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【2026】BIMを学べる講習おすすめ10選!無料オンライン・国土交通省・大塚商会Revitコースも紹介

2026年春のBIM図面審査開始や、続く2029年のBIMデータ審査の始動が迫る中、建築業界ではBIMスキル習得が急務となっています。BIM講習とは、この流れに対応するために、BIMソフトウェアの操作や実務的なデータ作成方法を学ぶことを目的とした講座です。

この記事では、おすすめのBIM講習を10選ご紹介します。無料のオンライン講習や国土交通省主催の講習もお伝えするので、BIM導入を検討している企業の担当者様はぜひ参考にしてください。

BIMの講習とは?

BIMの講習とは?

BIMの講習とは、デジタル時代の建設プロジェクトで必要なスキルを学べる研修プログラムです。主に、RevitなどのBIMソフトウェアの操作方法や、実務に則したBIMデータの作成・管理方法など、実践的な技術を軸として構成されています。

BIMの講習は、無料や有料、Revitに特化したものなど多彩な学習手段が用意され、無料で学べるオンラインセミナーなど、学習環境の選択肢も充実しています。

そもそもBIMとは?

BIMは、建物の設計から建設、維持管理まで、建築物のライフサイクル全体で情報をまとめて管理できるシステムです。BIMは「Building Information Modeling(建物の情報モデリング)」の略で、その名の通り、建物に関する情報を一つのモデルに集約して扱えます。

例えば、エアコンや配管、照明器具の情報を検索すれば、「何階のどの部屋に、どういった部品があるのか」を瞬時に把握することが可能です。この業務効率化と精度向上の実現により、建築業におけるDX推進の中核的役割を担っています。

BIMの講習で学べること

BIMの講習は、ソフトウェアの基礎操作から、実践的なBIMの活用、最新の動向解説まで幅広くカバーしています。以下では、対象者ごとの学習内容を一覧表にまとめました。

主な学習内容 対象者
BIMソフトの画面構成、基本操作、3Dモデリング、2Dデータの作成、DXF利用 未経験者
BIM活用ファミリ作成、図面化、BIMデータ管理、建具表・仕上表の作成、VR活用 中級者
BIM概論、BIM図面確認申請に関する動向解説、BIMデータとしての活用、総合演習 経営者・中級者

Bimの講習は、上記の一部に特化したものから網羅したカリキュラムもあるため、ご自身の現在のスキルレベルと目標に合わせて選びましょう。

BIMオペレーターとして働くのに国家資格は必要か

BIMオペレーターとして働くために必須となる国家資格はありません

BIMオペレーターの役割は、BIMソフトを操作し、設計図面や各種データを3次元モデル(BIMモデル)として正確に構築・運用することであり、専門知識よりも実務スキルが重視されます。

BIMオペレーターの求人数は1万件を突破

2025年10月21日現在、求人検索サイトIndeedで「BIMオペレーター」の求人は1万件以上登録されており、「BIM(Revit)の実務経験が浅い方」や「同社で教育していくことを前提」のように、初心者向けの案件も多く見られました。これらの状況から、業界で非常にニーズが高い職種であることは明らかです。

ただし、就職・転職時の採用を有利に進めるためには、資格を取得して自身のスキルを明確に示すことをおすすめします。BIM関連の資格は、「BIM利用技術者試験」や「BIMエンジニアライセンス」など、基礎から段階的にステップアップできる資格も多くあるので、キャリアプランに合わせて段階的に挑戦してみましょう。

参照: Indeed 

BIMの講習を利用する4つのメリット

BIMの導入が加速する建設業界において、実践的かつ効率的にスキルアップする重要性も高まっています。

ここでは、これからBIMを導入したいと考えている設計担当者やマネージャーの方へ向けて、BIMの講習を利用する4つのメリットをお伝えしましょう。

  1. 無料で気軽に始められる
  2. オンラインでどこでも学べる
  3. 短期間で実践的スキルが身につく
  4. 自社の導入計画に役立つ

①無料で気軽に始められる

BIMの講習では、無料で基礎を学べる機会が多く用意されています。すべての講座が無料というわけではありませんが、月に一度ほどのペースで開催される無料カリキュラムもあり、初めてでも気軽に参加できます。

