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SPEEDIO専用オプション 「ローディングシステム BV7-870」 新発売へ!

こんにちは!Chisatoです。
本日のtopicsは、ブラザー工業株式会社のコストを抑えた省人化装置「ローディングシステム BV7-870」をご紹介します。

ブラザー工業株式会社が、コンパクトマシニングセンタSPEEDIO(スピーディオ)シリーズに取り付けることで、加工する部品を、自動で搬送・供給できるオプション装置「ローディングシステム BV7-870」を5月10日より発売されるそうです。

ブラザー工業は、小型CNC工作機械を1985年に発売して以来、特に金属部品加工の分野で高い支持があります。
今回、新たに発売する「ローディングシステム BV7-870」は、2013年より販売開始したSPEEDIOシリーズ専用のローディングシステムです。

昨今、働き手不足の解消や生産拠点のグローバル化にともない、自動化が注目されていますが、ロボットの導入となると「設置、設定、操作が複雑」、「コストが高い」など、導入を阻む壁があります。

これらを改善するため、「ローディングシステム BV7-870」では、機能を加工部品の着脱(搬入/搬出)に特化することでコストを抑え、SPEEDIO本体に設置した状態で納品する専用設計で、設置、設定、操作がシンプルにできるようになりました。

この記事の概要目次

製品特長

■ SPEEDIO専用設計の機械一体型構造

BV7-870は加工部品の着脱に特化した4軸垂直多関節型のローディング装置です。SPEEDIO専用設計かつ4軸の構造とすることで、動きもシンプルになり、ティーチングが簡単にできるようになります。熟練のオペレーターでなくとも、扱いやすくなり、導入しやすくなりました。
また、機能がシンプルなため構成部品も少なく、保守にかかる費用を削減できます。
ローディングシステムは架台がSPEEDIO本体側面に直結されており、アーム本体を水平方向に動作させる駆動機構「TR軸」と、2つのアームを回転させる駆動機構「J1軸、J2軸」と、アーム先端に取り付けられたハンドを回転させる駆動機構「J3軸」の計4軸で構成されています。
またローディングシステムには、架台、側面扉、バルブなどの付属品が標準で含まれているため、加工ワーク・加工形態に応じてストッカーやハンドを準備するだけで動作可能となります。
4つの軸の動き

 

■ユーザーの生産現場の邪魔にならない省スペース設計

BV7-870は、コンパクトなサイズで、SPEEDIO本体と一体にし、アームの中にモーター、配線、配管などをコンパクトに収めることで、省スペース化を実現しました。
また、工場の設備のレイアウトに合わせ、機械側面の右手/左手どちら側に取り付けることも可能です。
加工部品の着脱を側面から行い、BV7-870を制御するコントローラーもSPEEDIO本体背面の制御盤内に内蔵されているため、機械前面がフリーエリアとなり、従来通りのオペレーションができます。

コンパクトで場所を取らない本装置 ※S500X2への装着例。機械側面にはローディングシステム用の扉を後付け。
 

■周辺機器を含めたブラザーオリジナルのシステム提案

BV7-870は、自社開発をしたコントローラーを使用し、SPEEDIO本体との配線、信号の割当が完了した状態で出荷されます。これにより通常、納入後に行う初期設定作業が不要となり、導入から実稼動までにかかるシステムアップの作業工数・納期を大幅に短縮することが可能です。

 

加工ワークのローディングに特化した、「BV7-870」に注目です!

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