AI関連資格のなかでも難しい資格として知られるE資格。では、E資格は難しいといわれる理由は何なのでしょうか。また、具体的にどの程度難しいのでしょうか。
本記事では、E資格が難しい理由と、合格率や勉強時間から見た難易度、さらに難しいE資格の合格者数No.1を誇るおすすめ講座も紹介します。
E資格は難しい?3つの基本情報で難易度をチェック
E資格は、ディープラーニングの理論と実装どちらも問われる難しい資格です。
加えて、認定講座の修了が受験条件で、費用・日程の負担も大きいことからも難しい資格だと推測できます。まずは、こうしたE資格の基本情報から難しいといわれる理由を見てみましょう。
①理論と実装の両方が問われるAI資格
E資格が難しいのは、ディープラーニングの理論から実装まで問われるからです。試験は多肢選択式(約100問・120分)で、コードを書く実技はないものの、プログラムの実装に関する問題は出題されます。つまり、「用語の暗記では合格できない」のが、E資格が難しい理由です。
②受験には認定講座の修了が必要
E資格が難しい理由には、受験の条件として認定講座の修了が求められる点もあるでしょう。E資格を受験できるのは、JDLA認定プログラムを試験日の過去2年以内に修了した人のみです。
こうした条件が設けられているのは、試験だけでは測りきれない実装力を、新しい知識とともに身につけてもらうためです。つまり、それだけE資格は難しい資格だとわかります。
③費用が高い・日程が限定的
E資格が難しいといわれる理由には、受験するまでの壁の大きさもあります。受験料は一般で33,000円(税込)かかり、これに認定講座の受講料が加わります。講座の費用を抑えても、合計は8万円前後は必要です。
さらに、試験は2月と8月の年2回しかありません。一度逃すと、次のチャンスは半年後です。こうした費用と受験機会の少なさにより、受験に踏み切るまでの壁が高く感じられます。
参照:E資格とは
限られたチャンスを活かせる!合格者数No.1のJDLA認定講座
E資格は難しい上に、受験も年2回しかありません。限られたチャンスを活かすために、認定講座選びでは学べるカリキュラム、そして「合格実績」を必ずチェックしておきましょう。
E資格対策ディープラーニング短期集中講座は、受講者数 3期連続No.1 / 合格者数No.1(E2025#2-2026#1)の実績を誇ります。事前学習から本番同様の4択問題形式の模擬試験、直前フォローアップまでトータルで対応してもらえるサポートも抜群の講座です。
E資格が難しい理由は?試験内容で見る4つの壁
E資格が難しい理由は、数学の知識、実装力、試験範囲の広さ、短い解答時間といった試験内容も挙げられます。ここでは、試験内容からE資格が難しい理由を探っていきましょう。
①高度な数学の知識が求められる
E資格では、高レベルな数学の知識が求められます。試験範囲には確率・統計や情報理論が含まれ、一般的に高校数学Ⅰ/A、Ⅱ/Bの知識が前提になるとされています。
さらに、ニューラルネットワークの学習の仕組みは、行列計算や微分の考え方が土台になっています。数学から長く離れている人にとっては、ここが最初の、そしていちばん難しい壁になりやすいでしょう。
②プログラミング解読力まで問われる
E資格では、AIのプログラミング能力まで問われます。解説を読んで理解した気になっていても、自分で手を動かした経験がなければ解答できないのがE資格の難しいところです。
たとえば、同じAI資格の「G検定」はAIリテラシー全般(知識中心)の出題にとどまりますが、一方のE資格は、PyTorchかTensorFlowで書かれたコードを読み、処理の流れや正しい記述を選ぶ問題が出ます。
E資格とG検定の違いは以下の記事で解説しているので、ぜひ「難しいレベル」の差がどの程度なのかをご確認ください。
③試験範囲が広く改訂も多い
E資格の試験範囲は、数学から最新のAIモデル、開発環境まで幅広い点も難しいとされる理由です。まずは、難しい根拠となる試験範囲を具体的にみてみましょう。
| 分野 | 主な出題内容 |
|---|---|
| 数学的基礎 | 線形代数、確率・統計、情報理論 |
| 機械学習 | 回帰、サポートベクターマシン、決定木、クラスタリングなど |
| 深層学習の基礎 | 順伝播型ネットワーク、畳み込みニューラルネットワークなど |
| 深層学習の応用 | 画像認識、物体検出、自然言語処理、音声処理、生成モデルなど |
| 開発・運用環境 | エッジコンピューティング、分散処理、アクセラレータ、環境構築 |
学ぶ量が多いだけではなく、シラバスは定期的に改訂されるので「常に最新の内容を追いかけなければならない」点もE資格が難しい理由です。
④1問あたりの解答時間が短い
E資格が難しいとされるのは、1問あたりの回答時間が短い点もあげられます。具体的には、試験時間120分に対して出題は約100問なので、1問にかけられるのは約72秒です。
数式を追う問題、コードを読み解くような問題で考え込んでいると、最後まで解ききれずに終わってしまうこともあるでしょう。こうした時間制限の壁もE資格が難しい理由です。
参照:E資格とは – 一般社団法人日本ディープラーニング協会【公式】
E資格の「難しいレベル」は実際に問題を解いて実感しよう!
