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ゼネテック、3次元CAD/CAMシステム日本語最新版「Mastercam 2021」をリリースへ!

こんにちは!Chisatoです。
本日のtopicsは、3次元CAD/CAMシステム「Mastercam」の日本語最新版『Mastercam 2021』をご紹介します!

株式会社ゼネテックは、2020年9月2日より、3次元CAD/CAMシステム「Mastercam」の日本語最新版『Mastercam 2021』の提供を開始します。
新バージョンの『Mastercam2021』はCADモジュールである『Design』を強化し3次元モデルの作成や修正に関する新機能を搭載しており、滑らかなツールパスを生成する3次元モデルの作成を支援します。
CAM機能もより自動化されたツールパスが搭載され、少ないオペレーションで位置決め5軸加工のツールパス作成が可能です。
また、ユーザーから高い評価を得ている高速加工用のツールパス「ダイナミックモーション」や5軸加工による「荒取りポケット」も進化しています。

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この記事の概要目次

Mastercam 2021の主な新機能・特長

Mastercamは、1984年に米国CNC Software社によって開発された3次元CAD/CAMシステムです。柔軟性に富んだCAD機能、そして幅広い加工に対応する強力なCAM機能が多くのユーザーに支持され、全世界で274,000シート以上のインストール実績を持つ世界シェアNo.1のCAD/CAMシステムと位置づけられています。
今回リリースされる「Mastercam 2021」の主な新機能をご紹介します。

Design(CAD)

・UVパラメタ編集機能が搭載され、サーフェスの曲率や線方向を定義するUVパラメタを編集することで滑らかなツールパスや面間の繋がりをスムーズに処理する事が可能です。
・Solidカスタム穴作成機能により複雑な穴形状をパラメトリックに作成可能です。
・3D-PDFの書き出しが可能になり、データ共有などファイルでのやり取りが簡単になりました。

Mill(マシニング用CAM)

・アドバンスドリル機能により複雑なドリル加工や、多段穴や中空穴などドリル加工の途中で切削条件の変更が可能です。
・3+2自動荒取りでオペレーションがスムーズです。位置決め5軸加工の平面座標作成や切削方向の判断がセミオートになり、少ない手数でツールパスの作成が可能です。
・面取りドリルサイクルは、穴径や穴深さが異なる形状を自動判別し、面取り工具で適切な加工深さを自動で作成します。
・平行ツールパスの切削方向最適化を自動化したことで、加工対象となる形状から自動的に異なる加工角度を割り当てて無駄な接続移動や退避動作の削減が可能になりました。

Lathe(旋盤用CAM)

特殊ネジ形状への対応として、バットレス、スクエア、台形など特殊形状ネジのフォームが追加されました。より複雑なネジ切りプログラムの作成が可能です。

その他強化機能

・工具の到達範囲確認機能により、3Dモデルに対してツーリングの安全突き出し量、および切削加工な最小コーナーRを自動検出します。
・チェイン編集の強化による操作性の向上により、ワイヤーフレームを加工対象に選んだ場合の再選択や工具進行方向の調整などが簡単になりました。
・境界ボックス機能によりワークピースの自動生成、3D-CADモデルに対して適切な素材サイズを算出します。

 

ゼネテックは、設立以来からのメイン事業となる組み込みソフトウェア・ハードウェアなどを主とするシステム開発事業、ならびに3次元CAD/CAMソフトウェア「Mastercam」の輸入販売を中心とするエンジニアリングソリューション事業の2つをコアとして発展してきました。
今後、「Mastercam」においては、オンラインミーティングによる定期セミナーの開催や、オンラインスクールの開催によりお客様へ充実したサポートサービスを提供し、生産性向上の実現に貢献していく方針です。

ツールパスの新設定項目や多軸の自動計算機能搭載により生産性向上・加工時間短縮を実現した、日本語最新版「Mastercam 2021」に注目です!

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