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【2026】鋼材の最新価格!最近の推移や過去の価格・高騰の原因を解説

鋼材の価格は、実は2020年から大幅な価格高騰を続けていました。ただ、現在は少し価格が下がっている傾向にあります。
海外の需要の拡大が大きな要因の1つではあるものの、国内の事情も複雑に絡み合っての価格はいまだ不安定な状況です。

今回は現在の鋼材の価格の目安として、東京製鐵株式会社の2025年12月の最新価格と鋼材価格が高騰する原因や現状を解説します。

現在の鋼材の価格とは?

現在の鋼材の価格とは

新型コロナウィルスの影響を受けて停滞していた鋼材の価格は、2020年の中国の経済活動の再開などをきっかけに上昇し始めました。鋼材そのものに先駆けて、鋼材の原料となる鉄鉱石の価格が急騰し2021年5月には200ドルを突破、6月には214ドルという高値を付けました。

鉄鉱石を100%輸入に頼っている日本では、これに伴って日本最大手の日本製鉄が製品価格を引き上げ、他の会社も追随しました。

その後、2021年7月の214ドルをピークに2022年に向けて下がりはじめ、2022年5月の段階で131ドルまでに少しずつ落ち着いてきて2022年10月には92ドルまで下がりました。そこからまた上がってきていますが、現在はピーク時よりも鋼材価格は下がってきています。

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鋼材価格の現状と推移

鋼材の高騰はコロナ禍からどんどん酷くなっており、2021年6月には道内の鉄スクラップの価格が1トン当たり4万6,000円台となり、1年前の水準を2倍強上回りました。

さらに、2022年に入り、4月まで強基調で推移した国内鉄スクラップ相場は5月に入ると高値修正局面を迎え、H2炉前価格は各地で6万円を割り込みました。
鉄筋コンクリート造の建物に使う異形棒鋼(鉄筋)は、2020年の末から価格が上昇し始め、2021年の6月には1トン当たり8万6,000円、2022年6月現在、12万円を超えており、前年同月より3万円以上も値上がりしています。

ただ、現在2025年12月はかなり鋼材の価格が下がっており、最新価格での購入はとてもおすすめです。

種類別!鋼材の最新価格を比較

今回は東京製鐵株式会社の2025年12月の鋼材の販売価格を現在の日本の鋼材の価格の目安として、過去の2024年1月や2022年4月と比較しながらお伝えします。

鋼材にも色々種類があるのですが、今回は下記2種類の鋼材の価格を比べてみました。

  1. 条鋼類
  2. 鋼板類

どの鋼材かによっても価格の上下関係が変わるので、使いたい鋼材の種類を確認しておきましょう。

①条鋼類の価格

価格は1トンあたりで、数種類のサイズがあるものについては、もっとも小さなサイズを比較しています。

H形鋼の価格

100×50(細巾)の製品の販売価格
2022年4月 126,000円
2024年1月 145,000円
2025年12月 118,000円
148×100~340×250 (中巾)の製品の販売価格
2022年4月 111,000円
2024年1月 127,000円
2025年12月 103,000円
100×100~300×300(広巾)の製品の販売価格
2022年4月 111,000円
2024年1月 127,000円
2025年12月 103,000円

となっており、全ての鋼材価格が2024年1月までに値上げとなってしまっていますが、その後下がっています。

縞H形鋼

196×197×6/8の製品の販売価格
2022年4月 121,000円
2024年1月 137,000円
2025年12月 113,000円

となり、こちらも2024年1月までに値上げしていますが、その後下がっています。

I形鋼

100×75・125×75の製品の販売価格
2022年4月 118,000円
2024年1月 134,000円
2025年12月 118,000円

こちらも2024年に比べると1万円以上値下がりしました。

溝形鋼

100×50~300×90×9・10・12の製品の販売価格
2022年4月 107,000円
2024年1月 123,000円
2025年2月 99,000円

こう見るとさまざまな鋼材が2024年までに徐々に価格高騰していて、どんどん高い値段になってしまってますが、2025年からは値下がってきていることが分かります。

②鋼板類の価格

鋼板類の価格

鋼板類も同様に、東京製鐵の2025年12月の鋼材の販売価格を、現在の日本の鋼材の価格の目安として2024年1月と2022年4月と比較しながらお伝えします。

熱延鋼板

1.6×914~1524×1829~6096の製品の価格
2022年4月 116,000円
2024年1月 114,000円
2025年12月 93,000円

となっており、こちらの価格は徐々に安くなってきており、2024年1月と比べると21,000円ほど値下がりしています。

厚板

8.0×1524・1829・2100・2438×6096・9144・12192の製品の販売価格
2022年4月 116,000円
2024年1月 119,000円
2025年12月 109,000円

で販売されており、こちらも19,000円ほど値下がりしています。

縞鋼板

3.2≦t≦6.0×914~1524×1829~6096の製品の販売価格
2022年4月 117,000円
2024年1月 115,000円
2025年12月 94,000円

で販売され、縞鋼板もかなり値下がってきています。

U形鋼矢板

U形鋼矢板の製品の販売価格
2022年4月 123,000円
2024年1月 139,000円
2025年2月 112,000円

となり、U形鋼矢板も2024年1月と比べると値下がりしています。

鋼材の価格が高騰する理由

鋼材価格はなぜ高騰するのか
引用:一般財団法人 建物物価調査会

それではなぜ鋼材価格が高騰してしまうのでしょうか。理由としては

  1. 新型コロナウイルスの影響で鋼材や材料である鉄スクラップの需要が増えてしまっている
  2. 需要が増えたことで海外から価格を上げ始め、日本も価格高騰する

などといった原因があります。大きい要因は新型コロナウイルスの影響なので、新型コロナウイルスが落ち着くとともに鋼材の価格も落ち着くでしょう。

鉄鋼市場は2025年現在も国内外で不安定な状況が続いています。海外では米国の関税政策や中国の需要低迷が影響し、輸入鋼材や輸出環境の悪化も懸念されており、引き続き慎重な対応が求められるでしょう。

