facebook

Onshapeの価格は?無料と有料での違いや、他CADソフトとの徹底比較

Onshapeは、オンラインのクラウド上ですべての作業が行える3DCADソフトです。
数あるCADソフトのなかで、Onshapeにはどのような特徴や利用する際のメリットがあるのでしょうか。
Onshapeには無料版と有料版があり、CADソフトにまだ慣れていないという人でも気軽に試すことが可能です。
この記事ではOnshapeの使い方や価格、他のソフトとの違いを解説していきます。

Onshapeとは?

Onshapeとは

Onshapeとは、建築や服飾、工業製品などの設計に必須となるCADソフトです。
2015年からサービスが開始されたOnshapeには、2つの大きな特徴があります。
それは3次元で設計を表現できる3DのCADソフトであることと、オンライン上ですべての作業が行えるフルクラウド型であることです。

Onshapeの無料体験版ダウンロードはこちら

Onshapeの特徴① 設計を3次元で表現できる

3次元CADであるOnshapeを利用すると、設計した構造物をどの角度からでも立体的に確認することができます。
工業製品の場合には、画面上で部品を動かして見せることが可能です。
完成図を顧客にプレゼンする際、立体的な絵柄を見せることができる3DCADは、2Dの平面図と比べると圧倒的にイメージがしやすいです。

Onshapeの特徴② オンライン上で3DCADの作業が行える

Onshapeはオンライン上で設計に関するすべての作業を行うことができます。
データはクラウド上に保管されるため、ソフトをインストールする必要がありません。
最新版へのアップデートもクラウド上で自動で行われます。
アップデートに時間がかかり仕事を進められないというストレスからは解放されるでしょう。
インストールが不要なことから、ユーザー登録を行えばどのデバイスからでもアクセスして作業を進めることが可能になります。

Onshapeの価格を知りたい!無料版と有料版の違いとは?

Onshapeには、お試しで使ってみたいという人向けの無料版と、本格的に仕事で利用したいという人向けの有料版の2種類があります。

Onshapeの無料版と有料版の違い

Onshapeの無料版は、基本的機能を実際に操作しながら理解するのに役立ちます。
商業目的として使わない場合には閲覧機能に制限がないため、さまざまな設計の完成図を参考にすることができるでしょう。
学生のうちに3DCADに慣れておきたいという人にもおすすめです。
その後、仕事でOnshapeを利用する際には有料版へ切り替えることになります。
Onshapeの無料版では非公開でデータを保存することができません。
そのため、第三者に自分の設計図を公表することになります。
実際の仕事において、クラウド上のデータをチームで共有して作業を進めていく場合には、データを非公開にしておくことが必要不可欠でしょう。
有料版のみがデータを非公開で保存できます。
無料版で操作感を試してみて、仕事のニーズや好みに合うようならば有料版に切り替えるというのが一般的な流れです。

Onshapeの価格は?

Onshapeの有料版を利用するには、公式サイトで新規ユーザー登録をする必要があります。
利用価格にはスタンダードとプロフェッショナルとエンタープライズの3種類があり、仕事の内容や規模によって使い分けるのがよいでしょう。
個人でOnshapeを利用する人にはスタンダードが、企業で利用する人にはプロフェッショナルがおすすめです。エンタープライズは、少し大きな規模で使用される企業さんに適しています。
スタンダードの価格は1年間で177,650円となっています。
企業向けとなるプロフェッショナルの価格は、1年間で297,990円です。
プロフェッショナルの方は、設計業務を行う3DCADに加えて、ワークフローやデータの管理を行うことができます。
そのため、プロフェッショナルは仕事の進捗状況などをチェックしながら作業を進めるには有益です。

Onshapeの無料体験版ダウンロードはこちら

他のCADソフトとどこが違うの?Onshapeの上手な使い方を紹介!

