「画像生成AIを無料で試してみたいけれど、種類が多すぎてどれを選べばいいのか分からない」という方も多いでしょう。
近年は無料で使える画像生成AIが次々に登場しており、無料の画像生成AIを使えば、デザインの専門スキルがなくてもイメージに近い画像を短時間で作れます。本記事では、無料で使える画像生成AIツールを10個厳選し、比較表とあわせて特徴を解説します。
無料で使える画像生成AIとは?

無料で使える画像生成AIとは、プロンプトを入力するだけで、AIが内容を解釈し、自動で画像を生成してくれる無料のAIツールです。テキストで指示するだけでなく、手元にある写真やラフスケッチを読み込ませ、それをもとに新しい画像を作成できるAIツールもあります。
たとえば、「犬を散歩している男性」と入力すると、画像生成AIはその条件を読み取り、数秒から数十秒ほどでイメージに近い画像を無料で作成します。色合い・質感・構図・光の入り方に加えて、スタイルまで、言葉で細かく指定できる点が特徴です。
画像生成AIでできること
無料の画像生成AIは、CADや3Dプリント、ものづくりに関わる人も、使い方次第で活用できます。CADや3Dプリント、ものづくりに関わる人にも、活用できる場面は少なくありません。
主な活用シーンは以下の通りです。
| 活用シーン | 具体例 |
|---|---|
| アイデア・コンセプト出し | 製品デザインのラフ案、3Dプリント作品のイメージスケッチ、配色パターンの検討など |
| 資料・プレゼン作成 | 提案資料の挿絵、サムネイル、図解素材など |
| デザイン素材づくり | ロゴ・アイコン案、バナーなど |
| 完成イメージの可視化 | 建築パースや室内レイアウト、家具・プロダクトの完成予想図など |
なかでもメリットは、頭の中にあるアイデアを無料で可視化できることです。ぼんやりとした設計イメージを画像生成AIで可視化すれば、チーム内や顧客との認識合わせがしやすくなります。無料で複数パターンをAIで生成して比較できるため、検討のスピードを上げることができます。
以下の記事では、無料の画像生成AIの使い方について紹介していますので、あわせてご覧ください。
タイプ別|画像生成AIの選び方

無料で使える画像生成AIは数多くありますが、思っていた使い方ができなかったと感じることもあります。まずは以下3つのタイプから選ぶのがおすすめです。
- 高度な画像編集機能を搭載
- 文章生成やリサーチもできる
- 多機能で画像生成の品質を向上
①高度な画像編集機能を搭載
1つ目は、無料で画像生成に特化しているが、編集機能まで充実しているタイプです。テキスト生成やリサーチ機能は備えていない一方で、フィルター・背景除去・生成塗りつぶし・部分修正など、画像を細かく整えるための機能があります。
このタイプは、生成した画像を素材としてきちんと仕上げたい人に向いています。たとえば、無料の画像生成AIでベース画像を作成し、そこから不要なオブジェクトを削除したり、構図を調整して、提案資料やバナーに仕上げるといった使い方が無料で可能です。
②文章生成やリサーチもできる
2つ目は、画像生成に加えて、文章作成・要約・調べもの・コード生成などもできる汎用タイプです。無料の場合、ChatGPTやGeminiなどが該当し、1つのチャット画面で文章作成と画像生成の両方を進められる点が魅力です。
このタイプの強みは、会話の流れに沿って無料で画像生成を進められることです。「もう少し明るくしたい」「この部分を削除したい」といった指示を重ねるだけで、AIが文脈を踏まえて無料で画像を調整してくれます。
③多機能で画像生成の品質を向上
3つ目は、画像生成そのものの品質やカスタマイズ性を重視するタイプです。Stable Diffusionなどが代表例で、追加モデルや拡張機能を組み合わせることで、画風・構図・細部の表現を細かく無料でコントロールできます。
このタイプは、生成できる画像のバリエーションが広い点が特徴です。たとえばStable Diffusionでは、LoRAと呼ばれる追加学習モデルや、構図・ポーズを精密に制御できるControlNetなどを活用することで、同じ被写体でもアングルやスタイルを無料で細かく作り分けられます。
画像生成AIを比較する際のポイント