国内では建設用鋼材の取引は依然として低調ですが、製造業の国内投資は上昇傾向にあり、一部では供給不足も見られます。

日本製鉄は全品種の価格を据え置く方針を維持し、需給バランスの調整を進めています。なお、日本製鉄とトヨタ自動車の2025年度上期の鋼材価格交渉は、日本製鉄の値下げにより決着したようで。これにより、トヨタは部品メーカーに卸す鋼材価格を引き下げることが可能となるでしょう。

鋼材価格を節約する方法

鋼材価格を節約する方法とは

ここでは、鋼材の価格や素材量を節約する方法を紹介します。
鋼材の価格を節約するには「ネスティング技術」をうまく活用すると非常に良いでしょう。

ネスティングを簡単に説明すると、「CADを使って素材を無駄なくカットする技術」のことを指します。
ネスティングを行うことで1枚の板材から効率よく複数の製品を抜き取ることが可能となり、無駄な部分を最小限に抑えることができます。
ネスティングの基本については下記記事で詳しく解説しています。

【2025】ネスティングとは?おすすめ自動ネスティングソフトやメリットも解説

その結果歩留まりが向上し、製品コストを削減することが可能となります。
さらに切断作業の回数も少なくて済むため、作業時間の短縮にも繋がります。

最近では、このネスティング作業を自動でなおかつ高精度で行ってくれるソフトも増えてきています。数ある中でも、特に高性能、高機能を兼ね備えたSigmaTEK社の自動ネスティングソフトウェアが世界中で評価が高いと言われています。
コスト削減や作業の効率化など、工場や会社経営に欠かせないメリットが多々あります。

参考:最高の歩留まり率で、平均5%の材料コスト削減を実現!世界最高水準の自動ネスティングソフトウェア「Sigmanest」のご紹介

鋼材の価格が節約できる自動ネスティングのおすすめソフト

ここでは鋼材に自動ネスティングが可能な、おすすめのソフトウェアを紹介します。

界最高水準の自動ネスティングCAD/CAMソフトウェア「SigmaNEST」

世界最高水準の自動ネスティングCAD/CAMソフトウェア「SigmaNEST」

自動ネスティングソフトウェアでおすすめなのが、日本国内の人気はもちろん世界中で好評を得ているSigmaTEK社の「SigmaNEST」です
SigmaNESTは、自動ネスティングの性能に定評があり、最高の歩留まりによって材料コストを平均5%削減することができます。また、幅広い加工機に対応しているのも特徴の一つです。

最高レベルの高歩留まりネスティング結果と材料の有効活用の実現はもちろん、見積り・生産・出荷などのあらゆる工程を一本化してあらゆる費用を削減できる、とにかく凄いソフトです。

  • 鋼材などの材料コストを削減したい
  • 人的負担を減らしたい
  • 機械の稼働をより効率化したい
  • 基幹システムと連携したい
  • 複数の機械をワンシステム化したい

こんな効率化を求めるなら、まずはこの自動ネスティングソフトを要チェック。
日本国内のサポート体制もしっかりしているので導入前の相談からアフター対応まで何かと心強く安心です!初めて自動ネスティングを導入する方にもおすすめです。

一般のネスティングソフトとシグマネストの違いや配置パターン比較は、SigmaNESTの公式サイトにわかりやすくまとめられているのでおすすめです。最先端の自動ネスティングソフトウエアの概要を、ぜひご覧になってみてください。

ネスティングソフトとシグマネストの違いや配置パターン比較

    ネスティングソフトの比較資料ダウンロード


    下記フォームより、ネスティングソフトの比較資料をダウンロードしていただけます。
    ● SigmaNEST
    ● MACsheet IST
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    ● MetaCAM

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    シグマテックジャパン株式会社:https://sigmanest.jp

    鋼材の価格についてよくある質問

    それでは鋼材の価格について、よくある質問に回答していきます。

    1トンの鉄はいくらくらい?
    自動車や飛行機などに使われる鋼板でいうと、2022年では1トンあたり11〜12万円が平均価格でしたが、現在は1トンあたり10万円〜12万円ほどと下がってきています。もちろん変動はするので、常に最新情報を調べておきましょう。
    鋼材はどれくらい高騰してる?
    2020年より以前は1トンあたりの鋼材平均価格が8〜9万円でした。しかし、2025年12月現在は10〜13万円となっており、1トンでいうと1〜4万円前後高騰していることが分かります。

    最新の鋼材価格についてまとめ

    今回は鋼材の価格について詳しく解説しましたが、ご理解いただけたでしょうか。

    鋼材の価格は2024年に比べると値下がり傾向ではありますが、もっと過去と比べるとどんどん高騰していっているので、ネスティング技術を利用しどれだけ材料を有効活用できるかが重要となってきます。
    鋼材が高くなってきてるから価格や費用を抑えたいな…と思ってる方はぜひネスティング技術を活用してみてください。

    鋼材の最新価格!最近の推移や過去の価格・高騰の原因を解説
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