「Google AI」という言葉を耳にする機会は増えたものの、具体的に何ができるのか、どのプランを選べばいいのか迷っている方も多いのではないでしょうか。GeminiをはじめとするGoogleのAIサービスは、文章作成やリサーチ、動画生成、コーディング支援まで幅広い機能があります。
この記事では、Google AIの基本的な仕組みや料金プラン、各プランで使える機能、代表的なツールなどについて詳しく解説します。自分に合ったGoogle AIの活用方法を見つける参考にしてください。
Google AIとは
Google AIとは、Googleが提供するAIサービスの総称です。代表的なAIサービスがGeminiで、文章の作成やアイデア出し、情報整理など、幅広い業務に活用できます。Google AIを活用できる具体的なシーンとして、以下が挙げられます。
- 文章の下書き作成や情報収集の効率化
- データの整理・分類
- 動画・画像・音楽などのコンテンツ生成
- 自律型AIエージェントによるコードの作成・改良
このように、Google AIは文章や画像の作成といったクリエイティブな作業から、コーディング等の専門性の高い分野まで幅広くカバーできます。
Geminiについて学ぶなら、GETT Proskillが提供する『Geminiセミナー』の受講がおすすめです。未経験でもGeminiをマスターできるカリキュラムとなっているため、AI初心者の方もぜひ検討してみてください。
セミナー名 Geminiセミナー 運営元 GETT Proskill(ゲット プロスキル) 価格(税込) 29,700円〜 受講期間 2日間 受講形式 対面(東京・名古屋・大阪)・ライブウェビナー・eラーニング
Google AIの料金プランを比較

Google AIには無料プランのほかに、Google AI Plus、Google AI Pro、Google AI Ultraという3つの有料プランが用意されています。各プランは月額料金・使用量上限・ストレージ容量などによって差別化されているため、業務内容や利用目的に合わせて選ぶことが大切です。
| 無料 | Google AI Plus | Google AI Pro | Google AI Ultra | |
|---|---|---|---|---|
| 月額料金 | 無料 | 725円 | 2,900円 | 14,500円~32,000円 |
| 使用量上限 (無料プラン比) |
– | 約2倍 | 約4倍 | 約5~20倍 ※Google AI Proとの比較値 |
| ストレージ容量 | 15GB | 400GB | 5TB | 20TB~30TB |
参考:Gemini
料金が上がるにつれてGeminiアプリの使用量上限が広がり、合わせてストレージ容量も大幅に増えていきます。プランごとの料金や使用量上限は変更される可能性があるため、契約前に公式サイトで最新情報を確認しましょう。
Google AIの各プランでできること
Google AIは、プランによって利用できる機能が大きく異なります。無料プランでも基本的なAI機能は一通り利用できますが、有料プランに移行することで、動画生成や大容量ファイルの解析といった高度な機能が使えるようになります。各プランの機能の違いは以下の通りです。
| 無料プラン | Google AI Plus | Google AI Pro | Google AI Ultra | |
|---|---|---|---|---|
| Gemini 3.1 Pro等の高性能モデル | 制限あり | 対応 | 対応 | 全モデル対応 |
| Google Flow | 制限あり | 対応(200クレジット付与) | 対応(1,000クレジット付与) | 対応(10,000または25,000クレジット付与) |
| NotebookLM | 対応 | 対応(主要な上限が拡大) | 対応(さらに高い使用量上限) | 対応(最大使用量上限) |
| GoogleツールからGeminiへの直接アクセス | – | Gemini in Gmail、Gemini in Google Vids など | Gemini in Gmail、Gemini in Google ドキュメント、Gemini in Google Vids など | Gemini in Gmail、Gemini in Google ドキュメント、Gemini in Google Vids など |
| Google Antigravity | – | – | 対応 | 対応(最大レート制限) |
| Project Genie | – | – | – | 対応 |