利用したいタイプがある程度決まったら、次は個別のツールを比較していきましょう。無料の画像生成AIを選ぶ際に確認しておきたいポイントは、主に3つあります。
- テキスト以外で指示が可能か
- 商用利用が可能か
- 日本語テキストに対応しているか
①テキスト以外で指示が可能か
文章だけでなく、画像やスケッチなどを使って指示できるかどうかです。頭の中にあるイメージを、言葉だけで正確に伝えるのは簡単ではありません。そのため、参考画像やラフスケッチを読み込ませて指示できる無料の画像生成AIであれば、表現の幅を広げられます。
たとえば、作りたい雰囲気に近い写真をアップロードし、「このテイストで別の構図を生成して」と指示すれば、文章だけでは伝えにくいニュアンスもAIに反映させやすくなります。
②商用利用が可能か
次に無料で生成した画像を商用利用できるかどうかです。無料の画像生成AIを選ぶ際に見落とされやすいものの、重要なポイントです。
無料で生成した画像であっても、広告・販売物・クライアントへの納品物などに使用すると、ツールによっては規約違反になる場合があります。仕事や副業で使う可能性がある場合は、各無料ツールの利用規約で商用利用の条件を必ず確認しましょう。
③日本語テキストに対応しているか
無料で使えるAIの場合、日本語にどの程度対応しているかを確認しましょう。ここで確認したいポイントは、主に2点あります。
- 日本語のプロンプトで操作できるかどうか
- 画像の中に日本語の文字をきれいに描画できるかどうか
海外製の無料で使える画像生成AIの多くは、英語プロンプトの入力を前提に作られています。そのため、日本語で指示するとニュアンスがうまく伝わらず、意図とずれた画像が生成されることがあります。
比較表付き|無料で使用できる画像生成AIツール10選
ここからは、無料で使える画像生成AIツールを10個紹介します。
| ツール名 | 登録不要か | 無制限で使えるか | テキスト以外で指示が可能か | 商用利用が可能か | 日本語テキストに対応しているか |
|---|---|---|---|---|---|
| ChatGPT | × | × | ○ | ○ | ○ |
| Gemini | ○ | × | ○ | ○ | ○ |
| Microsoft Copilot | × | ○ | ○ | ○ | ○ |
| Canva | × | × | ○ | ○ | ○ |
| Adobe Firefly | × | × | ○ | ○ | ○ |
| Stable Diffusion | ○ | ○ ※ローカルの場合 |
○ | ○ | ○ ※英語推奨 |
| Novel AI | × | × | × | ○ | ○ |
| Leonardo.Ai | × | × | ○ | × | ○ |
| Ideogram | × | × | ○ | ○ | ○ |
| Meta AI | × | ○ | ○ | ○ | ○ |
①ChatGPT

出典:ChatGPT
ChatGPTはAIが内容や文脈を読み取り、イメージに合った画像を無料で生成してくれます。言語モデルと画像生成機能が一体化しているため、プロンプトの理解力が高く、複雑な条件や細かなニュアンスも反映しやすい点が特徴です。
例えば、「色味をもう少し明るくしたい」「このオブジェクトを消したい」といった指示を追加するだけで、完成イメージに近づけることができます。また、AIで生成した画像の一部だけを変更するインペインティングにも対応しており、修正したい箇所だけをピンポイントで調整できます。
実務レベルでChatGPTを活用して画像生成をしたい方は「ChatGPTセミナー」の受講を検討してみてください。ChatGPTセミナーでは、短期間で画像生成の基礎からプロンプトの構築方法まで体系的に学習が可能です。
まずは以下のリンクから詳細をチェックしてみてください。
| セミナー名 | ChatGPTセミナー |
|---|---|
| 運営元 | GETT Proskill(ゲット プロスキル) |
| 価格(税込) | 29,700円〜 |
| 受講期間 | 2日間 |
| 受講形式 | 対面(東京・名古屋・大阪)・ライブウェビナー・eラーニング |
②Gemini

