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【2026】Autodesk docsの価格とは?主な機能やコストパフォーマンスを紹介します

設計や建設、製造の現場では、図面や書類、モデルデータを安全かつ効率的に管理できるかどうかが、業務全体の生産性を大きく左右します。その中で近年注目されているのが、Autodeskが提供するクラウド型ドキュメント管理サービス「Autodesk Docs」です。特に「価格はいくらなのか」「その価格に見合う価値があるのか」といった点は、導入を検討するうえで多くの方が気になるポイントでしょう。

本記事では、Autodesk Docsの価格を中心に、契約するメリットや主な機能、コストパフォーマンス、他サービスとの比較まで、分かりやすく解説します。

Autodesk Docsの価格はいくら?

Autodesk Docsの価格はいくら?

Autodesk Docsの価格は、1ユーザーあたり年間86,900円(税込)からとなっています。これは1年間ライセンスの目安価格であり、ユーザー単位で契約する形が基本です。実際に紹介されている販売ページでも「Autodesk Docs 1年間ライセンス 86,900円~(税込)/ユーザー」と明記されており、これが導入検討時の基準価格になります。

この価格には、クラウド上でのドキュメント管理機能や、図面・PDFの閲覧、バージョン管理、コメント機能など、Autodesk Docsの基本的な機能が含まれています。月額換算すると1ユーザーあたりおおよそ7,000円台となるため、業務用のクラウドサービスとしては現実的な水準と言えるでしょう。

なお、実際の契約金額は利用人数や契約形態、他のAutodesk Construction Cloud製品との組み合わせによって変わる場合があります。そのため、正確な金額を把握するためには、事前に見積もりを取得することが推奨されています。

Autodesk Docsを契約するメリット

Autodesk Docsを契約するメリットは、単にクラウド上にファイルを保存できる点にとどまりません。価格に見合った価値を感じやすい理由は、業務全体の効率化とミス削減に直結する点にあります。

最新データを常に共有できる

Autodesk Docsでは、図面や書類のバージョン管理が自動で行われます。誰がいつ更新したのかが明確になり、常に最新版を参照できるため、古い図面を使ってしまうといったトラブルを防ぎやすくなります。これは、設計変更が頻繁に発生するプロジェクトにおいて、大きな安心材料となります。

関係者間の情報共有がスムーズになる

クラウド上でデータを一元管理できるため、社内だけでなく、協力会社や発注者とも同じ情報を共有できます。専用ソフトを持っていない相手でも、ブラウザ上で図面やPDFを確認できる点は、コミュニケーションの効率化につながります。

セキュリティと編集権限を管理できる

Autodesk Docsでは、ユーザーごとに閲覧や編集の権限を細かく設定できます。これにより、必要な人だけが必要な情報にアクセスできる環境を構築でき、情報漏えいのリスクを抑えられます。業務用ツールとして安心して使える点も、大きなメリットです。

Autodesk Docsの主な内容

Autodesk Docsの主な内容

Autodesk Docsは、単なるクラウドストレージではなく、設計・建設・製造といったプロジェクト型業務における「情報の正本」を管理するためのサービスです。図面や書類を保存するだけでなく、関係者全員が同じ情報を基準に業務を進められる環境を提供する点が大きな特徴です。

図面・ドキュメントの一元管理

Autodesk Docsでは、CAD図面、BIMモデル、PDF、画像、各種帳票など、プロジェクトに関わるあらゆるデータをクラウド上で一元管理できます。フォルダ構成をプロジェクト単位で整理できるため、データが個人のパソコンやメール、社内サーバーに分散することを防げます。

設計変更が多いプロジェクトでも、どのデータが正式な最新版なのかを明確にできるため、情報の混乱を抑えられます。この「正しい情報が一か所に集約されている状態」を作れる点は、Autodesk Docsの中核となる価値です。

バージョン管理と履歴の可視化

Autodesk Docsでは、ファイルを更新するたびに履歴が自動で保存されます。誰が、いつ、どのような変更を行ったのかを後から確認できるため、設計変更の経緯を追いやすくなります。

万が一、誤った修正が行われた場合でも、過去のバージョンに戻すことができるため、業務上のリスクを最小限に抑えられます。図面の差し替えミスや、古いデータを使ってしまうといったトラブルを防ぐ仕組みとして、非常に重要な機能です。

ブラウザ上での図面閲覧・レビュー

Autodesk Docsは、専用ソフトをインストールしなくても、Webブラウザ上で図面やPDFを確認できます。拡大・縮小はもちろん、コメントやマークアップを書き込むことも可能です。

これにより、CADソフトを持っていない発注者や協力会社とも、同じ画面を見ながら確認や指摘を行えます。印刷して赤入れをし、再度スキャンして共有するといった手間が不要になり、確認作業のスピードが大きく向上します。

権限管理による安全な情報共有

Autodesk Docsでは、ユーザーごとに閲覧・編集・アップロードなどの権限を細かく設定できます。社内メンバーには編集権限を与え、外部の協力会社には閲覧のみ許可するといった運用も可能です。

この仕組みにより、情報の改ざんや誤操作を防ぎつつ、必要な相手に必要な情報だけを共有できます。プロジェクト規模が大きく、関係者が多いほど、この権限管理の重要性は高まります。

