「Autodesk Fusionを使いたいけれど、費用はどのくらいかかる?」「無料で使い続ける方法はない?」と考える方も多いでしょう。
Autodesk Fusionは日本でもトップクラスのシェアを誇るCADソフト。使用する企業や個人も多いですが、価格が気になるという方は少なくありません。そんな時は販売店から見積もりを取るのがおすすめです。
本記事では、Autodesk Fusionの見積もりを取る際のポイントや、無料で使い続けるための方法を詳しく解説します。Autodesk Fusionを少しでも安く抑えたいという方はぜひ参考にしてみてください。
Autodesk Fusionの基礎知識
Autodesk Fusionは3DCAD/CAM/CAEを統合したソフトウェアです。初心者でも直感的な操作が可能で、世界でも人気のあるCADソフトです。そんな人気のあるAutodesk Fusionは販売代理店も多く、代理店によってキャンペーンの期間や特典が異なります。
そのため、Autodesk Fusionの見積もりを取る前にまずは契約に至って基礎的な知識を身につけておきましょう。
有料版と無料版がある
Autodesk Fusionは有料版と無料版があります。無料版は商用利用不可であることに加えて使用できる機能も制限されています。また、後ほど詳しく解説しますが、Autodesk Fusionで無料版を使用するにはさまざまな条件もあるため、注意しましょう。
販売形式はサブスクリプションのみ
Autodesk Fusionは、サブスクリプション形式でのみ提供されており、パッケージ版は存在しません。一般的な家電量販店やPCショップでは購入できず、Autodeskの公式サイトや販売代理店を通じて契約する必要があります。
また、買い切り型ではなく、一定期間ごとに料金を支払う契約方式であることも特徴です。契約期間が終了するとソフトは利用できなくなりますが、常に最新バージョンで使用が可能。機能のアップデートやセキュリティ対策が施された状態で使用できるメリットがあります。
Autodesk Fusionの価格
ここからはAutodesk Fusionの価格について詳しく解説します。契約期間が長いほどお得に使用できるため以下の表を参考にしてみてください。
価格 | |
有料版 |
|
無料版 | 【条件】
無償版の使用は下記条件の申請とオートデスク社による承認が必要
|
表を見てわかる通り、有料版の契約期間は3つから選択できます。契約期間が長くなるほど、お得に利用できるようになっています。また、30日間の無償体験版が用意されており、すべての機能が試用できるので必ず利用しましょう。
購入方法
Autodesk Fusionを購入する際は以下の手順を踏みましょう。
- Autodeskの会員に登録
- 必要事項を入力する
- 支払いを行う(クレジットカード、請求書、銀行振込)
- ダウンロードして利用
実際に画像付きで解説します。まずはBIZROADの販売サイトに移動し、下記画面の「ご購入はこちら」をクリックします。
すると、見積もりの依頼画面へ遷移するため、必要事項を入力して送信をしましょう。
見積もり内容に不備がないことを確認して、購入しましょう。BIZROADで購入する場合は購入やダウンロードもサポートしてくれるため、購入を検討している方は以下のリンクから見積もりを取得してみてください。
無料で使い続ける方法はある?
先ほどAutodesk Fusionの価格で記述しましたが、無料で使い続けることは条件を満たせば可能です。ただし、1年ごとに審査が必要であり、商用利用はできません。
無料ライセンスで使用して商用利用が確認された場合は、利用期間を遡って費用が発生する場合も。そのため、商用利用でソフトを無料で使用することは不可能です。
そのため、無料試用版ライセンスは「CADソフトの練習がしたい」「教育でソフトを利用したい」という場合のみおすすめです。
Autodesk Fusionの見積もりを取る際のコツ
Autodesk Fusionの見積もりを取る際は以下3つのコツを留意しましょう。
- 複数社から見積もりを取る
- キャンペーンを利用する
- 無償体験版を必ず利用する
コツ①複数社から見積もりを取る
Autodesk Fusionのライセンスは、公式サイトだけでなく販売代理店でも購入できます。そのため、複数の販売元から見積もりを取り、価格やサポート内容を比較しましょう。
代理店によって割引や特典は異なり、コストを抑えられる可能性も。また、法人の場合、ライセンス数が多いほど安くなる可能性もあります。見積もりを取る際は、サポートの有無や契約条件も確認し、価格だけでなく総合的なメリットを比較するのがポイントです。
コツ②キャンペーンを利用する
販売代理店では、期間限定のキャンペーンを実施していることがあり、通常よりもお得に契約できる可能性があります。
年末年始や新年度のタイミングは特別価格のプランが提供されることもあるため、キャンペーン情報を定期的にチェックするのがおすすめです。キャンペーンを活用することで、コストを抑えながらAutodesk Fusionを導入できます。
コツ③無償体験版を必ず利用する