出典:Gemini
Geminiは、画像生成モデル「Nano Banana」シリーズを使用しており、画像内に日本語テキストを無料で正確に描きやすい点が特徴です。ポスター・バナー・ロゴ・SNS画像など、文字を含むデザインを作成したい場合に使いやすい無料のAIツールといえます。
これまでの無料の画像生成AIは、画像内に日本語を入れると文字が崩れやすいという課題がありました。その点、Geminiは日本語の文字表現に強く、文字入りのビジュアルを無料で作りたい人におすすめです。
Geminiを使えば、文字入り画像の作成だけでなく、資料作成・情報整理・文章生成など、さまざまな業務を効率化できます。Geminiを業務で本格的に活用したい方は、「Geminiセミナー講座」で基礎から学んでみましょう。
Geminiセミナー講座では、画像生成に加えテキストの生成、動画生成など画像生成に紐づくスキルを学習できます。以下のリンクからまずは詳細をチェックしてみてください。
| セミナー名 | Geminiセミナー |
|---|---|
| 運営元 | GETT Proskill(ゲット プロスキル) |
| 価格(税込) | 29,700円〜 |
| 受講期間 | 2日間 |
| 受講形式 | 対面(東京・名古屋・大阪)・ライブウェビナー・eラーニング |
③Microsoft Copilot

出典:Microsoft
Microsoft Copilotは、Microsoftアカウントがあれば、チャット形式で画像の生成や修正を無料で行えます。WindowsやEdge、Webブラウザなど、さまざまな環境からアクセスできるため、普段の作業の流れでそのまま無料で画像生成に取りかかれる手軽さがあります。
複数の画像生成モデルに対応しており、日本語プロンプトでも自然に操作できます。チャット形式で使えるため、画像生成AIに慣れていない人でも扱いやすいでしょう。
Microsoft Copilotの画像生成を実務レベルで活用したい方は「Microsoft 365 Copilotセミナー」の受講を検討してみてください。Microsoft 365 Copilotセミナーでは、プロンプトエンジニアリングや生成AIチャット活用など画像生成に必要なスキルを学習できます。
まずは以下のリンクから詳細をチェックしてみてください。
| セミナー名 | Microsoft 365 Copilotセミナー |
|---|---|
| 運営元 | GETT Proskill(ゲット プロスキル) |
| 価格(税込) | 29,700円〜 |
| 受講期間 | 2日間 |
| 受講形式 | 対面(東京・名古屋・大阪)・ライブウェビナー・eラーニング |
④Canva

出典:Canva
Canvaの強みは、生成した画像をそのまま無料で編集・加工できることです。画像生成からデザインの仕上げまで、1つのツール内で完結できます。また、豊富なテンプレートが用意されているため、デザインの専門知識がなくても見栄えのよい画像を作りやすいです。
生成した画像に文字を入れる、サイズを調整する、他の素材と組み合わせるといった編集も無料で直感的に行えます。SNS投稿画像・プレゼン資料・サムネイルなどを作る際に便利で、日本語プロンプトにも対応しています。
Canvaの画像生成AI機能をはじめ、生成した画像の編集スキルもあわせて身につけたい方は「Canva基礎セミナー」の受講を検討してみてください。Canva基礎セミナーでは、画像編集や生成AI機能を活用したデザイン制作を実践形式で学習できます。
⑤Adobe Firefly

出典:Adobe
Adobeが提供している画像生成AIです。ライセンス面に配慮された素材を中心に学習しているため、AIで生成した画像を商用利用する際の法的リスクを比較的抑えやすいです。仕事や副業でAI画像を無料で使いたい人から支持されています。
また、PhotoshopやIllustratorなど、Adobe製品との連携がスムーズな点もメリットです。テキストから無料で画像を生成できるだけでなく、画像の一部を別の内容に置き換える生成塗りつぶしなど、AI編集機能も充実しています。
⑥Stable Diffusion