「BIMに興味はあるけれど、いきなり高額な受講料は不安」という方にとって、まずは体験的に学べるこの環境は、導入の一歩を踏み出す大きなきっかけになるでしょう。

②オンラインでどこでも学べる

場所や時間を選ばない受講スタイルも、BIM講習の大きなメリットです。多くの講座がオンラインに対応しているため、自宅や職場から手軽に参加でき、移動の手間や交通費もかかりません。

この学習環境は、地方在住の方はもちろん、「なかなかまとまった時間が取れない」という方にも最適です。都合に合わせて学べる柔軟性は、BIM講習ならではといえるでしょう。

③短期間で実践的スキルが身につく

BIMの講習の最大のメリットは、短期間で実務に直結するスキルが身につくことです。例えば、独学だと数週間〜数ヶ月かかるRevitの基本操作や3Dモデリング、ファミリ作成を短期集中で習得できます。

2026年春に迫る国交省のBIM図面審査開始を控えた今、法改正への迅速な対応は多くの企業にとって最重要課題です。スピーディに学べるBIM講習は、そんな課題解決にも大いに役立ちます。

④自社の導入計画に役立つ

最新の製品情報をチェックできるのも、BIMの講習に参加する重要なメリットです。BIMは、初期費用だけでも約50万円~100万円が目安となる高額な投資であり、事前の入念な検討が成否を分ける要素となります。

しかし、BIMの製品を紹介する講習に参加すれば、BIMソフトの評価を行いながら、BIM/CIMの概念など、多角的に学ぶことが可能です。「想定した効果が得られない」というリスクを避けたい企業様にも最適です。

建築DXに対応するソフトをしっかり比較検討したい企業様は、以下の記事をぜひご参照ください。BIMを導入するメリットについても解説しています。

【2025】建設DXにおすすめのBIMソフト5選!BIM導入メリット・おすすめのセミナーも紹介

BIMの講習おすすめ10選!

それでは、BIMのおすすめ講習を10選、無料と有料に分けてお伝えします。まずは、各講習と主な内容を一覧表でご確認ください。

料金 講習名 主な内容
無料 BIM導入・活用のための実践無料オンラインセミナー BIMやDXの最新動向、人材育成方法
製造業・建設業向けDX無料オンラインセミナー BIMで扱う3Dデータの利活用方法
国土交通省主催のBIM講習 国土交通省の地方整備局が主催
Vectorworks BIM CAMP 2025 オンライン 「BIM図面確認申請」の対応講習
有料


BIM・建築 3DCAD Revitセミナー講習 建築現場の実践スキルを短期間で網羅
大塚商会のAutodesk Revitコース Autodesk Revitに特化した23コース
GraphisoftのBIMマネージャープログラム BIMマネージャー育成を主とした講習
WinスクールのRevit講座 Revit操作を基礎から学習
フローワークスのBIM講習 建築基礎、木造など専門コースから選択
グローバルBIMのBIMトレーニング 施工BIM技術取得特化の2コースから選択

①無料で学べるBIMの講習

まずは、無料で気軽に参加できるBIM講習を4つご紹介しましょう。

BIM導入・活用のための実践無料オンラインセミナー

BIM無料オンラインセミナー

BIM導入・活用のための実践無料オンラインセミナーは、企業・個人を問わず、誰でも参加できる無料のオンラインBIM講習です。

カリキュラムは、DX成功事例、最新のBIM動向、人材育成方法など、実務に直結する戦略ポイントを網羅。さらに、参加者にはアンケート回答で、当日の解説資料が無料プレゼントされます。

「まずは体系的にBIMを学びたい」という初心者の方から、最新の知識を整理したい設計者・管理者まで、幅広い層に最適な内容です。なお、事前申し込みが必要で、定員を満たしたら締め切りとなります。

セミナー名BIM導入・活用のための実践無料オンラインセミナー
日時2026年2月10日(火) 11:00~11:30
価格無料
開催場所Zoomウェビナー(オンライン)

製造業・建設業向けDX無料オンラインセミナー

製造業・建設業向けDX無料オンラインセミナーは、最新のDX動向から成功企業の事例、そしてDX化の土台となる人材育成戦略について学べる無料講習です。

講義はオンライン(Zoom)上で開催し、BIMで扱う3Dデータの利活用、AIやIoTを活用した改革事例、階層別DX人材の育成方法など幅広く網羅しています。BIM導入後の「次」を見据える企業・担当者に最適な、実践アプローチ方法が身につくカリキュラムです。

