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【2026】plusCADとは?電気・水道・見積もりプランの違いや価格情報を解説

電気設備図面や水道配管図の作成を効率化したい、見積作成まで一元管理したいという方におすすめなのが、電気・水道・設備図面の作図と見積作成を一体化できる国産2DCADの「plusCAD(プラスキャド)」です。

この記事では、plusCADの対応分野や基本機能、料金・ライセンス情報をわかりやすくまとめました。また、導入事例や評判、契約後にダウンロードできる素材などについても解説します。

plusCADとは?

plusCADとは、株式会社プラスバイプラスが提供している電気設備・水道設備向けの2DCADソフトです。一般的な汎用CADと異なり、作図だけでなく配線部材登録・拾い出し・積算・見積書作成まで一括処理できます。

また、操作はマウス中心で直感的に扱えるため、AutoCADやJw_cadのように複雑なコマンドを覚える必要がありません。初めてCADを触る人でも習得コストを下げやすい点が評価されています。

また、plusCADは国内メーカーであるため、訪問サポート・電話・オンライン・LINEなどサポート体制に強い点も魅力です。ソフトウェア運用のノウハウがない場合でも、継続して使い続けられます。

なお、2DCADソフトで何ができるのか詳しく知りたい方は、以下の記事もチェックしてみてください。

【2025】2DCADとは?設計士おすすめ2DCADソフト5選まで徹底解説

対応分野(電気・水道・見積もり)

plusCADは、用途に分けて次のようなプランが提供されています。

  • 電気版
  • 水道版
  • 見積もり版
  • すべてをまとめた総合版

電気版は配線図・電灯分電盤・弱電設備図などに対応しており、水道版では上下水配管図面や衛生設備図、給排水設備計算が可能です。汎用型の他CADソフトとは違い、業種特化機能が標準搭載されています。

さらに、図面から拾い出された情報をもとに見積書作成までワンクリックで出力できる仕組みが搭載されています。設計業務はもちろん、施工管理・積算・作図を一体化した業務フロー効率化が可能です。

向いている人の特徴

plusCADは、電気・水道関連の業務を担当する次のような人に向いています。

向いている人 理由
CAD初心者 ・マウス中心で操作可能
・充実した出張サポートあり
設計~見積作成まで効率化したい人
現場で変更が多い案件を扱う人
・図面と積算が連動しているため作業の二度手間を減らせる
中小工事会社・個人事業主 ・導入後のサポートが手厚い

逆に、「3Dモデル作成」「BIM運用」が求められる大規模業務は、plusCADだと対応できません。2DCADでの設計や、充実した運用サポートを受けたい方におすすめです。

plusCAD電気版・水道版・見積もり版の違い

plusCADは、「電気版」「水道版」「見積もり版」の3種類、そしてすべてをまとめた「総合版」が提供されています。参考として以下に、単体プランを契約した場合の機能や用途の違いを整理しました。

項目 電気版 水道版 見積もり版
主な用途 電気設備設計・配線図・弱電設備図(一部空調も対応) 給排水設備図・衛生設備図・配管計画 見積書・請求書作成・拾い出し管理
想定ユーザー 電気工事店・設計事務所・施工管理 水道工事業・設備設計・リフォーム会社 事務担当・積算担当・小規模施工会社

電気版の場合(電気α・電気空調α)

電気CADの比較
出典:プラスバイプラス公式サイト

plusCADの電気版は、以下の2種類が提供されています。

  • 電気設備設計メインで利用できる「電気α」
  • 電気・空調設備設計をまとめて実施できる「電気空調α」

2つの違いは、空調設備の対応の有無です。どちらのプランも見積りと連動できるため、業務範囲を基準にプランを選びましょう。

水道版の場合(水道V・水道J・機械α・水道PRO)

水道CADの比較
出典:プラスバイプラス公式サイト

plusCADの水道版は、以下の4種類が提供されています。

  • 上下水道設計メインで利用できる「水道V」
  • Jw_cadをベースにした「水道J」
  • 水道設備設計メインで利用できる「機械α」
  • 水道V・水道Jが統合された「水道PRO」

上記のうち、水道〇〇という3種類ついては、Jw_cadの経験の有無で判断するのがおすすめです。また、機械αについては、水道設備設計への対応の有無で判断しましょう。

なお、上下水道設計・水道設備設計・Jw_cadへの対応をすべて満たす際には「水道PRO×機械α」を組み合わせる必要があります。

また、Jw_cadの使い方も学びたい方は、以下の記事もチェックしてみてください。

【2025】Jw_cadの練習方法を初心者向けに基本操作から平面図作成まで解説!

