前回に引き続き、「時代は切削!」でおなじみのオリジナルマインドさんへ伺った際のレポートです。
でも今回は切削以外の新製品たちをご紹介します!
前回ご紹介した切削品の金型で出来上がったものは・・・
ミニ四駆のホイールでした!
その他に、ギアパーツがたくさんありますね。これはもしや、今年のFabミニ四駆で完成品を見れるのではないでしょうか?!(昨年のFabミニ四駆の様子はこちら)
そして、卓上でプラスチック成型を可能にするのは、こちらの射出成型機でした!
なんと、金型を切削するだけでなく、卓上でプラスチック成型まで行えてしまう機械を開発中!まだ名前は決まっていないようですが、発売されるのが楽しみですね。
この機械に使われているかはわかりませんが、皆さんもよくFusion 360でこのようなマウント用のモデルを作成されますよね?
Fusion 360のシートメタル機能が待ち遠しいところですが、こういった板金モデルを製作する際に、簡単に加工できる機械を2つご紹介します。
1つ目は絶賛販売中のGOIGOIです。電源不要で手軽にハンドプレスで穴をあけられます。
下穴が必要ないので、切削加工しなくてもかなり細い穴まで作成可能です。
2つ目は2017年夏発売予定のMAGEMAGEです。こちらも電源不要です。両手でぐっと押し込むことで、アルミや真鍮の板を曲げることができます。実際に体験させてもらいましたが、ハンドプレスなので、以外と力が要るかと思ったのですが、全然要りませんでした。2トンの力まで加えることができ、真鍮の板も簡単に曲げることができました。
私なら、ハンドル部分の樹脂キャップを冒頭の射出成型機で作成したいですね。
これまでプロの製造業でしか使われていなかった高価な機械も、オリジナルマインドさんによって、安価で美しく生まれ変わりました。
3Dプリンター、CNC、射出成型、曲げ加工、抜き加工、どれを使うかは人それぞれですが、より一層Fusion 360で3Dモデルを作成するのが楽しくなりそうですね。
卓上CNCで基礎から切削を学ぶならこちら