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【2026】CADオペレーターの年収相場は約360万円|高収入に直結するスキル習得方法も紹介

CADオペレーターの年収相場未経験からCADオペレーターに挑戦する、もしくは建築士や設計士として活躍する方がキャリアチェンジとして、CADオペレーターを目指す場合もあるでしょう。

しかし「CADオペレーターの年収はどれほどなのか」「CADオペレーターとして高年収を得るには、どのようなスキルが必要なのか」と、疑問を抱いている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そこで本記事では、CADオペレーターの年収相場や高年収を得るために必要なスキルを解説します。未経験からあるいは異業種からCADオペレーターとして高年収を目指す方は、ぜひ参考にしてください。

CADオペレーターの年収相場

CADオペレーターの年収相場

CADオペレーターは、設計者や建築者などの専門家の指示にそって、設計データの入力や管理、図面の作成や修正などを行う仕事です。CADオペレーターと言っても、その年収は雇用形態や経験年数、業界などによって大きく異なります。

ここでは、以下の項目別にCADオペレーターの年収相場を紹介します。

  • 雇用形態別の平均年収と時給
  • 経験年数・年齢別の平均年収
  • 業界別の平均年収

未経験からまたは設計士や建築士などから、CADオペレーターへのキャリアチェンジを検討している方は、ぜひ参考にしてください。

雇用形態別の平均年収と時給

以下の表にCADオペレーターの平均年収を、雇用形態別にまとめました。

雇用形態 年収
正社員 420~450万円
派遣社員 340~400万円
アルバイト・パート 210~260万円
フリーランス 200~600万円

※参考:厚生労働省|職業情報提供サイトjob tag|CADオペレーター
求人ボックス|CADオペレーターの仕事の年収・時給・給料(求人統計データ)
フリーランス協会|フリーランス白書2025

雇用形態ごとにCADオペレーターの平均年収が異なるのは、役割の違いによるものです。

例えば、正社員は図面の作成や修正だけにとどまらず、設計補助やマネジメントなど、責任ある業務も担うため高年収が期待できます。

アルバイトやパートは図面修正やデータ管理など、専門知識がなくても対応可能なサポート業務が中心となるケースが多いため、正社員より平均年収が下がります。

なお、フリーランスは3Dモデリングや自動化技術などのスキルを持っていれば、高単価な案件を獲得しやすいため、年収600万円以上も実現可能です。

経験年数・年齢別の平均年収

以下は、経験年数・年齢別にCADオペレーターの平均年収をまとめた表です。

経験年数 年収 年齢 年収
0年 278万6,400円 25~29歳 360万7,000円
1~4年 311万4,000円 30~34歳 417万7,800円
5~9年 327万4,800円 35~39歳 486万4,300円
10~14年 353万5,200円 40~44歳 491万7,900円
15年以上 412万800円 45~49歳 510万1,500円

※出典:厚生労働省|職業情報提供サイトjob tag|CADオペレーター

未経験からCADオペレーターを目指す場合は30代でも40代でも、初年度の年収は約280万円です。しかし、その後の昇給や評価は年齢を重ねるにつれて高くなります。なぜなら、経験年数の蓄積に加えて年齢に応じた業務の責任とビジネスマナーが報酬に加味されるためです。

例えば、同じ経験年数でも30代や40代でCADオペレーターを目指す方は、20代と比較して社会経験が豊富です。そのため、これまで培ってきたビジネスマナーやコミュニケーション能力などが高く評価され、それが年収に反映されます。

業界別の平均年収

業界別の平均年収

次に、業界別におけるCADオペレーターの平均年収を紹介します。

業界 年収
電気電子 400~650万円
機械 340~740万円
建築 340~500万円
土木 320~420万円

Indeedの求人検索をもとに計算

電気電子業界のCADオペレーターは、図面の作成や修正だけではなく、配線や制御盤のレイアウト図も作成するため、電気回路図に用いられる記号や接続方法などの専門知識が必要です。

また、機械業界では、複雑な3Dモデリングや専門的な加工知識が必須です。これらの理由により、電気電子業界および機械業界におけるCADオペレーターの年収は高めに設定されています。

CADオペレーターの年収が日本の平均年収より低い理由

国税庁が公表している令和5年分の民間給与実態統計調査によると、給与取得者における正社員の平均年収は約30万円で、正社員CADオペレーターの平均年収と比較すると約80〜110万円も高くなっています。

