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AutoCADの価格一覧!サブスクでの料金価格やPlusの価格も徹底解説

AutoCADは2D図面や3D図面データの作成において欠かせないです。
建築業界や土木業界、機械制作業界などで使われています。
AutoCADはCADソフトでは有名な製品であり、トップシェアの製品です。
仕事の相手先からの指示でAutoCADを考慮しなければならないほどAutoCADが業界内では一般的なソフトウェアです。

AutoCADは業界内では有名なソフトウェアですが、ソフトウェアということで使う前に一番気になるのが価格設定ではないでしょうか。
ソフトウェアのイメージとしては高額な製品というイメージを持ってしまいます。
他には、ソフトウェアがCDなどで売っているのかやサブスクリプションなのかの契約形態も知りたいことになるでしょう。

AutoCADの価格設定や契約について考えていきます。

AutoCADの機能

AutoCADの機能

基本的な作図に関しては対応しています。高機能で高精度の図面作成が可能になっていますし、コマンドを使うことで作業性が高くなり便利なCADソフトです。
様々な書式設定やスタイルの定義も簡単に行えます。

2Dだけではなく、3Dの作図も充実していますので立体的な図面の作成ができます。
それに加えて、AutoCADはパソコンだけではなく、モバイル端末でもどこからでも作業が可能です。ソフトをインストールしておけば図面の編集や修正ができますので打ち合わせ前や移動中でもちょっとした変更にも対応することもできます。図面の変更履歴なども確認できます。

Windowsを使っている場合、インターネットを接続していれば、自動的にセキュリティプログラムの更新情報やソフトのアップグレード情報などをお知らせしてくれますので忘れてしまうことはなくなります。

AutoCADが選ばれる理由

AutoCADが選ばれる理由

AutoCADが選ばれる理由を考えてみます。
AutoCADはdwgというファイル形式を使っています。
これはオートデスクがAutoCAD向けに開発したファイル形式になります。そのため、AutoCADはどのCADソフトよりも効率よく正確にDWG形式での表示と編集が可能です。
DWG形式での提出を求められた時にはAutoCADを使う理由のひとつです。

また、場所を選ばないでデータを編集することが可能です。
AutoCADのウェブアプリがありますので、CAD図面の新規作成や編集、表示などあらゆる作業がブラウザやモバイル端末から作業できることが大きいです。
打ち合わせで外出している時や社内での打ち合わせ、オンライン会議などでも活躍することができます。

AutoCADの価格帯

現在のAutoCADの契約形態はサブスクリプション契約だけになっています。
1ヶ月・1年・3年のライセンス契約になり、価格も製品によって異なります。
以前の契約のようにソフトウェアの買い切りは発売されていません。
永久ライセンス契約と言われていましたが、終了していますのでこれからはサブスクリプション契約での手に入れるしかありません。

AutoCADは3Dモデリング機能を備えた基本的な汎用ソフトです。
もうひとつ、AutoCAD Plusがあります。
AutoCAD Plusは業界に特化した7つのツールセットが含まれたソフトです。
そのため、高価格帯のAutoCADですので格段に作業効率を上げることができます。

AutoCAD サブスクリプション

AutoCAD

期間 価格
1ヶ月 8,800円
1年 71,500円
3年 214,500円

AutoCAD Plus サブスクリプション

AutoCAD Plus

期間 価格
1ヶ月 28,600円
1年 231,000円
3年 693,000円

AutoCAD LTの販売は2021年6月で終了しています。
AutoCAD LTは、2DCADとしての機能で廉価版としてラインナップされていましたので、3DCADを使わない2DCADで十分という方には重宝されていました。
取引先などから指示があったときなどはAutoCADを使う必要があったり、互換性を調べることの時間が無駄ですので使っている方は多かったようです。

