BMIソフトであるRevitを使いこなせるようになりたいときは、便利に使えるeラーニングの利用を考えましょう。
この記事ではRevitのeラーニングがどのようなものか、おすすめのeラーニング講座5選を詳しく説明するので、Revitの学習方法を探している方はぜひ参考にしてください。
Revitのeラーニングとは?
Revitの使い方を習得できるスクールはいくつもありますが、近くになかったり時間を作れなかったりして通うのが難しいケースもあるでしょう。
だからといって、独学で勉強するには難しいと考えるかもしれません。
そんな時は、オンラインのウェブサイト上で学べるeラーニングを活用しましょう。
オンラインなので距離は関係ありませんし、隙間時間で学習できるため時間があまりない方でも大丈夫です。もちろん、プロが作っているレッスンなので、独学よりもずっと学びやすいです。
ただ、eラーニングのレッスンにはレベルがあるため、学習者がRevitをどのくらい理解しているのか考慮して受講するものを選びましょう。
初めて学ぶ場合は、初歩の初歩から教えてくれるものを選択した方がスムーズに学習が進みます。ちなみに、eラーニングは一度契約すれば、ずっと利用できるサービスではありません。
ウェブサイトにアクセスできる期間が決まっていて、過ぎてしまうと利用ができなくなります。
そのため、サービスを利用してRevitを学ぶときは、期間内にきちんと終わるように学習スケジュールを立てることが大切になります。
半年や一年間など利用できる期間は提供してくれるところによって異なるので、しっかりとリサーチしてから申込みをしましょう。
Revitのeラーニング以外の学習方法は以下の記事でご紹介しています。
参考にしてみてください。
Revitのeラーニングで学べる内容
Revitのeラーニングは基本的に、動画とテキストと質問の利用で学習を進めることになります。
もしも、eラーニングの利用が初めてで不安に感じるときは、それぞれの内容をきちんと知りましょう。そうすれば、eラーニングが安心して利用できる学習方法ということが理解できます。
動画を視聴する
eラーニングでは、講師がRevitの利用方法を説明する動画を視聴して学習することになります。
映像と音を使った方法なので、参考書を利用した独学よりもずっと記憶に残りやすいです。
動画に登場する講師は、Revitに精通していることに加えて教えるプロなので分かりやすいレッスンを期待できます。操作方法や効率的に作業するためのコツなどいろいろ教えてくれるため、終了すればRevitを使いこなせるようになるでしょう。
なお、動画はダウンロードして視聴するのではなく、ウェブサイト上でのストリーミング配信になっているケースがほとんどです。
視聴している間はずっと通信料がかかるので、その点だけは気をつけて利用しましょう。
テキストを読む
さらに理解を深めるために、動画と併用できるテキストを配布してくれるところもあります。
こちらはウェブサイトにアクセスしなければ利用できないのではなく、PDFなどとしてダウンロードが可能な場合が多いです。
文字の羅列ではなく、分かりやすいように画像も使われているため単独でも十分に役に立ってくれます。もちろん、印刷もできるため、マーカーなどで大切なポイントに線を引きながら学習したい方も便利に利用できます。
質問ができる
動画やテキストを使って学習をしていて、よく理解できないところがあったときはスタッフに質問しましょう。質問はEメールや専門のフォームから行えるようになっていて的確な答えを返してもらえます。
リアルタイムで返信があるわけではないですが、できる限りスピーディーに対応してくれるため、学習の手を止めなければいけない時間は多くはありません。
Revitのおすすめeラーニング5選
Revitは建築設計やBIMの実務で活用されているソフトですが、独学では「どの機能から覚えればよいのか分からない」と感じる方も少なくありません。特に壁や床を作るだけでなく、ファミリや設計図書、レンダリングなどまで使いこなそうとすると、体系的な学習が必要になります。
そこで便利なのが、自宅や職場から好きな時間に学べるeラーニングです。ただし、同じRevitのeラーニングでも、短期間で実務まで学ぶ講座、数か月かけてじっくり進める講座、資格取得を目指す講座など内容は大きく異なります。
今回は実際に各eラーニングのページを確認し、「どんな人なら選びやすいか」という視点も含めて5つ紹介します。
| eラーニング | 特徴 | おすすめの人 |
|---|---|---|
| Autodesk Revitセミナー講習(GETT Proskill) | 基礎から実務・応用まで短期集中型の内容を動画で学べる | 短期間でRevitを実務レベルまで学びたい人 |
| Revit講座(ReCADemy) | 5か月かけて学習でき、Revit LTも利用可能 | 時間をかけてじっくり学びたい人 |
| 初心者向けRevit2025レクチャー(日本BIM協会) | BIMの考え方からRevitの基本操作まで学べる | まずBIM・Revitの基礎を低予算で学びたい人 |
| はじめてのRevit講座(CADCIL) | 法人向けのRevit eラーニング | 社員研修としてRevitを導入したい企業 |
| Autodesk On-demand Learning | Revit開発元が提供する公式学習コンテンツ | 必要な機能を公式教材で個別に学びたい人 |
