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【2026】iCADを無料で使う方法とは?

建設現場や製品製造・開発など「ものづくり」の分野では欠かす事ができないCAD。従来人の手で描いていた設計図が、CADを使うことによりコンピューター上で製図を行うことができるようになりました。各企業が開発・発売しているCADですが、今回は純国産のiCADについて詳しくご紹介します。

iCADとは

iCADとは、日本の富士通株式会社が1980年以降開発を続けている純国産のCADソフトです。2001年には富士通の子会社であるデジタルプロセス株式会社に開発を移管し、2010年からはiCADを徹底的に開発していくために富士通グループとして分社化します。そしてアプリケーションソフトウェア開発に特化したiCAD株式会社を創立。現在はこのiCAD株式会社でiCADの開発・販売が行われています。

iCADは元々2次元CADとして開発されていましたが、1990年後半に入り機械および装置設計を支援できるようにと3次元CADとしての開発も開始。そして3次元CADソフトiCADの開発にあたってCSG理論を採用したことが、CAD開発に大きな変革をもたらすこととなります。開発当時は3次元CADに対してCSG理論を用いることが本筋ではありながら、性能的には不利であると言われていました。しかし当社がiCADにCSG理論を採用したことから大型の機械までも軽々と扱う事ができるようになり、各業界から注目を集めるようになっていったのです。

2000年に入るとCGS方式を徹底的に追求し、世界最速の高速レスポンスを可能としました。部品の高速処理が可能であるiCADは、部品点数が多い製品設計やコンピューター上で行う組み立てには非常に向いているソフトであると言えます。一方で自由曲面の多い家電製品、または自動車などの設計に関しては不向きなソフトです。

iCADの無料体験版はこちら

iCADのソフトを無料で使う方法

iCADのソフトを無料で使う方法

iCADのソフトは、 富士通とiCAD株式会社が合同で行っている体験セミナーに参加すれば無料で使うことができます。以前はiCAD株式会社が無料体験版をCDで配布していましたが、現在ではホームページで確認したところ無料配布は行っていません。そのため現在iCADを無料で使うためには、体験セミナーに参加する方法のみとなります。

iCAD無料体験セミナーでは、3次元CADの構想から具体化まで一通りの操作体験ができます。操作体験をすることによってiCADのイメージがつかみやすくなり、さらにiCADから得られる効果を実感しやすくなります。開催期間は2022年3月24日まで毎週木曜日にWEB上でセミナーを実施しています。ただしセミナーに参加するためには、事前に富士通のホームページ上より予約を取っておかなくてはいけません。申し込み締め切り日は開催日の1週間前までとなり、定員に達し次第受け付けは終了しています。

参加の際に必要なものは、インターネットに接続でき、かつiCADの操作実習ができるパソコンです。このさいにはヘッドセット、もしくはスピーカとマイクを接続しているパソコンであることも条件となっています。受講日までには事前に送付している接続テスト用URLから、WEB会議システムをインストールしておいてください。

申込み後には、iCAD株式会社からセミナー参加用としてのDVDが送付されてくるので、開催日までにiCADをインストールしておいてください。なお貸与期間(ライセンス使用期間)は1ヶ月となっています。

無料セミナーでiCADを理解したい方へ

iCAD無料セミナー

3D設計のDX化や設計変更の高速化などiCAD活用術が解説される無料セミナーが開催されます。部品点数に制限なく3D設計可能で、もたつきのないiCAD。iCADの導入検討中の方や現状の3D設計のもたつきにお悩みの方は、ぜひ一度参加されてみてはいかがでしょうか。