参考:Gemini、NotebookLM
ここからは無料プランからUltraプランまで、それぞれのプランでできることについて解説していきます。
Google AI 無料プラン
Google AI 無料プランは、日々のタスクに役立てられるGeminiアプリのAI機能を備えています。基本的なGeminiモデルにアクセスできるため、文章の作成やちょっとした調べものに活用しやすいでしょう。無料プランで使える主な機能は以下の通りです。
- Gemini基本モデルへのアクセス
- 画像の生成・編集
- Deep Research(高度な解析技術を活用したリサーチ機能)
- Gemini Live(音声でAIと会話しながらやり取りできる機能)
- Canvas(AIと会話しながら文章やコードを編集できる機能)
など
上記の通り、無料プランだけでも情報収集からコンテンツ作成まで幅広くカバーできるため、Google AIの使い勝手を知りたい方は一度試してみるのがおすすめです。
Google AI Plus
Google AI Plusは、無料プランよりも幅広い機能を使えるようになるプランです。動画生成をはじめとして、日々のタスクをより効率的にこなせる機能が追加されます。Google AI Plusで追加される主な機能は以下の通りです。
- Google Flow(テキストから画像や動画を生成するツール)
- Google検索でのNano Banana(画像の生成・編集ができる機能)活用
- NotebookLMの機能拡張
- Gemini in Gmail、Gemini in Google Vids
など
創作に役立つ機能が強化されるため、画像や動画生成といったコンテンツ制作にGoogle AIを活用したい方に特におすすめのプランです。また、有料プランの中でも一番安いプランなので、有料にすべきか迷っているなら、Google AI Plusでひとまず様子を見てみるのも良いでしょう。
なお、Nano Bananaについては以下の記事で詳しく解説しているので、興味のある方はこちらも合わせてご覧ください。
Google AI Pro
Google AI Proは、仕事の業務効率をより高めたい場合に適したプランです。100万トークンのコンテキストウィンドウにより、大量の資料を一度に扱えるようになるため、無料プランと比べて業務効率が飛躍的に向上します。Google AI Proで追加される主な機能は以下の通りです。
- 100万トークンのコンテキストウィンドウ
- Google Antigravity(AIエージェント開発プラットフォーム)
- Google検索でのエージェント機能へのアクセス
- Gemini in Google Vids
- Google Home Premium(Standardプラン)
- NotebookLMの上限拡大
など
大量のデータ処理や開発業務を日常的に行う方は、特に上記機能の強みを活かしやすいでしょう。また、Google AI Pro以上からYouTube Premium(ProプランはLite)の特典が付くため、仕事だけでなく普段の私生活でも恩恵を受けられます。
Google AI Ultra
Google AI Ultraはすべての機能が解放され、最新のAI機能をいち早く試せるプランです。Deep ThinkやGemini Sparkなど一部の先端機能は米国・英語のみの提供ですが、開発中の最先端技術にも優先的にアクセスできる仕様になっています。Google AI Ultraで追加される主な機能は以下の通りです。
- Deep Think(米国・英語のみ)
- Gemini Spark(米国・英語のみ)
- Project Genie(テキストや画像から仮想空間を構築する機能)
- NotebookLMの最大上限利用
- YouTube Premium 個人プラン
- 新機能への優先アクセス
など
最先端のAIに常に触れていたい方や、GoogleAIを限界まで使いたい方に特に適したプランといえます。使用量制限も大幅に拡張されるため、Google AI Proで物足りなさを感じた場合に利用を検討してみると良いでしょう。
Google AIで利用できる代表的なツール一覧

Google AIで利用できる代表的なツールとして、以下の5つが挙げられます。
- Gemini
- NotebookLM
- Google Flow
- Google Antigravity
- Project Genie
ここでは上記についてツールについてそれぞれ解説します。
①Gemini
