こんにちは!
10月31日はハロウィーンですね!日本でもハロウィーンの文化がかなり定着してきたように思います。
fusion 360でも豪華賞品がもらえる「ハロウィンCGコンテスト」を絶賛開催中です!是非ご参加ください。
今回はそんなハロウィーンに向けて、レーザーカッターを使用してかわいいキャラクターのチャームを作ってみました。
飾り付けやキーホルダーなんかに使えるかもしれません。
完成までの制作過程を実用例をご紹介します!DLファイルもご用意しましたので、よかったら作ってみてください。
まずはデザインを決める
まずは作りたいキャラクターのイメージ画をスケッチします。
チラシの裏に30秒くらいで描いたものです。
ハロウィーンなのでおばけを元にした猫とうさぎのデザインにしました。
デザインを元にAIデータの作成
先ほどの下絵をPCに取り込みIllustratorでトレースしました。
目は透明のカラーアクリルをはめ込む予定なので、目のパーツだけ複製して別の曲線データを作成しておきます。
レーザーカッターではpdfデータを使用するので、線画はpdf形式で書き出します。
体のパーツは似ているので使いまわしています。
体のパーツになる白いアクリル版と、目のパーツになる透明のカラーアクリル板を並べて一度にレーザーで切り出す場合は同じファイルでも大丈夫です。
二回に分ける場合は目のパーツのみ別のファイルで作成してください。
目のパーツは切り出す際に素材の焼け方によって大きさが変わるので、適時微調整してみると最後に目を綺麗にはめることができます!
レーザーカッターで切り出し
今回は5mmほどの厚さのアクリル板で切り出します。
レーザーカッターの種類はユニバーサルレーザーシステムズ VLS2.30を使用しました。
※参考動画
usbに線画データを保存し、レーザーカッターの専用ソフトで読み込み微調整を加えます。
レーザーカッターの開始位置の調整や、切り出す材質などはここで設定を行います。
切り出してみた!
硬いアクリル板も綺麗に切り出すことができました。
切り出した後のものがこちらです。
曲線も細かい歯の箇所も問題なく切れています!大体10分もかからないくらいで切り出すことができました。
目のパーツは若干大きめで切り出したほうが綺麗にはまるようです。
目の箇所がわかりづらいのでアップの画像をもう1枚ご用意しました。
少し黒い箇所があるのがお分かりになるかと思いますが、こちらはレーザーカッターで焼き切った際についた焦げです…!
今回はそのまま切ってしまったので焦げがついてしまったのですが、アクリル板などを切り出す際は保護シートや表面についている紙を剥がさずに切るとアクリル板が焦げずに済むようです!
というわけで塗ってみる
これで完成でも良いのですが、少し焦げがついてしまったので今回は塗装にも挑戦してみようと思います。
使用したスプレーがこちら。
光沢控えめのマットな仕上がりで、素材自体が金属でできているかのような仕上がりになるスプレーです。
まずは表面を綺麗に拭き取り、こちらを丁寧に塗布します。
塗布すると結構雰囲気が変わりますね。
白のままでも良いですが、色付けしたい方はお好みのカラーで塗ってしまうのも良いかもしれません。
メタリックになることでプレート感がでたように思います。是非色々な素材で試してみてください。
使い道は…?
アクリル素材なので、キーホルダーやパーティーの飾り付け、エンブレムなど色々なことに使えそうです。
今回はmacのりんごマークの上に貼り付けてみました。
質感がマッチしているので違和感がありませんね!
おそらくハロウィンが終わっても使えるデザインなので、好きなように使ってみてください。
線画データのDLはこちらから。