【2025】Canva有料版と無料版の違いは？有料版のみできることについて解説！

Canvaは無料版でも十分に活用できますが、有料版を契約すると、より優れた機能や素材を使用できます。しかし、無料版と有料版では具体的にどのような違いがあるのでしょうか。

本記事では、Canvaの無料版と有料版による違いや、有料版でのみ利用できる特別な機能について詳しく解説します。Canvaのプランによる違いを知りたい方は、ぜひ参考にしてください。

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Canvaとは

引用：Canva

Canva（キャンバ）は、誰でも簡単にデザインを作成できるオンラインツールです。

初心者でもドラッグ＆ドロップで直感的に操作できるインターフェースを備えており、プレゼン資料やポスター、SNS投稿用の画像など、さまざまなデザインを作成できます。

無料版でも基本的なテンプレートや素材を活用できるため、個人の利用や簡単なデザイン作成には十分です。
一方で、有料版を利用すると、ワンランク上のデザイン機能が使えるようになります。

Canvaの有料版と無料版の違いは？

Canvaには複数のプランがあり、それぞれ利用できる機能や配布される素材の数に違いがあります。以下の表に、無料版と個人向けの有料プランであるCanvaプロの主な違いをまとめました。

Canvaの無料版と有料版では、使える素材や機能の数に大きな違いがあります。Canvaの有料版を利用すると、作業の効率が向上し、より自由度の高い編集が可能になります。

頻繁にデザインを作成する方や、クオリティの高いデザインを求める方には、有料版の導入を検討する価値があるでしょう。

Canvaのプランごとの料金の違いは？

Canvaには、無料版のほかにCanvaプロ、Canvaチームス、Canvaエンタープライズといった有料プランがあり、それぞれ料金に違いがあります。

以下はプランごとの料金の違いをまとめた表です。

引用：Canva

CanvaチームスやCanvaエンタープライズはチームや企業向けのプランなので、個人でCanvaを利用する際は、無料版かプロ版を選択しましょう。

Canvaの有料版でのみできること

Canvaの有料版では、主に以下のようなことができます。

1. サイズの変更
2. 有料素材・テンプレートの使用
3. 背景削除機能の使用
4. ブランドキットの使用
5. SVG形式でのダウンロード

これらの、有料版でのみできることについてみていきましょう。

できること①サイズの変更

Canvaの有料版では、無料版とは違い、作成済みデザインのサイズをワンクリックで変更できます。
これにより、同じデザインをさまざまな用途に活用できるようになるため、作業の手間を削減できます。

サイズの変更方法は以下のとおりです。

1. 画面上部の「リサイズ」をクリックする
2. 変更したいサイズを検索して選択する
3. 「コピーとサイズ変更」もしくは「このデザインのサイズを変更する」をクリックする

また、「コピーとサイズ変更」と「このデザインのサイズを変更する」の違いは以下の表のとおりです。

同じデザインを異なるフォーマットで使用する際に便利な機能です。

できること②有料素材・テンプレートの使用

Canvaの無料版では一部の素材しか使えませんが、有料版では素材・テンプレートが無制限に利用可能になります。
無料版では使えない洗練されたデザイン素材を活用できるため、デザインがよりプロフェッショナルな仕上がりになります。

有料素材・テンプレートの使い方は以下のとおりです。

1. Canvaの編集画面を開く
2. 左側のサイドメニューから「素材」または「デザイン」の「テンプレート」を選択する
3. アイコンの右下に「王冠マーク」がついたプレミアム素材を選択する

有料版の素材は王冠マークがついているので、違いはわかりやすいでしょう。
さらに、無料版の素材は多くの人が使用しているため、デザインが似通いやすいですが、有料版なら独自性のあるデザインを作成できるのも魅力です。

また、豊富な素材やテンプレートを使用すればCanvaでプレゼン資料を作成することもできます。
以下の記事では、Canvaで本格的なプレゼン資料を作成する方法や、実際にプレゼンを行う方法まで紹介しています。

気になる方は、ぜひこちらもあわせてご覧ください。

【2025】Canvaでプレゼン資料を作る手順を解説！資料の共有方法も紹介

できること③背景削除機能の使用

Canvaの有料版では、ワンクリックで簡単に画像の背景を削除できる「背景除去機能」が使えます。写真の背景を取り除くことで、画像の合成も容易に行えます。

背景削除機能の使い方は以下のとおりです。

1. 背景を削除したい写真をクリックする
2. 画面上部の「背景除去」ボタンをクリックする

背景の除去は、商品画像の作成などにも役立ちます。

できること④ブランドキットの使用

Canvaの有料版では、ブランドカラーやフォント、ロゴを統一管理できる「ブランドキット」機能が利用できます。
これにより、デザインを統一して作成しやすくなります。

