大規模アセンブリ・機械設計に最適な「iCAD」の新機能である「iCAD 3D Browser」を紹介します。今後、iCADの導入を検討されている方は是非参考にしてみてください。
iCAD 3D Browserとは
iCAD 3D Browserとは、iCADが提供している3Dデータを閲覧できるソフトで、CADソフトを所持していなくても3Dデータが見れる便利なものです。
大きめのデータまで対応しているので、小規模な設計から大規模な設計まで対応しています。
ですのでどのようなプロジェクトでも安心して利用できる3Dデータ閲覧ソフトです。
iCAD 3D Browserの特長
iCAD 3D Browserは「設計者が設計情報を3次元データで渡す」をコンセプトに開発されています。iCAD 3D Browserには以下の4つの特徴があります。
- Webブラウザで3次元データが閲覧可能
- 大規模モデルを高速にロード・表示する高速処理性能
- 設計者が出力した寸法や属性情報を確認
- ファイルにパスワードを設定できるセキュリティ機能
特徴1:Webブラウザで3次元データが閲覧可能
iCAD 3D Browserは、Webブラウザ上で3次元データの形状を表示させることができます。
そのため、iCADがインストールされていないパソコンやタブレットなどで、どこからでも簡単に設計情報を確認することができます。
特徴2:大規模モデルを高速にロード・表示する高速処理性能
大規模モデルでも高速に表示することができ、ロードや表示だけでなく断面状態への切り替えも非常に高速に動作します。
特徴3:設計者が出力した寸法や属性情報を確認
設計者があらかじめiCADで出力設定した寸法や属性情報を3次元形状とあわせて確認することができます。
特徴4:ファイルにパスワードを設定できるセキュリティ機能
ブラウザに表示するためのHTMLファイル内のテキストが暗号化されるため、機密情報を含む3次元データを閲覧できる人を限定することができます。
iCAD 3D Browserを利用するメリット
iCAD 3D Browserを導入し、利用するメリットにはこちらがあります。
- 設計士やCADオペレーターじゃなくても気軽に3Dデータが見られるようになる
- 「設計図が見れないので分かりません」と言った社内の伝達を無くす
- 会社全体で3Dデータを気軽に見れる環境にできる
このように、設計士やCADオペレーター以外も気軽に3Dデータを見れるようになり、「3Dデータが見れる環境がないから分からない部分がある」と言ったケースを無くすことができます。
社員全員で3Dデータが見れるようになり、設計図の把握や理解が進むようになります。
iCAD 3D Browserについてまとめ
iCAD 3D Browserは、3次元データをモノづくり業務全体への展開したいが、受け取る側が3DCADやビューワをもっていない、他のデータ形式へ変換するのに時間がかかる、データを受け取っても大規模な装置モデルが見えないといったシステムの課題を解決してくれます。