UIデザインやバナーデザインをするには、デザインソフトが必要ですが、一般的なデザインソフトは有料のものが多く、手を出せない方も多いでしょう。
CanvaやFigmaなら、基本料金無料で利用できます。しかし、CanvaやFigmaにはそれぞれ異なる特徴があり、得意な操作も違います。
本記事では、そんなCanvaとFigmaの特徴や、両者の違いについて見ていきましょう。どのデザインソフトを利用するか悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。
Canvaの特徴

Canvaは、Canva Pty Ltdが開発したグラフィックデザインソフトで、190の国で使用されています。そんなCanvaには、主に以下のような特徴があります。
- テンプレートが豊富に揃っている
- 1億点以上の素材を使用できる
- インターフェースが使いやすい
これらの特徴について確認していきましょう。
特徴①テンプレートが豊富に揃っている

Canvaには、ポスターやチラシ、SNS投稿用画像など、さまざまなデザインテンプレートが用意されており、その数は61万点以上に及びます。
これらのテンプレートはすべてプロのデザイナーが作成しているので、ユーザーはテンプレート内の文字や画像を差し替えるだけで、簡単に高クオリティな作品を制作可能です。
そのため、Canvaはデザインの知識がないノンデザイナーの方にもおすすめなデザインソフトといえるでしょう。
また、Canvaにどのようなテンプレートがあるのかを知りたい方は、以下の記事を参考にしてみてください。
テンプレートの種類や、テンプレートをカスタマイズする方法などについて詳しく解説しています。
特徴②1億点以上の素材を使用できる
Canvaでは、写真や動画、イラストなどの素材が1億点以上提供されており、ソフト内で自由に利用できます。
Canva内に素材が用意されているため、外部から画像を探す手間がかかりません。
素材が素早く集まることによって、デザインを作成する時間を短縮できるでしょう。素材は無料のものも多いので、予算がなくても高クオリティな素材を自分の作品に取り入れられます。
特徴③インターフェースが使いやすい
本格的なデザインソフトでは、ツールが豊富でどこから操作したらよいのかわからなくなってしまいがちです。
しかし、Canvaのインターフェースはシンプルに設計されており、デザインの知識が少ない方でも直感的に操作しやすいのが特徴です。
ドラッグ&ドロップで要素を配置でき、テキストや色の変更もクリック一つで行えます。
わかりやすくストレスのない操作を求めている方にとって、Canvaは魅力的な選択肢となるでしょう。
Figmaの特徴
Figmaは、Figma, Inc.が開発したブラウザベースのデザインソフトで、デザインに必要なほぼすべての機能を揃えているとして、世界中で高いシェア率を誇ります。
そんなFigmaには、主に以下のような特徴があります。
- ワイヤーフレームの作成に強い
- ブラウザ上で使用できる
- 共同で編集ができる
これらの特徴について確認していきましょう。
特徴①ワイヤーフレームの作成に強い

Figmaは、Webサイトの骨組みとなるワイヤーフレーム作成に最適なソフトです。
コンテンツを配置するエリアを図形で表現する際も、簡単な操作で図形を作成でき、さらに変形や移動も直感的に行えます。
また、プロトタイプ機能を使うことで、任意のデバイスにデザインを当てはめられるため、レスポンシブデザインの作成も簡単です。
従来はPhotoshopやIllustratorといったAdobe社のデザインソフトが使われることが多かったワイヤーフレーム作成も、近年ではFigmaを使って制作するクリエイターが増えています。
特徴②ブラウザ上で使用できる
Figmaには、デスクトップ版アプリがありますが、Chrome、Safari、Microsoft Edge、Firefoxの4つのブラウザからも使用ができます。
ソフトのインストールやアップデートを行う必要がないため、気軽に利用できるのが魅力です。
また、インターネットの環境があれば使用するデバイスは問わないので、普段使っているパソコンが使えない状況でも、制約なく利用できます。
特徴③共同で編集ができる
Figmaでは、複数のユーザーが同じファイルを同時に編集できます。また、どの箇所を編集しているのかがリアルタイムで表示されるので、効率よく作業を進められます。
さらに、コメント機能を使ってファイル内でやり取りできるため、開発チームとクライアントチームで円滑なコミニュケーションを取れるのもメリットです。
ほかのアプリでは複数人でファイルを開けなかったり、共有ができなかったりするものも多いので、大人数で開発をする際は大きなメリットとなるでしょう。
CanvaとFigmaの違い

