「おすすめの競馬予想AIは?」「的中率を上げるポイントが知りたい」という方も多いでしょう。競馬予想AIの数は多くあり、2025年の桜花賞ではChatGPTに予想させた結果が拡散され、一気に「競馬予想AI」という言葉が広まりました。
本記事では、競馬予想AIを5つを比較しつつ、回収率の実態、的中率を少しでも上げるための使い方までわかりやすく解説します。
競馬予想AIとは?

競馬予想AIとは、過去の膨大なレースデータを機械学習で分析し、各馬の勝率や順位、期待値などを算出する仕組みのことです。学習に使われるデータは、過去のレース結果だけではありません。
- 出走馬の血統
- 騎手・調教師の成績
- 走破タイム
- 馬場状態
といった、人間が一度に処理しきれない量の変数を組み合わせて勝つ確率が高い馬を導き出します。JRA-VANやnetkeibaなどが20〜30年分以上の公式データを学習に活用しているのが一般的です。
競馬AI予想の回収率
競馬予想AIを活用するうえで、的中率とあわせて確認したいのが「回収率」です。回収率とは、馬券の購入金額に対して、的中時に受け取る払戻金がどれくらいの割合になるかを示す数値のことです。
たとえば、1万円分の馬券を購入して1万2,000円の払戻を受けた場合、回収率は120%となります。回収率が100%を超えていれば収支はプラス、100%を下回っていればマイナスということです。
ここで押さえておきたいのが、払戻金が決まる仕組みです。馬券は、購入された総額がすべて払戻金として分配されるわけではありません。売上総額から「控除率」を差し引いた金額が払戻金に充てられるルールになっており、払戻率は「100−控除率」で決まります。
JRAの券種ごとの払戻率・控除率は以下の通りです。
| 券種 | 払戻率(還元率) | 控除率 |
|---|---|---|
| 単勝・複勝 | 80.0% | 20.0% |
| 枠連 | 77.5% | 22.5% |
| 馬連・ワイド | 77.5% | 22.5% |
| 馬単・3連複 | 75.0% | 25.0% |
| 3連単 | 72.5% | 27.5% |
| WIN5 | 70.0% | 30.0% |
この仕組み上、馬券購入者全体の平均回収率は、券種ごとの払戻率と同じ水準になります。実際の競馬AI予想でも、的中率と回収率は必ずしも同じ動きをするわけではありません。
たとえば、競馬予想AI「VUMA」の公式AI予想成績ページでは、2026年6月で通算成績として的中率37.9%、回収率97.3%です。一方、スポーツナビがVUMAを用いて実施した秋GIの予想企画では、10戦7勝、回収率194%という結果でした。
実際の競馬AI予想でも、的中率と回収率は必ずしも同じ動きをするわけではありません。回収率100%を超えるには、購入者全体の平均を上回る精度で予想を組み立てる必要があるということです。
参照:VUMA/Sportsnavi
競馬予想AIを利用するメリット

ここからは競馬予想AIを活用するメリットを3つ紹介します。
- 大量の競馬データを短時間で分析できる
- 人間が見落としやすい傾向を発見できる
- 感情や先入観に左右されにくい
①大量の競馬データを短時間で分析できる
競馬予想AIのメリットは、膨大なデータを短時間で処理できることです。
1頭の馬を評価するだけでも、過去のレース成績や走破タイム、コース適性、馬場状態との相性など、多くの項目を確認する必要があります。これらを18頭分、人の手で細かく比較しようとすると、1レースだけでもかなりの時間がかかるでしょう。
競馬予想AIであれば、こうした大量のデータをまとめて分析し、各馬の指数や評価を短時間で算出できます。そのため、仕事や家事で予想に十分な時間を割けない人でも、AIの分析結果を参考にしながら効率よく出走馬を比較できます。
②人間が見落としやすい傾向を発見できる
競馬予想AIは、人間では気づきにくいデータの傾向を見つけやすい点も特徴です。人が予想すると、どうしても1番人気の実績や前走の派手な勝ち方など、目立つ情報に意識が向きやすくなります。