Autodesk Fusionには、30日間無料で利用できる無償体験版が用意されています。購入前に実際の使用感を試せるため、業務やプロジェクトに適しているか確認しておきましょう。無償体験版を利用しておくと、契約後に「思っていたのと違った」となることを防げるでしょう。
口コミやレビューだけ確認して「評判が良いから」という理由で契約すると、コストを無駄にしてしまうこともあるため注意しましょう。
Autodesk Fusionの見積もりを取る際におすすめの販売店
「どの販売店で見積もりを取るべきかわからない」という方もいるでしょう。ここでは、見積もりを取る際におすすめの販売店を3つ紹介します。
- BIZROAD
- 株式会社ファクト
- Autodesk
販売店①BIZROAD
BIZROADは、Autodesk Fusionの年間ライセンスをお得に購入できる販売店の1つ。通常よりも安くライセンスを購入できるだけでなく、充実した特典が用意されている点も魅力です。
以下のような特典が用意されています。
- Autodesk Fusion インストール手順書
- Autodesk Fusionの約70分のレクチャー動画
- Autodesk Fusion トレーニングガイドが無料
- Autodesk Fusion 教育セミナー20%OFFクーポン
また、BIZROADはAutodesk Japan公式販売パートナーであるため、安心して利用できるのも特徴と言えるでしょう。
販売店②株式会社ファクト
株式会社ファクトは、Autodesk Fusionの導入から運用までをトータルで支援してくれる販売店で、特に初心者や業務で活用したい企業におすすめです。単にライセンスを販売するだけでなく、ソフト導入後の実務レベルでの活用を支援するサポート体制もあります。
また、オートデスク認定トレーニングセンター(ATC)資格を取得したスタッフが在籍しているため、公式基準を満たしたトレーニングを受けることも可能です。
販売店③Autodesk
AutodeskはAutodesk Fusionの製造・販売をしている企業です。販売元であるため、信頼性の高い見積もりを取ることができるでしょう。サポートも充実しており、導入時のトラブル対応や操作に関する問い合わせがスムーズに行える点も魅力です。
Autodeskの公式サイトでは、Autodesk Fusionの導入事例や特徴、強みなども詳しく記載されているため、確認してみましょう。
以下の記事では、認定販売店を紹介していますので併せてご覧ください。
Autodesk Fusionの見積もりを取る際の注意点
最後に見積もりを取る際の注意点について解説します。注意点は以下の3点です。
- 見積もり内容で不明な点は必ず聞く
- 見積もりの有効期限を確認する
- 契約前に必要な情報は整理する
注意点①見積もり内容で不明な点は必ず聞く
Autodesk Fusionの見積もりを取る際は、料金やサポート内容、契約条件などに不明点があれば必ず確認しましょう。また、「見積もりに含まれるサポートの範囲」や「追加費用の有無」なども事前に確認しておくことで、トラブルを防ぐことができます。
販売店によっては、特典としてトレーニングや技術サポートが付く場合もあるため、その詳細を把握することも大切。後から「こんなはずではなかった」とならないように、疑問点はその場で解消し、納得した上で契約を進めることが大切です。
注意点②見積もりの有効期限を確認する
Autodesk Fusionの見積もりを取る際に、見積もりの有効期限を必ず確認することが重要です。ほとんどの販売店では一定の期間内でのみ提示した価格が適用されるため、見積もりを取得したものの検討中に期限が切れてしまい、購入しようとしたときに価格が変わっていることも。
特に、期間限定のキャンペーン価格や割引が適用されている場合、キャンペーン終了後は通常価格に戻るため、見積もりの有効期限を把握しておきトラブルが起きることを防ぎましょう。
注意点③契約前に必要な情報は整理する
Autodesk Fusionの契約をスムーズに進めるためには、契約前に必要な情報を整理しておくことが大切です。利用するライセンスの種類(個人・企業・教育向け)や、必要な機能、サポートの有無、導入予定のPC環境などを明確にしておくと、販売店とのやり取りがスムーズになります。
企業で導入する場合は、使用人数やライセンスの管理方法、複数台での運用に対応できるかどうかなども考慮する必要があります。また、必要な情報を整理しておけば、販売店もプランを提供しやすくなるため、スムーズに契約まで進めるでしょう。
Autodesk Fusionの見積もりについてのまとめ
Autodesk Fusionの見積もりを取る際は、複数の販売店から見積もりを取り、価格やサポート内容を比較することが重要です。また、キャンペーンを利用したり、無償体験版を使用してお得に導入しましょう。
また、Autodesk Fusionのライセンスを取得したものの「使い方がわからない」「短期間で業務レベルまでスキルを上げたい」という方はProskilllが運営する「Autodesk Fusionセミナー講習」がおすすめです。初心者の方でも2日間で実務レベルまで向上することができるため、検討してみてください。
