facebook

Onshapeのおすすめeラーニング2選!自宅や会社でOnshapeを学ぼう

Onshapeは、ダウンロードやインストールを必要としないクラウドタイプのCADソフトです。そして、個人使用であれば無料で利用できるので、CADを始める場合に選ばれることが多いです。ただ、Onshapeを使いこなすためには学習が必要で、自宅で学習するのであれば、eラーニングが適しています。そのOnshapeについて学べるおすすめのeラーニングを、2つ紹介していきます。

Onshapeのおすすめeラーニング

Onshapeのおすすめeラーニングをいくつか紹介していきます。

Onshapeの公式ラーニングセンター

Onshapeは、ラーニングセンターという公式のeラーニングを、メーカーが提供しています。そして、基礎的な使い方に関して学ぶ場合、ラーニングセンターの利用料金はかかりません。そのため、個人がOnshapeの基礎を学ぶ場合、全てを無料で済ませることも不可能ではないです。また、基礎から発展した、より高度なスキルを学びたい場合のために、有料版のラーニングセンターも用意されています。必要であれば、料金を支払うことで、より専門的な知識と技術を身に付けられるでしょう。

Onshapeのラーニングセンターで用意されているカリキュラムは非常に幅広く、CADに関することを全く知らない人を対象にしたメニューも少なくありません。そのため、他のCADソフトからOnshapeに切り替えた人だけでなく、Onshapeで初めてCADに触れるという人が、基礎から学んでいくことが可能です。

そのラーニングセンターでは、豊富な動画を視聴しながら、学習を進めていくのが基本の形です。平面の板を立体的なデザインにする方法や、立体構造の骨組みを作る手順などが学べます。Onshapeに関する、基本的な機能を学べる動画も非常に多いです。実際にOnshapeを使用した映像を参考にできるため、理解がしやすいでしょう。そして、Onshapeの基礎を学んだ後には、自習をすることも可能です。短めの動画を参考にしながら、様々な工業製品を作れるコースが用意されています。家電製品や工業用クレーンなど、多種多様な設計を作りながら、自分のペースで技術力を高めていけます。

そのように複数のメリットがあるOnshapeのラーニングセンターですが、日本語に対応していない点には注意しましょう。将来的に日本語対応する可能性はありますが、すぐにeラーニングとして活用する場合、英語での説明を参考にしなければなりません。ブラウザでラーニングセンターを使用する場合、翻訳ができるソフトやアプリを使って、文章を日本語にするという手もあります。ソフトやアプリによくある、少し変な翻訳さえ気にならなければ、ラーニングセンターを活用することは不可能ではありません。また、動画であれば、直感的な動作を参考にしながら学んでいくことは可能です。ただもし、英語がわからず、翻訳ソフトやアプリを使いたくないのであれば、日本語に完全対応しているeラーニングを選んだ方が無難でしょう。

Onshape CADセミナー講習

Onshapeのeラーニングには、公式ラーニングセンターとは異なる、VOSTが提供するOnshape CADセミナー講習というものがあります。公式のラーニングセンターは英語が基本ですが、Onshape CADセミナー講習は日本の企業主催なので、日本語に完全対応しています。日本語で学べるeラーニングとしては、数少ないセミナーです。そして、会場で開催されるセミナーや、リアルタイムライブで受講するウェビナーの内容を、動画で学習していきます。短期集中で、効率的に学習することを重視しているのが特徴のeラーニングです。

基本的には2日かけて実施されるセミナーの内容を動画にしたもので、基礎から応用までをひと通り学べるように工夫されています。そして、Onshapeだけでなく、CADに関する知識やスキルを持っていない人でも問題なく受講できます。初心者を対象にした、基本的な部分の説明もカリキュラムに含まれています。それでいて、最終的には、習得した内容を用いて、実用的なレベルになることが目的です。したがって、Onshapeに関して何もわからないけれども、効率的にスキルを身に付けたいという人におすすめです。

eラーニングの内容は基本的にセミナーやウェビナーと同じで、順調に学習できれば2日で完了します。ただ、セミナーと違って、必ずしも2日で終わらせなければならないというわけではありません。申し込みをしてから、1年間は同じ内容を視聴できます。視聴回数に制限はないので、わからない部分や些細な疑問点が残った場合は、気軽に視聴し直して内容を確認できます。そして、万が一、講座の内容に付いていけなくなったとしても問題はありません。動画を再生し直して、同じ講座内容を改めて受講する形にできます。

カリキュラムは、1日目の内容で基礎、2日目に応用を学習するという、段階を踏んだ形になっています。そのため、理解できない部分が出てきたら、動画を繰り返して、理解してから次の段階に進むということが可能です。さらに、セミナーで配布されるテキストを、PDF形式で受け取れる点も大きな特徴です。サポートとして、別ウィンドウやスマートフォンに表示させながら、eラーニングの動画を視聴するということが可能です。

Onshapeをeラーニングで学習するメリット

Onshapeのeラーニングでは、専門家の説明を受けられるのがメリットです。Onshapeは独学でも学ぶことは不可能ではありませんが、非効率になりやすいです。特に初心者の場合、どこから学習すれば良いのかがわからない場合が多いです。その点、eラーニングであれば、動画に従って順序良く学習を進めていけます。

また、Onshapeのeラーニングには、時間と場所を選ばないという大きなメリットがあります。Onshapeはセミナーで学ぶという選択肢もありますが、セミナー会場まで足を運ぶことが必須の条件となります。そのため、会場から遠く離れている人は、時間をかけて会場まで行かなければなりません。交通費も高額になりやすいでしょう。そして、セミナーはいつでも開催されているわけではありません。数ヶ月に一度という場合も多いので、予定を合わせなければなりません。

その点eラーニングであれば、自宅で学習をすることができます。会場まで足を運ぶ必要はありません。そして、基本的には動画を再生しながら学習していく形なので、時間帯が限定されることもないです。したがって、プライベートを優先しながら、Onshapeを使ったCADのスキルを身に付けるということも可能です。また、場所や時間などの条件が合わないからといって、諦めずに済みます。

セミナーで学習する場合、わからない部分があった時には、その場で質問できるのが強みです。そうして、疑問点をすぐに解消できます。ただ、気兼ねなく質問することに抵抗感があるという人は少なくないでしょう。また、セミナーでは複数人が参加するため、質問する回数が多ければ、周りの人に迷惑をかけるのではないかと不安になる人もいるはずです。eラーニングであれば、そういった心配が全く必要ありません。周りに人がいない状況で、マイペースに学習を進められるからです。

そして、わからない部分があれば、理解できるようになるまで学習を繰り返すことが可能です。Onshapeのeラーニングでは、動画の視聴制限がありません。期限は設けられている場合がありますが、その期限になるまでは何度でも再生可能です。

自身に合ったeラーニングを選ぼう

Onshapeを自宅で学ぶ場合、公式のeラーニングを活用するのが無難ですが、英語が必須となっています。そのため、全ての人におすすめできるわけではありません。日本語のままで学習したいのであれば、Onshape CADセミナー講習を選択しましょう。

最新情報をチェックしよう!