「親子やカップルで参加できるものづくり体験イベントはある?」と考える方もいるでしょう。特に大型連休は、どこに行っても車が多く何をするか迷う人も少なくありません。
そこでおすすめなのが、東京都内で開催されているものづくり体験の参加です。東京都内には、気軽に参加できておしゃれなものづくり体験ができるイベントが多数あります。
本記事では、東京都内で楽しめるおしゃれなものづくり体験の種類やイベントについて紹介。選び方や参加する際の注意点も解説していますので、ぜひ最後までご覧ください。
おしゃれなものづくり体験の種類
まずはものづくり体験の種類について紹介します。紹介する内容は主に5つです。
項目 | 概要 | 費用相場 | 体験時間 |
和菓子作り | 幅広い年齢層が楽しめる | 1,500円〜5,000円 | 1時間〜3時間 |
ガラス細工 | 実用的なものが作れる | 2,000円〜10,000円 | 1時間〜5時間 |
陶芸 | ものづくりの定番 | 2,000円〜8,000円 | 1時間〜3時間 |
アクセサリー作り | プレゼントに最適 | 5,000円〜15,000円 | 1時間〜5時間 |
食品サンプル作り | 子供から大人まで楽しめる | 1,000円〜5,000円 | 30分〜2時間 |
和菓子作り|幅広い年齢層が楽しめる
和菓子作り体験は、日本の伝統と季節感を味わえるものづくり体験として人気です。四季折々の自然や文化を表現した「練り切り」や「上生菓子」を、熟練の職人の指導のもと作ることができます。初心者でも安心して参加でき、子供から高齢者まで幅広い年齢層が楽しめるのが特徴です。
イベントや教室によっては季節や地域ごとに作れるお菓子の種類が異なるのも魅力の1つ。例えば桜の季節には「桜餅作り」などが体験できます。和菓子作りを通じて、日本の「おもてなし」の心や繊細な技術を学ぶこともできるでしょう。
ガラス細工|実用的なものが作れる
ガラス細工体験は、グラスや皿などの食器類から、ペンダントやブローチなどのアクセサリーまで、実用的な作品を作ることができます。初心者向けの簡単なプランから本格的な吹きガラス体験まで幅広く選択可能。
難易度が高いものは、事故のリスクもあるため、難易度は易しいものから体験するのがおすすめです。また、ガラスの性質や歴史についても学べるため、子供と参加することで教育的な側面もあります。
陶芸|ものづくりの定番
陶芸体験は、土を練り、形を作り、釉薬をかけて焼き上げるまでの一連のプロセスを体験できる、ものづくり体験の定番です。難しいイメージのある陶芸体験ですが、ほとんどの教室で初心者向けのサポートが充実しており、基本的な技法から丁寧に指導してくれます。
また、グループでの参加も可能で、友人や家族との思い出作りにもおすすめ。ものづくりの中でも難易度は高めであるものの、自分の作品が完成した時の達成感なども高いでしょう。
アクセサリー作り|プレゼントに最適
アクセサリー作りは、自分だけのオリジナルジュエリーを制作でき、親子やカップルにおすすめの体験。リングやペンダントトップ、ピアスなど、様々な種類のアクセサリーを作ることができます。記念日や誕生日などプレゼントにもおすすめです。
また、カップルでペアアクセサリーを作るプランや誕生石を使用したプランなど、さまざまな楽しみ方ができます。
食品サンプル作り|子供から大人まで楽しめる
本物そっくりなパフェやラーメン、寿司などの模型を、専門の材料と技法を使って制作。リアルな見た目の作品作りは、子供から大人まで幅広い年齢層が楽しめます。季節限定のメニューや、地域の名物料理をモチーフにしたプランなども用意されていることが多く、楽しみ方はさまざまです。
完成品をインテリアやキーホルダーなど実用性も高く、日本の独特な文化や技術に触れられるため、親子での参加におすすめです。
以下の記事では、親子で参加できる体験イベントの詳細を解説しています。CADソフトを利用したイベントになっていますので、ぜひあわせてご覧ください。
ものづくり体験を選ぶ際のポイント
ものづくり体験は幅広く「どのような体験を選べばいいかわからない」という方も少なくありません。そこで、ポイントを3つ紹介します。
- 興味や関心のある分野を選ぶ
- 難易度が易しいものから選択する
- 講師のレベルや工房の雰囲気を確認する
ポイント①興味や関心のある分野を選ぶ
