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既存の造形イメージを覆す3Dプリンター「BigRep PRO」と「BigRep EDGE」の発売が開始!

こんにちは!Chisatoです。本日のtopicsはこちら!
ドイツBigRep社が3Dプリンターの新機種を発表し、日本総代理店を務める産業機器輸入商社の株式会社イリスが発売を開始しましたよ!

独自技術で従来の5倍の速さ、高精度な造形が実現可能に!

現在イリスの取扱い機種は造形サイズ1m3超を誇るONE、同機能でコンパクト化に成功したSTUDIOで、それに続き、今回発売開始したのは最新大型3Dプリンター新機種PROとEDGEです。

BigRep社はフィラメント供給と押出される材料の量・速度を制御する独自システム「MXTモジュール式エクストルーダー」を開発し、PROとEDGEの両機種に搭載しました。
その結果、従来の5倍の速度・高精度なプリントの実現に成功!技術提携し、コントロール技術を組み込んだ「Bosch Rexroth モーションコントロールシステム」も搭載しています。
またこのシステム導入によりIoT接続を可能にし、工場のシームレス化も目指しているそうです。

PROとEDGE

BigRep PRO

連続した印刷が可能な大型温度制御スプールチャンバーを装備しています。
大規模な工業部品を生産するために開発されており、ASA、ABS、ナイロンの材料が使用可能になりました。
最適温度を均一にコントロールし、加熱プリントベッドはプリント中の接着性を高めるためにポリイミド箔が取り付けられ、内蔵の誘導センサーにより半自動レベリングが可能になり、0.6mmノズル使用で、一般的なFFF方式3Dプリンターの5倍の速度で造形を実現!

製品概要
名称 BigRep PRO
販売開始日 販売可能
造形サイズ 1,005×1,005×1,005(mm)
レイヤー解像度 100 – 800 μm ※選択された押出機/ノズルによる
造形方式 FFF (熱溶融積層)方式(材料押出)
本体サイズ 1,950×2,430×1,790 (mm) (タワー式ライトを含まない)
プリンター重量 約1,550kg
BigRep認定材料 ASA、PA66、更なる工業用素材を現在開発中
サポート材 可溶性プラスチック

BigRep EDGE

ハイエンドの高性能マテリアルを処理できるよう大規模フォーマットとして設計されています。
チャンバー内で最高200℃、プリントベッドで220℃までの温度制御が可能なビルドインチャンバーを装備しています。

製品概要
名称 BigRep EDGE
名称 BigRep EDGE
販売開始日 2019年の第2四半期にリリース予定
造形サイズ 1,500×805×600(mm)
レイヤー解像度 400 – 900 μm (1.0 mmノズル)、150 – 400 μm (0.5 mmノズル)
造形方式 FFF (熱溶融積層)方式(材料押出)
本体サイズ 3,100×1,600×2,220(mm)(タワー式ライトを含まない)
プリンター重量 約3,500kg
BigRep認定材料 エンジニアリングプラスチック、高機能プラスチック、更なる工業用素材を現在開発中
サポート材 可溶性プラスチック

まとめ

BigRep PROは発売開始されており、BigRep EDGEは2019年の第2四半期にリリース予定となります。
価格はPROが2,800万円、EDGEは4,800万円で販売予定です。

イリスは2019年2月6日(水)~8日(金)の期間、東京ビッグサイトで開催する第1回 次世代 3Dプリンタ展にて、BigRep PROの実機を展示予定です。

造形速度が5倍速くなった事に加え、高品質、高精度も兼ね備えているため、今後日本での販売が大いに期待されますね!

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