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コンパクトマシニングセンタ「SPEEDIO W1000Xd1」 新発売へ!

こんにちは!Chisatoです。
本日のtopicsは、立形30番マシニングセンタでは最大級の加工エリアを有する「コンパクトマシニングセンタ SPEEDIO W1000Xd1」をご紹介します。

自動車、IT機器などの部品加工において高い支持をもつ小型CNC工作機械「タッピングセンタ」シリーズに加え、従来の主軸30番マシンでは対応できなかった大型部品の加工を実現したワイドストロークモデルの「S1000X1」を発売しているブラザー株式会社は、「コンパクトマシニングセンタ SPEEDIO W1000Xd1」を2020年12月10日から発売しました。

<製品名>コンパクトマシニングセンタ SPEEDIO 「W1000Xd1」
<発売日>2020年12月10日
<標準価格>957万円(税込)

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この記事の概要目次

「SPEEDIO W1000Xd1」特長

「W1000Xd1」は、従来機種で好評だったワイドストロークの特長を生かしつつ、新たに、タッチパネル式15インチ液晶を採用した新NC装置の搭載により、操作性、視認性を向上させ、使いやすさを追求しています。
なお、ワイドストロークを特徴とするラインアップとして「Wシリーズ」を新設し、今回より機種名を変更します。さらに、工具交換や位置決め動作などの最適化による生産性向上と、使用できる工具質量の向上により今まで以上に大きな工具を使用した加工が可能となります。

【使いやすさの追求】新NC装置「CNC-D00」搭載による操作性の向上

タッチパネル式15インチ液晶を搭載し、直観的な操作性を実現しました。さらに、すべての操作の起点となるホーム画面を新設、使用頻度の高い情報を集約化し、消費電力や稼働率など生産に関わる情報を見える化するサポートアプリを搭載するなど、インターフェースを使いやすいものにしました。画面構成は従来のNC装置の構成も搭載し、以前と変わらない操作をすることも可能です。また、電卓機能や、取扱説明書などのPDFファイルが参照できるファイルビューアーなどの便利ツールも搭載し、作業効率や稼働率の向上に貢献します。

タッチパネルを採用

【広い加工エリア】主軸30番マシンで最大級の加工エリアを実現

従来機同様のX軸移動量:1,000mm、Y軸移動量:500mmと、主軸30番マシンの領域を超えた加工エリアを実現しています。また、テーブルサイズは幅1,100mm奥行き500mm、最大積載質量は400kgをほこり、大型治具の搭載や大型部品加工が可能です。また、複数の加工部品を並べて加工する「多数個取り加工」や、さまざまな治具を並べ置くことも可能なため、大物部品加工だけでなく、小物部品などの多様な加工にも対応します。

広い加工エリア

【高生産性】新NC装置による高生産性の実現

新開発のNC装置による最適動作制御と、低慣性な高加減速主軸モーターの採用により、生産性を従来機より3%以上向上させています。工具交換時間も、Chip to Chip1.3秒(従来機1.4秒)、Tool to Tool0.7秒(従来機0.8秒)へ短縮し、部品の高生産性加工を実現します。

【加工性能向上】質量の大きな工具の使用が可能に

機械の設計変更により、従来よりも対象とするワークの幅が広がり、複数の直径の穴を一度で開けられる多段工具などの質量の大きな工具が使用可能となり、工程集約を実現します。さらに、クーラントスルースピンドルの最大吐出対応圧力の向上により、硬質、粘り気の強いなどの特長を持った難削材の加工や、削り屑の排出が困難な深穴加工時の作業効率が向上します。加工性能向上により、今まで以上に、ワンランク上の40番マシニングセンタの加工領域にも対応できるようになります。

工具先端から潤滑油が吐出する様子

新開発NC搭載、大型ワークも加工可能な30番マシン「コンパクトマシニングセンタ SPEEDIO W1000Xd1」に注目です!

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