AutoCAD LTの販売が終了したことによって上記の価格帯に変更されています。

WindowsでもMacでも使える

AutoCAD 2024の動作環境【Windows】

オペレーティング システム 64 ビット版 Microsoft® Windows® 11 および Windows 10 バージョン
プロセッサ 基本: 2.5 ~ 2.9 GHz のプロセッサ(ベース)、ARM プロセッサはサポートされていません。
推奨: 3 GHz 以上のプロセッサ(ベース)、4 GHz 以上(ターボ)
メモリ 基本: 8 GB
推奨: 32 GB
表示解像度 従来のディスプレイ:
1920 x 1080、True Color 対応
高解像度および 4K ディスプレイ:
最大 3840 x 2160 の解像度(「推奨」ディスプレイ カードが必要)
ディスプレイ カード 基本: 2 GB の GPU、帯域幅 29 GB/秒、DirectX 11 互換
推奨: 8 GB の GPU、帯域幅 106 GB/秒、DirectX 12 互換
ディスク空き容量 10.0 GB (SSD を推奨)
ポインティング デバイス マイクロソフト社製マウスまたは互換製品
.NET Framework .NET Framework バージョン 4.8 以降

AutoCAD 2024の動作環境【Mac

オペレーティング システム Apple® macOS® Sonoma v14 (Update 2024.1 が必要)
Apple macOS Ventura v13
Apple macOS Monterey v12
Apple macOS Big Sur v11
モデル macOS Big Sur 以上と互換性がある Apple Mac® コンピュータ
推奨: メタル グラフィックス エンジン対応 Apple Mac モデル
CPU の種類
64 ビット Intel CPU
Apple M シリーズ CPU
メモリ 基本: 4 GB
推奨: 8 GB 以上
表示解像度 基本: 1280 x 800 ディスプレイ
高解像度: 2880 x 1800、Retina ディスプレイ対応
ディスク空き容量 ダウンロードおよびインストール用に 6 GB のディスク空き容量
ポインティング デバイス Apple 互換マウス、Apple 互換トラックパッド、マイクロソフト互換マウス
ディスプレイ カード
推奨: Mac ネイティブにインストールされたグラフィックス カード
ディスク フォーマット APFS、APFS(暗号化)、Mac OS 拡張(ジャーナリング)、Mac OS 拡張(ジャーナリング、暗号化)

AutoCADの特徴として、WindowsのOSでも使えますし、MacのOSでも使用できることが特徴です。以前からMacでも使えていましたが、モバイル端末やウェブブラウザからの利用ができるAutoCADでは機器を選ばずに利用することができます。

他の互換CADではWindowsのOSだけしか対応されていない製品が主になっていますので、MacユーザーではAutoCADを使う選択しかありませんので互換ソフトの検討が不要です。

外出されてノートパソコンやタブレット、モバイルアプリを使ってCADでの作業を行う場合はAutoCADでの作業が便利です。
1つのライセンスで最大3台のコンピュータにインストールすることができますのでWindowsとMacの両方を使っている方や試しにインストールして使ってみようと考えている方にはありがたいです。ただし、一度にサインインして使っているコンピュータは1台にする必要があります。

AutoCADと互換性のあるCADの価格帯は?

AutoCADと互換性のあるCADの価格帯

AutoCADの互換ソフトとして求められる性能はDWG形式でのファイル作成が可能なCADソフトのことを示しています。CAD自体の操作手順はそれぞれの特徴があってAutoCADとは違ったとしてもDWG形式でのファイル作成や編集などが可能です。

中には、他のファイル形式を扱うことが可能なCADソフトもあります。
JWWやSXFのようなファイルも扱うことができる互換CADも存在しています。

AutoCADと比べると安価な価格設定がされています。
AutoCADのようにサブスクリプション契約を採用しているCADソフトもありますが、買い切り契約での販売のみのCADソフトもあります。
また、互換CADソフトとして有名なCADソフトはありますが、それらの仕様として2DCADとして販売されています。
3DCADとして利用したい場合は、AutoCADを使うしかありません。

AutoCADと互換ソフトの違い

買い切りでの販売だけのCADソフトよりブラウザやモバイル端末での利用ができるAutoCADは高価になることは必然でしょう。また、3DCADならAutoCAD一択なのかもしれません。

今まで、AutoCAD LTがあったため、AutoCAD LTと互換性のあるCADソフトを比較されていましたが、AutoCAD LTがなくなりAutoCADに一本化されたために互換ソフトを検討される方は機能性を考慮してAutoCADに勝てるソフトはなくなるのではないでしょうか。

互換ソフトのメリットとして、DWG形式だけではなく、JWWデータやSXFデータ、DXFデータを読み込み・書き込みできることがあります。しかし、AutoCADでもDXD形式やSXF形式の読み込み・書き込みは可能ですので価格的に大きな価格差がない互換ソフトを使う必要性を考慮することが大切です。

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