Geminiは、Google AIの代表的なAIツールです。文章の下書きや情報整理といった基本的な作業だけでなく、画像の生成や音声でのやり取り、さらには複数の工程が必要な作業も一括で任せられる点が特徴です。
プランに応じて利用できるモデルの性能や使用量の上限が変わる仕組みのため、軽い調べものから業務での本格的な活用まで、目的に合わせて柔軟に使い分けられる魅力があります。
Geminiを本格的に業務に活用するなら、GETT Proskillが提供する『Geminiセミナー』の受講がおすすめです。プロンプトエンジニアリングや文章作成、NotebookLM、AIエージェントなど、幅広い機能を活用するカリキュラムで、実践的な生成AI活用スキルを習得できます。
②NotebookLM
NotebookLMは、ユーザーがアップロードする資料をもとに、AIがリサーチや文章作成をサポートするツールです。例えば、PDF資料をアップロードした後に「この資料を要約してほしい」と指示することで、Google AIが読み込み、要点を整理した文章を出力してくれます。
試験対策の教材や仕事の企画書など、扱える情報の種類が幅広いのも強みの一つです。膨大な資料に目を通す手間を省けるため、勉強でも仕事でも、調べものにかかる時間を短縮したい場面で頼りになります。
③Google Flow
Google Flowは、テキストで伝えたイメージをもとに映像を生成するGoogle AIの映像制作ツールです。細かい演出まで指示しなくても、Google AIが状況を汲み取って一貫性のある映像を出力してくれる点が大きな特徴です。
Google AIプランごとに付与されるクレジット数が異なり、上位プランほど動画を生成できる回数が増えるほか、より高度な機能も利用できるようになります。
④Google Antigravity
Google Antigravityは、エージェント型のAI開発プラットフォームです。コードの記述はもちろん、要件の整理や実装計画の策定、テスト環境の構築までをAIがサポートしてくれます。
また、自然言語による指示だけで機能実装できるため、プログラミングの知識がない方でも気軽にWebアプリ開発にチャレンジできます。プランによってエージェントの利用制限が変わるため、開発規模に応じて選ぶことが大切です。
⑤Project Genie
Project Genieは、指示した内容をもとにGoogle AIが仮想の世界を組み立てるツールです。静止した映像や画像を眺めるのではなく、生成された世界の中に入り込み、自分の意思で動き回るという体験ができます。
現時点では最上位プランであるGoogle AI Ultraでしか使えないツールとなっているため、試してみたい場合はプラン選択を誤らないように注意しましょう。
Google AIに関するよくある質問
Google AIに関するよくある質問をまとめました。
Google AIとChatGPTはどちらがおすすめ?
Google AIはGmailやドキュメントなどGoogleツールと連携しやすく、普段からGmailやGoogleドキュメントなどを使っている方に向いています。一方のChatGPTは、自然な対話や幅広いプラグイン連携に定評があるため、より自然な対話を重視する場合におすすめです。
どちらが良いかは、業務内容や重視するポイントによって異なるため、状況に合った方を選びましょう。なお、ChatGPTについては以下の記事で詳しく解説しているので、気になる方はぜひこちらも合わせてご覧ください。
Google AI Proに学生プランはある?
以前は学生向けのGoogle AI Pro無料特典が用意されていましたが、現在はいわゆる「学割」や「学生プラン」と呼ばれるものはありません。学生であっても、通常と変わらない料金での契約となります。
Google AI Plusはいつでも解約できる?
Google AI Plusは契約期間の縛りがないため、いつでも好きなタイミングで解約できます。ただし、更新日当日の解約だと翌月分の料金が請求されてしまう恐れがあるため、更新日の24時間前までに必ず解約手続きを済ませましょう。
また、解約後に残ったクレジットは消滅してしまい、返金されることもありません。そのため、解約手続き前にクレジットを使い切ることをおすすめします。
まとめ
Google AIは無料プランでも十分な機能を備えていますが、Plus・Pro・Ultraと上位プランに移行するほど使用量の上限や利用できる機能の幅が広がっていく仕組みとなっています。いずれのプランもツールが豊富に揃っているため、目的に応じて使い分けることで、日々の作業や学習をより効率的に進められます。
まずは無料プランで試してみて、必要に応じて有料プランへの切り替えを検討してみてください。