AIは、大量の過去データから複数の条件を横断的に分析できるため、人気だけでは評価されにくい馬を抽出できる可能性があります。たとえば、能力評価では上位でなくても展開が向けば好走しやすい馬や、実力に対してオッズが高い馬などを候補として示すことができるのです。
③感情や先入観に左右されにくい
競馬予想では、感情や思い込みが判断に影響することがあります。
たとえば、
- 好きな馬や騎手を高く評価しすぎる
- 前のレースで外れた悔しさから無理な勝負をしたりする
といったケースです。
競馬予想AIは、基本的に設定されたデータやロジックをもとに評価するため、人間のように感情で判断基準が変わりにくい点が特徴です。人気や印象だけに流されず、過去成績や適性などから一定の基準で各馬を比較できます。
競馬予想ができるおすすめのAI5選
ここからは、実際に利用できる代表的な競馬予想AIを5つ紹介します。
| サービス名 | 価格 | 特徴 |
|---|---|---|
| ChatGPT | 無料 ※有料プランもあり |
自分で競馬データを与えて会話形式で自由に分析できる |
| netkeiba AI | 無料 ※有料プランもあり |
指数・展開型など複数のAI予想を利用できる |
| JRA-VAN | 330円〜/月 | JRA公式データを活用した競馬予想が可能 |
| オッズパークAI予想 | 無料 | 目的別に複数タイプのAI予想を提供 |
| SPAIA KAIBA | 無料 ※有料プランもあり |
独自の競馬予想AIエンジンを搭載 |
①ChatGPT
ChatGPTは、OpenAIが提供する対話型AIです。競馬予想専用のAIではありませんが、出馬表や過去成績、騎手、距離適性、馬場状態などのデータを入力することで、情報整理や比較分析に活用できます。
ChatGPTの強みは、自分の予想スタイルに合わせて分析条件を細かく指定できることです。「重馬場実績を重視する」「逃げ・先行馬だけ比較する」など、一般的な競馬予想AIよりも柔軟に分析方法を変更できます。
ただし、ChatGPTを活用するにはスキルやノウハウが必要です。そこで「ChatGPTセミナー」の受講を検討してみましょう。ChatGPTセミナーでは、ChatGPTの活用方法をはじめ、競馬を予想する際に重要となるプロンプトの作り方を短期間で学習できます。
まずは以下のリンクから詳細をチェックしてみてください。
| セミナー名 | ChatGPTセミナー |
|---|---|
| 運営元 | GETT Proskill(ゲット プロスキル) |
| 価格(税込) | 29,700円〜 |
| 受講期間 | 2日間 |
| 受講形式 | 対面(東京・名古屋・大阪)・ライブウェビナー・eラーニング |
②netkeiba AI
netkeiba AIは、国内最大級の競馬情報サイト「netkeiba」で利用できる競馬予想AIです。複数のAI予想が用意されており、異なる視点からレースを分析できる点が特徴です。
たとえば、レース展開を重視するAIや、過去データから各馬を数値化するAI指数、ディープラーニングを活用した予測モデルなどがあり、1つの競馬予想ロジックだけに頼らず比較できます。競馬予想AIを選ぶ際に、「どのAIが実際に結果を出しているのか」をデータから判断しやすくなります。
③JRA-VAN
JRA-VANは、JRAシステムサービスが運営する競馬情報サービスです。長年蓄積された競馬データを活用し、中央競馬の予想や分析を行える点が特徴です。スマートフォン向けサービスでは、対戦成績や枠順、騎手など複数の観点から算出された指数を確認でき、競馬予想初心者でも各馬を比較しやすくなっています。
また、より本格的に競馬予想を行いたい人向けには、大量の競馬データを分析できるサービスも用意されています。さまざまな予想ソフトと組み合わせることで、自分なりの競馬予想AIや分析環境を構築しやすい点も魅力です。
④オッズパークAI予想
