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Anisoprint、3Dプリンター用スライサーソフトウエアAuraと互換性を持つCAEツールを発表へ!

こんにちは!Chisatoです。
本日のtopicsは、日本法人アニソプリント合同会社が発表した、Additive Flow社との提携による複合材料設計用トポロジー最適化ソフトウエアツールをご紹介します!

連続繊維カーボン強化による3Dプリンターを製造・販売する、Anisoprint S.a.r.l.の日本法人アニソプリント合同会社は、英国の付加製造用ソフトウエア開発企業Additive Flow社との提携により、自社の3Dプリンター用スライサーソフトウエアAuraと互換性を持つCAEツールを発表しました。
アニソプリント社製3Dプリンターのユーザーは、設計プロセスの全ての段階において、ジオメトリの最適化を容易に行うことが可能となります。
この新たなソフトウエアツールは、2021年10月にリリース予定です。

Formflowによる、物理シミュレーションと最適化さた設計結果

Anisoprint社について

Anisoprintは、2015年にSkolkovo工科大学・複合材料研究センター発のベンチャーとして発足した、Composite Fiber Co-Extrusion(CFC)方式により連続繊維強化プラスチックで造形を行う産業用3Dプリンターのメーカーです。
連続繊維カーボンファイバーと様々な熱可塑性プラスチック材料を造形時に溶着し強化するCFC方式では、PA, PETG, PLA, PC, PEEK, PEI等といったオープンマテリアルと、ラティス構造を含む任意のファイバー軌道指定により、金属を超える強度と最適な強度重量比の部品造形が可能です。
デスクトップ型Composerシリーズ、生産用大型PROM ISシリーズ、ロボットアーム型システムがラインナップされています。

新ソフトウエアツール開発背景

Design for Additive Manufacturing(DfAM)は、付加製造業界における最大の関心事の一つとなっています。これは、異なる付加製造テクノロジーがそれぞれ異なる設計アプローチを必要とするのみならず、従来不可能であった設計を可能にする為です。
Anisoprint社は、テクノロジー開発企業として、自社独自のハードウエア及び材料の機能性を最大化することが出来るDfAMワークフローとツールを提供する必要がありました。
今回のAdditive Flow社との提携により、複合材料の異方性により強化を行う付加製造方法であるAnisoprintingテクノロジーを完全にサポートしたDfAMソリューションが、FormflowとAura 2.4という2つのソフトウエア製品の統合ワークフローにより今すぐに可能となりました。

新ソフトウエアツール概要

連続複合材料による3Dプリントは、それ自体既に自動化された技術ですが、異方性構造を設計するには、特にファイバー軌道、負荷シミュレーションパターン、熱暴露計算、重量、及びその他の多くの要素についての、幅広い専門知識が必要とされます。
Additive Flow社のソフトウエアであるFormflowは、パフォーマンス分析と異方性構造設計のための専用CAE(computer-aided engineering)ツールであり、特定のパラメーターに対して最も効果的なトポロジーを提供します。

Formflowは、Anisoprint製3Dプリンター専用スライサーソフトウエアであるAuraと互換性のあるファイルをエクスポートするように設計されている為、高度な材料設計及び造形が容易になります。
ユーザーは、モデルのジオメトリではなく、目標とするパラメーターのみを設定することとなります。Formflow内で、熱抵抗、強度、剛性、重量、持続可能性、更には生産時間やコストといったパラメーターのマッピング、グラフの追加、質量や変位などの競合するパラメーター間の依存関係とトレードオフを指定することにより、最適な形状と特性が計算されます。
最適化されたデータは、3Dプリント工程の為に、Auraスライサーソフトウエアに送られます。

FormflowからAuraにエクスポートされた、異方性ラティス構造の強化パターン
Anisoprint Composer 3Dプリンターによる出力(連続繊維カーボンによる強化)

 
Anisoprintが発表した、Additive Flow社との提携による複合材料設計用トポロジー最適化ソフトウエアCAEツールに注目です!

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