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初めてでもOK!Fusion 360を独学で練習しよう!現代注目の3DCADソフトの学び方を解説

こんにちは!キャド研です。
3DCADソフトには色々なものがあり、有料のものから無料のものまで幅広く利用されています。
ただ一般的に3DCADソフトは有料のものがほとんどで価格も高く、操作が難しいなどの理由もあってなかなか初心者が手を出しにくい印象があるようです。
そんなイメージを払拭してくれる無料の製品として注目を集めているのがFusion360なのです。

今回はFusion360の練習方法について解説していきます。

Fusion360とはどんなソフト?

Fusion 360
Fusion360は、アメリカのAutodesk社が提供している3DCADソフトです。
Autodesk社はAutoCADの開発提供をしていることで有名な会社であり、AutoCADのノウハウや技術が豊富であることで知られています。
そんな会社から提供されているFusion360(日本では「フュージョンスリーシックスティ」または「フュージョンさんろくまる」)の特徴は、クラウドをベースとして動かすことができる点です。
一般的に、3DCADソフトはパソコンにインストールしてパソコン上で動かすようになっています。
それに対してFusion360はパソコンにインストールした後、インターネットにアクセスできる環境とパソコンやプラウザがあればいつでもFusion360上で作業をすることが可能です。
また作成されたFusion360のデータは自動的にクラウド内で管理されるので、一度クラウド内に保管されたデータはほかの人と共有することができます。
そのためアカウントさえあればどこからでもデータにアクセスすることができるなど、複数の人たちで事業を進める場合手軽にデータを共有・アクセスすることができるという点がFusion360のメリットです。
ちなみにFusion360は基本的に30日間無償で利用することができ、無料期間を過ぎてもコストをかけずに利用することができます。
ただし商用利用する場合はサブスクリプション契約が必要なので、有料での利用となります。

Fusion360の機能について

そんなFusion360は4つのモデリング手法に対応しているほか、500種類以上の材質を割り当てることができるレンダリング機能、部品の組み合わせをアニメーションで確認できるアセンブリ機能がついています。
ほかにもNastranという解析ソルバーを用いた解析機能、データ管理機能、図面機能などが備わっており、作成した3Dモデルを加工するためのツールパスを作成するためのCAM機能も利用可能です。
操作性に関しては直感的な押出し・引出し操作で簡単に編集することができるフリーフォームを搭載しているので、従来の3DCADソフトでは難しかった操作も手軽にできるようになります。
ほかにも機械設計と回路図設計を同時に使用できるという特徴も持っており、これを利用することで最初から適合するPCBを製造できるというメリットもあります。
ほかにも統合CAD、そして3DCADだからこそできる機能や特徴をしっかり備えているからこそ、従来の工程にかかる時間を大幅に短縮できるという強みも持っているのです。

Fusion360の練習方法

Fusion360は便利な機能がたくさんありますが、練習してみても使い方がわからない、一部の機能が苦手だと感じている人は少なくありません。
そんなFusion360はインストールすればすぐに誰でも使いこなせるというわけではなく、ある程度使い方の練習をして慣れていく必要があります。
では実際にどのように練習すればいいのかというと、まず大切なのがFusion360内のチュートリアルを多くこなしてみるということです。

Fusion360はインストール後起動すると、ダイアログにチュートリアルが表示されます。
チュートリアルの内容はデザインやスケッチなどの基本的な操作に関するものなので、まずは操作に慣れるという意味でチュートリアルをいくつかこなしてみることが大切です。
ちなみにチュートリアルに関してはFusion360内だけではなく、Fusion360の公式サイトがYouTubeにチュートリアル動画を配信しています。
こちらでは基本的な操作に関するもの以外にも応用操作に関するものも公開されているので、自分の技術や操作にどの程度慣れてきたのか、使い方の熟練度に合わせて活用するのです。

チュートリアル以外の練習方法としては、Fusion360の課題に挑戦してみるやり方が挙げられています。
Fusion360などのCADソフトの情報を取り扱っているポータルサイトや個人サイトの中には、同じくFusion360を使用している人が苦手としている機能の練習課題が提供されていることがあります。
いずれの練習課題も基本的な機能や操作を中心としたものなので、苦手な機能や操作がある場合の練習方法としては効果的です。

セミナーやブログを活用するのも効果的!!

