Pythonは、AIやデータ分析、Webアプリ開発、業務自動化など幅広い分野で活用されている人気のプログラミング言語です。その需要の高まりに伴い、初心者向けから実務レベルまで、さまざまなPython講習が開催されています。
しかし、「どのPython講習を選べばよいのか分からない」「未経験でも受講できる講習はある?」「独学と講習はどちらがおすすめなの?」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、おすすめのPython講習10選を比較し、それぞれの特徴や選び方を詳しく解説します。Pythonを効率よく学びたい方や、自分に合った講習を見つけたい方は、ぜひ最後までご覧ください。
初心者におすすめPython講習10選を徹底比較

Python講習には、プログラミング未経験者を対象とした基礎講座から、データ分析や機械学習、AI開発、資格取得を目指す専門講座まで、さまざまな種類があります。
ここでは、初心者向けの基礎講座から実務に活用できる法人研修まで、おすすめのPython講習10選を比較します。
| 講習名 | 主な学習内容 | 学習期間 | 料金(税込み) | おすすめの人 |
|---|---|---|---|---|
| ①Python基礎セミナー講習|GETT Proskill | 基礎文法、スクレイピング、データ分析、機械学習、画像処理、Excel自動化 | 下記参照 | 下記参照 | Python未経験から基礎と実務的な活用方法を短期間で学びたい人 |
| ②E資格対策ディープラーニング短期集中講座|GETT Proskill | Python基礎、数学、統計、機械学習、ディープラーニング、E資格試験対策 | 公式サイト参照 | 公式サイト参照 | E資格の受験資格取得やAIエンジニアを目指す人 |
| ③AIエンジニア育成講座|GETT Proskill | Python基礎、機械学習、ディープラーニング、画像認識、自然言語処理、時系列分析 | 公式サイト参照 | 公式サイト参照 | Pythonを使ったAIモデルの開発方法を実践的に学びたい人 |
| ④Pythonプログラミング研修|インソース | 基礎文法、業務自動化、Excel操作、スクレイピング、アプリ開発など | 2日~ | コースにより異なる | 新入社員や一般社員にPythonを体系的に学ばせたい企業 |
| ⑤機械学習のためのPython入門講座|スキルアップAI | 基礎文法、NumPy、pandas、Matplotlib、Seaborn、データ前処理、機械学習 | 動画約8時間 | 55,000円 | Python未経験から機械学習に必要な基礎を学びたい人 |
| ⑥Python研修|BeProud | Pythonの基礎・実践演習。研修内容は目的に応じて構成 | 研修内容により異なる | 要問い合わせ | Python専門企業の講師から学び、研修後も演習や質問を続けたい法人 |
| ⑦Python研修|トレノケート | 基本文法、オブジェクト指向、標準ライブラリ、Web開発、データ分析、機械学習 | 1日~ | 49,500円~ | 基礎からデータ分析・機械学習まで段階的に学びたい人 |
| ⑧Pythonデータサイエンス研修|CodeCamp | 統計基礎、Pythonによるデータ収集、分析、可視化 | 2カ月~ | 要問い合わせ | 新入社員や既存社員にデータ分析スキルを習得させたい企業 |
| ⑨Python研修|リスキルテクノロジー | 基礎文法、Webアプリ開発、データ分析、AI、開発演習 | カリキュラムにより異なる | 要問い合わせ | 未経験者を実践的なエンジニアへ育成したい企業 |
| ⑩PYTHONプログラミング入門Ⅰ・Ⅱ|テックデザイン | 環境構築、Pythonの基本文法、基本操作、実用的なプログラミング | 動画約5時間40分 | 36,300円 | 自分のペースでPythonの基礎を学びたい人 |
Pythonの基礎から幅広い活用方法まで短期間で学びたい方は、受講形式やカリキュラムを確認し、自分が実際にコードを書きながら学べる講習を選びましょう。
Python講習を受講するメリット
Pythonは独学でも学習できますが、独学では学習の進め方に迷ったりエラーの解決に時間がかかったりして、途中で挫折してしまうケースも見られます。そのため、効率よくスキルを身につけたい場合はPython講習を受講するのがおすすめです。
Python講習を受講する主なメリットとして、次のことが挙げられます。
- 正しい学習順序でPythonを学べる
- 分からない部分を講師に質問できる
- 実際にコードを書きながら学習できる
- エラーの原因と解決方法を学べる
- 短期間で実務に使えるスキルを習得しやすい
Python講習は、実際にコードを書きながら手を動かし、講師からフィードバックを受けることで、実務でも活用できるスキルを効率よく身につけられます。短期間でPythonを習得したい方や、AI・データ分析・業務自動化などに活かしたい方は、講習を活用することで学習効率を高めやすくなるでしょう。
Pythonがどのような言語かを詳しく知りたい方は、こちらも参考にしてください。
Python講習で学べる基礎文法をサンプル付きで解説
Python講習では、プログラミング未経験者でも理解しやすいように、基本文法から段階的に学習を進めます。ここでは、Python講習で学べる代表的な基礎文法を、サンプルコードを交えながら分かりやすく紹介します。
- Pythonの実行環境を準備する
- 文字を出力する
- 変数とデータ型を理解する
- if文で条件分岐を行う
- for文で繰り返し処理を行う
- 関数を作成する
①Pythonの実行環境を準備する
Pythonでプログラムを書くには、まず実行環境を準備する必要があります。本記事では、ブラウザだけでPythonを実行できる「Google Colab(Google Colaboratory)」を使用します。
Google Colabは、Googleが提供する無料のクラウド型開発環境です。Googleアカウントがあれば、ソフトウェアをパソコンへインストールしなくても、すぐにPythonのコードを書いて実行できます。

