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AutoCADとは?無料で使う方法やAutoCADの特徴と価格を徹底解説

今回は大人気CADソフト、AutoCAD(オートキャド)について価格や使用方法、特徴などをまとめました。これから使用する予定がある方、導入を検討している方には必見の記事です!
学生や教員が利用する場合の優待や、無料体験版についても解説します。

また、新しくなったAutoCADの無料体験版のダウンロードはこちらから。

まずAutoCADとは?

AutoCAD

皆さんは「AutoCAD」をご存知でしょうか?AutoCADとは、CADソフトウェアの中でもトップシェアを占めており、世界中で使用されているソフトウェアです。

他のCADソフトウェアと比べて、AutoCADが広く使用されているのは一体なぜなのでしょうか?

今回は、AutoCADにはどのような機能や特徴があるのか、AutoCADの魅力や料金価格などを徹底的に解説していきたいと思います。

数あるCADソフトの中から何故AutoCADを選ぶの?

CADとは、「Computer Aided Design」または「Computer Assisted Design」の略称で、英語だとわかりにくいですが、和訳すると「コンピュータによる設計支援」という意味になります。

従来は手書きで図面を作成していましたが、CADソフトによりパソコン上で効率的に製図をすることが可能になりました。AutoCADは、AUTODESK(オートデスク)社が開発するCADソフトウェアで、初心者にも扱いやすいことから「CADの登竜門」とも呼ばれています。

AutoCADは2次元と3次元の図面を両方作成、表示することができ、建築・機械・土木など、様々な設計や作図をすることができるソフトウェアです。
その便利さからCADソフトの中ではシェア1位、最も多くの人に使われているCADソフトウェアとして有名です。

AutoCADの価格

AutoCADの価格
引用:AutoCAD公式サイト

AutoCADはサブスクリプション方式で直販されています。
サブスクリプション方式とは、ソフトウェアを買取るのではなく、ソフトを借りて利用した期間に応じた料金を支払うという販売方式のことを指します。

AutoCADの定価は、一年あたり71,500円(税込)となっています。

AutoCADを無料で使う方法とは

AutoCADは無料体験版をインストールすることによって、無料で使うことができます。
この無料体験版はAutoCADをインストールしてから30日間、無料で全機能を使用することができます。無料体験版は機能制限もないので実務に近い形で作図でき、使い方を試してみることができるのでおすすめです。
また通常ダウンロード購入の場合でも、無料体験版なら30日間無料でお試しできるのはどんな人にも有り難いです。

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AutoCADの価格や費用対効果については下記記事で検証しています。

AutoCADの価格はいくら?費用対効果を徹底検証!

AutoCADの特徴

それではAutoCADは他の2DCADソフトと比べて、どのような違いがあるのでしょうか。
今回はAutoCADが特化している特徴を解説していきます。

AutoCADの特徴1.汎用2D・3DCADとしてトップシェアを占める

汎用2D・3DCADとしてトップシェアを占める

AutoCADは、建築・土木・機械分野の汎用2DCADとして日本でトップシェアを占めていますが、3DCADの作成も可能です。

世界でも広く使われており、データ共有がしやすいという特徴があります。
シェア率が高くユーザ数も多いので、作図方法や設定などの使い方の製品情報を、ネット上のサイトで得やすいというメリットもあります。

AutoCADの特徴2.各専門分野にも特化した様々なツールセット

  • 建築設計専用の機能を持つAutoCAD Architecture(オートキャドアーキテクチャ)
  • 機械設計機能を持つAutoCAD Mechanical(オートキャドメカニカル)

など、各専門分野に特化したツールセットを含むAutoCAD Plusが販売されており、設計用途に応じてさらに使いやすく改良されているのも他のCADソフトウェアにはないポイントです。
AutoCAD Plusで、7つの業種別ツールセットが使用可能です。

AutoCADの特徴3.ソフトの拡張性が非常に高い

ソフトの拡張性が非常に高い

AutoCADの特徴としてもう一つ挙げられるのは、拡張性の高さです。
Autodesk App Store の拡張機能でAutoCADをカスタマイズしたり、その他のAutosdesk社製品・サードパーティーのアドオンソフト等と連携することで、様々な業界に特化した専用機能などを付加することができます。

分野に応じて様々な機能を使い分けることで、どのような業務においても最適な作図が可能になります。

AutoCADのプランは何がある?

汎用性の高いCADツールであるAutoCADは、期間契約を結ぶことで利用できます。
そして、複数のプランが用意されていて、それぞれ機能や価格が異なります。
では、どういったプランがあるのかを確認していきましょう。

AutoCADとAutoCAD Plusの違い

AutoCADプランの種類は、2021年から、

  • 汎用ツールとして使用できるAutoCAD
  • 専門分野で使用することを想定したAutoCAD Plus

の2つに分かれています。それぞれ価格が異なりますが、いずれも標準的な機能は変わらず、どちらを選択したとしても、2Dの作図と3Dのモデリングが可能です。
必要最低限の機能だけ必要な場合は、AutoCADを選択すると良いでしょう。

