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3Dプリンターで作れるもの6選!初心者におすすめの作りやすいアイテムは?

3Dプリンターはいろいろな分野で活用されている機械です。しかし、そもそも3Dプリンターとは何で、どういった原理のものなのでしょうか。どのようにして立体の構造物が出力されるのか、どのようなものが作れるのか、3Dプリンターについて知っていきましょう。

3Dプリンターって一体なに?

3Dプリンターとは、立体物を表すデータを元に、立体造形物を出力する機械のことを言います。通常「プリンター」と聞くと、紙にインクで文章や図形を印刷する機械をイメージする人が多いでしょう。3Dプリンターもその仲間で、こちらは平面ではなく、三次元の構造物を出力することができるのです。どうやってプリンターで三次元の構造物を印刷することができるのか、それは薄い樹脂の層を一層ずつ徐々に重ねることで立体的な物体にしていくのです。そのため、3Dプリンターで印刷する元データは当然3Dデータとなります。

通常の3Dプリンターは形状だけを再現していくので、勝手に色を付けてくれることはありません。そのため、元となる3Dデータも形さえ出来上っていればよく、色を付ける必要はありませんでした。色が欲しい場合は、出力した後塗装作業を行う必要があったのです。しかし近年ではフルカラーの3Dプリンターが登場、元データに色情報を付加することで、出力される立体物にも色が付いた状態で出来上ります。また3Dプリンターは非常に高価だったのですが、近年では家庭用も登場しています。気軽に買える値段ではないものの、以前よりは遙かに手元に置きやすくなっています。

3Dプリンターで作れるもの6選

3Dプリンターは元となる3Dデータさえあれば、基本的に何でも作ることができます。そのため一口に「作れるもの」と言ってもそれは多岐に渡っているのです。3Dプリンターにはいろいろな種類があり、作りたいものに向いているか向いていないかが変わってきます。また出力した後の加工についてもいろいろな種類があるので、その点も考える必要があるでしょう。

3Dプリンターで作ることができる代表的なものとして「フィギュア」が挙げられます。日本はもちろん、世界でもアニメや漫画に登場するキャラクターは人気ですが、3Dデータを用意すれば自分の好きなキャラクターを作り出すことができるのです。細かな表情や服のシワまで作り込まれた精巧なフィギュアは難しくても、簡単な作りのフィギュアであれば比較的簡単に作ることができます。木彫りのような質感を出したり、ツルツルとした表面を活かすなど、いろいろな表現が可能です。フィギュア製作は3Dプリンターが最も活用されている分野の一つですが、よく用いられているのが光造形3Dプリンターです。光造形は高精細で滑らかな造形ができるのでフィギュアと相性が良く、研磨や塗装との相性が良い点もフィギュア製作に向いています。

近年3Dプリンターの活用が進んでいるのが、ファッション分野です。実に様々なアイテムやアクセサリーが3Dプリンターによって生み出され、人々に親しまれています。いろいろなファッションアイテムが、それぞれに適した3Dプリンターや素材によって生み出されていますが、その代表例が指輪です。指輪と言えばゴールドやシルバーといった金属で作られるイメージが強いですが、そうした金属の鋳造工程を、3Dプリンターを使うことで効率化することができるのです。例えば、指輪の作り方に「ワックスモデリング」というものがあります。これはワックス(蝋)を使って指輪の原形を作り、それを砂型で挟んで加熱し、蝋を消失させできた空洞に金属を流し込むという技術ですが、この原形を3Dプリンターで作ることができるのです。

ファッション分野で3Dプリンターを用いた新たなサービスも生まれています。それがオーダーメイドのネイルチップです。ネイルチップは100円ショップからハイブランドのものまで多種多様なものが販売されていますが、実は人の爪の形は一人一人異なるので、自分の爪にぴったり合うチップは存在せず、市販のものを使う場合は合わないものを無理に使うか、自分で調節して使うしかありません。そこで登場したのが3Dプリンターとネイルを組み合わせた新しいサービスです。客一人一人の爪の型を取り、それを3Dデータとして取り込めば、あとは3Dプリンターがその人の爪にぴったり合うチップを作り出してくれます。出力されたチップにネイリストが施術を施せば、その人だけのネイルチップが出来上るのです。

3Dプリンターは医療の現場でも使われています。特に力が入れられているのが歯科分野、歯ぎしり防止用や歯科矯正のためのマウスピースや、歯形を取るためのトレイなどは、口に入れても大丈夫な専用のレジン素材を使って作ることができます。マウスピースは精巧さもさることながら噛む力に耐える必要があるので、マウスピース専用の強度のある素材を使って作られます。

ネジや歯車、ジョイントといった部品類も、3Dプリンターが活用される分野です。部品類は一定の強度は繰り返しの摩耗に耐える必要があるため、高強度ナイロンやカーボンファイバー配合材料などが使われています。また部品は不備があればそこから機械が壊れてしまう可能性もあるので、強度はもちろん精度も必要です。そのため、部品類の製作には高強度と一定精度を維持できるハイエンド機種が使われています。

3Dプリンターは建築模型などにも活用されています。家を建てるときに欠かすことができない建築模型ですが、従来は紙やスチレンボードを手作業で切り出し、貼り付けや組み立てを行っていたので非常に手間がかかっていました。特に注文住宅はそれぞれ外観や内装が異なるため、模型作りもそれだけ手間と時間がかかっていたのです。3Dプリンターを使う場合は、元データさえあれば自動的に印刷してくれるため大幅なコストカットが可能に。しかもデータを一度作ってしまえば複製が簡単で、ちょっとした変更も反映しやすいため大きなメリットを得られるようになったのです。

初心者におすすめ!3Dプリンターで作りやすいもの

3Dプリンターはいろいろなものが作り出せますが、初心者がいきなり複雑なものを作ろうとするのは失敗の元。最初は構造が簡単なものから挑戦してみましょう。初心者向けアイテムとしておすすめなのがスマホケースです。形がシンプルですし、自分のスマホカバーと考えると形や大きさもイメージしやすいでしょう。特にAndroidスマホは機種が多く、色形共に好みのカバーを見つけるのに苦労している人も多いのではないでしょうか。3Dプリンターであれば、自分好みのカバーを簡単に作ることができます。

もし釣りが趣味だという人がいるなら、ルアーを作るのもおすすめです。オリジナルアイテム作りは釣りの楽しみの一つ、是非自分だけのルアーを作ってみて下さい。とは言っても3Dデータなんて作れない、という人も大丈夫、ルアーの3Dデータをダウンロードできるサイトがあるので、そこからデータを取り込むことができます。もちろん、3Dソフトを勉強して完全オリジナルを作り出すのも楽しいでしょう。3Dプリンター作のルアーは強度対策が必要なので、その点には注意が必要です。

3Dプリンターで夢を実現しよう!

3Dプリンターを使えば、パソコン上のデータを、三次元の造形物として作り出すことができます。既にいろいろな分野で3Dプリンターが活用されているので探してみてください。実際に作るときは、簡単な造形のものから挑戦するのがおすすめです。

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