Fusion 360ユーザーの皆様こんにちは♪
今回はFusion 360をご利用いただいている、ある会社さんにお邪魔させていただき、Fusion 360のロゴをかたどった金属成型にチャレンジしてきました!
お邪魔させていただいたのはこちらの有限会社モリタさん館林工場でございます!
左が社長の森田さん♪
ついてすぐ早速工場内部にお邪魔するかと思いきや!
工場には入らずまずはご飯w
おいしくいただきましたこのデカイエビフライw
さて、お昼の後はいよいよ現場に潜入します!
最初に目に飛び込んできたのは大量のホイール?ゴム?・・・なんでしょうこれはw
さっそく社長の森田さんに説明をしていただきます!
この大量の円柱状のパイルはなんですか?
これは錫+鉛の合金を流し込んで型をとるための、耐熱性合成ゴム型です!
真ん中の穴から溶けた状態の金属を流し込んで成型します。
なるほど!むむむ!これはFusion 360のFロゴじゃないですか?
以前ユーザー同士の集まりを企画した際に作成したもので、参加者の方にお配りさせていただきました。
おぉぉぉ!あのときの!これですか!?
そうです。これが、この型から作られるんです。
ほぇ~~!すごい!見てみたいです!
やられてみますか?
え~~!いいんですか!!!ぜひ!
さっそく、Fusion 360ロゴキーチェーンの作成プロセスを体験させていただけることになりました!
なかなかできない体験にワクワクしますが、熱い金属を注げるかが心配です・・・
まずは、そちらの白い袋で、型の内側の面を軽く叩いてください。
この袋にはベビーパウダーがはいっています。
終わりましたら、二つの型を切り込みに合わせて重ねて閉じてください。
なるほど!これで剥がれやすくするんですね。
フムフム。
外にキーチェーンフュージョンの文字が♪
続いてこちらの機械にそのゴム型をセットしてください。
この機械は空気の力で型を固定して、モーターで型を回転させます。
中心に金属を注いだときに、遠心力で部材を隅々まで流す仕組みになっています。
さていよいよ型に300℃もある溶けた合金を流し込んでいきます!
早速習ったウンチクを伝えすると、この合金が溶け始める温度はもう少し低いそうなんですが、型に流し込んだ時の流れの良さを考慮すると、300℃くらいが良いそうです♪
ここでは溶けた金属をこぼさない様に、一切よそ見をせず↑笑、一気に流し込みます!!
待つこと3時間・・・
いえいえ、なんと30秒でとりだせちゃいます!
さぁいよいよご対面!
おぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!いっぱいできてる~~~!!!
出来立てほやほやは少し熱いので、手袋を2枚重ねで取り出します!
このままニッパーとかで切り取っていくんですね!
この後は取り出した塊から必要なピースを切り出して「磁気研磨機」をつかっていっきに表面を磨いていきます。
動いてる様子がこちら!
こんな機械は見たことがないので新鮮です!
指を入れるととっても痛そうなこの機械ですが、実はこれ手を入れても全然痛くないんです♪結果は一目瞭然!
手前が磨いた方で、輝きが違います!
私の体験をサポートいただいたマイスターの延原さんと、森田社長と一緒にパシャリ♪
モリタさんでは、Nゲージ用のディテールアップ用装飾パーツなどを作成されており、下記の様なとっても微細なパーツも、私が体験したプロセスと同様の手順で作成されています♪
こちらはあくまでサンプルですが、下記の様なコンテナパーツなども全て金属でできています!
ちょっとした重量感もあり、出来栄えもバッチリですね!
森田さん本日はありがとうございました!
お仕事の依頼やお見積もりは下記までご連絡ください☆
