『ビニール傘を3本以上持っている人いますか?』
あ、はい私です。
知ってました?ビニール傘を複数本持っていたり、雨の予報なのに傘を持って出かけないという人は計画性がなく適当なところがあるらしいですよ。
あったっているので何もいえませんがそうらしいです。
3DCADで作る傘モチーフ(アンブレラマーカー)

これから本格的な梅雨に入っていきますが皆さんはどのような傘を使っていますか?
折りたたみですか?おしゃれなデザイン傘?それともビニール傘でしょうか?
じつは日本の年間洋傘の年間消費量は1億3,000万本そのうち8,000万本がビニール傘なんです!
すんごい数ですね!(そのうちの1000本くらいは私が買ってます)
ビニール傘と言えばコンビニや百均で売られていて急な雨の時なんか本当に助かるのですが、その手軽さゆえいつの間にかビニール傘ばかり持ち歩いている・・・という方も多いのではないでしょうか?
外出先の傘立てがビニール傘だらけで自分のがどれかわからなくなることありませんか?
サイズや色が違えばまだ分かりますが白だとほとんどわからなかったりします。
そこで今回はAutodesk Fusionと3Dプリンターを使い自分の傘が一目でわかるようなアンブレラマーカーを作ってみたいと思います!
モチーフは僕の大好きなカエルにしました。

ちょうどいいことにガチャガチャで入手したカエルのフィギュアがあったのでこれを参考にしたいと思いましたが3分で諦めました…。
3DCADの前のスケッチ
そんなわけでとりあえずカエルっぽいものをいっぱい描きました。

(ふぁんしー)

キタコレ!
この絵をもとにアンブレラマーカーを作っていきたいと思います、どんなふうになるかはこの時点ではわかっていません。(計画性の無さ1)
Autodesk Fusionで3DCADモデリングする
さっそくAutodesk Fusionでモデリングしていきましょう。
スマホで写真を撮った画像をFusionに取り込みます。
読み込んだ画像の大きさを調整します。(今回カエルの幅は50mmくらいにします)

ここからはフォームのクワッドボールを使っていきます。まずは頭・目をモデリングしていきます。

今回はあえて対照にぜずイラストの雰囲気を残しました。

頭と目ができたらフォームから抜けて3つのボディを結合し、つなぎ目にフィレットを入れておきます。

次に目・鼻・口をスケッチしていきます。

スケッチしたラインをサーフェスに投影しパイプコマンドで彫り込んでいきます。

鼻のところはボディを分割してオフセットとフィレットで整えます。

だんだん形になってきました!

色をつけて3DCADの仕上げをする

今回傘の持ち手のところにつけるのでノギスで持ち手の外径を計測します。
17mm~20mmのテーパーがかかっていましたので重なるところを20mmの円で切り取ります。

カエルのセンターに持ち手の断面のスケッチ、側面に持ち手の中心線、末端部にも断面のスケッチを描いておきます。


ロフトと押し出しを使って傘の持ちてをモデリングしてます。


今回はカエルの取り付けは髪留めゴムを通して固定することにしましたのでゴムの通り穴を作成します。

先ほどのスケッチに楕円をスケッチしパイプコマンドで穴を開けておきます。

エッジにはフィレットを入れておきます。

モデリング完了! キモカワー!
STLデータの書き出し
STLデータを書き出してスライサーソフトに読み込みます。

ちなみに書き出すときのファイル名を「ケロリーヌ」にしましたので以下ケロリーヌとします。
作品を3Dプリンターで出力
それではこのケロリーヌを3Dプリンターで出力し製品にして行きたいと思います。

まずプリントする向きを調整してサポートの設定をします。

3Dプリンター出力設定が終わったら3Dプリントをしていきます。

ケロリーヌ誕生まであと1時間!

こんな感じでケロリーヌの3Dプリントが終わりました!
3Dプリント後の仕上げ作業

サポート剤をペンチで外して行きます。
塗装の時の持ち手がないのでヒートンを刺して持ち右手を作りました…。(計画性の無さ2)
ヤスリがけが終わったら下地を吹いておきます。

Autodesk Fusionでイメージした色に塗装してみます。(すみません夢中になって塗装工程の写真を撮り忘れました)
まずは下地を吹きけた後に黄緑色をエアブラシで吹き付けます。

目とかはアクリル絵具を筆塗りしました…。

仕上げにクリアーを吹いておきます。


あとはゴムを通して留め具を通して結んでおきます。


紐を結んで器具を取り付けます。
これで傘のモチーフ、通称ケロリーヌは完成です!
傘モチーフの完成
それでは実際に傘に取り付けてみます!

こんな感じで傘の手持ちの部分に結び付けられます。

ほら!これでビニール傘が遠くにあってもバッチリわかっちゃう!
これならコンビニでゴチャってなっていても一眼で自分の傘がみつけられますね!


傘をさしている時も目立ちます!
いかがでしたでしょうか?
今回は簡単なイラストから3DCADのAutodesk Fusionと3Dプリンターを使ってアンブレラマーカーを作成してみました。

終始私の計画性のなさが随所に光る内容になりましたが最後は帳尻を合わせるという離れ技もご覧頂けたと思い自分でもよくやったなーと思います。
それでは皆様、これからの季節体調に充分気をつけてお過ごしくださいね!
斉藤でした。