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3次元CAD/CAMシステム「Mastercam」の日本語最新版「Mastercam 2020」を8月1日にリリースへ!

こんにちは!Chisatoです。
本日のtopicsは、3次元CAD/CAMシステム「Mastercam」の日本語最新版『Mastercam 2020』をご紹介します。


株式会社ゼネテックは、2019年8月1日(木)より、3次元CAD/CAMシステム「Mastercam」の日本語最新版『Mastercam 2020』の提供を開始すると発表しました。

「Mastercam」は、1984年に米国CNC Software社によって開発された3次元CAD/CAMシステムです。柔軟性に富んだCAD機能、そして幅広い加工に対応する強力なCAM機能が多くのユーザーに支持され、全世界で26万シート以上のインストール実績を持つ世界シェアNo.1のCAD/CAMシステムと位置づけられています。

新バージョン『Mastercam 2020』では、Mastercamを使用しているユーザーの要望を中心に、操作性の改善と多くの機能向上を実現しました。
前バージョンから追加されたサークルセグメントエンドミルの対応工具もさらに拡充され、5軸・複合加工機の能力を活かした高効率加工に威力を発揮します。
ゼネテックでは本製品の保守加入ユーザーに対し、加工経験を有する技術者がお客様の利用環境に応じたサポートサービスを提供し、お客様の生産性向上の実現に貢献します。

Mastercam 2020の主な新機能・特長

■Mill(CAM)
・ソリッドモデルから複数エアーカット領域、外側エッジ、開口部、ボス、キャビティなどの要素をワンクリックで自動認識、ツールパス作成時の図形選択作業を簡略化。
・シルエット境界を自動認識、複雑な外形認識も可能。

■Tool(対応工具の追加)
・バレル形状、レンズ形状に加え、その複合形状であるレンズバレル形状を追加し、1本の工具で様々な曲面に対する効率的な加工を実現。更に簡単なパラメタ設定で定義可能なオーバル形状の追加により、豊富な高効率仕上げ工具の活用が可能。

■Lathe(旋盤)
・3D工具のプレビュー表示対応により、容易なライブラリ内の工具識別が可能。
・刃先チップとホルダのライブラリ分割登録が可能。
・刃先チップのパラメトリック作成が可能。

■操作性強化
・チェインメニューのダイアログレイアウトの刷新。
・ワイヤフレーム、ソリッド、サーフェス選択時、リボンへ“次に使用する可能性の高いツール”の予測表示が可能。
・Mastercamで使用する工具情報を、MachiningCloudからアセンブリデータにてダウンロード可能。(https://www.machiningcloud.com/

■ダイナミックモーションテクノロジー(CAM)
高送りと深い切込みによって1回あたりの切込み量を増やし、トータルの切削距離を短くすることで、加工の大幅な効率化と工具負荷の軽減を両立させるMastercamの独自技術。
最も短い加工計算時間を実現し、高速加工向け各種新機能と併用が可能。

■プライムターニング(旋盤)
通常旋削である押し加工の他、引き加工も行えるため、全ての方向への旋削が可能。無駄な退避動作を加工動作に変え、加工効率と工具寿命が向上。

■バレル工具への対応
全てのサークルセグメントツールに対応。ボールエンドミルでの加工と比較し、約30%以上の切削時間短縮となり、面品位の向上も同時に実現。


複数エアーカット領域、開口部、ボス、キャビティを簡単選択可能

各種パラメタを設定可能

ゼネテック社は、世界インストール実績No.1を誇る3次元CAD/CAMシステム 「Mastercam」をコアに、20数年にわたり日本のものづくり産業に対し、さまざまなソリューションを提供しています。
5軸・複合加工の活用や、高効率化をサポートする『Mastercam 2020』の提供に注目です!

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