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【2026】土木施工管理技士は転職で有利になる?年収やおすすめの転職サイトも紹介

「土木施工管理技士の資格を取得すると転職は有利になる?」と疑問に思う方も多いでしょう。

土木施工管理技士は、建設業界の幅広い現場で求められる資格であり、転職で有利になります。また、土木施工管理技士を持っていると作業の幅も広がるため、高年収やキャリアアップも目指せます。

本記事では、土木施工管理技士が転職で有利になる理由や平均年収、転職を成功させるおすすめのサイトを紹介します。資格を取得し転職を考えている方はぜひ最後までご覧ください。

土木施工管理技士とは

土木施工管理技士とは、土木工事現場の工事計画や安全・品質・工程管理を担う技術責任者です。インフラ整備や都市開発、災害復興工事などで活躍し、日本は1年を通して台風や地震など自然災害を多く発生するため、需要が高い資格と言えるでしょう。

また、少子高齢化に伴う技術者不足から、資格を持つ人材の価値が高まっています。そして、土木施工管理技士の資格は1級と2級に分かれており、担当できる業務は異なります。

階級 業務内容
1級 河川や道路、橋梁、港湾など大規模な工事現場の全体管理を行い、監理技術者として現場を指揮
2級 主任技術者として各工程を管理し、責任を負う。自身が作業に加わることもある

土木施工管理技士の資格を取得すると、転職で有利に働くだけでなく、給与の向上や社会保険労務士の受験資格が得られます。

試験内容

土木施工管理技士の試験内容は1級と2級で異なります。

土木施工管理技士1級

1級の試験は、「第一次検定」と「第二次検定」に分かれ、それぞれ以下の科目で構成されています。

試験区分 出題科目 主な内容 試験時間
第一次検定 土木工学など
  • 土木工学
  • 電気工学
  • 機械工学などの一般知識
  • 設計図書の理解
2時間
施工管理法 施工計画や工程・品質・安全管理など工事管理方法 2時間
法規 建設工事に関連する法律の基礎知識 2時間
第二次検定 施工管理法
  • 土質試験や材料の強度試験
  • 施工計画の実施に必要な応用能力
2時間45分

土木施工管理技士2級

2級試験も第一次検定と第二次検定に分かれますが、受験する種別によって試験内容が変わります。

種別 試験区分 試験科目 試験形式 試験時間
土木 第一次検定
  • 土木工学
  • 施工管理法
  • 法規
択一式 2時間10分
第二次検定 施工管理法 記述式 2時間
鋼構造物塗装 第一次検定
  • 土木工学
  • 鋼構造物塗装施工管理法
  • 法規
択一式 2時間10分
第二次検定 鋼構造物塗装施工管理法 記述式 2時間
薬液注入 第一次検定
  • 土木工学
  • 薬液注入施工管理法
  • 法規
択一式 2時間10分
第二次検定 薬液注入施工管理法 記述式 2時間

2級は1級に比べて基礎的な内容が多く、種別ごとに求められる知識が異なるため、自分の目指す分野に応じた対策が必要です。

また、合格基準は1級・2級ともに第一次検定と第二次検定の各試験で得点が総得点の60%以上。片方でも基準に達していない場合、不合格となるので、バランスよく学習しましょう。

2024年の受験資格改正について

土木施工管理技士は2024年6月に受験資格の改正が行われました。1級一次検定は19歳以上で受験可能となり、学歴に基づく条件が撤廃されました。二次検定では、実務経験5年以上かつ特定実務経験3年以上が必要。