作成したプログラムはGoogleドライブに保存できるほか、データ分析や機械学習で使用される主要なライブラリもあらかじめ用意されています。そのため、Python初心者の学習はもちろん、データ分析やAI開発など、幅広い用途に活用できるのが魅力です。
なお、Python本体やVisual Studio Code(VS Code)などのエディターをパソコンへインストールし、ローカル環境を構築する方法もあります。Pythonの詳しい環境構築方法についてはこちらで解説していますので、自分のパソコンで開発を進めたい方は参考にしてください。
②文字を出力する
Pythonで最初に学ぶ基本文法が、文字を画面に表示する方法です。文字やメッセージを出力するには、print()関数を使用します。
print()はPythonで最も基本的な関数の一つで、実行結果を確認したり、変数に保存した値を表示したりするときにも利用されます。

print()のカッコの中に表示したい文字を入力すると、その内容が画面に出力されます。
print()を複数記述すると、実行した順番に1行ずつ表示されます。エラーメッセージの確認や計算結果の表示など、Pythonではさまざまな場面でprint()を使用するため、講習でも最初に覚えておきたい基本文法です。
③変数とデータ型を理解する
Pythonでは、数値や文字などのデータを扱うために「変数」を使用します。変数とは、データを一時的に保存しておく箱のようなもので、名前を付けて値を管理できます。
また、Pythonでは保存するデータの種類を「データ型」と呼び、代表的なものには文字列(str)、整数(int)、小数(float)、真偽値(bool)があります。

「=」は、「右側の値を左側の変数へ代入する」という意味を持ちます。上の例では、nameに文字列、ageに整数、heightに小数、is_studentに真偽値を保存し、print()を使って各変数の内容を表示しています。
④if文で条件分岐を行う
プログラムでは、「条件によって処理を変えたい」という場面がよくあります。このような条件分岐を実現するために使用するのがif文です。

ifの後ろには条件式を記述します。この例では、score >= 80(点数が80以上)が条件です。条件が正しい場合はifの中の処理が実行され、条件を満たさない場合はelseの処理が実行されます。
if文は、ユーザーの入力内容や計算結果に応じて処理を切り替えるための基本構文です。Pythonだけでなく、ほかのプログラミング言語でも頻繁に使用されるため、講習でも早い段階で理解しておくと今後の学習がスムーズになるでしょう。
⑤for文で繰り返し処理を行う
Pythonで同じ処理を何度も実行したい場合は、for文を使用します。次のサンプルコードでは、1~5までの数字を順番に表示しています。