ブランドキット機能の使い方は以下のとおりです。

1. ホーム画面のサイドメニューから「ブランド」をクリックする
2. 「ブランドロゴを追加」をクリックする
3. 追加したいロゴ画像をドラッグ&ドロップもしくはフォルダーから「開く」で読み込む

ロゴ画像を読み込んだとき、ロゴに使われているカラーが自動的に追加されます。
ブランドキットを活用すれば、毎回フォントやカラーを設定する手間が省けるため、デザイン作業の効率が向上するでしょう。

できること⑤SVG形式でのダウンロード

Canvaの有料版では、データをSVG形式でダウンロードできます。SVGは拡大・縮小しても画質が劣化しないため、ロゴやアイコン、ベクターイラストなどに最適なファイル形式です。

SVG形式での保存方法は以下のとおりです。

1. 画面右上の「共有」ボタンから「ダウンロード」を選択する
2. ファイルの種類を「SVG」に変更する
3. 「ダウンロード」ボタンをクリックする

特に、Webサイトのロゴ画像におすすめの形式です。

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Canvaの無料版でもできること

以下は、Canvaの無料版でもできる主なことです。

1. 基本的な素材・テンプレートの使用
2. AIの使用
3. 複数アカウントでの共同作業

これらについてみていきましょう。

できること①基本的な素材・テンプレートの使用

Canvaの無料版でも、多くの基本的な素材やテンプレートを使用できます。百万点以上の無料素材が用意されており、プレゼン資料やチラシ、ポスターなどさまざまな用途に対応したデザインを作成可能です。

プロ版を契約しなくても豊富な素材・テンプレートを使用できるので、シンプルなデザインであれば無料版でも十分に作成できるでしょう。

できること②AIの使用

Canvaの無料版でも、AIを活用した機能の一部を使用できます。例えば、文章を自動生成する「マジック作文」や、テキストから画像を生成できる「マジック生成」などが挙げられます。

マジック生成の使い方は以下のとおりです。

1. ワークスペースを開く
2. サイドメニューのアプリを選択する
3. 「マジック生成」と検索してマジック生成アプリを開く
4. 生成したい画像にあったプロンプトを入力する
5. 好きな「スタイル」を選択して画像生成する
6. 生成された候補の中から気に入った画像をクリックする

しかし、これらの機能は生成できる回数に限りがあるため、本格的に生成AIを活用したいなら、制限回数の緩いプロ版を利用するのがおすすめです。

また、Canvaの生成AIを使ってオリジナル画像を作成する方法については、以下の記事でより詳しく解説しています。CanvaのAI機能を試してみたいという方は、ぜひこちらもあわせてご覧ください。

【2025】Canvaの画像生成AIとは？使い方や注意点を解説！

できること③複数アカウントでの共同作業

Canvaの無料版でも、複数のアカウントと共有しながらデザインを作成できます。
チームメンバーとリアルタイムで編集を行ったり、コメントを残してフィードバックを共有したりすることが可能です。

データの共有をする方法は以下のとおりです。

1. 編集画面右上の「共有」ボタンをクリックする
2. 「共有リンク」の「あなただけがアクセス可能」を「リンクを知っている全員」に変更する
3. 「リンクをコピー」ボタンをクリックする
4. コピーしたリンクを共有したい相手に送って、そのリンクにアクセスしてもらう

なお、共有した相手がファイルを編集できないようにしたい場合は権限を「表示可」に、コメントだけ残せるようにしたい場合は「コメント可」にしておくことで、相手はファイルの表示以外の編集やコメントの入力以外を行えなくなります。

チームで制作を行う際は、リンク共有を積極的に活用しましょう。

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Canvaの無料版と有料版の違いについてのまとめ

今回は、Canvaの無料版と有料版の違いについて解説しました。Canvaの無料版と有料版では、機能・素材の数に大きな違いがあります。

無料版でも基本的な制作は可能ですが、有料版ではより高度な機能が利用可能です。
また、使用できるテンプレート・素材の数は、無料版では100万点～ですが、有料版では無制限に利用できるという違いもあります。

さらに、クラウドストレージの大きさにも違いがあり、無料版は5GBなのに対し、有料版は1TBまで利用できます。
このように、Canvaはプランによってさまざまな違いがあるので、それぞれの違いを比較したうえで有料版を検討するとよいでしょう。

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