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【2026】無料のCADソフトおすすめ5選!できることや選び方を紹介

無料で使えるCADソフトは、2D図面の作成に向いているものから、3Dモデルを作成できるものまでさまざまな種類があります。ただし、無料であっても「商用利用はできない」「作成データが公開される」など、CADソフトによって利用条件が異なります。

そこでこの記事では、無料CADソフトでできることや選び方を紹介したうえで、初心者にもおすすめのソフトを5つまとめました。2DCAD・3DCADの両方に触れているため、選び方なども参考にしながら、自身の目的に合う無料CADソフトを探してみてください。

無料のCADソフトでできること

まずは、無料CADソフトでできること、そしてどこまで対応できるのかを紹介します。

2D図面や3Dモデルを作成できる

無料の2DCADソフトでは、建築図面や機械図面などの平面図を作成できます。
線や円などの図形を描き、寸法や注記を追加することも可能です。

一方、無料の3DCADソフトでは、部品や製品の立体的なモデルを作成できます。
設計した形状をさまざまな方向から確認できるため、完成イメージを把握しやすくなります。

設計の練習ができる

無料CADソフトは、CAD操作や製図の練習にも活用できます。
基本的な図形の作成から始め、寸法記入、レイヤー設定、印刷設定などを順番に学ぶと、実務に近い操作を身につけやすくなります。

そのため、無料CADソフトを導入するなら、練習やお試し、自己学習などを目的に活用するのが良いでしょう。なお、一部の無料CADソフトは、商用利用に適しているものもあります。

無料CADソフトと有料CADソフトの違い

無料CADソフトと有料CADソフトの主な違いは、機能、利用条件、サポート体制です。

比較項目 無料CADソフト 有料CADソフト
料金 無料で始められる 購入費用や月額費用が必要
基本的な作図 対応しているソフトが多い 対応
高度な設計機能 制限される場合がある 解析・高度なモデリング・自動化・AI機能などに対応しているケースが多い
商用利用 ソフトやプランによって異なる 業務利用を前提としたプランが多い
データ管理 機能が限られる場合がある 複数人での管理や共有に対応しやすい
サポート マニュアルやユーザーコミュニティが中心 公式サポートを受けられる場合がある
カスタマイズ 対応範囲が限られる場合がある 拡張機能や業務システムとの連携に対応しやすい

無料CADソフトには、個人利用や非商用利用に限って無料のものもあります。
たとえば、Autodesk Fusionの個人利用向け無償ライセンスは、非商用の個人プロジェクトが対象です。業務で使用する場合は、有料ライセンスが必要になる可能性があります。

また、無料プランによっては作成データが全世界に公開されるCADソフトもあります。
仕事で使う場合は、料金だけでなく、商用利用の可否、保存形式、データ公開の条件も確認しましょう。

無料CADソフトの選び方

無料CADソフトを選ぶときは、用途と利用条件を確認することが大切です。
導入前に確認したいポイントを2つまとめました。

2Dか3Dかで選ぶ

2Dと3Dの比較図

平面図や建築図面を作成したい場合は無料2DCAD、部品や製品を立体的に設計したい場合は無料3DCADを選びましょう。なお、3Dプリンターなどへの出力を検討している場合には、3Dモデルを作成できる3DCADを選んでおくと安心です。

商用利用と対応形式で選ぶ

仕事で使う場合は、商用利用が認められているかを必ず確認してください(個人利用の場合は不要)。無料でダウンロードできても、商用利用は禁止されている場合があります。

また、DXF、DWG、JWW、STEP、STLなど、必要なファイル形式に対応しているかも確認しましょう。使用中のCADや取引先とデータをやり取りする場合、互換性が重要になります。

無料で使えるCADソフトおすすめ5選

ここでは、用途や無料で使える範囲、商用利用の条件を比較しながら、おすすめのCADソフトを紹介します。

無料CADソフト 種類 向いている用途 商用利用 主な対応形式
Jw_cad 2DCAD 建築・設備・汎用製図 可能 JWW、DXFなど
Autodesk Fusion 3DCAD 個人の3D設計・学習 個人利用向け無償版は非商用 STEP、STLなど
FreeCAD 3DCAD 機械設計・部品設計 可能 STEP、STL、DXFなど
Onshape 3DCAD ブラウザ設計・データ共有 非商用 STEP、STLなど
SketchUp Free 3DCAD 建築・内装・空間設計 非商用 SKP、STLなど