CADオペレーターの年収が日本の平均年収より低い理由は、以下のとおりです。

  • 専門知識が不要で未経験でも参入しやすいから
  • フリーランスやアルバイトなどで働く人が多いから
  • 業務範囲が限定的で専門知識の習得が難しいから

次にそれぞれ解説します。

専門知識が不要で未経験でも参入しやすいから

CADオペレーターは、未経験かつ専門知識や資格がなくても参入できる職業のため、年収が低く設定されている場合があります。また、近年では人材不足により未経験歓迎や研修制度ありの求人が多数あり、スキルが身に付くまでの期間は年収が低くなりがちです。

フリーランスやアルバイトなどで働く人が多いから

フリーランスやアルバイトなどで働く人が多いから

「家族との時間を大切にしたい」「プライベートと仕事を両立したい」などの理由から、フリーランスやアルバイト・パートなどの雇用形態を選択する方も少なくありません。

アルバイトやパートは勤務時間に制約がある場合が多く、正社員と比較すると年収が低くなりがちです。なお、フリーランスに勤務時間の制約はありませんが、スキルが不十分だと案件が獲得できないため年収が不安定かつ低くなります。

業務範囲が限定的で専門知識の習得が難しいから

CADオペレーターは業務の性質上、図面を描いたり写したりすることに専念しがちであるため図面の設計根拠や構造計算、法規適合性などの専門知識を習得する機会が少ない傾向にあります。

専門知識の習得には自分で勉強する時間が必要であり、スキルが身に付くまでは年収も滞りがちです。CADオペレーターで高年収を目指す方法は、次の章で解説します。

CADオペレーターとして高年収を目指す4つのコツ

CADオペレーターとして高年収を目指す4つのコツは、以下のとおりです。

  • 3DCADやBIMなどのスキルを習得する
  • CAD利用技術者や建築CADなどの資格を取得する
  • コミュニケーション能力や設計意図の理解力などを身に付ける

次に詳しく解説しますので、ぜひチャレンジしてください。

①3DCADやBIMなどのスキルを習得する

①3DCADやBIMなどのスキルを習得する

CADオペレーターとして高年収を目指すのであれば、3DCADやBIM(ビルディングインフォメーションモデリング)スキルの習得が必須です。近年、機械系や自動車業界においては、製品の精密さを担保する高度な技術として3DCADスキルが求められています。

また、建築業界においては、最初から3次元で建築物を作成したり属性情報を加えたりできるツールとして、BIMが注目を集めています。BMIスキルを持つCADオペレーターであれば、図面作成の見積もりや資材調達など、プロジェクト全体に貢献できるため、市場価値が高い人材であると評価され年収アップにつながるでしょう。

3DCADについては以下の記事で詳しく解説しています。

【2025】建築用3DCADソフトとは?基礎知識や導入メリット、おすすめソフトや選び方などを解説

②CAD利用技術者や建築CADなどの資格を取得する

CAD利用技術者や建築CADなどの資格を取得することで、専門知識を証明できるため年収アップにつながる可能性が高まります。例えば、以下の資格は年収アップに直結しやすいです。

  • CAD利用技術者
  • 建築CAD検定
  • 一級建築士
  • 二級建築士
  • 一級建築施工管理技士
  • 二級建築施工管理技士
  • 電気工事施工管理技士

上記の資格は「なぜその図面が必要なのか」という設計者の意図を深く理解できている証明になるうえに、設計補助や技術リーダーとしても活躍できる人材であるとアピールできます。これにより、CADオペレーターでありながらプラスワンのスキルを提供できる人材であると評価され、年収アップが期待できます。

③コミュニケーション能力や設計意図の理解力などを身に付ける

CADオペレーターとして高年収を目指すには、コミュニケーション能力や設計意図の理解力など、付加価値を身に付ける必要もあります。CADオペレーターの業務は設計者と製造現場をつなぐ橋渡しの役割を担うため、これらの付加価値が重要です。

例えば、設計者から「ここを1ミリ太くしてほしい」と指示が入った場合、単純に太くするのではなく「なぜ、ここを太くする必要があるのか、強度のためなのか、隣接する部品との干渉を避けるためなのか」という設計の目的まで聞き取る能力が不可欠です。

