「おすすめのChatGPT講座を知りたい」「ChatGPT講座はどうやって選べばいい?」と悩む方も多いでしょう。
近年はChatGPTが学べるさまざまな講座が出てきており、講座によって学べる内容は異なります。そのため、自身のレベルや学びたい内容で講座を選ばないと、受講後に「受けた意味がなかった」と後悔する可能性もあります。
そこで本記事では、おすすめのChatGPT講座10選をはじめ、講座を選ぶ際の比較ポイントや講座を効果的に学習するコツも紹介します。
ChatGPT講座とは?

ChatGPT講座とは、ChatGPTの基本操作や業務での活用方法を学ぶプログラムです。独学との違いは、操作方法だけでなく「なぜ期待した回答が出なかったのか」を講師や演習を通じて確認できる点です。
ChatGPTの回答は、与える条件や情報によって変わります。例えば、「資料を要約して」と指示するだけでなく、対象読者、目的、文字数、抽出項目、出力形式まで指定することで、業務に使いやすい回答を得やすくなるのです。
ChatGPT講座の費用相場
ChatGPT講座の費用は、アーカイブ動画からマンツーマンスクールまで幅があります。価格差が大きいのは、講座の品質だけでなく、受講時間や指導形式、質問対応、キャリア支援の有無が異なるためです。
以下は、講座の形式ごとの費用相場です。
| 講座の形式 | 費用相場 | 特徴 |
|---|---|---|
| 無料講座 | 0円 | 概要や活用事例の紹介が中心 |
| 1日講座 | 10,000円〜30,000円 | 基本操作やプロンプトを短時間で学ぶ |
| 1〜2日間の集中講座 | 30,000円〜50,000円 | 演習を含めて基礎から応用まで学ぶ |
| eラーニング | 20,000円〜30,000円 | 自分のペースで繰り返し視聴できる |
| マンツーマンスクール | 50,000円〜 | 業務自動化や転職まで見据えた学習 |
上記はあくまでも費用相場なので、実際の費用とズレがあることもあります。また、ChatGPT講座の中には、通学型の講座など長期間でゆっくり学習をするものもあります。
ChatGPT講座を選ぶ際の比較ポイント

冒頭でChatGPT講座は数多くあると説明しましたが、その中でも自分に適した講座を選ぶ際は以下3つのポイントを確認しましょう。
- 具体的な到達目標があるか
- 講座受講後にすぐ実務で扱えるようになるか
- その講座でしか得られない情報・ノウハウがあるか
①具体的な到達目標があるか
最初に確認したいのは、受講後に何ができるようになるのかです。「ChatGPTについて理解する」「AIリテラシーを高める」といった抽象的な説明の講座は、実務で使える水準まで学べるか判断できません。
ChatGPTを活用して「業務メールの下書きを作れる」「自社業務に合ったプロンプトを作れる」など、動作を伴う目標が示されているChatGPT講座を選びましょう。
②講座受講後にすぐ実務で扱えるようになるか
実務で活かすには、講義を聞くだけでなく、実際にChatGPTを操作する演習がある講座を選ぶことが重要です。例えば、
- 仕様書の要約
- 議事録作成
- Excel関数やVBAの修正
など、自分の業務に近い題材が含まれているか確認しましょう。また、必要なアカウントや会社端末の利用可否も事前確認が必要です。受講者評価は数値だけでなく、調査条件や自分と近い職種の受講例まで見て判断してください。
③その講座でしか得られない情報・ノウハウがあるか
ChatGPTのアカウント作成や基本操作だけであれば、Youtubeや無料講座でも学べます。有料のChatGPT講座を選ぶなら、無料の情報では得にくい価値、独自性があるかを確認してみてください。
ただ、独自性といわれても迷う方は多いかと思います。以下は独自性の例です。
| 独自性の種類 | 確認したい内容 |
|---|---|
| 業界特化の事例 | 製造、建設など、対象職種に近い事例があるか |
| 講師の専門性 | AIだけでなく、対象業界や業務改善の経験があるか |
| 教材や特典 | テンプレート、オリジナル教材、復習動画などが付くか |
| 最新テーマ | カスタムGPT、RAG、AIエージェントなどを扱うか |
例えば、後ほど紹介するGETT Proskillの「ChatGPTセミナー講座」では、ChatGPTセミナー講座のオリジナル教材「ChatGPT完全攻略セミナーガイド」をPDFにて配布されます。このような独自性があると、他と差別化を図ることも可能です。
おすすめのChatGPT講座10選

ここからは、おすすめのChatGPT講座を10個紹介します。
| 講座名 | 運営元 | 受講形式 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| ChatGPTセミナー講座 | GETT Proskill |
|
入門から応用までを短期間で学べる |
| ChatGPTのはじめ方研修 | インソース |
|
初心者向けの半日入門研修 |
| 生成AI/AIエージェントツール活用スキル習得セミナー | 日本能率協会 |