CanvaとFigmaにはそれぞれ違った特徴があります。それぞれの違いを知ることで、どちらのソフトを選べばよいかの判断材料となります。
以下の項目でCanvaとFigmaを比較してみましょう。
- 料金
- 得意分野
- スマートフォンでの使用
- 素材の有無
違い①料金
CanvaとFigmaは、どちらも基本料金無料で利用できます。CanvaとFigmaの料金プランの比較は、以下の表とおりです。
| ソフト | プラン名 | 料金 |
| Canva | 無料 | 0円 |
| プロ | 11,800円/年間 | |
| チームス | 15,000円/年間 | |
| エンタープライズ | お問い合わせください | |
| Figma | スターターチーム | 0円 |
| プロフェッショナルチーム | 2,250円/月 | |
| ビジネス | 6,750円/月 | |
| エンタープライズ | 11,250円/月 |
上記の比較表を確認すると、有料プランはCanvaの方がリーズナブルに利用できることがわかります。
違い②得意分野
Canvaは豊富なテンプレートによって、誰でも簡単にデザインができるソフトであるのに対して、FigmaはWebサイトやアプリケーションのUIデザインに強いソフトです。
そのため、チラシやバナーなどのデザインを手軽に行いたいならCanva、Webサイトやアプリケーションのワイヤーフレームを制作したいならFigmaが向いています。
このように、それぞれのソフトによって強みは異なるので、作りたいものに合わせてソフトを選択するようにしましょう。
違い③スマートフォンでの使用
スマートフォンでも作業をしたいならCanvaがおすすめです。Canvaなら、スマートフォン用のアプリがリリースされており、簡単な作業であればスマートフォンでも行えます。
Figmaの場合、ブラウザを経由しても、アプリを使用しても、スマートフォンでは閲覧のみで編集はできません。
そのため、Figmaで編集をするには、パソコンの使える環境が必須です。
違い④素材の有無
Canvaは豊富な素材ライブラリがあり、Canva内で検索してすぐに利用できる点が特徴です。初心者や非デザイナーにとっては、外部サイトを介さずにプロ仕様のデザインを作成できる利点があります。
一方、Figmaは素材ライブラリがないため、素材を外部から取り込む必要があります。そのため、Figmaは独自のデザインをゼロから作成したい方向きです。
CanvaとFigmaはどういう人におすすめ?

CanvaとFigmaは特徴の異なるソフトのため、利用をおすすめできる人も異なります。CanvaとFigmaがおすすめな人の特徴について見ていきましょう。
Canvaがおすすめの人
Canvaは、デザイン経験の少ない方や、手軽にデザインを作成したい方に向いているソフトです。SNS用のアイコンやチラシなど、豊富なテンプレートが揃っているため、誰でも簡単にクオリティの高い作品を作れます。
また、スマートフォンでも手軽に編集できるため、移動中などパソコンが触れない時間に軽く作業をしたい方にも便利です。
Figmaがおすすめの人
Figmaは、WebサイトやアプリのUIデザインを行う方に適しているデザインソフトです。
特に、複数人でファイルをリアルタイムに編集できるため、チームで作業する場合は効率的にプロジェクトを進められます。
WebデザイナーやUIデザイナーを目指している方は、Figmaは仕事に直結するスキルとなるでしょう。
CanvaやFigmaの学習方法は?

CanvaやFigmaは、しっかり学習することで効率的にスキルを身につけられます。
CanvaやFigmaを学習する場合は、以下2つの方法が主な選択肢となります。
- 書籍で学ぶ
- セミナーで学ぶ
これらの学習方法について見ていきましょう。
学習方法①書籍で学ぶ
書籍は、CanvaやFigmaの基本的な操作方法から応用テクニックまでを体系的に学べる手段です。
特に、初心者向けの入門書であれば、ソフトを使ううえで最初に押さえておきたい機能について詳しく学習できます。
また、書籍なら段階を経ながらスキルアップできるため、自身の成長も実感しやすいでしょう。費用も大きくかからないのでコストパフォーマンスにも優れています。
ぜひ、学習の始まりとして書籍を活用してみてください。
学習方法②セミナーで学ぶ
効率的にCanvaやFigmaのスキルを身につけたいなら、セミナーで学ぶのがおすすめです。セミナーならプロの講師から直接学べるため、疑問点をその場で解消できます。
また、オンラインセミナーの場合は、自宅から講座を受講できるため、参加のハードルが低いのもメリットです。
さらに、フリーランス育成のセミナーであれば、基本的な操作方法だけでなく、ソフトを活用して案件を獲得する方法や、実際の仕事の流れについても学べます。
書籍と比較して費用がかかるのがデメリットですが、腰を据えて学習したい方や、今後デザインの職に就きたいと考えている方にはおすすめの方法といえるでしょう。
Canvaでより魅力的なコンテンツを制作するスキルを習得するなら、以下のセミナー受講もおすすめです。
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Canvaを学べるおすすめのセミナーを知りたい方は、以下の記事を参考にしてみてください。Canvaセミナーの選び方や、各セミナーの特徴について詳しく解説しています。
CanvaとFigmaについてのまとめ
今回は、CanvaとFigmaの特徴や違いについて紹介しました。それぞれのソフトには異なる特徴や用途があります。
Canvaはデザイン知識がなくても手軽にデザインをしたい方に、Figmaは共同作業やUIデザインに特化したい方におすすめです。
用途に合わせてソフトを使い分けることで、デザイン作成の効率やクオリティを高められるでしょう。