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【2025】Jw_cadで建築図面の練習問題を体験してみよう!

建築図面に欠かせないスキルの一つが、正確な図面を描くことです。特にJw_cadを使いこなすことで、建築図面を作成することが可能です。
しかし、初めてJw_cadに触れる方や、まだ慣れていない方にとって、どこから始めれば良いか迷ってしまうこともあるでしょう。

Jw_cadで図面を描く方法を学ぶのに、おすすめなのが、「練習問題を使って実践しながら学ぶ」方法です。
この記事では、Jw_cadの基本操作をマスターしながら、実際に建築図面を描いていくために練習問題で分かりやすく解説します。

Jw_cadの建築図面の作図の練習問題をやってみよう

Jw_cad練習

シンプルな平面図からスタートします。部屋の外枠を描き、壁の描き方をわかりやすく解説しています。指示通りに進めるだけで、実践力がぐっと高まります。
さらに、練習問題を通してJw_cadの基本操作に慣れていくことで、建築図面の土台となるスキルが自然と身につきます。

Jw_cadの建築図面の練習問題をまねるだけ作図ができる

建築図面を描くスキルを効率的に身につけるためにJw_cadを使った建築図面作成は、難しいように思われがちですが、実は「まねるだけ」でぐんぐん上達する方法があります。

Jw_cadでの建築図面作成は、見てまねることが最も効果的な学習方法の一つです。練習問題をまねることで建築図面のスキルを飛躍的に向上します。
以下の章にて実際に使える練習問題を使って、誰でも簡単に建築図面を描けるようになるステップをご紹介しますので是非参考にしてください。

建築図面の基本的な線を描く練習をしてみよう

Jw_cadを使って建築図面を描くスキルは、初心者でもコツを掴めばぐんぐん上達します。実際に手を動かしながら建築図面を描く練習をしてみましょう。

Jw_cadの基本的な線の書き方を練習したい方はこちらの記事を参考してください。

【2025】Jw_cad超初心者向けの基本操作と設定ガイド!これだけ分かれば超初心者卒業

建築図面の図面枠を描く練習をしてみよう

図面枠は、建築図面に関わらず最も大事なことです。建築図面に欠かせない「図面枠」の描き方をマスターすると、図面全体の見やすさや整理が格段にアップします。図面枠を正確に描けるスキルの習得を目指しましょう。

Jw_cadでの図面枠の描き方の詳細を知りたい方はこちらの記事を参考してください。

【2025】Jw_cadで建築図面の図面枠を初心者が描く方法を詳しく紹介!

Jw_cadの建築練習問題の平面図を描く

建築図面を学ぶ上で、平面図の作成は基本中の基本です。そして、その基本を確実に身につけるためには、Jw_cadを使った練習問題に取り組むことが最も効果的です。この記事では、Jw_cadを使って実際に平面図を描くステップをわかりやすく解説しています。

まず、平面図の基礎となる部屋の外枠を描く練習から始めましょう。シンプルな四角形の部屋を描きながら、壁の配置、寸法の設定など、建築図面に必要な知識を段階的に習得していきます。

Jw_cadの建築練習問題を通じて、平面図作成の基礎をしっかり学び、建築図面作成のステップを確実に踏み出しましょう。

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Jw_cadの建築練習問題で平面図の基準線を描く

Jw_cad建築図面基準線

建築図面を正確に仕上げるためには、まず「基準線」をしっかり描くことが重要です。基準線は平面図の基礎となる部分であり、建物全体の寸法や配置を決定づけるポイントです。

Jw_cadを使って基準線を正確に描けるようになると、その後の図面作成がスムーズに進みます。

「基準線を正しく描けるかな…?」と心配する必要はありません。この記事では、初心者にも分かりやすい説明を心がけているため、Jw_cadが初めての方でも安心して取り組めます。

さらに、基準線をしっかり描くことで、その後の作業が格段に効率的になることを実感できます。

建築図面の基準線とは?

