「Jw_cadを始めたいけど、操作が難しそう」そんな初心者さんでも大丈夫です!この記事では、Jw_cadの基本操作から便利な機能まで、図解付きで分かりやすく解説します。
ダウンロード方法、基本設定、作図のコツ、印刷方法など、初心者がつまずきやすいポイントを丁寧に解説。この記事を読めば、Jw_cadを使いこなせるようになるように説明していきます。
Jw_cadとは
Jw_cadは、無料で使える2次元汎用CADソフトウェアです。主に建築分野で広く使われていますが、土木、機械、電気など、さまざまな分野でも役立ちます。
Jw_cadの大きな特徴は、何といってもその手軽さです。無料でダウンロードでき、操作も比較的シンプルなので、CAD初心者でも比較的簡単に使い始めることができます。
Jw_cadの特徴は以下の通りです。
特徴 | 詳細 |
基本機能 | 2次元汎用CAD |
利用料金 | 無料 |
対応OS | Windows |
ファイル形式 | .jww, .jwc , DXF, SFC |
主な用途 | 建築図面、土木図面、機械図面、電気図面など |
学習難易度 | 初心者でも比較的習得しやすい |
Jw_cad初心者向けに基本設定の使い方
Jw_cadを始めたばかりの初心者にとって、どこから手を付ければいいか迷っていませんか?Jw_cadの基本操作を分かりやすく説明していきます。
Jw_cadの動作環境とパソコンスペック
Jw_cadは比較的軽量なソフトですが、快適に動作させるためには一定のパソコンスペックが必要です。Jw_cadの動作環境と推奨スペックについて詳しく説明していきます。
Jw_cadの動作環境とパソコンスペックは以下の通りです。
項目 | 詳細 |
対応OS | Windows |
推奨CPU | Intel Core i5 |
推奨メモリ | 8GB以上 |
Jw_cadのダウンロード方法
Jw_cadは、無料で利用できる2次元汎用CADソフトウェアです。Jw_cadは、公式サイトから無料でダウンロードできます。
Jw_cadのダウンロード方法についてはこちらの記事で解説しています。
Jw_cadの初期設定手順
Jw_cadをダウンロードしたけど、初期設定がよく分からない。そんな初心者のために、Jw_cadの初期設定手順を分かりやすく説明していきます。基本設定、画面設定、作図設定、ファイル形式など、Jw_cadを使う上で重要な設定項目を丁寧に説明します。
- Jw_cadを起動します
- 印刷サイズをA4に設定(家庭用プリンターに合わします)
- 縮尺設定をする
- 基本設定を選択
- 基本設定をする
用紙枠を表示することで、図面が実際に印刷される範囲を視覚的に確認することができます。
Jw_cadのファイル形式
Jw_cadで作成した図面は、拡張子「.jww」で保存されます。Jw_cadは他のCADソフトとの互換性を考慮し、DXFといった形式での保存も可能です。
例えば、DXFファイルは、Jw_cadで作成した図面を他のCADソフトで開いたり、他のCADソフトで作成された図面をJw_cadで開いたりすることができます。
Jw_cadの主要なファイル形式について、それぞれの特徴や使い分け方を初心者向けに分かりやすく解説します。ファイル形式を理解して、Jw_cadをさらに活用しましょう!
ファイル形式の説明は以下の通りです。
ファイル形式 | 開発元 | 主な用途 | 特徴 |
Jww | Jw_cad | Jw_cadでの図面保存 | Jw_cad専用のファイル形式 |
Jwc | Jw_cad | Jw_cadの古いバージョンで作成された図面データの保存 | jww形式ファイルに比べて情報量が少ない場合がある |
DXF | オートデスク社 | 異なるCADソフト間でのデータ交換 | 異なるCADソフト間での高い互換性 |
SFC | CADデータ交換標準コンソーシアム | SXF形式における、P21形式のファイル交換を補完する役割。
公共事業における電子納品などで使用 |
SXF形式の一部であり、P21形式の簡易版。
主に国内での利用に限定される |
Jw_cad初心者向けの基本操作の使い方
「レイヤの使い方どうすれば?」「線を引きたいけどどうすれば?」「図形の作成方法が分からない…」と困っていませんか?線の引き方、図形の作成、寸法記入、レイヤの使い方などを作図に必要な基本操作をステップごとに分かりやすく説明します。
Jw_cadのレイヤのイメージ
Jw_cadのレイヤは、透明なシートを重ねて図面を作成するイメージです。例えば、建物の図面で壁、窓、電気配線などを別々のレイヤに描くと、必要な部分だけを表示・非表示にでき、図面が見やすく、修正も容易になります。
初心者にとってレイヤのイメージが難しいと思いますので、イメージを説明していきます。
イメージ図は下記の通りです。
レイヤは層の状態であり、0レイヤに「〇」、1レイヤに「△」を描くことで、CAD画面に表示される仕組みになっています。なぜこのような仕組みになっているかと言うと、管理が便利で修正などが簡単だからです。
たとえば、設計変更で「〇」が「□」に変更になった場合に、0レイヤの「〇」を「□」に変更するだけで済み見ます。
もし、0レイヤに「〇」「△」を描いた場合に、間違って「△」を変更した場合に、「△」を修正したり、描き直す場合があるからです。
Jw_cadのレイヤの使い方
Jw_cadのレイヤ機能は、図面を効率的に管理するための必須機能です。レイヤを使いこなせば、複雑な図面も整理しやすく、修正作業もスムーズに行えます。レイヤ機能を学び、Jw_cadでの作図をさらに効率化しましょう!