ものづくり体験を選ぶ際、重要なのは自分の興味や関心に合った分野を選ぶことです。陶芸、ガラス細工、アクセサリー作りなど、さまざまな選択肢がありますが、自分が本当に楽しめるものを選ぶことで、完成度の高い作品が作成できるでしょう。
例えば、日本の歴史や文化に興味があるのであれば「和菓子作り」や「陶芸教室」がおすすめ。また、体験を通じて新しい技術や知識を得られる点も魅力の一つです。興味のある分野を選ぶことで、体験後も趣味として楽しむきっかけになる可能性もあるでしょう。
ポイント②難易度が易しいものから選択する
初めてものづくり体験に挑戦する場合、難易度が易しいものから始めましょう。難易度の低い体験から始めることで、ものづくりの楽しさを実感しやすくなります。
例えば、陶芸体験では、電動ろくろを使った体験よりも、手びねりの体験の方が初心者には適しています。手びねりは、教えてもらった手順に従って焦らず作っていけば、初めてでもしっかりと作品を完成させることができます。
また、作品の形状も重要で、小鉢や湯のみなど、比較的シンプルな形状のものから始めるのが良いでしょう。体験時間も考慮して、疲れが少なく楽しめる短時間の体験から始めるのも一つの方法です。
ポイント③講師のレベルや工房の雰囲気を確認する
ものづくり体験を選ぶ際、講師のレベルや工房の雰囲気を事前に確認しておきましょう。実績のある講師であれば、初心者にも分かりやすく技術を教えてくれるだけでなく、作品の質を高めるためのアドバイスも提供してくれます。
また、工房の設備や雰囲気も重要な要素です。清潔で整理された環境で、必要な道具が十分に揃っているかを確認しましょう。体験料金だけでなく、材料費や完成品の送料なども含めた総額を事前に確認することで、不必要な追加費用を避けることができます。
講師のレベルや工房の雰囲気を確認する際は、実際に訪れるのが良いですが、口コミやレビュー、SNSなどを確認する方法でも問題はありません。
東京で楽しめる!おすすめものづくり体験スポット5選
実際に東京で楽しめるおすすめのものづくり体験スポットを種類ごとに5つ紹介します。
スポット名 | 種類 | 料金 | 住所 |
和菓子教室 sakura | 和菓子作り |
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東京都文京区千駄木3-38-9 レスポアール千駄木307 |
Props Art School | ガラス細工 |
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東京都新宿区新宿2丁目5−15 新宿山興ビル 新宿山興ビル8F |
師楽 | 陶芸教室 |
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東京都町田市高ヶ坂1-4-15 |
AIGIS表参道店 | アクセサリー作り |
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東京都渋谷区神宮前6-29-4 HHBUILDING4F |
食品サンプル製作体験カフェ | 食品サンプル |
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東京都台東区花川戸1-13-13 |
スポット①和菓子教室 sakura|和菓子作り
引用:和菓子教室 sakura
東京都文京区の千駄木駅から徒歩3分の場所にある「和菓子教室 sakura」は、「思い立ったらいつでも作れる」をモットーに、自宅で再現可能な和菓子・抹茶レシピを教えてくれます。初心者でも気軽に参加でき、家でも作れる和菓子にチャレンジできるのが特徴です。
散策ついでに立ち寄れる立地も魅力で、東京の下町文化と和菓子作りを同時に体験できます。手作りの和菓子スキルを身につけたい方にぴったりの場所で、日本の伝統的な味と技を学べるスポットです。
スポット②Props Art School|ガラス細工
「Props Art School」は、ガラス工芸を中心に陶芸やフラワーアレンジメントなども学べるアート教室です。ガラス細工体験では、グラスやワイングラスなどに平彫りでデザインを施す技術を学べます。
約90分から2時間程度の体験レッスンで、デザイン選択から彫刻、仕上げまでの全工程を体験できます。料金には材料費や道具代も含まれており、初心者でも手ぶらで参加可能です。
また、6回分のレッスンをまとめて申し込めるお得なトライアルコースもあり、じっくりとガラス工芸を学びたい方にも対応しています。