Autodesk Revitセミナー講習(GETT Proskill)
GETT Proskillの「Autodesk Revitセミナー講習」は、Revit初心者から実務で使えるレベルまで一気に学習できる講座です。eラーニングでは、会場講座と同等の内容を動画で学習でき、申し込み後1年間視聴できます。
カリキュラムを見ると、Revitの基本操作だけでなく、DXFデータを利用した3D平面図、ファミリ、建物モデル、設計図書、レンダリング、ウォークスルーなど、実際にRevitを仕事で使うことを想定した内容まで含まれています。
個人的にカリキュラムを見て魅力に感じたのは、「とりあえず操作方法を一通り紹介する」という構成ではなく、実際に建物を作りながら覚えていく点です。Revitは各ツールの名前だけ覚えても実務につなげにくいため、成果物を作りながら操作する方が理解しやすいと思います。
さらに、DynamoやAIなどを利用した設計業務の効率化まで扱っているため、Revitを初めて学ぶだけでなく、これからのBIM業務まで意識したい方にも向いています。
eラーニングは1年間繰り返し視聴できます。「何か月もスクールに通うより、必要な内容をまとめて学んで仕事で使い始めたい」という方には特に選びやすい講座でしょう。
セミナー名 Autodesk Revitセミナー講習 運営元 GETT Proskill(ゲット プロスキル) 価格(税込) 45,100円〜 受講期間 2日間 受講形式 対面(東京・名古屋・大阪)・ライブウェビナー・eラーニング
Revit講座(ReCADemy)
ReCADemyの「Revit講座」は、5か月間かけてRevitを学習できるオンライン講座です。Revitの概念からインターフェース、基本操作、モデリングなどを段階的に学習できます。
特徴的なのが、受講期間中にRevit LTを利用できる点です。Revitを学びたいものの、「ソフトを別途用意するところから始めるのは負担が大きい」という方にとっては分かりやすいメリットでしょう。
また、講座についての質問に対応するサポートも用意されています。eラーニングは自分のペースで学べる一方、分からないところで止まってしまいやすいため、質問できる仕組みがあるのは安心材料になります。
ページを見ていて感じたのは、短期集中型というよりも「スクールに通う感覚をオンラインに置き換えたタイプ」に近いことです。5か月という期間が設定されているため、毎週少しずつ学習時間を確保して、Revitを継続的に身につけたい方に向いています。
一気に勉強するのが苦手な方や、仕事を続けながら数か月かけてRevitを習得したい方は検討しやすいでしょう。
初心者向けRevit2025レクチャー(日本BIM協会)
一般社団法人日本BIM協会が提供している「初心者向けRevit2025レクチャー[基礎編]」は、RevitだけでなくBIMの考え方から学習できるオンデマンド講座です。
Revitを使った簡単な建築モデルの作成や基本操作、BIM情報の活用などを学習でき、経験がない方でも受講できる内容となっています。字幕にも対応し、PCだけでなくモバイルからアクセスできるうえ、学習期間に制限がありません。
この講座で個人的に良いと思ったのは、「Revitのボタンをどう押すか」だけでなく、最初にBIMそのものについて学べるところです。
Revit初心者の場合、「CADと何が違うのか」「なぜ3Dモデルに情報を持たせるのか」が曖昧なまま操作だけを覚えてしまうことがあります。BIMの考え方から理解してからRevitを触りたい方には相性がよさそうです。
価格も8,800円と比較的始めやすいため、いきなり本格的なスクールへ申し込むのは不安という方が、最初のRevit eラーニングとして利用する選択肢にもなるでしょう。
はじめてのRevit講座(CADCIL)
CADCILの「はじめてのRevit講座」は、法人向けに提供されているeラーニングCAD研修です。BIMソフトであるRevitの基本操作やコマンドなどを動画で学習できます。
24時間好きな時間に受講でき、自宅やオフィスなど場所を選ばず学習できるため、複数の社員にRevitを習得してもらいたい企業にも利用しやすい仕組みです。
この講座は個人向けのスクールと比較するというより、「新入社員や設計担当者へRevit研修を実施したい企業向け」と考えると特徴が分かりやすいです。
例えば社員ごとに異なるスクールへ通ってもらうと、学習内容や習熟度に差が生じる可能性があります。eラーニングで同じ教材を利用すれば、社内で学習内容を統一しやすくなります。
CADCILはAutodesk関連の研修や認定資格対策も提供しているため、将来的にRevit Architectureの認定資格取得まで視野に入れている企業にも検討しやすいでしょう。
Autodesk On-demand Learning
Autodesk On-demand Learningは、Revitの開発元であるAutodeskが提供している公式のオンデマンド学習コンテンツです。
Revitについて非常に多くのチュートリアルやモジュール、コースが公開されており、初心者向けの「Foundations of Revit」や「Revit Quick Start Guide」のほか、MEPや機械設計、認定資格対策など、目的に応じた内容を選択できます。
ページを確認して特に感じるのは、とにかく教材の種類が多いことです。そのため、1本の講座を最初から最後まで受講する一般的なeラーニングとは少し性格が異なります。