また、作図中に部品の干渉を発見した場合、単純に報告するのではなく「このパイプを5センチずらしてみてはいかがでしょうか」といった解説策を提案できる能力も求められます。付加価値を身に付ければ即戦力として評価され、高年収を得られる可能性が高まるでしょう。

④AIのスキルを身に付け作業業務の向上を図る

④AIのスキルを身に付け作業業務の向上を図る

近い将来、トレースや修正など、専門知識がなくてもできるCADオペレーター業務は、AIに奪われる可能性があるためAIスキルを身に付ける必要もあります。

これは、CADオペレーターの仕事がなくなるという意味ではなく、より高度な技術を必要とする業務が発生することを意味します。例えば、AIツールの活用により短時間で複数の設計案を自動生成できれば、CADオペレーターはAIが作成した設計案の評価や改善、法規適合性の判断などに注力するといった役割を担うことになるでしょう。

そのとき、AIスキルがあれば、図面の作成や修正などの作業から設計案の評価や改善など、年収アップを目指せる責任ある業務を任せてもらえる可能性があります。CADオペレーターとしてAIスキルを身に付けることは、技術者としての市場価値を高めることを意味し、結果として年収アップへとつながります。

AIについて理解を深めたい方は、以下の記事も参考にしてください。

【2025】生成AIはCADでどう活かせる?図面作成や設計など導入事例を紹介

高年収CADオペレーターを目指すならセミナー参加がおすすめ

CADオペレーターで高年収を目指すなら、AutoCAD基礎セミナーへの参加がおすすめです。セミナーに参加すれば、たったの2日間で異尺度対応注釈や図面比較機能など、プロの図面品質を保証するための製図技術を習得できます。

また、生成AIを活用したAutoCADの自動作図の基礎など、高年収を目指せるスキルの習得も可能です。さらに、AutoCADの図面操作や初期設定なども学べるため、未経験からCADオペレーターを目指す方にも、有効なセミナーです。CADオペレーターとして高年収を目指す方はぜひ、ご検討ください。

セミナー名AutoCAD基礎セミナー講習
運営元GETT Proskill(ゲット プロスキル)
価格(税込)29,500円〜
開催期間2日間
受講形式対面(東京・名古屋・大阪)・ライブウェビナー・eラーニング

 

CADオペレーター年収に関するよくある質問

ここでは、CADオペレーター年収に関するよくある質問について紹介します。

CADオペレーターは何歳まで働けますか?

CADオペレーターは、何歳まででも働ける仕事です。例えば、70代でCADオペレーターとして活躍している方もいます。

年齢ではなく、スキルや経験の有無が問われる仕事です。そのため、年齢が気になる方でもスキルや経験があれば、チャレンジしやすいでしょう。

※参考:厚生労働省|職業情報提供サイトjob tag|CADオペレーター

CADオペレーターの仕事はきついですか?

CADオペレーターの仕事は、人によってはきついと感じられるでしょう。CADオペレーターは基本的に長時間PCと向き合い、集中力を必要とする細かい作業を行う仕事です。また、設計士の指示を的確に図面に反映させる専門知識や、厳格な納期と正確性が求められるプレッシャーもあります。

特に、これまで現場に出ており動きのある仕事に就いていた方は、CADオペレーターの仕事をきついと感じるかもしれません。一方、設計士や建築士からのキャリアチェンジの場合はそれほどきつさを感じないでしょう。

CADオペレーターに将来性はありますか?

現状では、CADオペレーターの将来性が完全になくなることはありません。しかし、AIによってCADオペレーターの需要が低くなる未来が予想されるのも事実です。AIの進化により、図面の作成や修正などの業務は、CADオペレーター不要で完結する未来がくるかもしれません。

ただし、AIスキルを味方に付ければ、AIが生成した設計案の評価・改善・法規適合性の判断など、責任ある業務を任されるポジションに就くことも可能です。

CADオペレーター年収についてまとめ

CADオペレーターの平均年収は雇用形態や経験年数、業界などにより異なります。正社員やアルバイト、フリーランスを含めたすべての雇用形態のCADオペレーターの平均年収は約360万円です。

この年収は日本の正社員の平均年収より80万〜110万円低い数字となりますが、CADオペレーターはスキルや経験があれば、高年収を目指せる仕事です。CADオペレーターとして高年収を目指す方は、ぜひ本記事で紹介したセミナーへの参加をご検討ください。

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