E資格の難しいレベルは、実際に問題を解くとリアルに実感できます。以下のボタンリンクからは、GETT Proskillが無料で提供している「E資格 AIスキルチェックテスト」にアクセスできるので、ぜひこの機会に「どの程度難しいのか」を確認してみてください。
以下の記事では、実際にこのE資格 AIスキルチェックテストの問題を紹介しています。「まずは難しいレベルをサッと確認したい」という方におすすめです。
E資格はどの程度難しい?合格率と勉強時間で検証
このように、「難しい」とされるE資格ですが、試験の合格率は約7割、合格までの勉強時間は初心者で300時間ほどが目安です。ここでは、E資格の難しいレベルを、合格率と勉強時間の2つのデータから確かめていきましょう。
合格率の推移
E資格は「難しい」といわれていますが、実際の合格率は比較的高く、ここ数年では66〜73%の間で推移しています。具体的な合格率の推移は以下をご参照ください。
| 試験回 | 申込者数 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
|---|---|---|---|---|
| 2024#1 | 1,215人 | 1,194人 | 867人 | 72.61% |
| 2024#2 | 930人 | 906人 | 600人 | 66.23% |
| 2025#1 | 1,077人 | 1,043人 | 712人 | 68.26% |
| 2025#2 | 1,067人 | 1,039人 | 730人 | 70.26% |
| 2026#1 | 1,361人 | 1,317人 | 911人 | 69.17% |
| 2026#2 | 1,093人 | 1,062人 | 712人 | 67.04% |
約7割の合格率は一般的な資格試験と同程度ですが、認定講座受講者が対象であることを踏まえると、やはり難しい試験であるとも受け取れます。
勉強時間の目安
E資格の勉強時間の目安は、一般的に100〜300時間です。勉強時間、および「難しい」と感じる度合いは、Pythonや機械学習の実務経験があるか否かで変わってきます。
| 区分 | 勉強時間の目安 | 1日2時間の場合 |
|---|---|---|
| 数学・プログラミングともに初心者 | 約300時間 | 約5か月 |
| Pythonは書けるがAIは初めて | 150〜300時間 | 約2.5〜5か月 |
| Pythonや機械学習の実務経験あり | 100〜150時間 | 約2〜2.5か月 |
1日2時間ずつ勉強するなら、初心者は約5ヵ月、経験者でも2ヵ月以上かかる計算です。この勉強時間の長さからも、E資格が難しい資格とわかります。
難しいE資格の合格実績No.1!おすすめJDLA認定講座
E資格対策ディープラーニング短期集中講座は、受講者数 3期連続No.1 / 合格者数No.1(E2025#2-2026#1)の実績を持つJDLA認定講座です。数学や実装、広い試験範囲など、E資格で難しいといわれる壁を一つずつ乗り越えられるよう、学習の順序に配慮したカリキュラムで学べます。
8.5時間の「事前オンライン研修」からスタート
この講座は、8.5時間かけた充実の「事前オンライン研修」を行ってから講座に進みます。具体的には、数学やPython、さらに応用数学まで動画でしっかり学べます。「難しい数学は高校時代に理解できなかった」「初心者でE資格は難しいのでは?」という方も、基礎から学べるのはうれしいポイントです。
最新の試験範囲を手を動かしながら学べる
全4回の講義はLLMやRAGといった新シラバスの項目もカバーしており、学習形式は実際に手を動かすハンズオンです。各単元が終わった際には小テストを行うので、「講義だけでは難しい」と感じた項目もしっかり対策できます。
本番直前まで伴走してもらえる
講義が終わった後も、本番と同じ4択形式の問題対策や、試験直前のフォローアップ講座でサポートしてもらえます。動画での復習やメールでの質問にも対応しているため、「E資格は難しいから、講義後の独学が不安…」という方にも最適なカリキュラムだと感じました。
| セミナー名 | E資格対策ディープラーニング短期集中講座 |
|---|---|
| 運営元 | GETT Proskill(ゲット プロスキル) |
| 価格(税込) | 49,500円〜 |
| 受講期間 | 4日間(eラーニングの場合は32時間) |
| 受講形式 | 対面(東京)・ライブウェビナー・eラーニング |
E資格は意味ない?取得するメリット
E資格を取得することで、「AI人材を証明できる」「仕事の幅が広がる」「就職・転職で有利になる」といったメリットがあります。詳しいメリットは以下の表をご覧ください。
| メリット | 内容 |
|---|---|
| AI人材を証明 | 理論と実装を習得した人材として、社内外に客観的にアピールできる |
| 仕事の幅拡大 | 製造業や金融業など幅広い業種で需要があり、対応可能な業務も増える |
| 就・転職で有利 | ディープラーニングスキルの証明として、就・転職で評価されやすい |
| 社内待遇が改善 | 資格報奨金など(三菱UFJ信託銀行はE資格取得者に最大10万円支給) |
| 専門スキル習得 | 数学から現場レベルの実装まで学ぶため、AI開発時に即活用できる |
| 市場の拡大 | 世界のAI市場は2030年に約8,300億ドルへ拡大すると予測され、高い需要が見込まれる |
| 交流会の参加 | G検定・E資格の合格者を対象としたAIコミュニティで、交流や情報交換ができる |
E資格には「難しいのに意味ない」という声もありますが、上記のメリットを見ると、決してそうではないことがわかります。
参照:総務省|令和7年版 情報通信白書|市場概況、日刊工業新聞社
E資格の難易度に関するよくある質問
E資格の受験を検討する方からは、「どのくらい難しい?」「文系でも受けられる?」といった質問が多く寄せられます。
E資格は難しい?についてまとめ
E資格は難しい試験ですが、しっかり対策すれば合格は目指せます。受験前にJDLA認定講座の受講が必要なのは、受験者のレベルを一定以上に保ち、合格後も実務で使えるスキルを身につけてもらうためです。
一方で、高校数学の得意・不得意やプログラミング経験によって、合格までの学習時間に差が出やすい試験でもあるので、初心者の方、文系出身の方は基礎学習から合格直前対策までトータルで対応してくれるJDLA認定講座を選びましょう。