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【2024】営業が辛い理由とは?5つの理由と対処方法

「営業の仕事は辛い」と考えている方も多いのではないでしょうか?

今回は、営業を対象としたアンケート結果から営業が辛いと感じる理由を取り上げ、それぞれの対処法について解説します。辛いと思っている人がいる一方で、営業をやっていて良かったという意見もあります。対処法については、それらの意見も参考にしながら解説します。

この記事を読むと、皆さんが抱える営業の辛さの本質がわかるでしょう。具体的な解決策とさらに一歩踏み出すための具体的な行動も紹介するので、最後までお読みください。

営業は辛い?

どのような仕事にも「辛い」ことはあると思いますが、特に営業は辛いことが多いといわれます。では、営業職の人たちは「営業は辛い」と思っているのでしょうか?実際のアンケート調査の結果から営業の辛さについてみていきましょう。

営業職のアンケート調査

日本労働調査組合による営業職の退職動機に関するアンケート調査によると、現在営業職に従事している人の約80%が退職を考えている、もしくは考えたことがあると回答しています。

アンケート結果

このデータを見る限り、営業職という仕事はやめたくなるような辛いことがあると考えられるでしょう。

ご自身が営業の仕事をしているのであれば、「やっぱり」と思ったかもしれませんし、営業以外の職種の方であれば、「営業はそんなに辛い仕事なのか」と驚いたかもしれません。

ご自身の職場でも、いつも元気で笑顔が素敵な営業社員も、周りに見せていないだけで日々辛さを感じているのかもしれません。

営業職をしていて良かったこと

営業は辛いと感じている人が多い一方で、営業をしていて良かったと思っている人もいます。営業をしていて良かったと感じる主な3つの理由は次のとおりです。

お客様に喜んでもらえるから

営業の仕事はお客様のニーズをヒアリングし、自社の製品やサービスで解決してあげることです。そのため、最後は「ありがとう」という言葉をお客様からいただくことができます。お客様から喜んでもらえたときには、辛かったことも忘れ、また頑張ろうと思えるものです。

さまざまな人と仕事ができるから

たとえば、ハウスメーカーの営業であれば、測量や設計、積算、インテリアコーディネーター、不動産仲介会社の営業、工務店、地鎮祭の神主、銀行員、司法書士など、ざっとあげてもこれだけ多くの人たちと関わります。毎回同じ人と仕事をするわけではないため、必然的に多くの人と関わることができるのが営業です。

達成感があるから

成約できたときの達成感は、営業を経験したことがある人なら一度は経験していることでしょう。営業成果によってインセンティブがつく会社であれば、努力が報酬として還元されるため、達成感のある方も多いでしょう。

 

営業が辛いと感じる5つの理由と対処法

ここまでは、アンケート調査の結果をもとに、営業をしていて良かったと感じる理由について解説しました。ここからは、営業が辛いと感じる理由とその対処法について解説していきます。ご自身が営業の仕事をしているのであれば、自分と比較しながら営業がなぜ辛いと感じるのか確認してみてください。

営業ノルマがあるから

営業が辛いと感じる理由の一つがノルマです。

一般的に、営業ノルマとは目標数字のことです。なぜ営業ノルマが辛いと感じるのかというと、多くの場合は目標を達成することが難しいというプレッシャーがあるからです。

しかし、営業ノルマが辛いと感じている人自身に原因があるケースは少なく、辛いと思わせている会社や、営業マネージャーに原因があるケースがすくなくありません。営業ノルマが適切に設定されていなかったり、達成に向けた営業マネージャーの支援が足りていなかったりすることがストレスになり、辛いと感じさせているのです。

対処法

対処法は、営業マネージャーを巻き込むことです。日々の報告・連絡・相談をしっかり行い、アドバイスをもらうようにしましょう。営業マネージャーのアドバイスどおりにやっているのに成果が上がらなければ、営業マネージャーも真剣に考えフォローしてくれるでしょう。

上司や会社からのプレッシャーがあるから

上司や会社からのプレッシャーが辛いと感じている人もすくなくありません。営業ノルマとの相関関係が強く、営業ノルマが達成できないと上司や会社から「なぜ達成できないんだ?」とプレッシャーをかけられるケースが多いようです。

対処法

営業ノルマが辛いと感じる場合と同様に、対処法は上司を巻き込むことです。上司の営業マネージャーも、管理しているチームの成績が達成できないと同じように会社からプレッシャーを受けることになります。

クレーム対応があるから

営業の対象となるお客様は「法人(toB)」と「個人(toC)」の2つに分けることができますが、特に「toC」の営業の場合、さまざまなお客様がいるため、「toB」よりも大変だと感じるかもしれません。

ただし、営業個人に対して「あなたのせいだ」とクレームを言われることはほとんどないでしょう。お客様の立場で考えるとわかりますが、思っていたものと製品やサービスが違ったとき、そのギャップが大きければ大きいほどクレームを言いたくなるのです。

対処法

対処法は2つあります。

1つは、クレームが出るのは営業個人に対して向けられたものではないため、お客様の話をしっかりと聞き、そのクレームを改善してあげることです。

2つ目は、お客様からのクレームが入った際に、周りの人をしっかりと巻き込むことです。

ここでも報告・連絡・相談が非常に重要です。クレームの原因は営業個人に対してのものではないため、営業だけで解決できることは限られます。解決するためには、周りの人に協力してもらうことが必要なのです。