基準線は、「通り芯」とも呼ばれ、柱や壁を通る線のことです。平面図のほとんどは、基準線を基準としてかかれます。そのため基準線には正確性が求められます。

基準線は、建築図面において建物の寸法や構造の配置を決定するための重要な基準です。この線をもとに、柱や壁、設備などの正確な位置が決まります。

基準線を正確に描くことで、建物全体のバランスと施工精度が向上します。Jw_cadを使った基準線の描き方をわかりやすく説明します。

建築図面の線属性を整理

基準線は、柱や壁を通る線ということは分かりました。基準線は、どの線で描けばよいのか整理していきたいと思います。Jw_cadでは、色々な線属性が用意されていますので使いこなして建築図面を描く練習をしていきましょう。

下記は、線種と線色の表です。表の通り、基準線で使う線種は、「線色1」「細線」「一点鎖線1」となります

線色 太さの位置付け 線種 建築図面での用途
線色1 細線 実線 姿線、寸法線、寸法補助線、その他
線色1 細線 点線1 想像線
線色1 細線 点線2 隠れ線
線色1 細線 一点鎖線1 通リ芯(壁・柱中心線)、基準線
線色1 細線 一点鎖線2 切断線
線色2 太線または極太線 実線 断面線、輪郭線、見える部分の外形線
線色5 超極太線 実線 図面枠の線
線色5 超極太線 一点鎖線1 隣地境界線、道路境界線
補助線色 極細線 補助線種 印刷されない補助線。作図の目安などにするため一時的なに使用する線。

基準線を描くためのレイヤを選択する

Jw_cadを使った基準線の描き方を、わかりやすい手順で説明します。基準線をマスターすれば、図面の精度が格段に向上し、スムーズな図面作成作業が可能になります。

基準線を正しく描ける技術習得を目指しましょう!それでは、基準線を描くためのレイヤ選択の手順から説明します。

  1. Jw_cadを起動します。Jw_cad起動
  2. 現在選択されている「レイヤ0」を右クリックします。(ここでは、レイヤ0ですが状況により変えてください)Jw_cadレイヤ一覧ウィンドウ手順
  3. レイヤ一覧を表示し、現在のレイヤ状況を確認します。レイヤ一覧ウィンドウからレイヤを選択
  4. レイヤ状況を確認後に、「レイヤー①」を右クリックし選択します。(空いているレイヤを選択します)レイヤ1を選択する
  5. レイヤ名を「基準線」に変えます。レイヤ名を基準線に変える

基準線を描く

建築図面において「基準線」は、建物全体のレイアウトを決定する最初の重要なステップです。基準線が正確に描かれていれば、柱や壁の配置もスムーズに進み、建築図面全体の精度が向上します。

基準線の描き方をマスターすれば、建築図面作成に自信がつきます。

基準線を描きやすくするために、作図ウィンドウグリッド(等間隔の格子)を表示させます。そして基準線は細線の一点鎖線で描くために線属性の設定し、基準線を描く手順の説明をします。

  1. 作業ウインドウに「グリッド」を表示する設定をします。グリッドを表示
  2. 基準線を描くための線属性を設定します。線属性を変える
  3. 水平方向と垂直方向にに基準線を描きます。基準線を描く

Jw_cadの建築練習問題で平面図の壁を描く

Jw_cad建築図面壁

建築図面において、壁の描き方は非常に重要です。正確で壁の配置ができれば、図面の信頼性が高まります。Jw_cadを使って平面図の壁を描くスキルを身につけることは、建築図面を学ぶうえで大きなステップアップです。

Jw_cadを使った練習問題を通じて、初心者でも簡単に平面図の壁を描ける方法を詳しく解説していきます。

壁を描くための柱を描く

建築図面の基礎となる「柱」を正確に描くことで、壁の配置や建物全体の構造がしっかりとしたものになります。Jw_cadを使って壁を描くための柱を作成する方法を詳しく解説します。

柱をしっかり描けるようになると、建築図面の精度が大幅に向上します。

  1. レイヤ名を「柱」に変えます。
    レイヤ設定
  2. 柱を描くための線属性を設定します。線属性を設定
  3. 柱のサイズを設定します。
    柱を設定
  4. 柱を描きます。
    柱を描く
  5. 柱を複写する設定をします。
    柱を複写設定
  6. 柱を順次複写します。
    柱を複写

壁を描く

建築図面で「壁」を正確に描くことは、建物のレイアウトや構造を明確にする上で欠かせないステップです。Jw_cadを使えば、簡単に壁を描き込み、実践的な図面を作成できます。

壁の厚さは15㎜とし、作図済の壁の中心線から7.5㎜+7.5㎜で両側に振り分けて作図し、壁の厚みを表現します。

建築図面での壁は「大壁」と「真壁」に分けられます。壁の両面で使い分ける場合は、併用壁を描きます。ここでは、「大壁」を説明していきます。

  1. レイヤ名を「壁」に変えます。レイヤ名を設定
  2. 壁を描くための線属性を設定します。大壁の設定をする
  3. 壁を描くために始点と終点を右クリックします。大壁を描く
  4. 続けて壁を描くために、「基準線を変更」します。基準線を変更
  5. 基準線を変更し壁を順次描いていきます。大壁完成