Onshapeの上手な使い方

CADソフトを導入する際には、それぞれの機能や値段などを比較してどのソフトがニーズに合致しているのかを探っていく必要があるでしょう。
ここではOnshapeが他のCADソフトと比べてどこが違うのかを解説していきます。

利用しやすい価格帯

Onshapeの利用料金は、個人で使うスタンダードタイプが年間177,650円、法人向けのプロフェッショナルタイプが年間297,990円と、他のフルクラウド型3DCADソフトと比べると利用しやすい価格帯となっています。
基本的な機能が利用できる無料版が用意されているのも、初めてOnshapeにふれる人には役立つでしょう。
Onshapeを使うことでどのようなことが可能なのかを確かめてから、有料版へと切り替えることができます。

どんなデバイスでもOnshapeを利用できる

Onshapeは作業をオンライン上で行うため、ソフトのインストールや最新版のアップデートをする必要がありません。
ユーザー登録時のアカウント情報を入力するだけで、どのデバイスからでも保存したデータの閲覧や編集を行うことができます。
移動中に設計を確認したいときや、出張中の空き時間に作業を進めたいときなど、携帯に適したノートブックやタブレットなどからデータにアクセスできるのは大きなメリットです。

チーム全員でデータの編集が可能

Onshapeを使うと、プロジェクトチームのメンバー全員がそれぞれのデバイスからデータの編集が可能になります。
これはOnshapeのデータがすべてクラウド上に保存されているからできることです。
オンラインでのデータ管理が行えないCADソフトの場合には、データの編集のたびにチームメンバーで共有しながら作業を進めなくてはなりません。
Onshapeによって作業の効率化や迅速化を図ることが可能になります。
Onshapeのデータはデバイスではなくクラウド上に自動で保存されるため、保存のミスもなくなるでしょう。
また、データを編集前の状態に戻したい場合には、編集履歴を確認しながらどの段階のデータを復旧させるのかを選ぶことができます。

Onshapeで作業の工程管理も行える

Onshapeのプロフェッショナルタイプでは、3DCADの機能に加えて、ワークフローやデータの管理もできるようになります。
複数の人で一つの作業を分担している場合や、いくつかのCAD作業を別々の所に発注している場合などは、工程管理も行うことができるOnshapeが役立つでしょう。
他のソフトを使うことなく、Onshapeだけでほとんどの仕事をカバーできるようになります。

オンラインで3DCADを利用するならOnshapeがおすすめ!

従来のCADソフトに価格や機能の面で不満を持っている人は、Onshapeを試してみてはどうでしょうか。
新規登録をするだけで無料版の利用が可能になります。
クラウド上での作業となるためインストールの必要はありません。機能や価格を他のCADソフトと比べて見ると、Onshapeはコストパフォーマンスに優れています。
これからCADソフトを使って設計を始める人にもOnshapeはおすすめです。
実際に操作してみて使い勝手を確認してみましょう。

Onshapeの無料体験版ダウンロードはこちら

Onshapeを購入する方法

Onshapeを提供する米国のPTC社は、2021年より待望の日本語版の供給を日本市場で開始しています。
その際、Onshape日本語版は、複数の販売代理店を経由して提供されることになりました。
よって、正規ルートでOnshape日本語版の利用を開始するには、まずはPTC社と代理店契約を結んでいる販売店にコンタクトをとる必要があります。
インターネット上でこちらから、Onshape導入の相談や購入を受け付けています。

販売代理店から購入するステップをご紹介します。

  1.  Onshapeライセンス販売サイトにアクセスする
  2.  以下の3つのライセンスから選び、「ライセンス購入ボタン」をクリックする
  3. 注文フォームに必要事項を入力して送信する

注文フォーム送信後、請求書が届くので支払いを完了すると、ライセンスが発行されます。
無料版を既にお使いの方も、ライセンス発行後は、自動的に商用版のOnshapeを利用することができます。

Onshapeライセンス購入はこちら

最新情報をチェックしよう!