世界的に需要度が高まっているAutoCADですが、2021年の8月にAutoCAD LTの廃止により料金体制に大きく影響してきました。
もともとAutoCADとAutoCAD LTのというのが存在していましたが、近年体制の見直しにより、AutoCAD LTが廃止、AutoCADにAutoCAD LTの要素が加わったサブスクリプションの販売開始となっています。
そのなかで新たに登場したのがAutoCAD Plusです。
新たに登場したこともあり、どういう内容が変わったか多く知られていません、料金も大幅に変更していることもあり、機能面などの解説もしていきます。
そもそもAutoCAD LTって何?
AutoCAD LTとは、AutoCADの3D機能をなくしたいわゆる2D盤のみの機能を持ったAutoCADです。
※現在はAutoCAD LTがAutoCADと統一し、販売されている為、すでに販売は停止されていますが、元々、どういう違いがあったのか詳しく見ていきましょう。
参考記事:AutoCADとは?学生は無料!?AutoCADの特徴や価格、使い方を解説します!
項目 | AutoCAD最新 | AutoCAD LT (2021年現在はAutoCADに統一し販売) |
---|---|---|
用途 | 2Dの作成
3Dモデルの作成 |
2Dのみの作成 |
機能 |
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2022/12 現在 | Auto CADとLTを組み合わせたAutoCADが販売 | LTは販売停止 |
ライセンス | マルチユーザー
シングルユーザー |
シングルユーザーのみ |
付属 アプリ |
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価格(最新) | ¥8800/月(税込) ¥71,500/ 年(税込) ¥203,500/3年(税込) |
停止中 |
購入 | AutoCADの購入はこちら | 販売停止 |
比べてみると元々AutoCADの機能が高いですね。
ただAutoCAD LTは、いわゆる有料版のJw_cadだと考えていただいた方がわかりやすいかもしれません。
現在、2022/12時点ではAutoCADとAutoCAD LTが合体した単体ソフトが71,500円/年とお得な値段で買えるため、ぜひ購入してみてはいかがでしょうか。
新発売のAutoCAD Plus中身は何が変わった?
そこでAutoCAD LTに代わり新発売されたのがAutoCAD Plus (AutoCAD including specialized toolsets)。
現在の機能に加えて新しい要素が7つほど追加されました。
値段面などに関しても変更があるので詳しく見ていきましょう。
項目 | AutoCAD Plus | 内容 |
用途 | トレース機能 | webアプリなどでトレースを作成しデスクトップで編集 |
共有機能 | AutoCADから直接メンバー同士の編集が可能 | |
機能 | カウント機能 | ブロックや集計作業自動化 |
フローデング機能 | AutoCADから直接PDF形式でAutodeskDocsに保存可能 | |
Autodesk Docsにプッシュ機能 | 複数の図面を開く際、別のツールを開く必要があり、今回の機能の追加により、図面を分立して左右に表示、別モニターにも表示ができるようになました。 | |
値段 |
¥28,600/月(税込) |
値段も大幅に変更されています。 |
こうしてみると色々な機能が追加されました。
因みにもうAutoCADをお持ちの方はログイン後、無料でAutoCAD Plusの最新版を獲得できます。
未加入の方は30日間の保証があるため一度購入してはいかがでしょうか?
AutoCADを使ったことない方はセミナーを受けてみよう!
受講者が数多く参加しているAutoCAD基礎セミナー、こちらはAutoCADの基本操作や仕事で役に立つスキルを覚える事ができます。
AutoCADの実践をするセミナーに近いため、直観的に覚えることができ仕事に活かしやすいです。
普通の企業にも研修用として採用しているところが多い傾向です。
AutoCADセミナーを受けるのに適してる人
- 講師に色々教わりたい。
- AutoCADを仕事で使いたい。
- AutoCADを利用したことがない。
- すぐにスキルが上がったと実感したい。
- 時間に余裕があるため対面で学習したい。
- 自分で勉強するのは限界が来た、分からないところが多い。
AutoCADとAutoCADPlus使うならどっち?
値段が通常版より高いですが、共有機能やトレース機能の追加により業務で使う際により、快適に動作できるようになりました。
AutoCADもLTの機能が追加されさらに使いやすくなっています。
値段もそのままなので、未経験の方はAutoCADを一度購入を検討するのをお勧めします。
AutoCAD Plusの導入は、現在サブスクリプションを購入済みで、さらに効率を上げたい、業務の速度を上げたいという方は導入を検討してみてはいかがでしょうか。
企業も採用をしているところがとても多いため、仕事に近い感覚で覚える事が可能です。
無料体験版もおすすめ
もしAutoCADの導入を迷われている方は一度、無料体験版を入手することをおすすめします。
AutoCADの無料体験版は30日間、無料で入手可能です。
機能制限は特にないので、実際の製品と同じ感覚で使うことができます。
登録方法は公式サイトで登録を行い、パソコンにインストールするだけで簡単に利用ができますので、一度ダウンロードをしてみてはいかがでしょうか。
また学生や教員の方は教育に限り、学生ライセンスを無料で3年間無料で使えるので、是非一度お試しください。
まとめ
今回はAutoCADとAutoCAD Plusとを比較してみました。
AutoCADにはLTの機能が新規に追加され、AutoCAD Plusには業務の高速化に必要な機能が追加されました。
値段は違ってくるのですが、自身の作業に合わせた内容で購入をお勧めします。
無料体験版はいつでも利用可能なので、導入を考えている方は一度利用してみてはいかがでしょうか。