お客様から拒絶されるから

お客様からの拒絶されることは、営業以外の職種ではあまり経験することがほとんどありません。そのため、営業が辛いという理由に挙げられます。

商談して、100%成約できる営業担当者はいません。つまり、拒絶されたことのない営業はいないということです。

対処法

対処法は、「お客様から拒絶されたくらいで辛いと思わない」ことです。発明家のエジソンも、「失敗は積極的にしていきたい。なぜなら、それは成功と同じくらい貴重だからだ。失敗がなければ何が最適かわからないだろう」と言っています。

営業は、失敗から多くを学び、次成功するためにどうしたら良いかを考える仕事でもあります。お客様から拒絶されたときは、「また経験値が上がってラッキー」くらいに捉えると良いでしょう。

長時間労働だから

営業の仕事は、お客様とのコミュニケーションで成り立っています。そのため、お客様の都合によって仕事の時間も左右されます。休日出勤やお客様が帰宅後に連絡を取るケースも多々あるため、長時間労働が辛いと思っている営業も多いのです。

対処法

対処法は、自分のスケジュールを自分でコントロールできるようにすることです。

営業経験を積むと、複数のお客様と商談することが多くなります。スケジューリングをする際に、お客様に対してたとえば「私はこの日時であれば面談が可能です。大変申し訳ございませんが、ご調整可能でしょうか?」のように、お客様がたくさんいて忙しい営業担当者を演じるなどすると良いでしょう。お客様の気持ちになれば、暇な営業よりもたくさんお客様がいる営業の方が優秀だと思ってもらえるものです。

営業職として成果を出すためのポイント

営業職として成果を出すためには次の3つのポイントをおさえましょう。

数をこなす

1つ目のポイントは、まずはきちんと数をこなすことです。

新人のときに毎日テレアポを50件行っていたとしても、営業職として経験を積むようになるといつのまにか行動数が減少していることがあります。テクニックでカバーできる部分ももちろんありますが、毎日〇件は行動すると決めてやり切ることが重要です。

営業職が辛いと感じているとき、「テレアポや飛び込みをしたくない」という気持ちになりやすくなりますが、無理やりでもやり切るようにしましょう。「テレアポの目標件数をクリアした」「苦手な顧客にフォローの電話を〇件行った」といった日々の目標をクリアすることが自信につながっていきます。

PDCAサイクルを回す

2つ目のポイントは、PDCAのサイクルを早めに回すことです。PDCAとは次の4つを指します。

  • Plan(計画)
  • Do(行動)
  • Check(振り返り)
  • Action(改善する)

営業職の場合、このプロセスを早いスパンで回していくことが重要になります。できれば、毎日PDCAを一周させるようにしましょう。

何も考えずに言われたとおりにDoを繰り返す日々が続くと、営業活動の本質を見失ってしまいます。自分で計画を立ててやり切ることが達成感につながるため、アドバイスをもらいながらも自分で考えてサイクルを回していくようにしてください。

毎日繰り返すことで、営業スキルはどんどん成長していきます。テレアポなどの営業活動以外にも、商談やクロージングなどのプロセスでも同じように考えるのがおすすめです。

研修や講座で勉強する

3つ目のポイントは、研修や講座を受講して新しい知識を得ることです。

営業活動が辛いときこそ一人で抱え込まず、外に答えを探しに行きましょう。オンラインで参加できる営業研修はたくさんあるため、自分の課題を解消できそうなプログラムを探すと良いです。

会社が用意している研修があればそれでも良いですが、組織が抱えている課題が自分の課題とマッチしなければ別のものを探してみても良いでしょう。

新しいことを吸収して試してみると、思いのほか状況が好転することもあります。気持ちが楽になったり、モチベーションアップにつながったりしますので、ぜひ探してみてください。

売れる営業になりたい方には営業セミナー講習がおすすめ

売れている営業担当者には、必ず売れている理由があります。多くの売れている営業担当者に共通することは、基本的なことを手抜きせずやっていることです。

他の職種も同じだと思いますが、基本が非常に重要です。しっかりとした基礎があれば、その後の応用はいくらでも効かせることができます。

ご自身が営業担当者としての基礎的な研修を受けたことがなければ、ぜひ一度受講してみることをおすすめします。大手企業の場合、最初に1ヶ月ほど時間をかけて研修を実施してくれることが多いでしょう。そこから現場に配属されOJTを経て独り立ちするという流れが一般的ですが、ここまでやってくれる企業はほんの一握りでしかありません。

そのため、研修を受けたことがなければ、自ら行動しなければなりません。

研修は受講してみたいけれど、1ヶ月などの長期間受けることは現実的に難しいという方におすすめしたいのが、当社VOSTが提供する「最速で「売れる営業」になるための2日間営業セミナー講習」です。

実践的に学べる営業セミナー講習

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まとめ

営業職を辛いと感じてしまうと、毎日仕事に行くことも辛くなってしまいます。目標やノルマなど辛いことも多い営業職ですが、その分メリットも多く成長スピードの早い職種です。

今回のお伝えした内容を参考に対策を打ちながら、少しでも前向きに働くことを目指してみましょう。

営業研修を受けたり、周りに相談したりするだけでもポジティブな効果を得られるようになります。ポイントを押さえて、日々の営業活動をより良いものにしていきましょう。

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