range(1, 6)は、「1から5まで」の数値を順番に生成する関数です。6は含まれないため、表示されるのは1~5になります。
for文では、生成された値が順番に変数iへ代入され、そのたびにインデントされた処理が実行されます。今回の例では、print(i)が5回実行され、それぞれの数字が表示されます。
⑥関数を作成する
同じ処理を何度も使用する場合に便利なのが、関数です。関数とは、複数の処理をひとまとまりにして名前を付けたもので、必要なタイミングで何度でも呼び出せます。

関数は、defの後に関数名を記述して作成します。上の例では、「greeting()」という関数を定義し、その中で2つのメッセージを表示しています。
関数を実行するには、最後のgreeting()のように関数名の後ろへ()を付けて呼び出します。
Python講習で基本文法以外に学べること

Python講習では、変数や条件分岐、繰り返し処理といった基本文法だけでなく、実務で活用できるスキルまで体系的に学べる講座も数多くあります。
代表的なPython講習では、次のような内容を学べます。
| 講習で学べること | 講習の内容 |
|---|---|
| AI・機械学習 | AIモデルの作成や予測分析、画像認識、自然言語処理などの基礎を学びます。 |
| データ分析 | pandasやNumPyを利用し、データの集計・加工・可視化などの分析手法を習得します。 |
| Webアプリ開発 | DjangoやFlaskなどのフレームワークを利用し、WebアプリやAPIの開発方法を学びます。 |
| 業務自動化 | Excel操作やCSV処理、ファイル整理など、日常業務を効率化するプログラムを作成します。 |
| Webスクレイピング | Webサイトから必要な情報を自動で取得し、データ収集を効率化する方法を学びます。 |
| 画像処理 | OpenCVなどのライブラリを利用し、画像の加工や顔認識などの基本的な処理を学びます。 |
Python講習によって学べる内容は異なりますが、基礎文法だけで終わる講座よりも、実際にプログラムを作成しながら実践スキルまで習得できる講習の方が、学んだ知識を業務へ活かしやすくなります。
Pythonをこれから学ぶ方は、将来取り組みたい分野をイメージしながら、自分の目的に合ったカリキュラムの講習を選ぶことが重要です。
Python講習の選び方