セミナーやブログを活用するのも効果的

またFusion360の練習をしたい、使い方を覚えたいという場合には、セミナーに通ったりブログ情報を参考にするという方法もあります。

実は、国内ではFusion360の使い方に関するセミナーが数多く開催されており、初心者向けのものから法人向けのものまで様々な内容で開催されています。
セミナーの内容としては基本的なFusion360の使い方やチュートリアルのほか、ジョイント機能など苦手だと感じる人が多い特定の機能に関する練習方法を紹介または実践するものまで幅広いです。
また内容を聞きながらFusion360を使って実際に練習できるオンラインセミナーも人気を集めているので、自分が受けたいと思うセミナーを活用するのが推奨されています。

セミナー以外であれば個人またはポータルサイトで公開されているブログの中に、fusion360の練習に関する記事が紹介されていることもあります。
こちらは特定の機能や使い方がわからない人向けの内容となっていることが多く、動画や画像を確認しながら練習することができる点がメリットです。
単純に使い方や機能の解説をしているものばかりではなく練習課題を公開しているところもあるので、細かな部分で分からない、練習したいという人はブログを活用するという練習方法も効果的だと言えます。

細かな部分もサポートしてもらいたい場合はスクールを利用するのも手!

このようにFusion360の練習はある程度独学ですることが可能ではありますが、細かな部分はチュートリアルや練習課題でも解決できないことがあります。
そのような場合はセミナーで勉強したり直接講師に質問することで解決できるケースがあるものの、場合によっては解決できないことも少なくありません。

このようにFusion360を独学で勉強や練習をしてもなかなか使い方がわからない、機能をうまく使いこなせないという場合は、スクールに通ってみるという方法もあります。
スクールではFusion360をはじめとした様々なCADソフトを使った勉強をすることができ、分からないことや気になることがあればその場で講師に確認できるというメリットが魅力です。
またチュートリアルだけでは分かりにくかった細かな部分も勉強することができますし、練習課題も豊富に揃えているのでもっと練習課題をこなして操作に慣れたい人や様々な機能の練習課題をしたいという人にとっては便利な方法となっています。

わざわざスクールに通って勉強や練習をする暇がないという人であればFusion360オンラインスクールなどを活用する方法もありますし、動画サイトやブログに解説を載せている人に相談してみるのも効果的です。
独学での勉強や練習に行き詰った人は、セミナー受講のような、第三者の力を借りる方法が推奨されています。

Fusion 360 の使い方を学べる効率的な方法~セミナー受講~

Fusion 360入門セミナー
Fusion 360の使い方を一から学びたい方はセミナー受講もおすすめです。
スリプリのFusion360セミナーは、業務でFusion 360をご使用いただくことを前提に構築されたセミナーです。
製造業に精通した講師が、実際の業務の流れを想定してトレーニングを行います。
学習時間も長く、設計変更やアセンブリ設計、図面作成など業務で必要なコマンド知識をひとつひとつ十分に把握することができ、セミナー受講後すぐにFusion 360を、実践的にビジネス業務で利用できるようになります。
初めてCADを利用される方はセミナーを受講することをお勧めします!

Fusion360は様々なところにチュートリアルや練習課題がある

Fusion360の操作や機能は使い勝手がいいと評価されている反面、使い慣れないとなかなか操作が難しいという意見もあります。
このため使いこなせるようにするためにはチュートリアルや練習課題をたくさんこなして、機能や使い方を練習していくことが大切です。
ある程度独学で練習できるものの、行き詰った場合はセミナーやブログ、スクールを活用するという方法もあります。

まとめ~Fusion360の参考動画~

以上、様々なFusion360の練習方法を今回はご紹介してきました。
自分に合った練習方法を是非、探してみてくださいね!

■参考動画:【超入門 Fusion360 #1】スケッチで失敗しない6つのポイント
こちらの動画ではFusion360を独学で学ぶ初心者がやってしまう6つの失敗ポイントについて解説してくれています。

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