Autodesk製品との高い親和性

Autodesk Docsは、RevitやAutoCADなどのAutodesk製品と連携して使うことを前提に設計されています。設計データをそのままDocs上で共有・確認できるため、作業の流れが分断されにくい点が特徴です。

すでにAutodesk製品を導入している企業にとっては、追加の学習コストを抑えながら、情報管理の仕組みを強化できる点が大きなメリットとなります。

Autodesk Docsの価格のコストパフォーマンス

Autodesk Docsの価格である年間86,900円(税込)という金額をどう捉えるかは、導入目的によって変わります。ただし、設計や施工管理における情報共有の手間やミスによる手戻りを考えると、コストパフォーマンスは決して悪くありません

たとえば、図面の差し替え漏れや情報共有の遅れによって発生する修正作業は、時間だけでなく人件費にも影響します。Autodesk Docsを導入することで、こうしたトラブルを減らせれば、結果的にコスト削減につながるケースも多いでしょう。

また、月額換算で考えると1ユーザーあたり数千円程度で、業務の効率化と品質向上を同時に実現できる点は、十分に価格に見合った価値があると言えます。

Autodesk Docsの価格を他ソフト、サービスと比較

クラウドサービスの価格を比較する際は、最安プランではなく最大容量・実務で上限を気にせず使えるプラン同士で比較することが重要です。ここでは、法人利用でよく選ばれるサービスを「最大容量前提」で比較します。

サービス名 最大容量プランの容量 価格(1ユーザーあたり) 主な用途・特徴
Autodesk Docs 容量無制限 年額86,900円(税込) CAD・BIM前提のドキュメント管理。図面レビュー、履歴管理、マークアップ、設計・施工向け
Catenda Hub 実質無制限 年額約60,000〜90,000円前後 IFC中心のBIMコラボレーション。オープンBIM重視、国際案件向け
StreamBIM 実質無制限 年額約50,000〜80,000円前後 BIMモデル共有・レビュー特化。軽量ビューア、施工前検討向き
Box(法人向け上位プラン) 実質無制限 年額約36,000円 汎用ドキュメント管理。高いセキュリティと権限管理が強み
Google Drive(Business Plus / Enterprise) 5TB〜実質無制限 年額約30,000〜36,000円 文書共同編集に強い。CAD・BIM用途は想定外
一般的な法人向けクラウドストレージ 数TB〜無制限 年額約24,000〜48,000円 保存・共有が中心。業務特化機能は限定的

最大容量で比較したときの考え方

最大容量プランで見ると、純粋な金額だけではAutodesk Docsが最も高額に見えます。
しかし、ここで重要なのは価格だけではなく、どの業務を前提に設計されているかです。

BoxやGoogle Driveは、最大容量プランにすると保存量の制限はほぼ気にせず使えますが、用途はあくまで汎用的なファイル管理です。
AutoCADやRevitのデータを保存すること自体は可能ですが、BIM/CADデータのプレビュー表示はできませんし、設計変更の履歴管理や図面レビューを業務フローとして完結させる設計にはなっていません。

一方、Autodesk Docsは容量無制限であることに加え、最初からCAD・BIMデータの運用を前提に設計されています。
図面の差し替え履歴、ブラウザ上でのレビュー、マークアップ、関係者間での正本管理など、設計・施工現場で発生する課題に直接対応できる点が大きな違いです。

Catenda HubやStreamBIMは、BIMコラボレーションに特化したサービスです。
IFCデータを中心としたモデル共有や、関係者間のレビューに強みがあり、オープンBIMを前提とする国際案件やBIM活用初期フェーズでは有効な選択肢になります。

ただし、これらのサービスは
・Autodesk製品との標準的な連携
・図面管理とBIM管理を一元化したいケース
・AutoCADとRevitを併用する国内案件

といった場面では、運用が分かれやすい点に注意が必要です。

価格と内容を踏まえた位置づけ

Autodesk Docsの価格である年間86,900円(税込)/ユーザーは、

  • 設計・建設業務に特化したツール
  • 容量が無制限で使いやすい
  • 汎用クラウドストレージよりは高い

という位置づけになります。

単なるファイル保存だけであれば、他の安価なサービスで十分な場合もあります。
しかし、図面やBIMモデルを中心にプロジェクトを進める企業にとっては、業務効率化・ミス削減まで含めたコストパフォーマンスで考える必要があります。
また、企業で利用しているとどうしても容量のアップグレードに追われてしまうことがあるので、最初から容量無制限のAutodesk Docsを選択するのであれば定額なので悩まされることはありません。

Autodesk Docsの価格についてまとめ

Autodesk Docsの価格は、1ユーザーあたり年間86,900円(税込)からと明確に設定されており、業務用クラウドサービスとしては分かりやすい体系になっています。価格だけを比較すれば高く感じる場合もありますが、導入する目的である情報共有の効率化やミス削減、業務全体の生産性向上を考慮すると、十分に納得できる水準と言えるでしょう。

特に、Autodesk製品を既に利用している企業や、図面・書類管理に課題を感じている現場では、その効果を実感しやすいはずです。Autodesk Docsの価格を正しく理解したうえで、自社の業務にどれだけの価値をもたらすかを考え、導入を検討してみてはいかがでしょうか。

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