プレス加工技術展

年に2回、東京や名古屋、大阪で開催される展示会です。
製造業の中でも、金属加工、金型製造に特化しているという特徴があります。そのため、プレス機や旋盤など、金型製造に関する工作機械を製造しているメーカーの出展が多いです。
金型加工は自動化されることも多くなっているため、自動機械メーカーの展示も少なくありません。また、工作機械を製造している企業をターゲットに、工作機械用の部品を出展するメーカーもあります。

機械要素技術展

年に3回、それぞれ東京と大阪、名古屋で開催される展示会です。
機械を構成する機械要素、バネやネジ、モーターなどを製造しているメーカーが数多く出展します。そして、商談会の役割も大きく、ブース内での商談や、図面を持ち込んで技術相談が行われることも珍しくはありません。
また、機械要素に関するセミナーも開催されます。

TECHNO-FRONTIER

東京で開催される、メカトロニクス分野とエレクトロニクス分野を合わせた、大規模の展示会です。アジア最大級の規模であるということで、海外企業が出展する場合も珍しくはありません。
そして、機械業や電機業で働く人が大勢訪れる傾向があり、半数近くを企業の重役職者が占めています。そのため、重要な展示会と見なされていると言えるでしょう。

ネプコンジャパン

製造業の中で、エレクトロニクス分野が中心となっている展示会です。
東京や名古屋で開催され、半導体やセンサー、自動車の電装を製造しているメーカーなどが出展します。インターネプコン ジャパンや、半導体・センサ パッケージング展など、複数の展示会で構成されているのが特徴です。
そのため、大規模かつ専門性が高い展示会となっています。

IIFES

東京で開催される、電機分野と計測分野を中心とした展示会です。
オートメーション展示会のシステムコントロールフェアと、計測・制御の展示会である計測展TOKYOがひとつになって生まれたという経緯があります。
そして、100を超える企業が出展し、展示されている製品を使ったセミナーも見どころのひとつです。また、学生の研究発表コンテストなど、応援企画によって、次世代の育成にも力を入れています。そのため、企業と学生が繋がりを作れる場所としても有名な展示会です。

製造業の展示会に行くメリットとは

製造業の展示会に行くメリットとは

製造業の展示会に行くメリットは下記があります。

自社の製品や技術を強くアピールできる

製造業の展示会に出展する側のメリットとしては、自社が手掛けた製品や、自社が持っている技術をアピールできる点が挙げられます。
製造業では、高い技術を使って、素晴らしい製品を作ったとしても、それを大勢の人に知ってもらわなければ、利益を生み出すことはできません。
展示会は、その製品や技術を広く伝えられる場所です。展示会に来た人にアピールできる上に、メディアに取り上げられれば、全国に情報発信ができるかもしれません。
そうして、自社事業の知名度が高くなると、それだけ製品の購入数や製造依頼の増加が期待できます。

商談のきっかけを掴める

製造業の展示会は、商談会の側面を併せ持っていることが多いです。
自らの希望に合った製品や製造サービスを提供している会社を見つけるために、展示会に参加する人も少なくありません。そのような人相手に、商談のきっかけを掴むことができるのが、展示会に参加するメリットです。場合によっては、その場で商談が成立する可能性もあります。

展示会に出展すること自体がステータスになる

展示会に出展したことは記録として残りますが、その出展記録は自社のステータスにできます。
特に規模が大きな展示会に出展した実績があれば、新規顧客から信用されやすいです。
また、精力的に展示会に出展していることをアピールできれば、既存の顧客からの信頼度も高まるでしょう。

業界に関する情報収集ができる

出展会は、製造業の最新情報を得られる場所でもあります。
どういった製品が着目されているのか、自社事業に活用できる技術があるかどうかなどを、いち早く知れるのも展示会のメリットです。
また、同業他社に関する最新情報を得られるというメリットもあります。その情報は、後々の事業で競合したり、自社事業の参考にしたりする形で、役立てられるはずです。

製造業におすすめのマーケティングサービス

製造業におすすめのマーケティングサービス

製造業では、展示会への出展を始めとした、マーケティング戦略が重要となります。
ただ、どの企業もマーケティングが得意とは限りません。

そのため、マーケティングの専門家から、サポートを受けた方が良いでしょう。
おすすめするのは「製造業向けデジタルマーケティング支援サービス」です。
製造業に詳しいコンサルタントが、マーケティング戦略の組み立てから周知、販売のサポートまで、ひと通りのことを行ってくれます。

マーケティング支援は、クライアントごとに内容が変わるのが特徴です。
製品の評価をした上で、販売ターゲットを決めることも任せられるため、クライアントに最適なマーケティング戦略を立てられるでしょう。そして、柔軟な戦略のために、販売ツールの作成や、オンラインセミナーへの参加など、豊富な手法が用意されています。
また、実際にマーケティングを始める前に、独自のメディアを使ったテストも実施可能です。
よって、成功率の高いマーケティングを実現できるでしょう。

展示会を活用した周知は重要

ビジネスで成功するためには、事業内容を知ってもらうことが非常に大切です。
製造業も例外ではありません。
そのため、自信を持って提供できる自社製品や技術を、より大勢の人に知ってもらうために、展示会への出展を始めとした周知戦略を練るようにしましょう。

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