セミナー名製造業・建設業向けDX無料オンラインセミナー
日時2026年1月27日(火) 14:00~14:30
価格無料
開催場所Zoomウェビナー(オンライン)

国土交通省主催のBIM講習

国土交通省のBIM講習は、発注者である国土交通省の地方整備局などが中心となり開催されています。これは、建設業界全体のインフラDXを加速することが目的のため、多くは無料で参加できます。

直近では、四国地方整備局の「設計者向けBIM/CIM講習」があり、主な学習内容は、BIM/CIM概論、設計者によるBIM/CIM設計データの作成です。募集人数は先着100名程度で、各日程申込期限(9月30日~10月28日)があります。

開催期間
  • autodesk編:2025年10月20日(月)13:00~17:00
  • v-nasclair編:2025年11月13日(木)13:00~17:00
  • マネジメント編:2025年11月18日(火)13:00~17:00
受講形式 オンライン(Zoom)
対象者 調査、測量、設計業務従事者

Vectorworks BIM CAMP 2025 オンライン

Vectorworks BIM CAMP 2025 オンラインでは、BIMの講習を随時開催しています。直近では、2026年のBIM本格導入と「BIM図面確認申請」の開始を見据えた「BIM図面確認申請編」が開催予定です。

この講義のテーマは「BIM導入時の「落とし穴」を回避し、その価値や確認申請の仕組みの深い理解」で、その他、Vectorworks Architectを用いた具体的な図面審査ノウハウも解説します。

開催期間 2025年10月31日(金)13:30〜16:30
受講形式 オンライン(聴講型セミナー)
対象者 BIM未経験者、2D設計から脱却したい方

Vectorworksについては以下の記事で詳しく解説しています。画像付きで丁寧に解説していますので、興味がある方はぜひご一読ください。

Vectorworksとは?初心者でもわかる機能・使い方を徹底解説!

②有料のBIMの講習

続いて、有料で学ぶBIMの講習を6つお伝えします。

BIM・建築 3DCAD Revitセミナー講習

BIM・建築 3DCAD Revitセミナー講習

BIM・建築 3DCAD Revitセミナー講習は、BIM・建築3DCAD未経験者でも、短期間でRevitの応用操作を習得できる短期集中型セミナーです。

講義では、BIMの基本から2Dデータから3D平面図の作成、実務で必須のファミリ作成、そして実践的なBIMデータ連携・VR活用法までを網羅します。「即戦力となる技術者を急いで確保したい」そんな建設プロジェクトの管理者様にも最適なカリキュラムです。

セミナー名BIM・建築 3DCAD Revitセミナー講習
運営元GETT Proskill(ゲット プロスキル)
価格(税込)41,800円〜
開催期間2日間
受講形式対面(東京・名古屋・大阪)・ライブウェビナー・eラーニング

大塚商会のAutodesk Revitコース

大塚商会のAutodesk Revitコースは、23のコースから選べるAutodesk Revit特化型講習です。受講形式は、全国の会場、オンライン(テレワーク対応)、期間集中型の配信型があり、企業様向けカスタマイズ研修や導入・運用支援も行っています。

受講期間は半日から14日までと幅広いですが、半数以上は1日開催の講習です。以下の表は「オープンコース Revit 建築基本操作」の内容です。

開催期間 1日(9:30~16:30)
受講形式 会場
料金/1名 44,000円(税別)
対象者 Autodesk Revit初心者

GraphisoftのBIMマネージャープログラム

GraphisoftのBIMマネージャープログラムは、10週間のオンライン講習です。実務を想定し、BIMのスタンダードとベストプラクティスを学べます。

講義では、BIMオフィスマネジメント、実用的なArchicadテンプレート作成、BIMプロジェクトコーディネーションを体系的に習得。トレーナーとゲストスピーカーによる指導のもと、国際的なBIMマネージャー認定の取得を目指します。

開催期間 10週間
受講形式 オンライン
料金/1名
  • 一般 248,000円(税込272,800円)​
  • Forward / VIPservice会員 194,000円(税込213,400円)​
対象者 BIMマネージャー・BIMコーディネーターを目指す方、BIM推進担当者

WinスクールのRevit講座

WinスクールのRevit講座は、Revitの作図手法を基礎から学べる講習です。学習方法は会場とオンライン、ハイブリッドから選べ、どれも個人レッスンに対応しています。