2級一次検定は17歳以上、二次検定は1級一次合格後実務1年以上、または2級一次合格後実務3年以上で受験可能です。これにより、実務経験の条件が統一されました。

引用:国土交通省

土木施工管理技士の仕事について詳しく知りたい方は仕事の1つとして挙げられる「土留め」について解説していますので、併せてご覧ください。

【2024】土留めとは?工法の種類・選定条件・DIYをする際の費用相場を解説

土木施工管理技士の平均年収

土木施工管理技士の平均年収

土木施工管理技士の平均年収は1級で2級で異なります。以下はそれぞれの平均年収です。

2級土木施工管理技士 300~600万円
1級土木施工管理技士 400~700万円

また、厚生労働省が公表している「職業情報提供サイト jobtag」によると、土木施工管理技士全体の平均年収は603.9万円です。日本全体の平均年収に比べると高いと言えるでしょう。

引用:厚生労働省

土木施工管理技士をやめとけと言われるのはなぜ

土木施工管理技士をやめとけと言われるのはなぜ

土木施工管理技士が「やめとけ」と言われる理由は、労働環境が過酷とされる点にあります。

長時間労働や休日が少ないことが多く、現場責任者として常に現場に対応する必要があります。また、転勤や出張が多いことや危険を伴う作業、体力的負担も大きい職種です。資料作成やスケジュール管理などデスクワークも多く、幅広い業務をこなす必要があるため、精神的・肉体的負担が大きいと感じる人も少なくありません。

しかし、近年では働き方改革により、労働環境の改善が進められており、以前よりも働きやすい状況になりつつあります。

土木施工管理技士が就ける仕事

土木施工管理技士が就ける仕事

土木施工管理技士の資格を取得することで以下のような仕事に就けます。

  • ゼネコン
  • 公務員
  • 土木コンサルタント
  • 建設会社
  • 教育機関

ゼネコン

土木施工管理技士はゼネコンで働くことが多く、現場責任者として大規模なインフラ工事や公共事業、施工管理を担当します。

業務内容は施工計画の作成、職人や資材の手配、現場監督、品質管理、安全管理など様々です。ゼネコンでは、技術者としてキャリアを積むことでプロジェクトマネージャーや管理職へ昇進する機会もあり、幅広いスキルを活かせる環境です。特に大手ゼネコンでは、福利厚生や教育制度が充実しており、労働環境の改善も進んでいるため、将来性を感じられる職場といえるでしょう。

公務員

土木施工管理技士は、公務員として地方自治体や国の機関でインフラ整備や維持管理に携わる道もあります。

道路、橋梁、ダムなどの公共施設の計画、設計、工事の監督、完成後のメンテナンスまで幅広い業務を担当。公務員は安定した収入と勤務環境が魅力で、転勤が少ないことや福利厚生が手厚い点が特徴です。

また、技術者として地域社会に貢献できるやりがいがあり、労働環境の面でも比較的規則的な働き方ができるため、土木施工管理技士のスキルを活かしながら安定を求める人に適した選択肢です。

土木コンサルタント

土木施工管理技士は、土木コンサルタント会社で設計や技術支援を行うポジションに就くことも可能です。

土木コンサルタントはインフラ整備に関わる計画立案、調査、設計、コスト管理、施工監督補助があります。また、現場作業から離れ、設計図や報告書の作成、技術的アドバイスを提供する業務が中心となります。

クライアントとのやり取りやプロジェクトの進行管理も重要な役割で、施工管理で培った現場経験が活かせます。デスクワーク主体のため、働き方の選択肢は広がるでしょう。

建設会社

建設会社で働く土木施工管理技士は、地域密着型の工事や民間プロジェクトにおける施工管理を担当します。

大手ゼネコンと比較して規模が小さい工事が多いですが、その分、地域のニーズに応える柔軟な対応力が求められます。業務内容は資材や職人の手配、安全管理、スケジュール管理などゼネコンと類似しており、現場の第一線で働きます。地元密着型の建設会社では、転勤や長期出張が少ないことが多く、家庭との両立を図りやすい点が特徴です。

教育機関

土木施工管理技士の経験を活かし、専門学校や大学などの教育機関で次世代の技術者を育てる道もあります。

教員として、土木施工の知識や現場経験を学生に伝え、施工計画や安全管理、設計技術などの実務的なスキルを指導します。また、教育機関では、研究活動や教材開発を通じて土木業界全体の発展にも貢献できるでしょう。