Python講習はそれぞれ学習内容や受講形式、サポート体制が異なるため、自分の学習目的や現在のスキルレベルに合ったものを選ぶことが大切です。ここでは、初心者がPython講習を選ぶ際に確認しておきたい5つのポイントを紹介します。
- 自分の学習目的に合っている講習か
- 初心者向けのカリキュラムがある講習か
- オンライン・対面に対応している講習か
- 質問や復習のサポートが充実している講習か
- 実践的な演習が用意されている講習か
①自分の学習目的に合っている講習か
Python講習を選ぶ際は、「Pythonを学んで何を実現したいのか」を明確にすることが重要です。目的に合わない講習を選ぶと、必要以上に難しい内容だったり、逆に学びたい内容が含まれていなかったりする可能性があります。
そのため、講習のカリキュラムを確認し、基礎文法から学べるのか、AIや機械学習まで扱うのか、業務自動化やWebアプリ開発を学べるのかを比較しましょう。将来どのような仕事や業務でPythonを活用したいのかをイメージし、自分の目的に合った講習を選ぶことが、効率的なスキル習得につながります。
②初心者向けのカリキュラムがある講習か
Pythonが初めての方は、初心者向けのカリキュラムが用意されている講習を選ぶことをおすすめします。未経験者向けの講習では、開発環境の準備から基本文法、変数、条件分岐、繰り返し処理などを順を追って学べるため、無理なく理解を深められます。
一方で、AIや機械学習を中心とした講習では、Pythonの基礎知識を前提としている場合も少なくありません。講習の対象者や受講条件を事前に確認し、「未経験者歓迎」「初心者向け」などの記載があるかをチェックしましょう。
③オンライン・対面に対応している講習か
Python講習にはオンライン形式と対面形式があり、それぞれにメリット・デメリットがあります。講習の受講形式を選ぶ際は、学習時間の確保しやすさや質問のしやすさ、自分の集中しやすい環境などを考慮することが大切です。
| 項目 | オンライン講習 | 対面講習 |
|---|---|---|
| メリット |
|
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| デメリット |
|
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| 向いている人 |
|
|
最近では、ライブ配信によるオンライン講習や、録画された教材を視聴できるeラーニングに対応した講習も増えています。仕事や学校と両立したい方はオンライン、自分のペースで復習したい方はeラーニング講習、短期間で集中的に学びたい方は対面講習など、自分のライフスタイルに合った受講形式を選びましょう。
④質問や復習のサポートが充実している講習か
Pythonを学習していると、エラーの原因が分からなかったり、サンプルコードが思うように動かなかったりすることがあります。そのようなときに、講師へ質問できる環境や復習しやすい教材が用意されている講習であれば、安心して学習を進められるでしょう。
例えば、受講中に質問できる時間が設けられている講習や、受講後も教材を閲覧できる講習、チャットやメールで質問を受け付けている講習などがあります。講習を選ぶ際は、学習内容だけでなく、質問対応や教材の提供期間なども確認しておくと安心です。
⑤実践的な演習が用意されている講習か
Pythonは、書籍や動画を見るだけではなく、実際にコードを書きながら学ぶことで理解が深まります。そのため、講義を聞くだけの講習よりも、実践的な演習を多く取り入れている講習がおすすめです。
簡単なプログラムの作成だけでなく、Webスクレイピングやデータ分析、Excelの自動化など、実務を想定した課題に取り組める講習であれば、学んだ内容を仕事へ活かしやすくなります。講習を比較する際は、座学だけでなく、どのような演習を行うのかまで確認することが大切です。
初心者にはPython基礎セミナー講習がおすすめ

Pythonを基礎から実践まで体系的に学びたい方には、「Python基礎セミナー講習」がおすすめです。Python初心者を対象としている講習なので、変数や条件分岐、繰り返し処理などの基本文法から、実務で役立つ応用スキルまでをハンズオン形式で学べます。
講義を聞くだけでなく、実際にPythonプログラムを作成しながら進める講習のため、知識だけでなく実践力も身につけられる点が特徴です。Webスクレイピングによるデータ収集、データ分析、機械学習の基礎、画像処理、Excel業務の自動化など、Pythonの代表的な活用方法を幅広く学習できます。
Pythonを使った業務効率化やAI・データ分析の基礎を短期間で習得したい方、独学では学習に不安がある方は、本講習の受講を検討してみてはいかがでしょうか。
| セミナー名 | Python基礎セミナー講習 |
|---|---|
| 運営元 | GETT Proskill(ゲット プロスキル) |
| 価格(税込) | 29,700円〜 |
| 受講期間 | 2日間 |
| 受講形式 | 対面(東京・名古屋・大阪)・ライブウェビナー・eラーニング |
Python講習で実践的なスキルを身につけよう
Python講習は、基本文法だけでなく、データ分析やAI・機械学習、Webスクレイピング、Excel業務の自動化など、実務で活用できるスキルを体系的に学べる点が大きな魅力です。独学でもPythonを学ぶことは可能ですが、講師へ質問しながら実践的な演習に取り組める講習を受講することで、効率よく知識とスキルを身につけられます。
Python講習を選ぶ際は、自分の学習目的やレベルに合ったカリキュラムかどうかを確認し、受講形式やサポート体制、演習内容も比較することが重要です。特に初心者は、基礎文法から応用まで段階的に学べる講習を選ぶことで、無理なくスキルアップを目指せます。