当講習以外に、AutoCADとの組み合わせや、建築製図理論を加えた「総合コース」「BIMオペレーターコース」など、習熟度や目的に応じて選べる複数のセットコースを提供しています。

開催期間 3ヵ月(90分×20回:30時間)
受講形式 教室、オンライン、ハイブリッド
料金/1名 受講料:214,500円、入学金:19,800円、教材費:6,600円
対象者 BIM初心者、企業研修

フローワークスのBIM講習

フローワークスのBIM講習は、低コスト&実践スキル速習を叶える小規模事務所やBIM導入担当者向けの講習です。

講義は、実務直結の「テンプレート」を使用し、「建築基礎」「木造」「RC造」「S造」「確認申請」など、専門ニーズに応じた多様なコースから選べます。受講料が最大75%お得になる国のリスキリング助成金の対象講座です。

開催期間 2日
受講形式 要問合せ
料金/1名 396,000円
対象者 個人事業主、小規模事務所、企業のBIMご担当者様

グローバルBIMのBIMトレーニング

グローバルBIMのBIMトレーニングは、施工BIMに特化した実践的な講習です。

講習は、ステップ図作成などの基本操作を学ぶ「smartCON Planner 施工BIM講習」、Archicad使用を前提とした「BIM施工図講習」の2つから選択できます。この他、個別eラーニングやカスタマイズ研修も受け付けています。

開催期間 2日、3日
受講形式 会場(オンサイト教育の場合、別途交通費・宿泊費要)
料金/1名 smartCON Planner 施工BIM講習:165,000円、BIM施工図講習:330,000円
対象者 施工BIM技術取得を目指す企業様

BIMの講習を選ぶ3つのポイント

BIMの講習を選ぶ3つのポイント

高額な投資であるBIM導入を成功させるには、時間とコストの浪費を防ぐことが最重要です。そのためにも、自社の現状と目的に完全に合致した研修を選ぶことを心がけましょう。ここでは、BIM講習選びの3つのポイントをご紹介します。

  1. 自社の業務領域に対応したBIMソフトか
  2. 希望の学習形式か
  3. 現状のスキルにマッチしているか

①自社の業務領域に対応したBIMソフトか

まず、講習で扱うBIMソフトが、自社の主要な業務領域や将来の導入計画と一致しているかを確認しましょう。例えば、

  • RevitやArchiCAD→意匠設計や建築業務に広く対応
  • Rebro→設備設計に特化

のように、BIMソフトごとに対応業務が異なります。事前に使用ソフト確認し、自社が導入を検討している、または現在使用しているソフトを扱っている講習を選ぶことを心がけましょう。

②希望の学習形式か

学習効率を最大化するために、自社の現在の状況や目的、従業員に適した学習形式を選びましょう。希望に合った形式で学ぶことは、多忙な建設業界において重要なポイントです。

BIM講習は、主に以下のような形式で提供しています。

  • オンライン型(ライブ配信):リアルタイムで開講
  • オンライン型(eラーニング):オンデマンド動画を視聴
  • 対面型:指定会場、オンサイト(出張型)開講

あわせて、短時間集中型、長期継続型かもチェックし、無理なく参加できる時間であるかも見極めましょう。

③現状のスキルにマッチしているか

BIMの講習を選ぶ際、受講対象者と習得目標が自分の状況に合致しているか確認してください。受講効果を最大限高めるためにも、スキルレベルに合わせて選ぶことが重要です。例えば、

  • 初心者:BIMの基礎知識を網羅した講習
  • 中級者/管理者:BIMを導入後のデータ利活用、専門講習

など、スキルによって選ぶべき講習も変化します。

まずは、講習のカリキュラム詳細をよく読み、目的が達成できる内容かをしっかりチェックしましょう。

迷ったときは、無料で手軽に参加できるからBIM導入・活用のための実践無料オンラインセミナーからスタートするのもおすすめです。事前に申請すれば、個人や企業を問わず誰でも無料でBIMの最新情報に基づいた実践スキルを学べます。

BIMの講習についてまとめ

BIM講習は無料の講習・有料のコースと多彩な選択肢があります。講習内容もBIM全般を広く学べるもの、BIMソフト操作に特化したもの、また2026年に本格的に導入される「BIM図面確認申請」に対応したものなど実に多様です。

まずは目的を明確にし、適した講習を選んでください、場当たり的に安易なものを選ぶと「時間とコストを無駄にしただけだった」ということになりかねないため、しっかりと比較検討することが重要です。

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