教育者としてのキャリアを築くには、実務経験に加え、指導力や教育方法を学ぶ必要があるものの、技術者としての知識を社会貢献に繋げるやりがいがあります。

土木施工管理技士を取得した方におすすめの転職サイト5選

土木施工管理技士を取得した方におすすめの転職サイト5選

ここでは、土木施工管理技士を取得した人向けにおすすめの転職サイトを5つ紹介します。

サイト名 案件数 専門性 特徴
ジョブテック for CAD 普通
  • 大手サイトにない求人を保有
  • 建築業・土木業界に強い
マイナビ転職 多い ×
  • 検索の使いやすさと職種の多さが魅力
  • 利用者満足度が高い
doda 普通
  • 建設業や土木業を含む専門職多数
  • キャリアアップ向き
リクナビNEXT 多い ×
  • 多様な業種と職種を取り扱い
  • グッドポイント診断や履歴書サポート付き
リクルートエージェント 多い ×
  • 若手から中堅、管理職まで網羅
  • 業界精通のアドバイザーが徹底支援

①ジョブテック for CAD

CAD業界に特化した転職支援サービス ジョブテック for CADジョブテック for CAD」は、CADエンジニアや建築業・土木業界に特化した完全無料の転職支援サービスです。

大手転職サイトにはない非公開求人や独占求人を多数保有し、建築士や施工管理スタッフ、CADオペレーターなど幅広い職種を扱っています。専門のエージェントが求職者のキャリアに合わせた求人探しや内定獲得を無料でサポートし、未経験者向けにスキルアップ支援も提供。

成長企業や優良企業の求人が多く、キャリアアップを目指す方におすすめです。

②マイナビ転職

マイナビ転職

引用:マイナビ転職

「マイナビ転職」は20~30代を中心とした若年層に人気があり、特にアプリ経由の応募が増加している転職サイトです。全国各地で開催される「マイナビ転職フェア」では、求職者と企業をリアルで結びつける場を設け、業界最大級の来場者数を誇ります。

また、「女性のお仕事」「エンジニア求人サーチ」などの専門ページとの連動により、特定のターゲットに合わせた求人を強化。豊富な求人数や職種の多さ、検索の使いやすさ、担当者の親身なサポートが利用者から高い評価を得ています。

③doda

doda

引用:doda

「doda」は、建設業や土木業を含む幅広い業種・職種で専門性の高い職種が多い転職サイトです。

国内最大規模の「doda転職フェア」により即戦力人材との出会いを提供し、特に東京23区の求人に強みがあります。また、会員の7割が20~30代の若手で、キャリアアップを目指す転職希望者が多い点も特徴です。スマホアプリを活用した手軽な求人アクセスや企業からのオファー機能も人気。

建設・土木業界で若手人材を求める企業やキャリアアップを目指す人におすすめです。

④リクナビNEXT

リクナビNEXT

引用:リクナビNEXT

「リクナビNEXT」は、業界最大級の求人数と幅広い職種を取り扱う総合型転職サイトです。不動産や建設業を含む多様な業種が揃い、特に中小企業の求人が豊富で、地方転職や中小企業志向の方に適しています。

「オファーを待つ」機能を活用することで企業から直接スカウトが受けられるほか、非公開求人にも出会える可能性があります。グッドポイント診断や履歴書作成サポートも充実し、初めて転職する方にもおすすめです。

⑤リクルートエージェント

リクルートエージェント

引用:リクルートエージェント

「リクナビNEXT」は、業界最大級の登録者数と豊富な紹介実績を誇る転職エージェントです。

2019年度には約125万人が登録し、5万2000人が転職を成功。建設業や土木業界の求人も多く、第一線で活躍中の若手から中堅、管理職まで幅広い人材が登録しています。各業界に精通したプロのアドバイザーが、求職者と企業双方のニーズを細かく分析し、最適なマッチングをサポート。