スポット③師楽|陶芸教室
引用:師楽
東京都町田市にある「陶芸教室師楽」は、初心者でも気軽に陶芸を楽しめる教室です。1レッスン3時間まで制作可能で、のんびりと陶芸に没頭できる環境。月曜日以外は毎日営業しており、自然豊かな環境の中で陶芸を楽しめます。
料金は制作した作品の重さで計測され、自分のペースで上達できるシステムになっています。長年趣味として続ける方も多く、陶芸を本格的に学びたい方にも適したスポットです。
スポット④AIGIS表参道店|アクセサリー作り
引用:AIGIS表参道店
「手作りペアリングのAIGIS表参道店」は、カップルや友人同士でオリジナルのアクセサリー作りを楽しめるスポットです。
特徴的なのは、1本の貴金属から自分のサイズに合わせた指輪を手作りできる点です。約90分の制作時間で、火を使った溶接や金属を曲げたり叩いたりする普段はできない体験ができます。アクセスの良さからデートにも最適。初心者でも安心して本格的なジュエリー制作に挑戦できるスポットです。
スポット⑤食品サンプル製作体験カフェ|食品サンプル
東京浅草の食品サンプル製作体験カフェは、浅草駅から徒歩5分の場所にあり、本物そっくりの食品サンプルを自分で作れる体験型カフェです。オムライスやスパゲッティなどのお食事サンプルを、好みのデザインで制作できます。
作った食品サンプルと同じ本物の料理も提供される点で、サンプルと実物を並べて写真撮影を楽しめます。
小学生から大人まで幅広い年齢層が楽しめ、浅草観光の思い出作りやユニークなお土産作りに最適です。浅草寺や隅田公園、スカイツリーにも近いため、イベント参加後に散策ができます。
以下の記事では、東京都内で楽しめるものづくりイベントについて紹介していますので、ぜひあわせてご覧ください。
ものづくり体験に参加する際の注意点
ものづくり体験に参加する際は以下3つの注意点を留意しておきましょう。
- 持ち物を確認しておく
- 汚れてもいい服装で参加する
- 写真撮影がOKか確認しておく
注意点①持ち物を確認しておく
ものづくり体験イベントに参加する際は、事前に必要な持ち物を確認しておきましょう。ほとんどの体験では、材料や道具が用意されていますが、中にはエプロンやハサミ、筆記用具などの持参を求められる場合も。
また、完成した作品を持ち帰る際に必要な袋やケースが用意されていないこともあるため、持ち帰り用のバッグや緩衝材を準備しておくと良いでしょう。特にガラス細工や陶芸など、壊れやすい作品を作る場合は、配慮しておくのがおすすめです。
注意点②汚れてもいい服装で参加する
ものづくり体験では、絵の具や粘土、木くずなど、服に付着すると落ちにくい素材を扱うことが多いため、汚れてもいい服装で参加するのが基本です。
特に陶芸やレザークラフト、染め物体験などでは、作業中に手や衣服に染料や土がつくことがあり、白い服やお気に入りの洋服を着ていくとシミが取れなくなる可能性があります。
また、袖が長すぎる服やフレアスカートなどは作業の邪魔になったり、危険を伴ったりするため、動きやすい服装を選ぶのがおすすめです。エプロンを貸し出してくれるイベントもありますが、用意されていない場合もあるので、汚れが気になる方は自前のエプロンを持参しましょう。
注意点③写真撮影がOKか確認しておく
ものづくり体験では、インスタ映えなどを考え写真を撮りたいという方も多いでしょう。しかし、イベントによっては、写真撮影が禁止されている場合や、講師の作品や他の参加者が写り込むことを避けるために撮影ルールが設けられていることがあります。
特に、職人技を活かしたワークショップや企業が主催するイベントでは、技術の流出を防ぐために撮影NGの場合もあるため、事前に確認しておくことが大切です。
また、撮影OKの場合でも、フラッシュの使用が禁止されていたり、SNSへの投稿に許可が必要だったりすることもあるので、ルールを守って楽しみましょう。
おしゃれなものづくり体験イベントのまとめ
東京都内では、おしゃれで気軽に楽しめるものづくり体験イベントが多数開催されています。親子やカップル、友人同士で参加しやすいイベントも多く、思い出作りに最適です。
また、体験を選ぶ際は、興味のある分野や難易度、講師のレベルを事前に確認するのがポイントです。また、3DCADや3Dプリンターを活用したものづくりイベントなど、最新技術を体験できるイベントもあるので、本記事を参考に自分に合ったものづくり体験を見つけてみてください。