|
製造業に特化したリスク重視型 |
| ゼロからはじめるChatGPT活用研修 | リクルートマネジメントスクール |
|
Excel活用へ発展できる講座 |
| ChatGPT・生成AIの活用法 | SMBCコンサルティング |
|
経営視点でChatGPT活用を学べる |
| ChatGPT講座 | ユーキャン |
|
自分のペースで学べる |
| 業務改善AI活用コース | SAMURAI ENGINEER |
|
ChatGPTを活用して業務自動化まで目指す |
| AI・生成AI研修 | インターネット・アカデミー | 要問い合わせ | 自社業務に合わせるカスタマイズ型 |
| AIビジネス活用講座 ChatGPT編 | 商工会議所パソコン教室 |
|
対面で学べるだけなく、少人数受講が可能 |
| はじめて使うChatGPT講座 | Udemy |
|
低価格で自分のペースで学べる |
①ChatGPTセミナー講座|GETT Proskill

GETT Proskillが運営する「ChatGPTセミナー講座」では、ハンズオン形式で生成AIを活用した業務効率化を学べます。具体的な内容としては、
- ChatGPTの基本操作やプロンプトエンジニアリング
- RAG
- AIエージェント
- 生成AIを活用したWebアプリ作成
まで扱います。
特に講座の中には、「複雑なPDF情報からの業務帳票と分析レポートの作成」があり、製造業などで大量に扱う仕様書や検査成績書は、設計・品証部門にはそのまま使える内容でしょう。
まずは以下のリンクから詳細を確認してみてください。
| セミナー名 | ChatGPTセミナー |
|---|---|
| 運営元 | GETT Proskill(ゲット プロスキル) |
| 価格(税込) | 29,700円〜 |
| 受講期間 | 2日間 |
| 受講形式 | 対面(東京・名古屋・大阪)・ライブウェビナー・eラーニング |
②ChatGPTのはじめ方研修|インソース
インソースの「ChatGPTのはじめ方研修」は、アカウント作成から始める半日間の入門講座です。
ChatGPTへ質問する基本的な手順だけでなく、背景や条件、回答形式を加えて出力を改善する方法を実際に操作しながら学びます。最後には、自分や所属部署の業務を一つ選び、ChatGPTで生産性を高める方法を考えるワークも用意されています。
この講座の独自性は初心者向けでありながら、触って終わりにしない点です。一般的な事務作業へ置き換えやすいケースを通じて、回答を修正していく考え方を学べます。
③生成AI/AIエージェントツール活用スキル習得セミナー|日本能率協会
日本能率協会の「生成AI/AIエージェントツール活用スキル習得セミナー」は、製造業の技術者や設計者を受講対象として明記している数少ない講座です。また、便利な使い方だけでなく、
- ハルシネーション
- 情報漏洩
- 著作権
- 出力のばらつき
- AIエージェントの暴走
といったリスクに一つずつ触れる点も、他の入門講座にはない特徴です。製造業では誤った数値や仕様が品質問題へ直結するため、リスク管理を独立したテーマとして学べる意味は大きいでしょう。
④ゼロからはじめるChatGPT活用研修|リクルートマネジメントスクール
リクルートマネジメントスクールの「ゼロからはじめるChatGPT活用研修」は、3時間で受講できる法人向けオンライン研修です。入門編では、ChatGPTの基本的な仕組み、向いている業務と向いていない業務、プロンプトの作成方法、利用時の注意点を学びます。
この講座ならではの利点は、同じシリーズにExcel業務へ踏み込んだ実践編があることです。実践編では、ChatGPTを使ったデータ分析の支援やVBAコードの生成・修正を扱います。入門編でプロンプトを学び、実践編でExcelを学ぶ流れです。
⑤ChatGPT・生成AIの活用法|SMBCコンサルティング
SMBCコンサルティングの「ChatGPT・生成AIの活用法」は、生成AIの仕組みと業務への取り入れ方を学ぶ講座です。
特徴は、AI技術だけに偏らず、企業へ導入する際の考え方を経営や業務改善の視点から学べることです。登壇者は開催回によって異なり、DX支援、新規事業開発、組織開発、マーケティングなどの経験を持つ講師が担当します。
製造業に特化した講座ではありませんが、自社とは異なる業界での使い方や考え方に触れられます。社内の事例だけでは活用方法が広がらないと感じている人には、異業種の視点がヒントになるでしょう。
⑥ChatGPT講座|ユーキャン
ユーキャンのChatGPT講座は、決められた開催日に参加するのではなく、申し込み後にWeb動画で学ぶ通信講座です。講座は、
- 超入門
- プロンプト作成術
- 画像生成術
- ビジネス文書時短術
の4テーマに分かれています。
独自性は、内容を細かく区切り、好きな時間に少しずつ進められる点です。急な呼び出しや出張が多い現場職では、指定日時に数時間拘束されるライブ講座より、10分、20分単位で学べる形式のほうが続けやすいでしょう。
⑦業務改善AI活用コース|SAMURAI ENGINEER
