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[フュージョンズ] スカルプトで自由曲面とポリゴン形状を融合!

新たに始まります 「フュージョンズ」 の最初のブログです。
フュージョンズとはオートデスクでFusion 360のエンジニアをしています清水と関屋で構成されているブログユニットです。

fusions

今回は関屋が2年前に作成したサングラスフレームについてご紹介します!

みなさん、自由局面の形状を作る際にFusion 360ではスカルプトモードを利用すると思います。
このスカルプトモードは、なにも自由曲面の形状だけを作るためだけではなくて、今回ご紹介するサングラスフレームの様にポリゴンモデルのような形状作成も簡単にできます。キーとなるツールは「折り目」ツールです。

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メガネやサングラスのフレームと言うと多くのデザインが曲面でつながった形状デザインが多いと思います。
それもそのはず人の肌に触れる製品なので必然的にそうなりますよね。
でも、顔に触れる部分だけ自由曲面にすれば、デザインの幅も広がります。
自由曲面形状とポリゴンモデルの融合をさせたモデリング、そんな形状作成を容易に実現できるのがFusion 360です。

これを作成した当初は私もまだFusion 360を使い始めた頃で、ツールを試しながらの作成でしたが自分が思い描いていたデザイン形状をホントに簡単に「カタチ」にできるなあと感じたことを思い出します。
最初は試行錯誤しながらでしたが、何回か形状作成をして行くうちに10分くらいで基本形状を作成して、平面構成をダイレクトに編集して、自分の思い描くデザインに近づける作業が非常に楽しく、ここに時間をかけて楽しんでいました。
下のレンダリングイメージも当初作成した物ですが、Fusion 360のディフォルト機能のみで5分もかからないで、このくらいのイメージならどなたでも作成できます。

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形状が完成した後は、シミュレーションの得意な「シミー」こと清水にFusion 360での強度解析をしてもらい解析機能を試していました。
この時はFusion 360で切削パスを出し、GT Woodworksの寺内様のご協力の下、能登スギの間伐材を提供頂き、それを「システムクリエイト」様に切削してもらいフレームが完成しました。

実際の製作を短いですが動画にまとめていますのでご覧下さい!

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