見積もり版の場合

plusCADの見積もり版
出典:プラスバイプラス公式サイト

plusCADの見積もり版である「見積もりプラス」は、単体で契約することも可能です。
電気、設備、空調積算に対応しており、ソフトに搭載されている20万点のカタログ製品をもとに、最新の単価データを取り込めます。

さらに、顧客管理や見積書、請求書管理もワンストップで対応できるのが魅力です
特にCAD機能が不要な場合には、見積もり版を導入することで費用を抑えられます。

Jw_cad(他CADソフト)との違い

Jw_cadとの違い

Jw_cadやAutoCADといった汎用型のCADソフトは、自由度の高い図面を作成できる反面、操作習得に時間がかかる傾向があります。特に設備業界では、CAD作図後に材料拾いや積算が必要であるため、汎用型のCADソフト単体だけでは対応できないケースがほとんどです。

一方、plusCADは設備業務専用のCADソフトであることから、図面作成に合わせて次の情報を同時に整理でき、拾い出し〜見積まで自動連携します。

  • 部材
  • 配線
  • 配管
  • 数量

また、Jw_cadなどの無料ソフトは、PDFやラスターデータの取り込みができません。
さらに保守などを受けられないため、業務活用で挫折する場合もあります。

このような理由から、plusCADは設計業務の操作性を重視する方、初心者から業務活用できるCADソフトを探している方におすすめです。Jw_cadとの連携に対応したプランも提供されているため、Jw_cadの操作を効率化したい方にも向いています。

なお、plusCADとJw_cadを連携できる水道J・水道PROを導入する場合には、あわせてJw_cadの使い方を学んでおくと、業務活用をスムーズ化できます。

以下のセミナー講習では、Jw_cadの基本操作や実務で役立つ使い方を体系的に学習できるのが魅力です。短期間で実践的なスキルを身につけたい方、Jw_cadの学習に挫折してしまった方は、プロの講師から使い方を学んでみましょう。

セミナー名Jw_cad基礎セミナー
運営元GETT Proskill(ゲット プロスキル)
価格(税込)27,500円〜
開催期間2日間
受講形式対面(東京・名古屋・大阪)・ライブウェビナー・eラーニング

plusCADの価格・ライセンス情報

plusCADの価格・ライセンス情報は要見積もり
出典:プラスバイプラス公式サイト

plusCADのプラン料金は希望や目的に合わせて製品や料金のカスタマイズが可能なため、すべて要見積もりです。

また、公式サイトよりサブスクリプション形式・買い切り形式の2タイプが提供されていると説明があります。サブスクリプション形式の場合には月額5,000~10,000円、買い切り形式の場合には、数十万~数百万円になるケースも多いようです。

導入までの流れは次の通りです。

  1. 導入の相談・問い合わせ
  2. ヒアリング・plusCADの説明
  3. 見積もりの算定
  4. 契約
  5. ソフト導入・動作確認(スタッフ訪問)

(参考:プラスバイプラス「お問い合わせから導入までの流れ」

plusCADのソフト導入~動作確認もすべて、担当スタッフが対応してくれます。
はじめてCADソフトや見積もりソフトを導入する方でも、スムーズに運用を開始できるのが魅力です。

無料体験版はナシ(要問い合わせ)

plusCADは、事前確認用の無料体験版が提供されていません。
問い合わせ後のヒアリング、およびplusCADの製品説明のみ受けられるのが特徴です。

なお、動作確認のためにplusCADを試用したい場合には、ヒアリングにて対応が可能かをチェックしてもらえます。製品スペックも公開されているため、確認したうえで相談をスタートすると安心です。