「ファミリについて知りたい」「MEPを勉強したい」「資格試験の準備をしたい」といったように、すでに学習したい内容が明確な方には非常に便利でしょう。反対に、Revitを一度も触ったことがなく「何から学べばいいのか分からない」という方は、カリキュラムが整理された初心者向け講座を先に受講した方が迷いにくいと感じます。
ある程度Revitの基礎を習得したあと、必要な機能について公式教材で知識を補完する使い方もおすすめです。
Revitのeラーニングは、単純に料金だけで比較するより「どこまで学びたいか」で選ぶと失敗しにくくなります。短期間で実務までまとめて学びたいならGETT Proskill、数か月かけてじっくり習得するならReCADemy、まず低コストでBIMの基礎から学ぶなら日本BIM協会といったように、自分の目的に合わせて選んでみてください。
特におすすめのRevitのeラーニング講座

Revitのスキルを効率的に磨くために特におすすめしたいのが、GETT ProskillのAutodesk Revitセミナーです。このeラーニングでは、初心者から中級者まで幅広く対応しており、実践的なスキルを身につけることができます。
カリキュラムは、Revitの基礎から応用までしっかり学べる内容で構成されています。
| カリキュラム内容 | |
| 1日目 |
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| 2日目 |
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1日目にはRevitの基本操作や3Dでの平面図作成を学び、2日目には高度なレンダリング技術や実践的なBIM/Revitの活用方法を習得します。
最新の技術やトレンドを取り入れた内容なので、業界のニーズにも応えられるスキルを身につけられるでしょう。
また、GETT Proskillのセミナーは、質の高い教育をリーズナブルな価格で提供しているため、コストパフォーマンスに優れていることも魅力的です。
Revitを使いこなせるようになれば、設計業務の効率化や品質向上を実現できるでしょう。
この機会にぜひ、GETT ProskillのAutodesk Revitセミナーを受講してみてはいかがでしょうか。
Revitをeラーニングで学ぶメリット

ウェブサイトを利用するeラーニングには、Revitの独学やスクールにはないメリットがいくつもあります。
こちらではメリットを4つ紹介するので、Revitを習得するためにeラーニングを頼ってもよいか迷っているときは参考にしてください。
- 学習者のペースで学べる
- 業務で実際に使う自分のパソコンを利用できる
- さまざまなところで学習が可能
- 繰り返し学習が簡単
①学習者のペースで学べる
一番のメリットは、学習者が考えたペースでRevitを学べることです。
レッスンの時間は一切決まっておらず受講開始日もないので、本当に好きなタイミングで動画を視聴しての学習ができます。従って、仕事が忙しいときは学習ペースを落とし、余裕があるときはペースをアップすることも可能です。
コツコツやるのもよいですし一気にすべてやってしまうのもよいので、自分のペースで習得しましょう。
②業務で実際に使う自分のパソコンを利用できる
スクールで学ぼうとした場合、ほとんどのケースでは用意されているパソコンを使うことになります。そこで問題になるのが、借りられるパソコンと実際に使うパソコンの違いです。
OSやスペックなどの環境が異なるため、スクールで習った内容が仕事でうまく役立てられない可能性があるのです。
しかし、eラーニングなら仕事で利用するものを使えるため、環境の違いが問題になることはありません。レッスン内容も、できる限り多くの環境に対応できるように工夫されているため安心して受講できます。
③さまざまなところで学習が可能
ほとんどのeラーニングは、インターネット環境と動画を再生できる端末があれば利用できます。
つまり、パソコンだけではなく、スマホやタブレットでの学習にも対応しているケースが多いです。それらの端末は持ち運ぶのがとても簡単なので、自宅だけではなくさまざまな場所で学習可能です。
例えば、休憩時間なら会社でも学べますし、周りに迷惑にならない状態なら通勤の電車の中でも学べます。学習できるスペースと隙間時間を見つけて、いろいろなタイミングでRevitの学習を行いましょう。
④繰り返し学習が簡単
スクールが提供してくれる学習方法は基本的に一本道なので、後戻りはできず、同じ内容のレッスンを何度も受けることはできません。
そのため、レッスン内容が理解できなくて、もう一度学びたいと考えたときは、配布テキストで復習するくらいしか手段がないでしょう。
eラーニングではレッスンが動画で提供されているため、内容の理解ができなかったときは何度でも繰り返し学習できます。
もちろん、一年や半年など契約期間内なら何度見ても追加料金の発生はありません。
理解できるまで繰り返し学習をすれば、Revitをしっかりとマスターできます。
Revitのeラーニングについてまとめ
できる限り手間をかけずに、Revitの学習をスタートさせたい方に向いているのがeラーニングです。契約の手続きを行って料金を支払えさえすれば、すぐに動画とテキストが載っているウェブサイトにアクセスできるようになります。
Revitの学習に急いでいる人や、会社や自宅で学びたいと言う人はぜひeラーニング講座を利用してみてください。