AutoCADとAutoCAD Plusの大きな違いは、ツールセットの有無です。
AutoCAD Plusには、基本となるAutoCADに、機械設計や電気制御設計など、7つの分野で使用できるツールセットがオプションとして付属しています。
数十万に及ぶ機械の部品のデータや、マッピング用のワークスペースなどが使用でき、専門的な設計であっても効率的に進めることが可能です。

そして、AutoCADには様々な自動化機能が備わっていますが、AutoCAD Plusでは、その自動化機能が強化されています。複数人で作業するコラボレーションでは、変更が自動で図面に反映される他、ワークフローも自動化されます。
また、使用に関するヒントの表示や、設計変更の注意書きを追加できる機能もあります。

AutoCADを導入してみよう

AutoCADは初心者でも扱いやすい2次元も3次元も扱えるCADソフトウェアであり、迅速・正確な設計に役立つ様々な機能やコマンドが搭載されています。
CADを使って業務の効率化・迅速化を図りたいと考えている方は、導入してみてはいかがでしょうか。無料体験版もありますので、是非ダウンロードしてみてください。

AutoCADの無料ダウンロードはこちら

また、AutoCADはコマンドを使った独特な作図方法が特徴ですので、AutoCAD基礎セミナー講習を受講して使い方を学ぶことをおすすめします!

AutoCADの推奨動作環境

高機能を備えたソフトウェアであるだけに、データ量も多くなります。
そのため、導入するPCのスペックも確認する必要があります。

AutoCAD2024の推奨動作環境

オペレーティングシステム Microsoft Windows10(64bit)
Microsoft Windows11(64bit)
CPU 2.5GHz以上のプロセッサ(3GHz以上を推奨)
メモリ 8GB(16GBを推奨)
画像解析度
(モニター)
従来型ディスプレイ:True Color対応 1920×1080
高解像度及び4Kディスプレイ
ディスプレイカード
(ビデオカード、グラフィックボード、グラボ)
帯域幅 29 GB/秒の 1 GB GPU (DirectX 11 互換)
推奨: 帯域幅 106 GB/秒の 4 GB GPU (DirectX 12互換)
ディスク空き容量 10GB(SSDを推奨)

2DCADを使用する上では高スペックのPCは必要になりませんが、3DCADを使用したり解像度を要求する表現を描きたかったりする場合には、PCのスペックが重要になります。

場合によってはデータが読み込めずに画面が固まったり、データを送信できなくなったりすることがあるため、導入する前には必ずPCスペックを確認してください。

AutoCADを短期間で学ぶなら「AutoCAD基礎セミナー講習」がおすすめ!

ビズロードが開催しているAutoCAD基礎セミナー講習は、AutoCADを業務で使用するスキルを身につけていただくことを前提に構築された講座です。
AutoCADのコマンドをただなぞるようなセミナー形式ではなく実践形式に近いため、すぐに業務に活かすことができます。一般受講のほか企業研修やAutoCAD人材育成などのカリキュラムとしても利用されています。

AutoCAD基礎セミナー講習の特徴

AutoCAD基礎セミナー講習は、こんな人におすすめです。

  • 2DCAD・AutoCADを業務で使われる方
  • AutoCADの効果的な使い方を身につけたい方
  • AutoCADの講座を初めて受講される方
  • AutoCADの自己学習に限界を感じている方
  • すぐにAutoCADを使えるようになりたい方
  • 今後AutoCADを使用する予定の新入社員
  • CAD設計のスキルを得て転職をしたい方
  • AutoCADの研修・教育の一貫として使いたい方

AutoCADの活用事例

AutoCADの活用事例

それでは、実際AutoCADはどのようなことに使われているのかと言うところですが、

  • 基本的な住宅地などの設計
  • 船や車の設計
  • 新しく開発する機械の設計
  • プリンターの設計

など様々なところで利用されています。
建築業や製造業での設計、開発を行いたいと思っている方はAutoCADを学んでおいて損はないでしょう。

AutoCADについてのよくある質問

AutoCADについてよくある質問に回答してみました。
AutoCADのことをもっと知りたい人はぜひ参考にしてください。

AutoCADはどんなソフト?
AutoCADは様々な分野で使われる汎用2DCADソフトです。
また、3DCADにも対応しているので、3Dイメージを使いたい方も使用することができます。無料体験版があるので、どんなソフトか気になった方は一度無料で利用してみると良いでしょう。

AutoCADの機能を徹底解説!基本のコマンドから高度なコマンドまで紹介

AutoCADを使うメリットは?
無料の2DCADソフトも存在しますが、無料ソフトより明らかに設計のクオリティや機能の質が高く企業クオリティで行うことが可能です。
大手企業もたくさん使っているソフトなので、きちんとした設計がしたい方はAutoCADを使うと良いでしょう。
AutoCADを無料で使う方法は?
AutoCADは30日間の無料体験版が存在します。
無料でAutoCADを体験できるので、その30日間でやりたい設計を行ってみてください。

AutoCADについてまとめ

今回はAutoCADの基礎として、特徴から価格まで徹底調査してみましたがいかがでしょうか。
AutoCADは世界で有名なソフトながら、まだまだ知らない方も多いです。
CADを使ってみたいと思ったら、ぜひAutoCADの無料体験版で一度体験してみてください。

AutoCADの無料ダウンロードはこちら

セミナースケジュール / お申し込みはこちら

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