オッズパークAI予想は、地方競馬・競輪・オートレースの投票サービス「オッズパーク」で利用できる競馬予想AIです。特に地方競馬を中心にAI予想を活用したい人に適しています。
特徴は、目的に合わせて競馬予想のタイプを選びやすい点です。たとえば、
- 的中率を重視したAI予想
- 高配当を狙うタイプ
- 回収率を意識したタイプ
など、自分の馬券スタイルに合わせてAIの予想を参考にできます。また、レースごとの期待度が視覚的に示されるため、どのレースを重点的に検討するか判断しやすい点もメリットです。
⑤SPAIA KAIBA
SPAIA KAIBAは、スポーツ情報サイト「SPAIA」が提供する競馬予想AIサービスです。過去のレース結果や競走馬、騎手など、さまざまな競馬データをもとにAIが予想を行います。特徴は、近走成績やコース適性、血統など複数の観点からAIが各馬を評価する点です。
また、競走能力に対してオッズが高いとAIが判断した馬を穴馬候補として提示するなど、人気順だけでは見つけにくい馬を探す際にも活用できます。競馬予想AIが算出した評価をもとに、買い目の検討まで進めやすい点も特徴です。
競馬予想AIで的中率を上げるポイント

ここでは、競馬予想AIを活用して的中率を高めるために押さえておきたい3つのポイントを紹介します。
- 学習データの量と質を確認する
- レースごとに予想モデルを使い分ける
- AIの予想だけでなく展開予想も組み合わせる
①学習データの量と質を確認する
競馬予想AIを選ぶ際は、AIがどのようなデータを使って予想しているか確認することが重要です。AIの予想精度は、学習に使われる競馬データの量と質に左右されます。
そのため、競馬予想AIを比較するときは、過去何年分のレースデータを扱っているかに加えて、以下のような情報が反映されているか確認しましょう。
- 過去の着順や走破タイム
- 血統
- 距離・コース適性
- 騎手・厩舎成績
- 枠順
- 馬体重
- 天候
- 馬場状態
特に注意したいのが、当日情報の反映範囲です。競馬予想AIによっては、過去データを中心に分析し、最新の馬体重や天候、馬場状態まで反映していない場合があります。
②レースごとに予想モデルを使い分ける
競馬予想AIには、それぞれ得意なレースと不得意なレースがあります。そのため、1つのAI予想をすべてのレースで使うのではなく、レース条件に応じて競馬予想AIを使い分けましょう。
たとえば、競馬予想AIには以下のようなタイプがあります。
- 的中率を重視するAI
- 回収率を重視するAI
- 穴馬の発見に強いAI
決着が想定されるレースであれば、上位人気馬や能力指数を重視する競馬予想AIが良いでしょう。一方で、波乱が起こりそうなレースでは、人気と実力の差や期待値を分析するAIの方がおすすめです。
③AIの予想だけでなく展開予想も組み合わせる
競馬予想AIの分析結果は、最終結論ではなく、競馬予想を組み立てるための材料として活用するのがおすすめです。AIは大量の競馬データを分析することに優れていますが、レース中に起こる突発的なことまで完全に予測できるわけではありません。
そこで重要になるのが、AIの予想結果に自分なりの展開予想を組み合わせることです。競馬予想AIによる客観的なデータ分析と、人間による展開予想や当日の状態判断を組み合わせることで、AI単独よりも多角的な競馬予想が可能になります。
ここまで紹介したポイントを本で学習したいという方は以下の記事もあわせてチェックしてみてください。
競馬予想AIについてのまとめ
競馬予想AIは、過去のレース結果や血統、騎手、馬場状態など、膨大な競馬データを短時間で分析できます。人間だけでは見落としやすい傾向を発見したり、感情や先入観に左右されずに各馬を比較したりできるため、競馬予想の判断材料を増やしたい方に適しています。
一方で、AIを使えば必ず馬券が的中するわけではありません。競馬予想AIごとに学習データや予想ロジック、得意なレース条件は異なるため、的中率や回収率だけで判断せず、「どのデータを分析しているAIなのか」「当日情報まで反映されるのか」を確認することが重要です。