これで大壁の完成です。

Jw_cadの建築練習問題で平面図の設備機器・家具を描く

Jw_cad建築図面設備

建築図面に設備機器や家具を正確に配置することは、機能的で美しい空間設計に欠かせません。Jw_cadを使えば、設備機器や家具を細かく描き込み、リアルな設計図を完成させることができます。

この記事では、Jw_cadの練習問題を通じて、平面図に設備機器や家具を描く方法を解説します。

  1. レイヤ名を「設備機器/家具」に変えます。レイヤ名を追加
  2. キッチンを描くための線属性を設定します。
    線属性を設定
  3. キチンの「コンロ」を描きます。
    コンロを描く
  4. キッチンを描きます。
    キッチンを描く

Jw_cadの建築練習問題で平面図の室名・寸法・記号を描く

Jw_cad建築図面寸法

平面図を完成させるためには、室名、寸法、記号の正確な描き込みが欠かせません。室名、寸法、記号の要素は、建築図面の見やすさや理解のしやすさに大きな影響を与えます。Jw_cadを使えば、平面図に必要な室名や寸法、建築記号を簡単に描くことができます。

この記事では、Jw_cadの練習問題を通じて、それらを正確に配置する方法を分かりやすく解説します。

平面図の室名を描く

建築図面における「室名」の表示は、各部屋の用途や配置を明確に伝える重要な要素です。Jw_cadを使えば、簡単に室名を配置でき、図面の見やすさがぐっと向上します。平面図に室名を描くための具体的な手順を説明します。文字「キッチン」を記入します。

  1. レイヤ名を「室名/寸法/基準記号」に変えます。レイヤ設定
  2. 室名を記入するための「文字」設定をします。文字設定
  3. 室名を記入するための「位置設定」をします。文字基点を設定
  4. 室名「キッチン」を記入します。キッチンを設定

平面図の寸法を描く

正確な寸法は、建築図面の信頼性を高める重要なポイントです。Jw_cadを使って、簡単に平面図に寸法を描き込む方法を学びましょう。寸法線の描き方や配置の説明をします。寸法は、ミリメートル(mm)で表示し単位を記入しません。

  1. 寸法線と寸法を記入します。寸法線を設定
  2. 寸法線と寸法を記入します。寸法線を記入
  3. 寸法線と寸法を記入するために「リセット」を選択し、垂直方向に寸法線を記入します。寸法線設定

基準記号を記入する

基準線(通り芯)は、建物の図面を描く際の基準線です。この線を基準に、柱や梁などの構造部材や、間仕切り壁、建具、水まわりの設備などが設置される位置や寸法が決まります。

また、通り芯には識別しやすいように記号や番号が付けられており、建築図で簡単に見つけられるようになっています。

基準記号の書き方を説明していきます。

  1. 基準記号を記入します。基準記号設定
  2. 基準線の記号の「文字設定」をします。文字設定
  3. 基準線の記号を記入するための入力手順を説明します。基準記号
  4. 基準線の記号を順次記入していきます。基準記号

Jw_cadをマスターするための近道

Jw_cad基礎セミナー
Jw_cadをマスターする近道は、基礎をしっかり学び、練習を重ねることです。特に建築図面の作成を通じて練習を重ねることで、効率的にスキルを向上できます。

Jw_cadは参考書やWebコンテンツを活用して独学することもできますが、行き詰まることもあるでしょう。そんなときは、Jw_cad基礎セミナーの受講がおすすめです。
プロ講師の解説を見ながら操作を学べるため、短期間で基礎から応用まで習得できます。また、実践形式で進めていくため受講後すぐに実務で活かせます。

Jw_cadの基礎をマスターし、スムーズに学習を進めたい方は、ぜひ実践を重視した学習方法を取り入れてみてください。

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Jw_cadの建築練習問題まとめ

Jw_cadを使って建築図面を描くスキルは、重要な技術です。しかし、初心者にとっては「どこから始めればいいのか」「どの操作を学べば効率的か」と悩むことが多いでしょう。

この記事では、平面図の基準線や壁、設備機器の描き方から、室名や寸法、建築図面作成練習に必要なステップを問題を通して順番に説明しています。この記事を読みながら練習問題に取り組むことで、Jw_cadを使った建築図面のスキルが自然に身につきます。

「建築図面の基礎を学びたい」「Jw_cadの操作を効率的に習得したい」という方には、この記事が最適です。

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