Stable Diffusionは、オープンソースとして公開されている画像生成AIです。自分のPCに導入すれば、無料かつ無制限に画像を生成できる点が魅力です。リアル調からアニメ調まで幅広い画風に対応でき、自由度の高さから多くのユーザーに利用されています。
また、LoRAと呼ばれる追加学習モデルや、構図を細かく制御できるControlNetなどを組み合わせることで、同じ被写体でもアングルやスタイルを細かく作り分けられるでしょう。参考画像から新しい画像を生成する「img2img」にも対応しています。
⑦Novel AI

出典:Novel AI
Novel AIは、短いテキストから小説や画像を生成できるAIツールです。元々は、小説を生成するツールでしたが、画像生成機能が追加されました。特にアニメ調のキャラクター描写が得意で、色鮮やかな画像の生成が可能です。
また、Novel AIは無料で利用することができるにも関わらず、高いカスタマイズ性も魅力の1つです。除外する要素やサイズの指定、使用するモデルの選定などができるため、より理想の画像を出力しやすくなっています。
⑧Leonardo.Ai

出典:Leonardo.Ai
Leonardo.Aiは、ゲームアセットやコンセプトアート制作向けに開発された無料の画像生成AIです。キャラクターデザインやファンタジー・SF系のイラストなど、特定ジャンルにおける品質の高さが魅力で、クリエイティブな素材を作りたい人に支持されているAIツールです。
参考画像から新しい画像を生成するImage-to-Image機能や、描きながらリアルタイムで画像が変化するキャンバス機能など、制作ワークフローに組み込みやすい機能が揃っています。アイデアを考えながら、その場でビジュアルとして形にしていける点が魅力です。
⑨Ideogram

出典:Ideogram
Ideogramは、画像の中にテキストを正確に描くことを得意とする無料の画像生成AIです。ロゴ・ポスター・タイポグラフィなど、文字を含むデザインの生成精度に強みがあります。文字がきれいに入った画像を作りたいという方におすすめのAIツールです。
また、文字崩れを抑えながら画像を生成できるため、デザインの完成度を高めやすくなります。スタイルや色調の指定にも対応しており、狙ったテイストに寄せやすい点も魅力です。
⑩Meta AI

出典:Meta AI
Meta AIは、Instagram・Facebook・MessengerなどのSNS内で利用できる無料の画像生成AIです。普段使っているSNSアプリのチャットから指示するだけで無料で画像を生成でき、追加アプリをインストールしなくても使える点が特徴です。
生成回数に追加料金がかからず、無制限に近い形で使える点も魅力です。すでにSNSアカウントを持っていれば、改めて登録する手間が少なく、新しいツールの操作を覚える必要もほとんどありません。
以下の記事では、画像の精度を上げるコツやおすすめツールも紹介していますので、あわせてご覧ください。
無料の画像生成AIに関するよくある質問

最後に、無料の画像生成AIに関するよくある質問をまとめました。
初心者には、チャット形式で使える無料の画像生成AIがおすすめです。ChatGPTやGeminiなどは、日本語で「こんな画像を作って」と入力するだけで画像を無料生成できます。追加指示も会話形式で出せるため、プロンプトに慣れていない人でも使いやすいのが特徴です。
無料の画像生成AIについてのまとめ
無料の画像生成AIは種類が多く、それぞれ得意分野が異なります。だからこそ、まずは気になった無料のAIツールを1つ選んで、実際に画像を生成してみるのが一番です。手を動かしてみると、各AIツールの使い心地や生成画像のクオリティがわかるでしょう。
CADや3Dプリントの分野で無料の画像生成AIを活用できれば、アイデアの可視化から資料づくりまで作業効率を上げてくれます。本記事で紹介したAIツールは無料で始められるので、この記事を参考に、自分の用途に適した無料の画像生成AIを見つけてください。