セミナー名3D設計のDX化・設計変更の高速化 無料オンラインセミナー
日時2026年1月29日(木) 11:00~11:45
価格無料
開催場所Zoomウェビナー(オンライン)

iCADの特徴

高速レスポンスが可能であることがiCAD最大の特徴です。iCAD株式会社はCGS方式の徹底的な研究の結果、2000年には100万部品を0.2秒で処理できるエンジンを開発。さらにiCADは進化を続け2021年には300万部品を0.2秒で動作できるようになりました。iCADに搭載しているエンジン処理の速さは、他の3次元CADソフトと比較すると実に200倍となっています。本エンジンの開発によって、開発リードタイムの短縮さらには品質の向上が可能となったのです。

iCADの特徴としては、デジタル立ち合いが可能であることも挙げられます。従来では大型機械などではデザイン全体のレビューができず、実機で立ち会い検証を行うしか方法がありませんでした。しかしiCADは、製造部門が3次元データを用いて立会検証を行うので、デジタル上での立ち合いが可能となったのです。結果的に製造時に検出される不具合などを事前に検証することも可能となり、製造現場において大いに活用されるようになりました。

メカ設計と電気設計が融合できるソフトであることもiCADの特徴です。通常のCADではメカ設計と電気設計は別々のシステムで行っているので、機構定義部品情報や接続機器情報を共有することができませんでした。しかしiCADではメカ設計と電気設計を同一システムとして融合したことにより、よりスムーズな設計環境を実現する事ができたのです。

操作が簡単で使いやすいこともiCADの特徴です。視認性に優れた画面構成をしているため、直感的な操作が可能となりました。そのためiCAD初心者や、CAD未経験の方でもすぐに取り組む事ができるソフトでもあります。

iCADは、過去のサポート実績を基にして設計者の声を十分に取り入れて開発されました。単一オペレーションによる手数を削減したことや、入力ミスの削減による手戻り防止機能を搭載したことにより、作業時間が大幅に短縮し業務効率が非常に高くなりました。さらにiCADは、それぞれの企業の運用に合わせた画面設定や環境設定をすることもできます。しかも簡単にコマンド画面をカスタマイズできるだけではなく、カスタマイズした内容を他の部門などへ配布することもできるのです。

iCADは、状況に合わせて3次元CADと2次元CADのどちらも使用する事ができます。どちらも使用できるため、2次元CADのデータを活用して3次元CADへと移行し、3Dモデルの作成をすることも可能。2次元設計の延長上として迅速に3Ⅾモデルの設計に適用することができるので、大幅な時間やコストの削減、さらには品質向上が期待できるのです。

iCADの基本操作

iCADの基本操作は、部品の作成、複数のパーツから組み合わされたアセンブリの作成、部品の3面図の作成、アセンブリの3面図の作成、および2次元のみでの設計に分かれてきます。

どの操作においても、まずは画面左上に表示されているファイルを開いて新規作成をクリックしてください。iCADは基本的に同じファイル形式を用います。iCADではパーツを1つ作成すれば部品のファイルに保存され、パーツを複数作成すれば自動的にアセンブリのファイルに保存されます。

3面図の作成時は、モデル作成後に表示されるピンクのアイコンをクリックしてください。すると黒い画面に切り替わり、画面上での作図が可能となります。2Dのみでの作業の場合には、黒い画面上でモデルを配置せずに作業を行ってください。

iCADでは操作を確定する作業が必要です。例えば値を入力したとき、またはパーツを選択した場合などはクリックしただけでは作業は進行しません。それぞれの作業が終了したという指示を出さなければ、次の作業に取り掛かる事ができないのです。ちなみにパーツの選択の場合には右クリックで確定できます。値を入力した場合には、値入力後にエンターキーを押すことで確定が完了となります。ただしパーツの作業内容によっては確定が必要ない場合もあるので、作業ごとに画面下部に表示されているコマンドの確認を行ってください。

高速レスポンスを可能としたiCAD

iCADと言えばやはり高速レスポンスを可能としたことが一番の特徴であり、また使用するにあたってのメリットであると言えるでしょう。iCADの無料体験版は、予約を行ってのセミナー受講となります。定員も限られているので、希望の方は早めに予約を取っておきましょう。

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