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BricsCADのトレーニング方法3選!効果的なトレーニングで図面設計に詳しくなろう

BricsCADは日本でも広く使用されているCADの一つです。ベルギーのBricsys社が開発したこのCADは、dwgファイルを使用できるCADシステムとして人気があります。ここでは、BricsCADを使いこなすためにおすすめのトレーニング方法について、詳しくご紹介します。

BricsCADのトレーニング方法3選

それではBricsCADのトレーニング方法3選を解説していきます。

BricsCADのトレーニング方法①セミナー

BricsCADを使いこなすためには、さまざまなトレーニングが必要です。BricsCADのトレーニング方法としておすすめできるのは、セミナーに参加して使い方を勉強する方法です。図研アルファテック株式会社という会社でもBricsCADのセミナーを開催しています。図研アルファテック株式会社は、日本におけるBricsCADの販売代理店で、ソフトを販売しているだけでなく、ソフトの利用方法なども、こうしたセミナーの開催を通して指導しています。

この会社で定期的に開催しているBricsCADのセミナーの一つが、3D講習会です。BricsCADを使用して3D設計をするための技術を学びたいという人を対象にして、こうしたセミナーを開催しています。このセミナーに参加できるのはBricsCADの保守契約をした利用者だけなので、セミナーを受けることを希望する人は、あらかじめ保守契約をしておく必要があります。なお、BricsCADで3次元のモデリングをするためには、Proグレード以上のライセンスも必要になるため、ライセンスを所有していない人は、BricsCADの30日間無料体験版を利用することもできます。

図研アルファテック株式会社で開催しているBricsCADの3D講習会は、オンラインセミナーとしておこなわれています。Zoomを使用して配信していて、全国のさまざまな地域に住んでいる人が、自宅や職場からセミナーを受講することも可能です。初心者でもわかりやすくBricsCADを使用して3D設計ができることがこのセミナーの特徴で、参加者にはサンプル用の図面も配布されています。講師がおこなうのと同じ方法で操作をすることにより、3Dの操作方法をわかりやすく学習できます。

このセミナーでは、使い方の指導の他に、Q&Aコーナーも開催しています。わからないことや気になったことがある場合にも、気軽に講師に質問ができます。セミナーでは、2次元の図面から3Dモデルを作成するための方法も教えています。2次元の図面があれば簡単な押し出しコマンドを使用するだけで、3次元のモデルを制作することが可能です。ダイレクトモデリングの技術も教えていて、直観的な操作で3次元のモデルを制作できる方法です。

BricsCADのトレーニング方法②書籍

書籍を利用した学習も、BricsCADを使いこなすために最適なトレーニング方法です。この方法でBricsCADのトレーニングをすることのメリットは、いつでも好きな時に、BricsCADの使い方を学習できることです。仕事をしながらBricsCADの使い方を覚えたい人も、仕事から帰った後に自宅で学習できます。休日を利用すればまとめて勉強をすることも可能で、集中して自習すれば、短期間でBricsCADの使い方を一通り覚えることも可能です。

BricsCADの使い方を学習できる書籍は、いくつかの異なった種類ものが販売されています。これから本格的にBricsCADの使い方を学びたい人を対象にした書籍もあり、基本的な操作方法からわかりやすく記載されています。CADに関する基本的な知識を持っていなくても使用できる書籍もあり、読みながら自然に基本的な知識についても学習できます。

BricsCADの使い方を書籍で学習したい時に気をつけなければいけないのは、その書籍で勉強できる操作方法の範囲です。初心者向けのBricsCADの書籍の中には2Dの作図を中心に解説されているものもあります。こうした書籍は2Dの作図方法を勉強したい場合には非常に便利ですが、3Dの作図を勉強するためには向いていません。BricsCADで3Dの作図をするための技術を学びたい人は、3Dの作図について専門に書かれたBricsCADの書籍を購入する必要があります。1冊の本の中に2Dと3Dの作図方法を両方とも紹介している本を探すことができれば、どちらの方法も一冊の書籍で学べます。

ただし日本語で書かているBricsCADの本は非常に少ないので、どうしてもBricsCADを書籍で学習したい場合には、英語で書かれている書籍を探す必要があります。英語で書かれている書籍でも探せない場合には、他の言語でBricsCADの使い方について書かれている書籍がないか探してみてください。こうした本を利用して勉強をするためには、BricsCADに関する知識だけでなく外国語の能力も必要になるので、外国語が得意な人にはおすすめできる方法です。

BricsCADのトレーニング方法③独学で図面設計

BricsCADのトレーニング方法として3番目に紹介できるのは、書籍やセミナーを利用して得た知識を使用して、できるだけ多くの図面を作成する方法です。書籍やセミナーで覚えたことはそのままにしておくと忘れてしまうことがありますが、実際に覚えた方法を使って図面を作成することで、記憶にしっかりと定着させることが可能です。2Dの図面だけでなく3Dの図面作成も多く練習すれば、BricsCADをより自由に使いこなせるようになります。

BricsCADで上手に設計をするコツ

BricsCADを上手に設計ができるようになるためのコツは、まず2Dの図面の製図方法をしっかりとマスターすることです。BricsCADには2Dの図面から3Dモデルを作成できる機能も搭載されているので、2Dの図面を正確に作成できる技術があれば、3Dのモデリングもできるようになります。BricsCADで2Dの図面の製図方法を上達させるために役立つのは、建設会社などが建物を建設する時に制作している間取り図です。間取り図を参考にすることは、2Dの図面を作成するうえでさまざまなメリットがあります。図面に線を引くことにも慣れていない人でも、間取り図を参考にすることで、正しい線の引き方を学習できます。

BricsCADで2Dの図面を作成する場合には、建物内に設置する設備などを図面でわかりやすく表現する能力も必要です。CADで図面を作成した経験が少ない人の場合には、こうした設備の書き方に苦労する場合も多いですが、他の人が書いた建物の間取り図を参考にすることで、建物内の設備が配置されている位置などを、図面にわかりやすく書くためのヒントが見つけられます。2Dの図面をBricsCADで作成する時には、図面に文字を入れる必要もありますが、文字の記入方法にもコツがあります。文字の書き方が悪いと図面がわかりにくくなってしまうこともあるので、適切な位置に正しい言葉を使用して、文字を入れる必要があります。こうした文字の入れ方も他の人が書いた間取り図を参考にすることで、書き方のコツを学べます。

BricsCADを使用して上手に設計をするためには、BricsCADに搭載されているさまざまな機能を使いこなせるようにすることも重要なコツです。BricsCADには設計をする時に役立つ幅広い種類の機能があるので、どのような機能があるのか一通り覚えておくことが大切です。機能の内容だけでなく、実際にどのような場面で使用できるかを勉強しておけば、設計をする時に効率的に活用できます。操作にはコマンド入力が必要なものもあるため、こうした入力方法をしっかりと記憶しておくことも使いこなすためのコツです。

さまざまな方法でトレーニングができるBricsCAD

BricsCADを使いこなせるようになるためには、さまざまなトレーニングに取り組むことが必要です。セミナーに参加する方法でもトレーニングができ、製品の日本における販売代理店が開催しているセミナーもあります。書籍を使用してトレーニングする方法もあり、こうした方法で学んだ知識を利用して多くの図面を作成することも、効果的なトレーニング方法です。

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