自作した年賀状をLINEで送りたいと考えている方も多いでしょう。
LINEで送る用の年賀状を無料で作るならデザインツールのCanvaがおすすめです。
本記事では、LINEで送る用の年賀状を無料デザインツール「Canva」を使って作成する方法について解説します。年賀状作成にチャレンジしたいと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
LINEで送る年賀状を無料で作れるツール
LINEで送る用の年賀状は、さまざまな無料ツールを使うことで簡単に作成できます。
年賀状を無料で作成できるおすすめのツールは以下の二つです。
- Canva
- はがきデザインキット
これらの無料ツールの特徴について確認していきましょう。
ツール①Canva
引用:Canva
Canvaは、初心者からプロまで幅広いユーザーに支持されている無料のデザインツールです。
使いやすいインターフェースと豊富なテンプレートが特徴で、パソコンやスマートフォン、タブレットといった多様なデバイスから利用できます。
さらに、基本機能が無料で利用できる点もCanvaの魅力です。
無料版でも年賀状作成に必要なテンプレートや素材が十分に揃っており、デザインの経験がない方でも簡単におしゃれな年賀状を作成できます。
テンプレートは和風デザインからモダンなデザインまで幅広くあり、用途や送りたい相手に合わせて選択可能です。また、完成したデザインはデジタル画像として保存できるので、LINEで簡単に送信できます。
おしゃれな年賀状を手軽に作りたい方にとって、Canvaはおすすめのツールといえるでしょう。
Canvaは個人利用の他、ビジネスシーンでの活用も増えています。
これからCanvaスキルを習得するなら、体系的に学び、短期間でマスターできるセミナー受講もおすすめです。気になる方はぜひチェックしてみてください。
ツール②はがきデザインキット
引用:はがきデザインキット
はがきデザインキットは、日本郵便が提供する年賀状作成ツールです。
無料のデザインテンプレートが多数用意されており、簡単に本格的な年賀状を作成できます。
パソコンだけでなく、スマートフォンからも利用できるため、場所を問わず作業が可能です。
外出先やちょっとした空き時間を活用してデザインを進めることができ、忙しい年末のスケジュールを効率的にこなせるでしょう。
また、干支や新年の挨拶文など、年賀状に欠かせない要素があらかじめ組み込まれている点も便利です。
さらに、作成した年賀状は印刷用データとして保存するだけでなく、デジタル画像としても出力できるため、作成した年賀状をLINEでも簡単に共有できます。
LINEで送る年賀状を無料ツールのCanvaで作る方法
実際に無料ツールCanvaを使って、LINEで送る用の年賀状を作成しましょう。
LINEで送る年賀状をCanvaで作成する手順は以下のとおりです。
- テンプレートを選択する
- デザインをアレンジする
- データを保存する
これらの手順について詳しく確認していきます。
手順①テンプレートを選択する
今回は、Canvaに用意されているテンプレートを編集してオリジナルの年賀状を作成します。
そのため、まずはテンプレートの検索から行いましょう。
Canvaのホーム画面上部にある検索窓から「年賀状」と検索して、ヒットしたテンプレートの中から気に入ったものを選択してください。
その後、「このテンプレートをカスタマイズ」ボタンをクリックしたら、テンプレートの編集画面に移行できます。
手順②デザインをアレンジする
テンプレートが開いたら、デザインのアレンジを行います。
適宜、画像の差し替えや追加をしたり、テキストを変更したりしましょう。
用意している画像を使いたい場合は、サイドメニューの「アップロード」からCanvaに画像を取り込んでから、ドラッグ&ドロップで元の画像の上に配置することで簡単に置き換わります。
テキストは、既存テキストの上でダブルクリックすると編集モードに入ります。
また、テキスト選択時に表示されるバーからは、フォントやカラーの変更が可能です。
手順③データを保存する
デザインのアレンジができたら、画面右上の「共有」ボタンからデータを保存しましょう。
共有の中のダウンロードアイコンをクリックしたら、ファイルの種類をJPGもしくはPNGに変更します。
PDF形式でもLINEで送信はできますが、JPGやPNGの方がより簡単に送信できます。
ファイルの種類を選択後、下部の「ダウンロード」ボタンをクリックすれば、データを画像として保存可能です。
また、作成したデータをはがきにも活用したい場合は、以下の記事を参考にしてみてください。
こちらの記事では、Canvaで作成したデータを印刷サービス会社「プリントパック」で印刷してもらう方法について解説しています。どのような流れで印刷の依頼をしたらよいのか知りたい方は、チェックしてみてください。
Canvaなら動く年賀状も無料で作れる
Canvaには動くグラフィック素材も用意されているので、それらの素材を使うことで無料で動く年賀状の作成も可能です。動く素材は、サイドメニューの「素材」で検索をかけた後に表示される「フィルター」から、「アニメーション」にチェックを入れることで絞り込みができます。
動く素材を使った際は、ファイルの形式を「MP4形式の動画」にすることで、動画として年賀状を保存できます。
