IoTでこんなことしたい!!
簡単に注文できるボタンや電気をON/OFFできるスイッチなど、アイディアを思いついても技術的に難しい感じがして、縁遠いと感じる方もいるかもしれません。
しかし、実は身近で手軽に使えるIoTデバイス製品が非常にたくさんあります!
そこで、ここでは誰でも簡単に使えるIoTデバイス製品を10個紹介していきます。
Amazon Dash Button
あのAmazonが出している注文ボタンのIoTデバイスです。
このボタンを押すだけで、食料品や水などの飲料品、洗剤などの消耗品をAmazonで注文できます。
間違えてたくさん押してしまったらどうしよう、と不安な方も大丈夫。
注文のキャンセルができますし、重複注文もされないように設定することができます。
UPRIGHT
猫背を矯正してくれるトレーニングIoTデバイスです。
現代人は、長時間のスマートフォンやデスクワークで自然と猫背になりがちです。
この「UPRIGHT」は、背中に張り付けるだけで背中の角度から猫背になったことを検知して、連動したスマートフォンにバイブでお知らせしてくれます。
トレーニング時間は専用のアプリで5分から設定が可能なので、自分のペース併せて徐々に時間を延ばして鍛えることができます。
PillDrill
薬の飲み忘れを防ぐIoTデバイスです。
薬を飲む時間になったら、ハブがアラームでリマインドしてくれます。
さらに、薬を飲んだ後の気分を表情が書いてあるRFIDキューブをハブにスキャンすることで記録することもできます。
スケジュールや気分を、家族や友達がアプリでモニタリングできる機能もあるので安心です。
Compass Stone (コンパス・ストーン)
なんと石がIoTデバイスになってしましました!
もちろんただの石ではありません。あなたを目的地まで導いてくれるナビゲーションデバイスなのです。
専用アプリで目的地を設定すると、石のLEDライトが目的地の方角を指し示し続けます。
旅行などで知らない土地に行くときは地図アプリが欠かせないですが、歩きスマホで危ないですし景色も楽しめません。
目的地への進行は「Compass Stone」に任せて、旅を楽しみましょう。なんだか冒険っぽくてわくわくしますね。
hakaruno (ハカルノ)
名前からなんとなく想像できますが、服を採寸するメジャーのIoTデバイスです。
メジャーに内蔵したセンサーで採寸した数値をBluetooth接続したスマートフォンアプリに記録。
フリマアプリで出品するときやアパレルショップなどで活躍が期待できそうです。
OiCy Taste
ごはんからお菓子までとても多くのレシピを検索できるクックパッド。
そんなクックパッドがリリースした「OiCy Taste」は、調味料のIoTデバイスです。
見た目はコーヒーメーカーのようですが、インターネット上のレシピに合わせて、醤油、みりん、料理酒、お酢を適量で調合してくれるのです。
アプリから作りたい人数や味の濃い薄いを調節することができます。
OiCy Tasteがあれば、味付けで失敗の心配がなくなりそうです。まだコンセプトモデルとのことですが、発売が待ち遠しいですね。
Zungle
「Zungle」は骨伝導スピーカー機能を搭載したIoTサングラスです。
Bluetoothでスマートフォンに接続し、音楽アプリで音楽を聴いたり、内蔵マイクで通話をすることができます。
骨伝導なので、イヤホンのように耳をふさがれず音楽を聴きながら外部の音を聞くことができるため、外でも安全ですね。
一味違ったサングラスが欲しい方にはおススメです!
しゅくだいやる気ペン
子供にとって宿題は天敵でしょう。やらずに溜まると、終わる気がしなくてさらにやる気がなくなる、なんて経験は誰しも通ってきた道でしょう。
そこで、文具メーカーのコクヨが開発中なのが、子供にやる気を出してもらえるIoT文具です!
市販の鉛筆にデバイスを装着するだけで、勉強時間を計測しやる気パワーをチャージ。アプリの”やる木”をチャージしたパワーで育てていくという育成要素があります。
育った”やる木”からはリンゴやパイナップルが生り、それをコクヨの文具と交換できるようになるようです。
Kunkun Body
自分のニオイって気になりますよね。
でも、自分ではどんなニオイなのかわからないし、ましてや人にも聞けない。
コニカミノルタが開発した体臭測定IoTデバイス「Kunkun Body」なら、簡単に体臭をチェックできます。
測定デバイスを、頭や脇、耳の後ろなど気になる箇所にかざして測定。
アプリで、汗臭や加齢臭、ミドル脂臭を10段階で評価してくれます。
評価と一緒にアドバイスもしてくれるので、すぐに対策を打つことができます。
マイクロボットプッシュ
IoTデバイスの中でも発想がとても面白いのが「マイクロボットプッシュ」です。
なんと指型ロボットIoTデバイスです。
横から見るとミシンのような形で、ミシンで言う針部分が指のような棒になっています。
スマートフォンのアプリからこの指を遠隔操作して、照明や家電のスイッチをON/OFFできます。
できることは非常にシンプルですが、とても合理的なデバイスです。
タイマー機能もあるので、朝起きる時間にエアコンをつけたり、夜寝る時間に照明を切るという設定もできます。
ここで紹介したIoTデバイスのは、数多くあるもののうちの本当にほんの一握りです。
クラウドファンディングの盛り上がりや大企業のオープンイノベーションへの取組みが加速していることで、非常に多種多様なIoTデバイスが日々出てきています。
日本にまだ上陸していないデバイスもありますし、今後もより便利で面白いIoTデバイスが登場すると思うと、わくわくが止まりませんね!