※商用利用や対応ファイル形式は、契約するプランやソフトのバージョンによって異なる場合があります。導入前に公式サイトで最新情報を確認してください。

Jw_cad

Jw_cadの操作画面

Jw_cadは、建築図面や設備図面などの2D図面を作成したい人に使いやすい無料CADソフトです。

線や円の作図、寸法記入、レイヤー管理、図面の印刷など、基本的な製図機能に対応しています。無料で利用でき、商用利用も可能です。

実際に私もJw_cadを業務に活用していますが、Windows向けのソフトであるため、Macで使いたい場合は別の環境が必要である点に注意が必要です。特に、先方がMacを利用している場合などには、別ソフトで変換をしなければデータを共有できません。

加えて、Jw_cadでも線で描画される2.5Dまでは作成できますが、3Dモデルには対応していない点に注意が必要です。平面図を中心に作成したい人におすすめです。

Autodesk Fusion(無償ライセンス)

Autodesk Fusionの操作画面

Autodesk Fusionは、個人で3D設計やモデリングを学びたい人に使いやすい無料CADソフトです。

個人利用向けの無償ライセンスでは、非商用のプロジェクトのみを対象に、基本的な3Dモデリング機能を用いて設計データを作成ができます。使えるのは基本機能に限られますが、個人的に部品や小型製品を立体的に設計したい人、3Dプリンター用のデータを作りたい人に向いています。

ただし、個人利用向け無償版は商用利用を目的としたものではありません。
仕事や製品開発で使う場合は、有料ライセンスを確認してください。

ライセンス名価格特典
Autodesk Fusion 1年間ライセンス要見積もり・Autodesk Fusion インストール手順書
・Autodesk Fusionの約70分のレクチャー動画
・Autodesk Fusion トレーニングガイド
・Autodesk Fusion 教育セミナー20%OFFクーポン

また、Autodesk Fusionの有償版にも興味をお持ちの方は、以下の記事がおすすめです。

【2026】Autodesk Fusionとは?無料で使う方法とインストール・使い方を紹介!

FreeCAD

FreeCADの操作画面

FreeCADは、機械部品や製品の設計をしたい人に使いやすいオープンソースの3DCADソフトです。

3Dモデルの作成に加え、寸法や設計履歴をもとに形状を変更できるパラメトリックモデリングにも対応しています。無料で利用でき、商用・業務目的で使える点も特徴です。

実際に私もFreeCADを業務利用するケースがありますが、機能が多いため、初心者だと操作が難しく感じる場合があります。そのため、手軽に使える無料の3DCADとしてではなく、機械設計を本格的に学びたい人や、費用をかけずに業務用の3DCADを導入したい人向きです。

Onshape

Onshapeの操作画面

Onshapeは、ソフトをインストールせず、ブラウザ上で3D設計をしたい人に使いやすい無料CADソフトです。

インターネット環境があれば複数の端末から利用でき、設計データを共有しやすい点が特徴です。複数人で設計内容を確認したい場合や、パソコンへのインストールが難しい場合に向いています。

なお、無料プランでも3D設計を始められますが、作成したドキュメントが全世界に公開される条件があります。無料版は個人の練習用には使いやすい一方、業務データの管理には使えない点に注意が必要です。

SketchUp Free

SketchUp Freeの操作画面

SketchUp Freeは、建築や内装、家具などの空間モデルを作成したい人に使いやすい3Dモデリングソフトです。

ブラウザ上で基本的な3Dモデルを作成でき、直感的に操作しやすいため、3DCADを初めて使う人にも向いています。部屋のレイアウトや建物の外観を立体的に確認したい場合にも活用できます。

その一方で、精密な設計や高度な解析に使える機能がない点に注意してください。
無料版で利用できる機能や商用利用の条件が有料版と異なるため、目的に合うか確認してから使い始めましょう。