SAMURAI ENGINEERの「業務改善AI活用コース」は、ChatGPTの操作を学ぶだけでなく、PythonやGASを使った業務自動化まで進むマンツーマン型のスクールです。
この講座は、ChatGPTの回答を利用する側から、業務の一部を自動化する側へ進める魅力があります。プロンプトエンジニアリングに加え、PythonやGASによるデータ処理、Excel業務の効率化を学びます。議事録や報告書の作成だけでなく、処理手順そのものを仕組みにしたい人向けです。
⑧AI・生成AI研修|インターネット・アカデミー
インターネット・アカデミーのAI・生成AI研修は、決まった日時に個人が参加する公開講座ではなく、企業の要望に応じて内容を設計する法人向け研修です。ChatGPTだけでなく、Gemini、Claudeなどから、企業が使用するツールや目標に合わせて講座内容を構成できます。
一般的な公開講座では、メールや議事録といった汎用的な題材になりやすいのに対し、法人研修であれば、図面変更の連絡、見積もり、品質報告、社内マニュアルの検索など、実際の業務に近い演習を相談できます。
⑨AIビジネス活用講座 ChatGPT編|商工会議所パソコン教室
商工会議所パソコン教室の「AIビジネス活用講座 ChatGPT編」は、教室へ通いながらChatGPTの質問方法を学ぶ講座です。標準受講時間は4時間で、目的に応じたプロンプトの作り方を中心に扱います。
この講座は、教室にインストラクターが常駐しているため、ログイン方法や文字入力など、ChatGPT以前の操作でつまずいた場合も質問できます。一度に多くの内容を学ぶ集中講座とは異なり、週1回などのペースで操作を繰り返せる点が魅力といえます。
⑩はじめて使うChatGPT講座|Udemy
Udemyで販売されている「はじめて使うChatGPT講座」は、4つのChatGPT活用事例を通じて、実際の仕事や日常作業で活用することを目的としています。活用事例を交えて説明しているので、業務の活用にイメージしやすいです。
また、ここまで紹介した9つの講座とは異なり、一度購入すれば永久に学習が可能です。より、付加価値の高い製造業務に活用したい人におすすめです。
以下の記事では、法人向けのChatGPT研修を紹介しています。本記事とあわせてチェックしてみてください。
ChatGPT講座で効率的に学習するコツ
ChatGPT講座で効率的に学習するための方法を以下3つの局面で紹介します。
- 受講前|持ち込む課題を1つ決めておく
- 受講中|講師の答えより講師の直し方を見る
- 受講後|72時間以内に業務で1回使う
①受講前|持ち込む課題を1つ決めておく
ChatGPT講座を受ける前に、自分の業務で時間がかかっている作業を1つ書き出してみてください。「業務を効率化したい」という曖昧な目標ではなく、「過去の仕様書から必要な記述を探すのに時間がかかる」といったように具体化します。
課題を決めておく理由は、なんとなく受講するだけの場合、講師の説明を聞いて終わりになりやすいからです。自分の業務上の悩みが明確であれば、講座で紹介されるプロンプトや活用例を、その場で自分の仕事に置き換えて考えられます。
②受講中|講師の答えより講師の直し方を見る
ChatGPT講座は、正解のプロンプトを教わることではありません。曖昧な指示が、どういう手順で具体化されていくかを見ることです。たとえば、最初の指示が次のようなものだったとします。
| 「この仕様書を要約してください」 |
このままでは、要約する範囲、対象者、重要項目、文字数、出力形式が分かりません。講師が次のように条件を追加した場合、その修正手順を記録します。
| 「あなたは機械設計担当者です。以下の仕様書から、公差、材質、表面処理、検査条件に関する記述を抜き出し、項目別の表に整理してください。記載がない項目は「記載なし」としてください」 |
ChatGPTの回答の質はプロンプトによって左右されます。なので、しっかりと講師がどのように修正するのか確認してください。
③受講後|72時間以内に業務で1回使う
ChatGPT講座を受講した後は、できるだけ早く実務で使用しましょう。最初に選ぶ業務は、失敗しても影響が少なく、正誤を確認しやすい「メールの下書き作成」や「議事録の文字起こし」などが適しています。
逆に顧客に提出資料をChatGPTに書かせようとすると、提出後に間違いがあると修正が効きません。答えが正しいかどうかがその場で分かる業務から手をつけてみてください。
ChatGPTの使い方を予習しておくことで、より講座を効果的に受講可能です。以下の記事で使い方を紹介していますので、あわせてご覧ください。
ChatGPT講座についてのまとめ
おすすめのChatGPT講座を紹介しつつ、比較ポイントや効果的な受講のコツを紹介しましたが、自分に適した講座を選ぶことを重視してください。その上で、講座の費用や受講形式を選ぶのがおすすめです。
特に製造業や建設業などでChatGPTを活用することは製品品質や安全性に関わる情報を扱う場面もあるため、ChatGPTの使い方次第で良くも悪くもなります。本記事を参考にChatGPT講座を選択してみてください。