こんにちは。濱谷です。
fabさんぽシリーズ第6弾になります。
今回は日本の製造業を支える工作機メーカー Brother(ブラザー)さんの機械を見学させて頂きました。
左から、デザイン部 服部様、Autodesk 藤村様、VOST濱谷、マシナリー事業 平澤様
平澤様にショールームを案内して頂きました。
Brotherさんといえば、ミシン、ファックス、プリンターが有名ですよね。
入口には創業当時の機械が展示されていました。
優れた品質 無言の奉仕
現在のコーポレート・メッセージは”At your side.”となっていますが、社内を案内していただいたデザイン部の服部様も好きなこの格言は、今でも社内に浸透されているようです。
ミシンを作る為の機械を自作していたことから、切削マシンの開発が始まったそうです。
Fusion 360ユーザーには、SPEEDIOシリーズが有名ではないでしょうか?
https://www.brother.co.jp/product/machine/speedio/index.aspx
私もFusion 360 のトレーニング受講者様から、Fusion 360でこれから5軸を始めたい、という方におすすめしたことがあります。
なんといっても安いんです♪
小さい機種から大きい機種まで、様々な種類が用意されていますが、今回見学させて頂いたのは、旋削加工とマシニング加工をワンチャッキングで行う小型複合加工機「M140X2」になります。
こちらの機械ですが、
なんと!
立型の旋盤機能と、AC軸のテーブルが標準装備された複合加工機なのです!
しかも、一般的な5軸加工機の半額以下という低コストで導入が可能です。(※同時5軸加工は未対応)
Fusion 360ユーザーにぴったりですね!
旋盤とは?
旋盤は被切削物を回転させ、固定されているバイトと呼ばれる工具で切削加工をする工作機械の一つです。主に「外丸削り」、「中ぐり」、「穴あけ」、「ねじ切り」、「突切り」と呼ばれる各加工を行います。
被切削材料が回転するため、加工品は必ず回転軸に対して対称形になります(円筒や円錐、皿形など)。
早速機械を動かして頂きました!
※動画は音が出ますのでご注意下さい。
<旋盤工程> ワークが回転しているところに、刃物を当てて削ります!
<穴あけ工程> ワークを固定して、色々な角度の穴をあけています!
今回訪問させて頂いたのは、刈谷工場のショールームです。
Fusion 360 エバンジェリストの藤村さんの新カメラでパシャリ♬
これでショールームのFusion 360 レンダリングはHDRIを読み込めばばっちりですねw
削り上がりの機内がこちら
こちらの形状、ジェネレーティブデザインにかけてみたいところですw
SPEEDIOユーザー様の中でもFusion 360 の活用が進んでいるようです!
今後、SPEEDIO x Fusion 360
のイベントもあり得るのでは?楽しみにしています!
長時間対応してくださった平澤様、服部様、工場の皆様、本当にありがとうございました。
次回は、Brotherさんの機械をFusion 360で動かしたレポートを書きたいと思います!
それではまた!