- レイヤの見方
- レイヤ状態の切り替え(クリックで状態が変わる)
- レイヤ一覧ウィンドウを開く
Jw_cad線の描き方
Jw_cadで図面を作成する上で、線の描き方は最も基本となる操作の一つです。線の種類、線の太さ、線の色など、線の属性設定も分かりやすく説明します。線の編集方法を学び、効率的に図面を作成しましょう!
線種の種類についてはこちらの記事でも紹介されています。
任意の線の描き方
Jw_cadで任意の線を描くには、「線コマンド」を選択し、始点と終点をクリックします。
- Jw_cadを起動する
- ツールバーから「/」を選択
- 線を引く
水平線・垂直線の描き方
Jw_cadで垂直線を描くには、「線コマンド」を選択し、「水平・垂直」にチェックを入れます。始点と終点を指定すれば、正確な垂直線が引けます。
- 新規作成で描画面を新しくする
- 水平・垂直にチェックを入れる
- 水平線を描く
寸法線の描き方
Jw_cadで正確な図面を作成するために、寸法線の描き方は非常に重要です。寸法線の種類、寸法値の入力方法、寸法線の編集方法など、Jw_cadの寸法線に関する知識を説明します。Jw_cadで正確な寸法線を描き、図面の精度を向上させることができます。
- Jw_cadを起動します
- 図形を描く
- 中心点取得を選択
- 中点から線を描く
- 寸法線を描く設定をする
- 引き出し線を設定
- 水平方向の寸法線を描く
- 垂直方向を寸法線を設定する
- 垂直方向の寸法線を描く
- 残りの寸法線を描く
図面枠の描き方
Jw_cadで図面を作成する上で、図面枠は必須要素です。用紙サイズに合わせた図面枠の作成、表題欄の追加、印刷設定など、図面枠に関する情報を知ることは大切なことです。
図面枠の描き方についてはこちらの記事でも解説しています。
Jw_cadの初心者が使い方での上達方法
Jw_cadを始めたばかりの初心者さん、「なかなか上達しない…」と悩んでいませんか?Jw_cadは奥が深く、使いこなせるようになるまでには時間がかかります。しかし、効率的な学習方法を実践すれば、初心者でも着実にスキルアップできます。
Jw_cad初心者が上達するための学習ステップ、練習方法、おすすめの学習教材などを紹介します。
Jw_cadの本を購入
引用:amazon
Jw_cadの操作を基礎からじっくり学びたい初心者さんには、書籍での学習がおすすめです。書籍では、Jw_cadの基本操作から応用テクニックまで、図解やイラストを用いて分かりやすく解説されています。
書籍を選ぶ際は、自分のレベルに合ったものを選ぶことが大切です。初心者向けの入門書から、より実践的な内容を扱ったものまで、様々な書籍が出版されています。初心者に合わせた分かりやすい本を紹介したいと思います。
Jw_cadの使い方をプロから学ぶ
Jw_cadの操作を効率的に学びたい初心者さんにおすすめなのが、プロの講師から直接指導を受けられるセミナーです。セミナーでは、基本操作から応用テクニックまで、実務経験豊富なプロが丁寧に指導します。
独学では難しい高度なテクニックや、実務で役立つノウハウも習得可能。セミナーに参加して、Jw_cadのスキルアップを目指しましょう!
こちらからお申し込みいただけます。
Jw_cadが学べるセミナー
Jw_cadを学びたいけどWeb上にはたくさんの情報があり、どれが自分に合っているのか判断するのは難しいですよね。
「Jw_cad基礎セミナー」では、プロの講師が厳選した内容を体系的に学ぶことができます。Jw_cadを触ったことがない初心者でも受講できる優しいセミナーとなっています。
Jw_cad基礎セミナーではどんなことが学べるのかというと、以下のようになっております。
- Jw_CADの基本操作と初期設定
- オブジェクトの作成(線/円/矩形/連線/2線/中心線など)
- オブジェクトの選択(基本/範囲選択/属性選択など)
- 作図補助機能の使い方(目盛とスナップ、クロックメニューなど)
- オブジェクトの編集(面取り/複線/消去/移動/包絡/パラメトリック変形など)
- レイヤと属性(レイヤの設定/オブジェクトの属性)
- 図面への注釈:文字(文字/編集/文字種設定)
- 図面への注釈:寸法(寸法/寸法設定/直列寸法/並列寸法)
- レイアウトの作り方(用紙枠の表示/レイヤグループの尺度)
- 図面比較機能
- データ管理・活用(他図面の活用・コピー)
上記の内容を実践形式で学ぶため受講後はすぐに実務で活用することができます。未来のキャリアに必要なスキルを、是非身につけましょう。
Jw_cadの初心者向けの使い方まとめ
今回はJw_cadでの初心者による使い方を手順に沿って詳しく解説しました。Jw_cadは一見難しそうですが、手順を踏んで行えば初心者でも十分行うことができます。
ただ、Jw_cadは何度も使い操作に慣れることが重要なので、つまずいたらセミナーでプロに教わるのがおすすめです。ぜひこの機会にJw_cadを始めて、設計の世界に突入してみてください。