無料CADソフトの学習方法

無料CADソフトは独学でも学べますが、目的に合わせて練習することが大切です。
ここでは、独学における学習方法の選択肢と、自力での学習が苦手な人向けの動き方を紹介します。

練習図面と動画で独学する

なるべく費用をかけずに無料CADソフトの操作を学びたいなら、まずは公式マニュアルやYouTubeなどの解説動画を見ながら、基本操作を練習しましょう。Web上に公開されているため、手軽に操作を学べます。

また、多少費用をかけられるという方は、書籍や参考書を購入して、詳しい操作を学ぶのがおすすめです。無料の教材と比べて、実務寄りの知識や操作を学べます。

なお、2DCADでは、線や円の作図、トリム、寸法記入、レイヤー設定の順に学ぶと効率的です。また、3DCADでは、スケッチ、押し出し、面取りなどの基本機能から始め、簡単な練習図面を繰り返し作成すると、操作を覚えやすくなります。

独学が苦手ならセミナーで効率的に学ぶ

独学で操作方法がわからない場合や、短期間で実務的なスキルを身につけたい場合は、セミナーの活用がおすすめです。無料のCADソフトでも参加でき、講師に相談しながら、わからない操作のポイントなどをひとつずつ解決していけます。

無料2DCADは「Jw_cad」のセミナーがおすすめ

Jw_cad基礎セミナー

無料2DCADを使って、平面図や断面図などの図面を作成したいなら、Jw_cadのセミナーを受講するのがおすすめです。短期間で基本操作や実務スキルをまとめて学習できます。

特にJw_cadは独自UIが採用されているため、操作画面が通常の2DCADと異なります。また、レイヤー設定も独特であるため、そういった点で挫折しそうだとお悩みの方におすすめです。

セミナー名Jw_cad基礎セミナー
運営元GETT Proskill(ゲット プロスキル)
価格(税込)29,700円〜
受講期間2日間
受講形式対面(東京・名古屋・大阪)・ライブウェビナー・eラーニング

無料3DCADは「Autodesk Fusion」のセミナーがおすすめ

Autodesk Fusionセミナー講習

有料版のAutodesk Fusionを導入する前に、無料3DCADとして利用できる無償版を導入した方は、以下のセミナーで基本操作と実践的な使い方を学習するのがおすすめです。モデリング操作はもちろん、作図や実務対応のコツまで学習できます。

Autodesk Fusionのモデリングは、他の無料3DCADにも応用できるため、3DCADの仕組みを学ぶ土台作りとして参加してみましょう。

セミナー名Autodesk Fusionセミナー講習
運営元GETT Proskill(ゲット プロスキル)
価格(税込)45,100円〜
受講期間2日間
受講形式対面(東京・名古屋・大阪)・ライブウェビナー・eラーニング

また、オンライン対応のCADセミナーをお探しの方は、以下の記事もチェックしてみてください。

【2026】CADをオンラインで学べるセミナーまとめ!2DCADから3DCADまでをご紹介!

無料CADソフトを使うときの注意点

利用できる拡張子の種類

トラブルなく無料CADソフトを使いたいなら、ダウンロード前に以下の点を確認しましょう。

  • 商用利用が認められているか
  • 無料で使える期間や対象者
  • 作成したデータが公開されないか
  • 必要なファイル形式に対応しているか
  • パソコンの動作環境を満たしているか
  • 公式サポートや解説資料が充実しているか

無料CADソフトの導入でよくあるのが、「商用利用できると思って導入したが、実際は非商用限定だった」「必要なDXF・DWG・STEPなどの拡張子に対応していなかった」といった失敗です。利用条件や対応形式がCADソフトごとに異なるため、導入前に公式サイトで確認しましょう。

無料CADソフトについてまとめ

無料CADソフトは、2D図面の作成や3Dモデルの設計、CAD操作の学習に活用できます。
また、2D図面ならJw_cad、非商用の3D設計ならAutodesk Fusion、商用利用も検討するならFreeCADがおすすめです。

ただし、無料であるがゆえの制限があるほか、CADソフトによって用途やパソコン環境、対応ファイル形式が異なります。本記事の情報なども参考にしつつ、利用規約にも目を通したうえで、自分に合った無料CADソフトを選んでみてください。

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