設備投資優遇税制で費用削減が可能

設備投資優遇税制で費用削減が可能
出典:プラスバイプラス公式サイト

plusCADを導入する際に予算の不安を抱えている方は、中小企業経営強化税制を受けることが可能です。2027年3月31日までに契約をした方のみ適用される制度であり、即時償却の場合は100%、または条件に応じて7~10%の税額控除を受けられます。

対象者は、青色申告をしている以下の2タイプです。

  • 資本金3,000万円以下の法人等及び個人事業主
  • 資本金3,000万円超~1億円以下の法人

見積もり相談時に、税制優遇について相談しておきましょう。

(参考:プラスバイプラス「プラスバイプラス商品購入による設備投資優遇税制のご案内」

plusCADの基本的な使い方

plusCADで図面を作成する
出典:プラスバイプラス公式サイト

plusCADの使い方は非常にシンプルなUIで構成されており、初心者から短期間で使い方をマスターできるのが魅力です。たとえば、用意されているボタンをクリックして、上の画像ような設計図面を作成すると、自動で、数量計算書が算出されていきます。

特に手入力することなく、単価や金額、材料の種別がまとまっていきます。

自動で数量計算書が算出されていく
出典:プラスバイプラス公式サイト

操作で使うのはマウスのみであり、間取りや設備の記号もすべて標準搭載されています。
また、全国の電力会社・水道会社などの申請フォームも用意されているため、plusCAD内で設計業務~積算を完了させたい方に最適です。

plusCAD利用者からの評判・導入事例

plusCADの導入にお悩みの方向けに、実際にソフトを導入した企業事例や導入後の変化を整理しました。

企業名 課題 解決
株式会社左向水道 手書きによる申請完了後の変更発生で、管路図の書き直しが何度も発生 見積もり連動による自動化により訂正作業が楽になる(1件の申請図を2時間で作成)
株式会社ホーム設備 1件の申請に膨大な時間がかかっていた 毎月平均30件の申請への対応が可能に
株式会社栄電気 サポートのない既存ソフトに難易度の高さを感じていた 図面・見積もり作成にかかる時間が1/2に短縮

このように、時間のかかる申請や図面作成のコストを削減できている導入企業が多く見つかります。手書きで申請している方、手戻りによる訂正に手間を感じているという方におすすめです。

plusCADユーザーがダウンロードできるもの

plusCADを導入した方は、公式サイトにある「ダウンロードサービス」より、次のデータをダウンロードできるようになります。

  • アップデートプログラム
  • 材料更新プログラム
  • プロテクタドライバ
  • 設備関連のCADデータ

それぞれ、plusCADを最新の状態に維持するために欠かせないデータです。
最新版が登場する都度、ダウンロードしましょう。

なお、プログラム等の導入データと一緒に、導入マニュアル等のPDFも配布されています。
バージョンアップ等の知識がない方でも、マニュアル通りの操作することで、簡単に最新版へ更新が可能です。

plusCADについてよくある質問

ここまで紹介した電気・水道業務向けのCADソフト「plusCAD」について、よくある質問をFAQ形式でまとめました。

plusCADは商用利用できますか?
plusCADは商用利用が可能です。電気工事・設備工事・リフォーム事業者など、法人・個人事業主を問わず業務に利用できます。設計図面の作成だけでなく、見積書や請求書の発行も商用利用対象に含まれるため、実務ベースで運用したい方におすすめです。
plusCADはサブスクリプションですか?永続ですか?
plusCADは、買い切り形式(永続ライセンス)とサブスクリプション形式の2タイプが提供されています。なお、費用は導入企業によって変動します。具体的な金額を知りたい場合には、見積もり相談からスタートしましょう。

plusCADについてまとめ

plusCADは、電気・水道設備図面の作成から拾い出し・積算・見積書作成まで、一連の作業を効率化できる国産の2DCADソフトです。初心者でも扱いやすい操作性とサポート体制が強みであり、小規模事業者から施工管理担当まで導入が進んでいます。

実際に導入した企業から、効率化を実現できたと評価されているソフトです。
設備系の設計・申請業務に負担を感じている方は、自身の課題を解決できるのか、無料相談からスタートしてみてはいかがでしょうか。

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