また、Canvaで動画を作成する方法については、以下の記事で詳しく解説しています。
TikTok動画を作りながら、動画作りの方法について学べるようになっているので、興味のある方はぜひ参考にしてみてください。
LINEで送る年賀状を作れる有料のソフト
LINEで送る年賀状を一から作成するなら、有料のソフトを使うのがおすすめです。
無料ツールと有料ソフトの特徴の違いは、以下の表のとおりです。
項目 | 無料ツール | 有料ソフト |
コスト | 無料 | 月額または買い切り料金が必要 |
操作性 | 簡単 | 慣れが必要 |
デザインの自由度 | 制約がある | 制約がなく自由なデザインができる |
LINEで送る年賀状を作れるおすすめの有料ソフトは以下の2つです。
- Illustrator
- Photoshop
これらのソフトの特徴について確認していきましょう。
ソフト①Illustrator
引用:Illustrator
Illustratorは、Adobeが提供する有料のグラフィックデザインソフトです。
パスを編集して図形を作成し、作成した図形を組み合わせることでイラストの作成が可能です。
Canvaと比較して細かな調整ができるので、よりクオリティの高い精密なデザインの年賀状を作成するのに向いています。
しかし、Illustratorは多機能がゆえに扱いが難しいソフトでもあるので、しっかりと使い方について学ぶ必要があります。Illustrator基礎セミナーは、Illustratorの画面の見方から基本的な機能の使い方までを学べるセミナーです。
年賀状に限らずいろいろなデザインをしてみたいと考えている方は、ぜひIllustrator基礎セミナーでIllustratorの使い方について学んでみてください。
ソフト②Photoshop
引用:Photoshop
Photoshopは、Adobeが提供する有料の画像編集ソフトです。
画像の加工や合成に特化しているため、画像を使う年賀状を作成する際におすすめです。
画像の一部を切り取って使いたい場合や、画像にフィルターをかけたい場合などに重宝します。
しかし、Illustratorと同じく多機能がゆえに扱いにくいソフトでもあるので、セミナーで使い方を学ぶのがおすすめです。Photoshop基礎セミナーなら、実際に画像編集や加工をしながら、Photoshopの基本的な使い方について学べます。
Photoshopをこれから使っていきたいと考えている方は、ぜひPhotoshop基礎セミナーをチェックしてみてください。
年賀状をLINEで送る際の注意点
LINEは手軽に年賀状を送れる便利な方法ですが、いくつか注意すべき点があります。
年賀状をLINEで送る際は、以下の点に注意してください。
- 予約送信ができない
- 目上の人には送らないようにする
これらの注意点について確認していきましょう。
注意点①予約送信ができない
LINEには予約送信機能が備わっていません。
そのため、年賀状を元日に届けるには、元日になったタイミングで手動で送信する必要があります。
特に、多くの人に一斉に送信する場合、作業に時間がかかる可能性があるため、事前に送る相手をリスト化したり、メッセージをテンプレート化しておいたりするとスムーズです。
また、深夜に送る場合はミュートメッセージ機能を利用するなどして、相手に迷惑をかけないよう配慮することも大切です。
注意点②目上の人には送らないようにする
LINEでの年賀状は手軽ですが、ビジネス上の関係者や目上の人に対しては、不適切とされる場合があります。年賀状は、はがきでの挨拶が一般的に礼儀とされています。
LINEで年賀状を送ると、軽い印象を与えてしまったり、礼儀を欠いていると思われたりする可能性があるため、目上の人にはLINEでの年賀状を避け、伝統的な手段を使うのが無難です。
年賀状を送る際は、相手との関係性に応じた対応を心掛けましょう。
Canvaの機能を使いこなすなら
Canvaは初心者でも使いやすいツールです。しかし、しっかり学習することでデザインの幅が広がります。
独学でもCanvaのスキルを身につけることはできますが、効率的にCanvaを学ぶならCanva基礎セミナーがおすすめです。Canva基礎セミナーでは、実際にデザインをしながらCanvaの使い方について学習できます。
また、講座は初心者でもついていける内容となっているので、Canvaを触ったことのない方でも安心です。2日間かけて重点的に学べるので、受講後は業務でも使えるほどのCanvaスキルを習得できるでしょう。
Canvaを使ってより高クオリティなデザインをできるようになりたい方は、ぜひCanva基礎セミナーをチェックしてみてください。
LINEで送る年賀状を無料で作る方法のまとめ
今回は、LINEで送る年賀状を無料で作る方法について紹介しました。
LINEで送れるデジタルな年賀状を作るなら、無料デザインツールのCanvaがおすすめです。
Canvaは、豊富なテンプレートと簡単な操作で、誰でも簡単におしゃれな年賀状を作成できるツールです。また、アニメーションを取り入れた動きのあるデザインも可能で、LINEで送るデジタル年賀状をさらに魅力的に仕上げられます。
データ形式の年賀状を無料で作りたい場合は、ぜひCanvaのテンプレートを活用してみてください。