特に建設・土木業界でスキルを活かしたい方や、キャリアアップを目指す方におすすめです。

以下の記事では、土木職のおすすめ転職サービスを紹介しています。職種や求人例を知りたいという方はぜひご覧ください。

【2025】土木系のおすすめ転職サービス!おすすめの職種や求人例も解説

土木施工管理技士が効率的に転職を進める方法

土木施工管理技士が効率的に転職を進める方法

土木施工管理技士の資格を取得し転職を効率的に進めたい方は以下3つの項目を行いましょう。

  • 関連する資格を取得する
  • 実績を具体的にまとめる
  • 業界研究を怠らない

関連する資格を取得する

土木施工管理技士が効率的に転職を進めるには、関連する資格の取得も効果的です。
もちろん、土木施工管理技士は立派な資格ですが、取得難易度は決して高いわけではなく資格を保持している人も多くいます。そのため、関連する資格の取得で差別化を図ることができるのです。

関連する資格には、以下の資格が挙げられます。

  • 建設機械施工技士
  • 測量士
  • 技術士

取得しておくと、選べる求人の幅が広がります。資格は応募先企業へのスキルアピールになるだけでなく、給与面やポジション交渉の材料としても役立つでしょう。

実績を具体的にまとめる

転職活動をスムーズに進めるには、これまでの実績を具体的にまとめることが重要です。

土木施工管理技士はスキルを証明する上で十分な材料であるものの、実務スキルを求める企業も少なくありません。例えば、担当したプロジェクトの規模や工期、使用した技術、管理した人数、コスト削減や工期短縮の成果などを数値で表現できれば、より転職は成功する可能性が高くなります。

また、実績は全て記載するのではなく、応募企業が求める人材像に近いものを記載するのがおすすめです。

業界研究を怠らない

転職を成功させるためには、業界研究を徹底しましょう。

まず、建設業界や土木業界の最新動向や市場ニーズ、注目されている工法や技術を把握しましょう。また、応募を検討している企業の事業内容や実績、将来性をリサーチすることで、自分のスキルやキャリア目標と合致するかを判断できます。業界知識が豊富であれば、面接時の自己アピールや志望動機の説得力も増し、採用の可能性を高めることができます。

業界研究を実施していれば入社後のミスマッチを防ぐこともできるでしょう。

土木施工管理技士の転職におけるよくある質問

土木施工管理技士の転職におけるよくある質問

土木施工管理技士の転職におけるよくある質問についてまとめています。

土木施工管理技士が転職で年収1,000万円を目指すことは可能?
土木施工管理技士が転職で年収1,000万円を目指すことは可能です。ただし、高いスキルや経験が求められるでしょう。例えば、土木施工管理技士1級の資格を持ち、大規模プロジェクトの現場管理経験が豊富である場合、大手ゼネコンや外資系企業など高待遇のポジションに就くチャンスがあります。
土木施工管理技士はどこで働きますか?
土木施工管理技士は主に建設業界で働きますが、ゼネコン、地元の建設会社、公共事業を手掛ける自治体関連機関が主な雇用先です。また、橋梁や道路、トンネル、ダムのインフラ整備現場が中心ですが、都市開発や災害復旧現場などの現場で働くこともあるでしょう。

土木施工管理技士の転職についてまとめ

本記事では、土木施工管理技士の概要や平均年収、試験内容から転職成功のコツ、適した求人サイトまでを網羅的に解説しました。土木施工管理技士は、建設業界や土木業界で求められる専門資格であり転職で有利になります。

ただし、転職を成功させるためには本記事で解説した項目に加えて、どの転職サイトを利用するかが重要です。「転職が上手くいかない」「様々な求人から選びたい」という方はジョブテックの転職支援サービスを検討してみてください。

土木施工管理技士は転職で有利になる?年収やおすすめの転職サイトも紹介
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